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第五章 とうとう?カウントダウンか?
160 やや☆
しおりを挟むあれから、警戒してもしても上級生らしき生徒に絡まれたりした。
よくわからないけど、一度はトイレに引っ張り込まれたりもした。
まあ、ルイくんが助けてくれるんだけど。
何故か、逆えず一人になってしまう隙を突かれたりする。
これは……ゲームの強制なのか?
まあ、警戒しつつも元々のハノエルの普段という感じでもある。
だが。
「いた……。」
目にゴミがはいったので、ルーイくんとトイレに向かう。
トイレが必要か?
もちろん、必要だよ。
前にも言ったかな?トイレにいちいち魔法を使ってられないレベルの人もいるんだよ。
まあ、基本は使えるから。
どちらかというと、手を洗うとか?まあ、それもクリーンで済むんだけど……。
主に使われるのは鏡とか?
明らかな泥汚れとかね。
もちろん、トイレとして使う人もいるよ。
まあ、俺は使わないけど。
なぜって?
決まってる……。
「ったっ!」
いきなり腕を掴まれて、壁にドンされた。
「…可愛いねえ、ハノエルだっけ?お兄さんたちといいことしようぜー?」
「ハル様を離してください!」
「はあ?従者風情がなに言ってやがるっ!」
こうゆうことがあるからねえ。
できたら来たくないんだけど……よくわからないんだよ!
トイレじゃない何かで、来ちゃうのっ!
今だって目に入ったゴミを水で……魔法でやればいいじゃない?
なのに、そこに考えがいかないんだよ!
なんで?
「うわっ、いい匂い。」
「はなして!」
「ハル様をはなっ……。」
「ルイ!」
「こいつも可愛いじゃん。」
「だなあ?」
ルイくんが護身用の剣を抜く前に(俺の護衛だからもってるんだよー)後ろから殴られて、さらに布を嗅がされてる。
ルイくんが遅れを取るほどのやつに見えないのに!
なんでさ。
「る、ん、んー!」
「ちょーっと大人しくね?」
口を塞がれてそのまま連れて行かれた。
なんで?誰もいないんだよっ!
すぐに空き教室なのか?それとも空き倉庫なのか?わからない部屋に連れ込まれる。
「なあなあ、お前って第二種なんだろ?で、あのむかつく男の婚約者だってな?」
「んー、んん、んー。」
口に布を押し込まれて声が出せない。なんで?知ってる?いや、貴族ならしっているか。
ならっ!
え?
魔法が発動しない?
「これなーんだ?」
五人の男の中の一人がプラプラとキーホルダーのような物を見せる。
なに?
知らない。
ルイくんが側で裸にされていく。
助けなきゃっ!
「んーーーー!ん!」
「これは、魔法阻害の魔石だよ。」
魔法阻害?
そんなアイテムしらん。
なんなんだよ!それは。
「従者ばっかり、きにしてるけどさ?俺らの本名はお前だぜ?」
「なあ、目隠ししろっていわれたんじゃね?」
「ああ、そうだっけ?」
「そうそう『側で見たいから』とか、変態だよなあ?」
「だな?まあ、俺らは金が入るし、こんな可愛いやつ犯せるし、いいとこ取り?」
「カメラも準備できたぜ。」
「なあ、こいつって、孕んでるんだろう?」
「らしいぜ?」
「なら、暴れたら思いっきり蹴っていい?」
「壊さねーならいいぞ。これから沢山奉仕してもらうんだからよ?」
「学園生活が楽しみだよなあ。」
魔法が使えないハノエルなんて……超ピンチだよ。
でも、なんで妊娠してることを知ってるの?
貴族には流れていないはずなのに。
誰かが漏らした?
妊娠を知られている俺はパニクった。
そして、無情にも目隠しがされる。
赤ちゃんが!
でも暴れても、ガタイのいい上級生に抑えられたら動けない。
嫌だ……。
こんな奴らに!
「用意できたか?」
「ああ。」
「じゃあ、始めてよ。あっちは、ボロボロにしてね?」
「こっちは?」
「もちろん、心が折れるほどの凌辱にきまってるじゃん。あ~、ゾクゾクする♡」
この声知っている気がする。
でも、変えてるのか?
魔法で変えてる?
でも魔法阻害が……。
「魔法阻害は君と従者限定なの。すごいでしょう?
さあ、イッツ!ショータイムだよ?ハノエル・アドレイド。
エロムービー撮ってあげるから、乱れてね?
あ、でも、赤ちゃんいるんだっけ?」
「んーーー!んー!」
「うるさいよ?」
がふっ。
いきなりお腹を踏まれた。
いや、やめて!
グリグリと力がかかってくる。
やだ、赤ちゃんが。
「じゃあ、いこうか?コレ飲んでね?」
口から布を抜かれて、声をあげる前に口に何かを入れられた。
そして、周りを気持ちの悪い魔力に包まれた。
「ふふ、それねー。娼館御用達のお薬。良かったね?媚薬と堕胎が一緒になったお薬。淫乱に赤ちゃんもおりちゃう。
そしたら君は僕のものだよ。」
いや、誰か、誰が助けてー!
「すぐに効いてくるよ?」
その言葉を聞いたあとは、身体が熱くなって覚えていない……………。
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