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第3章
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王城から馬車に乗り、宿に寄ってから屋敷に着くまで30分ほどだった。
「リック様、屋敷に到着致しました」
御者をしてくれていた執事の人が馬車を止めて扉を開けてくれる。
「おぉー!お父さんの屋敷でかいね!」
「まぁな。王都に屋敷を持ってる貴族の中では3番目の大きさだったはずだぞ!1番はデルガ公爵だけどな。とりあえず中に入ろうか。おい、エリック達を執務室に案内してくれ」
「かしこまりました。では行きましょう」
俺達は執事の後に付いて行き、執務室に入った。
「こちらでお待ちください。今紅茶をお淹いれします」
案内された執務室のソファに座る。横長のテーブルを囲むようにソファが置いてあり、俺の隣にはルルとユイが座り、左右の一人用のソファには左にマリ、右に黒龍が座った。
すぐに執事の人が紅茶を淹れてくれた。
「ずずずぅ......美味しい。これ美味しいですね!」
「ありがとうございます。これはリック様のお気に入りの紅茶です」
10分ほどしてリックが入ってきた。
さっきのような正装ではなく家で着る少しラフな服装だ。
「待たせて悪いな。で、何から聞こうかな?」
「うーん...まずは3人のことからでいい?」
「ま、それが一番気になってたんだがな。.........な!?」
「ど、どうしたのお父さん!?」
「いや、エリックの隣にいる子を鑑定したんだが......」
お父さん自身かなりの魔法の使い手でもちろん鑑定も持っている。それも普通の鑑定ではなく上位互換の超鑑定。
これは隠蔽スキルで隠していても見破るスキルで、達人スキルのひとつだ。
「お父さん、ユイのこと見た?」
「あぁ、まさかあのエルフの国の王女だったとはな。あの時、第1、第2王女だけいなかったと噂が流れていたんだが...」
「あの、ユイのいた国のこと、知ってるの?」
「知ってるよ。5年前だったかな?ネガル帝国に滅ぼされた国のひとつにエルフの国があったんだ。あの時は1年で4つの国が攻め滅ぼされたんだ。そりゃ王国内でも騒がれたもんだ。王国より西側にある国の王がこの国に集まって臨時会議をするくらいにな」
「そ、そうなんだ。あのぉ、ユイは、エリックと一緒にいて、いいよね?」
「もちろんだ。この国では種族差別はほとんどないから安心しなさい。エリックの友達なら俺も大歓迎だ」
「ん、ありがと」
少し微笑みながらリックに言う。
「えっと、次はこっちの銀髪の女の子かな?」
「えーっと、マリはマリです!ご主人様に召喚されました!」
「し、召喚!?エリック!説明しろ!」
「そのー、教会で精霊召喚したらマリが出てきたんだよ!」
「でもマリちゃんは人の姿をしてるけど?」
「ま、マリはぁ、その......」
マリは怒られてることにしょぼんとしている。
「早く答え......ろ......」
恐らく超鑑定を使ったんだろう。マリは精霊神だから、普通の人が見たらそりゃぁ言葉が詰まるだろう。
「せ、精霊神様!?」
「え?様?」
「そうだよ。精霊と悪魔は神の使徒として崇められているからその頂点に立つ精霊神、マリちゃんはこの国では結構すごい子なんだよ?」
さすがはルル。学園からオファーが来るだけのことはあるな。
「し、失礼いたしました!精霊神様ぁ!」
「い、いやいや。大丈夫ですよ!ご主人様のお父様なんですから敬語なんていらないですよ!」
「そ、そうか?でもなぁ......いや、あんまり深く詮索するのはやめておくよ。で、次はそっちの黒髪の女の子だな」
「うーん、と僕は黒龍!」
「.........は?」
「うん。やっぱりこういう反応が普通だよね。黒龍は人では絶対に敵わない存在だからそんなのが目の前にいるってわかったらそうなるよね」
ルルが苦笑しながら説明してくれる。
「ええっと、その子のステータスが見えないんだけど?」
「あ、僕超隠蔽もってるよ!」
「な!?」
「ステータス見せて欲しい?」
にやにやしながらリックに言っている。
(楽しそうだなぁ……ちょっと見てみよう)
─────────────────────
黒龍 ???歳
Lv 5763
HP 284000/284000
MP 350000/350000
攻撃力 12000
防御力 21000
俊敏力 6900
〈攻撃〉
突進Lv17
〈魔法〉
火属性Lv20 水属性Lv14 風属性Lv16
光属性Lv16 闇属性Lv18
〈達人スキル〉
超鑑定 超隠蔽
〈帝王スキル〉
召喚術
〈唯一スキル〉
無詠唱 黒死光線 破滅光線
〈称号〉
黒龍 邪神に抗いし者 邪神に勝ちし者
神殺し ボクっ娘
─────────────────────
(さすがは黒龍……)
ステータスを見て苦笑するしかないエリックだった。
「どうどう?僕のステータス見せて欲しい?」
「い、いや、……遠慮しておきます」
あ、折れた。
「リック様、屋敷に到着致しました」
御者をしてくれていた執事の人が馬車を止めて扉を開けてくれる。
「おぉー!お父さんの屋敷でかいね!」
「まぁな。王都に屋敷を持ってる貴族の中では3番目の大きさだったはずだぞ!1番はデルガ公爵だけどな。とりあえず中に入ろうか。おい、エリック達を執務室に案内してくれ」
「かしこまりました。では行きましょう」
俺達は執事の後に付いて行き、執務室に入った。
「こちらでお待ちください。今紅茶をお淹いれします」
案内された執務室のソファに座る。横長のテーブルを囲むようにソファが置いてあり、俺の隣にはルルとユイが座り、左右の一人用のソファには左にマリ、右に黒龍が座った。
すぐに執事の人が紅茶を淹れてくれた。
「ずずずぅ......美味しい。これ美味しいですね!」
「ありがとうございます。これはリック様のお気に入りの紅茶です」
10分ほどしてリックが入ってきた。
さっきのような正装ではなく家で着る少しラフな服装だ。
「待たせて悪いな。で、何から聞こうかな?」
「うーん...まずは3人のことからでいい?」
「ま、それが一番気になってたんだがな。.........な!?」
「ど、どうしたのお父さん!?」
「いや、エリックの隣にいる子を鑑定したんだが......」
お父さん自身かなりの魔法の使い手でもちろん鑑定も持っている。それも普通の鑑定ではなく上位互換の超鑑定。
これは隠蔽スキルで隠していても見破るスキルで、達人スキルのひとつだ。
「お父さん、ユイのこと見た?」
「あぁ、まさかあのエルフの国の王女だったとはな。あの時、第1、第2王女だけいなかったと噂が流れていたんだが...」
「あの、ユイのいた国のこと、知ってるの?」
「知ってるよ。5年前だったかな?ネガル帝国に滅ぼされた国のひとつにエルフの国があったんだ。あの時は1年で4つの国が攻め滅ぼされたんだ。そりゃ王国内でも騒がれたもんだ。王国より西側にある国の王がこの国に集まって臨時会議をするくらいにな」
「そ、そうなんだ。あのぉ、ユイは、エリックと一緒にいて、いいよね?」
「もちろんだ。この国では種族差別はほとんどないから安心しなさい。エリックの友達なら俺も大歓迎だ」
「ん、ありがと」
少し微笑みながらリックに言う。
「えっと、次はこっちの銀髪の女の子かな?」
「えーっと、マリはマリです!ご主人様に召喚されました!」
「し、召喚!?エリック!説明しろ!」
「そのー、教会で精霊召喚したらマリが出てきたんだよ!」
「でもマリちゃんは人の姿をしてるけど?」
「ま、マリはぁ、その......」
マリは怒られてることにしょぼんとしている。
「早く答え......ろ......」
恐らく超鑑定を使ったんだろう。マリは精霊神だから、普通の人が見たらそりゃぁ言葉が詰まるだろう。
「せ、精霊神様!?」
「え?様?」
「そうだよ。精霊と悪魔は神の使徒として崇められているからその頂点に立つ精霊神、マリちゃんはこの国では結構すごい子なんだよ?」
さすがはルル。学園からオファーが来るだけのことはあるな。
「し、失礼いたしました!精霊神様ぁ!」
「い、いやいや。大丈夫ですよ!ご主人様のお父様なんですから敬語なんていらないですよ!」
「そ、そうか?でもなぁ......いや、あんまり深く詮索するのはやめておくよ。で、次はそっちの黒髪の女の子だな」
「うーん、と僕は黒龍!」
「.........は?」
「うん。やっぱりこういう反応が普通だよね。黒龍は人では絶対に敵わない存在だからそんなのが目の前にいるってわかったらそうなるよね」
ルルが苦笑しながら説明してくれる。
「ええっと、その子のステータスが見えないんだけど?」
「あ、僕超隠蔽もってるよ!」
「な!?」
「ステータス見せて欲しい?」
にやにやしながらリックに言っている。
(楽しそうだなぁ……ちょっと見てみよう)
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黒龍 ???歳
Lv 5763
HP 284000/284000
MP 350000/350000
攻撃力 12000
防御力 21000
俊敏力 6900
〈攻撃〉
突進Lv17
〈魔法〉
火属性Lv20 水属性Lv14 風属性Lv16
光属性Lv16 闇属性Lv18
〈達人スキル〉
超鑑定 超隠蔽
〈帝王スキル〉
召喚術
〈唯一スキル〉
無詠唱 黒死光線 破滅光線
〈称号〉
黒龍 邪神に抗いし者 邪神に勝ちし者
神殺し ボクっ娘
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(さすがは黒龍……)
ステータスを見て苦笑するしかないエリックだった。
「どうどう?僕のステータス見せて欲しい?」
「い、いや、……遠慮しておきます」
あ、折れた。
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