6 / 10
4)認識改めますわ
しおりを挟む
わたくし、安藤りぜ5歳。
この世界に生まれつき、前世を取り戻してからはや2年。
幼子の気持ちにも引っ張られつつ、ようやく記憶が融合というのかしら、落ち着きました。
まず、そもそもの認識が間違ってましたの。
いま、わたくしがいる世界は前世とは全くの別の世界であるということに気がつきました。
遅すぎる?
それは幼児ですもの、仕方ありませんわ。
それに前世では市井に行くことも余りなく……というか、王太子妃教育でそんな暇はありませんでした。
シャルル殿下の婚約者に決まった7歳から、毎日毎日王城で朝から晩までギッチリと教育がなされて。
さらには学園に通う歳からは、家→学園→王城→家……その上成績は常に上位……(学園首席)を強要され、寝る間も惜しみ勉強してましたわ。
王城での教育には、学園の勉強は入っていないので課題も全て家に帰ってからでしたわ。
なので基本学園にいる時は、図書館でずっと勉強してましたのよ?
……少し横道にそれてしまいましたわね。
まあですので、市井には全く行けませんでしたので、生活にはうとかったのです。
もちろん経済の面では把握はしておりましたわ。月の賃金や生活水準など……ですが全て机上の数字のみ。
ゆえに、今の生活を比べる事から全て間違いでしたのだけれど。
それでですわね、この世界が全く違う世界ということでしたわね。
それに気がついたのは、この町にある図書館に初めて連れて行って頂いたのです、
本屋……新しい本がたくさんあって夢のようでした……に行った時に、本が欲しくて仕方なく……もちろん本がものすごく高価で1冊でも平民にはキツいことも存じ上げてはいましたが……ですが、幼児の意識に引っ張られるわたくしはついつい駄々をこねてしまつたのです。
1冊だけ買って頂けると言うことで、国語辞典という言葉の意味がたくさん書いてある本を買って頂きました。
それを選んだ時のお母様の顔は少しひきつっておられましたけれども……何故なんでしょう。
その本を隅から隅まで読破し……(わたくし基本は1、2度読めばほとんど記憶できますの……記憶出来ないとやっていられませんでしたわ)それを見たお母様が、本がそんなに読みたいならと……図書館に連れていってくださったのです。
そこはさらに素晴らしい世界でした。
そこで歴史などを読み漁り……別の世界だという結論にいたったのですわ。
魔術なるものはあるものの空想の世界らしく、魔法は物語の中のはなしでした。
けれども、前世からのスキルは未だ健在で自分に流れる魔力も世界を満たすマナもわたくしはみえますし感じることができるのです。
この世界は魔法を使うことなく、魔法の世界より便利に生活していることに驚きましたわ。
この世界の魔道具はすべて科学の道具……なんだとか。
つまり、魔法はなく、魔力の無いものも手軽にかつ、安価で手に入る科学の道具が発達した世界。
地球という名の星のアジアにある日本という国。
それが安藤りぜの生まれた世界でしたの。
色々……この2年でありすぎましたもの……ね。
この世界に生まれつき、前世を取り戻してからはや2年。
幼子の気持ちにも引っ張られつつ、ようやく記憶が融合というのかしら、落ち着きました。
まず、そもそもの認識が間違ってましたの。
いま、わたくしがいる世界は前世とは全くの別の世界であるということに気がつきました。
遅すぎる?
それは幼児ですもの、仕方ありませんわ。
それに前世では市井に行くことも余りなく……というか、王太子妃教育でそんな暇はありませんでした。
シャルル殿下の婚約者に決まった7歳から、毎日毎日王城で朝から晩までギッチリと教育がなされて。
さらには学園に通う歳からは、家→学園→王城→家……その上成績は常に上位……(学園首席)を強要され、寝る間も惜しみ勉強してましたわ。
王城での教育には、学園の勉強は入っていないので課題も全て家に帰ってからでしたわ。
なので基本学園にいる時は、図書館でずっと勉強してましたのよ?
……少し横道にそれてしまいましたわね。
まあですので、市井には全く行けませんでしたので、生活にはうとかったのです。
もちろん経済の面では把握はしておりましたわ。月の賃金や生活水準など……ですが全て机上の数字のみ。
ゆえに、今の生活を比べる事から全て間違いでしたのだけれど。
それでですわね、この世界が全く違う世界ということでしたわね。
それに気がついたのは、この町にある図書館に初めて連れて行って頂いたのです、
本屋……新しい本がたくさんあって夢のようでした……に行った時に、本が欲しくて仕方なく……もちろん本がものすごく高価で1冊でも平民にはキツいことも存じ上げてはいましたが……ですが、幼児の意識に引っ張られるわたくしはついつい駄々をこねてしまつたのです。
1冊だけ買って頂けると言うことで、国語辞典という言葉の意味がたくさん書いてある本を買って頂きました。
それを選んだ時のお母様の顔は少しひきつっておられましたけれども……何故なんでしょう。
その本を隅から隅まで読破し……(わたくし基本は1、2度読めばほとんど記憶できますの……記憶出来ないとやっていられませんでしたわ)それを見たお母様が、本がそんなに読みたいならと……図書館に連れていってくださったのです。
そこはさらに素晴らしい世界でした。
そこで歴史などを読み漁り……別の世界だという結論にいたったのですわ。
魔術なるものはあるものの空想の世界らしく、魔法は物語の中のはなしでした。
けれども、前世からのスキルは未だ健在で自分に流れる魔力も世界を満たすマナもわたくしはみえますし感じることができるのです。
この世界は魔法を使うことなく、魔法の世界より便利に生活していることに驚きましたわ。
この世界の魔道具はすべて科学の道具……なんだとか。
つまり、魔法はなく、魔力の無いものも手軽にかつ、安価で手に入る科学の道具が発達した世界。
地球という名の星のアジアにある日本という国。
それが安藤りぜの生まれた世界でしたの。
色々……この2年でありすぎましたもの……ね。
2
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
過労死して転生したので絶対に働かないと決めたのに、何をしても才能がバレる件
やんやんつけバー
ファンタジー
過労死して異世界転生。今度こそ絶対に働かないと決めたのに、何をやっても才能がバレてしまう——。農村で静かに暮らすはずが、魔力、農業、医療……気づけば誰も放っておかない。チートで穏やか系の異世界スローライフ。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
十六歳の妹の誕生日、私はこの世を去る。
あいみ
恋愛
碌に手入れもされていない赤毛の伯爵令嬢、スカーレット。
宝石のように澄んだ青い髪をした伯爵令嬢、ルビア。
対極のような二人は姉妹。母親の違う。
お世辞にも美しいと言えない前妻の子供であるスカーレットは誰からも愛されない。
そばかすだらけで、笑顔が苦手な醜い姉。
天使のように愛らしく、誰からも好かれる可愛い妹。
生まれつき体の弱いルビアは長くは生きられないと宣告されていた。
両親の必死に看病や、“婚約者の献身的なサポート”のおかげで、日常生活が送れるようになるまで回復した。
だが……。運命とは残酷である。
ルビアの元に死神から知らせが届く。
十六歳の誕生日、ルビアの魂は天に還る、と。
美しい愛しているルビア。
失いたくない。殺されてなるものか。
それぞれのルビアを大切に思う想いが、一つの選択をさせた。
生まれてくる価値のなかった、醜いスカーレットを代わりに殺そう、と。
これは彼女が死ぬ前と死んだ後の、少しの物語。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
公爵夫人は命がけ!
保谷なのめ
ファンタジー
そこそこの家柄に生まれた平凡な貴族令嬢リディア。
そこへ突然、両親が持ってきた縁談相手は「冷酷無比」「人を喰らう」などと恐れられる、〝帝国の剣〟公爵キースだった。
領地へ嫁いだその翌朝。リディアは突如として思い出す——ここは自分が前世で書いた恋愛小説の世界。そして、リディアは本来のヒロインの相手役であるキースの〝死別した元妻〟キャラだったのだ!
このままだと『物語』が開始する2年後までに死んでしまう!その運命を変えるため、リディアは作者としての知識と、彼女自身の生きる意志を武器に抗い始める。
冷酷と噂の夫との距離も、少しずつ近づいて――?
死ぬ運命の〝元妻〟令嬢が、物語をぶっ壊して生き残る!運命改変ファンタジー!
小説家になろう、カクヨムでも更新中です。https://ncode.syosetu.com/n1631ku/
1日1話、毎日更新です!
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる