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41:お祭り
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ポーションよぉし!
えへへ。結局夕方までずっと薬草集めしちゃった。
おかげでアイテムボックスの中にはポーション瓶が1スタックに。
でも『ポーションピッチャー』ってスキルをゲットしたし、これがあればホム安心♪
あの橋でのボス戦の時に、これがあったらよかったのになぁ。
約束の時間より早めに北門に到着。
あはっ。錬金術師って見つけやす~い。
人1、ホム2の組み合わせで集まってるから、す~ぐ分かるね。
「こんばんは~」
声を掛けて近づくと、集まっていた錬金術師さんもみんなが頭をペコペコ。
私も釣られてペコっと頭を下げると、ラプトルさんとワンワン王くんもペコリ。
「わっ。ラプトルのホムンクルスだ……え、じゃあ君が魔法少女?」
「ほえ?」
「おいっ。その呼び名は掲示板だけにしとけよ」
「あ、ごめん。き、気にしないで。はは」
まほう、しょうじょ?
あぁ、うん。防具をそんな風に錬成してるし、仕方ないよね。えへへ。
こ、今度錬成するときは、もっと錬金術師っぽいデザインにしよ。
でも錬金術師っぽいって、どんなのだろう?
赤いロングコートかなぁ。
集合時間が近づくにつれ人が集まり始める。
わぁ、何人になるんだろう。
9時を少し過ぎた時点で、だいたい20人ちょっとかな?
「ヒーラー系ホムを出せる方はよろしくお願いしますー」
「まずは橋を渡るためのパーティー訳をします。まだ第二エリアに行ったことがない人同士で、パーティーを組んでくださいね」
「他の方はヒーラータイプのホムで支援してあげてください」
「それが終わったら『ロックズダンジョン』に向かいま~す。他のプレイヤーの横殴りとかにならないよう、気を付けてくださいね」
どこをどう進むのか、パーティー分けをどうするか。
そんな説明のあと出発。
まずは橋の上で半魚人戦!
「モルさん、クミさん、出てきてぇ~」
ラプトルさんとワンワン王君はお休み。
モルさんはヒールのため、クミさんは水属性の防御力を上げる魔法が使えるから支援用に出てきてもらった。
「一度クリアするとボスが見えなくなっちゃうけど……」
未クリアの人たちが、見えない何かと一生懸命戦っている。
半魚人がどこにいるのかも予想がつく。だって近距離アタッカーなホムさんが三体、何かと戦っているから。
あとダメージエフェクトも出てるんだよね。
あ、川から半魚人が出てきた。
「あれ? 普通サイズの半魚人は見えるんですね」
「あぁ、あれだけ見えるし、クリア済みでも攻撃できるんだよ。おっと本体がヤバそうだ」
本体……あぁ、錬金術師さんのことかぁ──ってHPが!
「モルさんお願いっ。んで私はっと──『ポーションピッチャー』!」
いーっぱい錬成したポーションを一本投げる。
よし!
新体操ではクラブ投げもやってたから、野球みたいに真っ直ぐ投げるのは苦手だけど、上にぽーんって投げるなら得意なんだから。
HPが赤くなっていた錬金術師さんには、あちこちからヒールが飛んできて……私のポーションは必要なかったみたい。
ぐすん。
「え、今の……今のスキルなに?」
「え? 今のって、これですか?」
聞かれてポーションを見せると、同じパーティーの人が頷いた。
「ポーションピッチャーです。錬金術師のスキルですよね?」
「え……知らない。知ってた?」
「いや。初めて見た。どうやってスキルの習得を?」
あれ?
錬金術師のスキルじゃあ……ないのかな?
ポーションを投げて使うって説明すると、みんなが一斉にポーションを投げ始めた。
さすが錬金術師。みんなポーションの準備は万端みたい。
「お! スキルゲットー!」
「俺も。えぇ、こんな簡単にゲットできるのか?」
「これギルドでもヒント貰えなかったスキルじゃない? だから簡単なのかも」
「ってか誰もポーション投げて使おうなんて考えないよ、普通」
と、皆さんの視線が私に集中。
え、えぇっと──
「凄い。さすが魔法少女だ」
「え、あの子なの? 錬金術師の地位工場に貢献したっていうの」
「発想力の違いだな」
「さすがだ。我ら錬金術師の始祖に違いない」
あ、あの。私、後発組なんですけど。
それにポーションピッチャーは、瓶持ったままこけそうになって手からスポって抜けて飛んじゃっただけで。
あうぅー。恥ずかしいから黙ってよう。
「あ……俺、凄いこと思いついた」
「凄いこと?」
錬金術師さんのひとりが、ぽんっと手を叩く。
「実は昨日……あぁ、これまだギルドにも報告してないレシピなんだよなぁ」
「新しいレシピ!?」
「あ、なにそれ。教えて?」
「俺も俺も」
「あぁぁぁ、くっそう。ぽろっちまったぁ」
なんだかよく分からないけど、新しいレシピを知っている人がいるみたい?
みんなが集まってて、半魚人と戦っている人たちがなかなかにピンチです!
えいっ、えいっ。頑張って!
私も頑張ってポーション投げるから!
「ぶ、物理攻撃力をアップさせるポーションのレシピ……見つけたんだ」
え、物理攻撃力を上げる?
「す」
す?
「すげーっ!」
「投げようぜ! 今すぐ投げようぜ!!」
「その効果も乗っちゃう? 乗っちゃうなら、野良パーティーでも引っ張りだこにならない?」
「なるなる! 他のレシピが発見されれば、錬金術師Sugeeeeが始まるぜきっと!」
「よ、よぉい。パパ投げちゃうもんね~『ポーションピッチャー』」
ポーンっと投げられたポーションは、短剣で戦う錬金術師さんの頭に当たって──
「あ、ミスった。ホムに当てるつもりだったのに」
「コントロール鍛えないとダメだな」
「みて! アルケミのゴミダメージが、ゴミぐらいに増えたわ!」
「つまり俺たち錬金術師自体に恩恵のないポーションだってことだ!」
「「おぉーっ」」
へ、変なのぉ。
自分たちには恩恵無いって、言いきっちゃった。
うん。物理攻撃力上げて貰っても、私のゴミダメージはゴミのままだと思う。
それからようやく、半魚人に挑んでいたパーティーが無事にクリア。
「よぉし、ダンジョンに行くぞーっ!」
「おぉー!」
みんなで拳を突き上げ、さぁ行くぞーって時。
【緊急事態発生。ロックス平原にて、謎の巨大モンスター出現が予想されます】
【戦闘可能な冒険者は、至急ロックス平原に終結してください】
【巨大モンスターの出現予想時刻は、今から1時間後となります】
【繰り返します】
ほ、ほえぇぇ!?
何が起きてるの? 緊急事態?
「これって」
「もしかして」
「「公式イベント!?」」
ほえぇぇ!?
えへへ。結局夕方までずっと薬草集めしちゃった。
おかげでアイテムボックスの中にはポーション瓶が1スタックに。
でも『ポーションピッチャー』ってスキルをゲットしたし、これがあればホム安心♪
あの橋でのボス戦の時に、これがあったらよかったのになぁ。
約束の時間より早めに北門に到着。
あはっ。錬金術師って見つけやす~い。
人1、ホム2の組み合わせで集まってるから、す~ぐ分かるね。
「こんばんは~」
声を掛けて近づくと、集まっていた錬金術師さんもみんなが頭をペコペコ。
私も釣られてペコっと頭を下げると、ラプトルさんとワンワン王くんもペコリ。
「わっ。ラプトルのホムンクルスだ……え、じゃあ君が魔法少女?」
「ほえ?」
「おいっ。その呼び名は掲示板だけにしとけよ」
「あ、ごめん。き、気にしないで。はは」
まほう、しょうじょ?
あぁ、うん。防具をそんな風に錬成してるし、仕方ないよね。えへへ。
こ、今度錬成するときは、もっと錬金術師っぽいデザインにしよ。
でも錬金術師っぽいって、どんなのだろう?
赤いロングコートかなぁ。
集合時間が近づくにつれ人が集まり始める。
わぁ、何人になるんだろう。
9時を少し過ぎた時点で、だいたい20人ちょっとかな?
「ヒーラー系ホムを出せる方はよろしくお願いしますー」
「まずは橋を渡るためのパーティー訳をします。まだ第二エリアに行ったことがない人同士で、パーティーを組んでくださいね」
「他の方はヒーラータイプのホムで支援してあげてください」
「それが終わったら『ロックズダンジョン』に向かいま~す。他のプレイヤーの横殴りとかにならないよう、気を付けてくださいね」
どこをどう進むのか、パーティー分けをどうするか。
そんな説明のあと出発。
まずは橋の上で半魚人戦!
「モルさん、クミさん、出てきてぇ~」
ラプトルさんとワンワン王君はお休み。
モルさんはヒールのため、クミさんは水属性の防御力を上げる魔法が使えるから支援用に出てきてもらった。
「一度クリアするとボスが見えなくなっちゃうけど……」
未クリアの人たちが、見えない何かと一生懸命戦っている。
半魚人がどこにいるのかも予想がつく。だって近距離アタッカーなホムさんが三体、何かと戦っているから。
あとダメージエフェクトも出てるんだよね。
あ、川から半魚人が出てきた。
「あれ? 普通サイズの半魚人は見えるんですね」
「あぁ、あれだけ見えるし、クリア済みでも攻撃できるんだよ。おっと本体がヤバそうだ」
本体……あぁ、錬金術師さんのことかぁ──ってHPが!
「モルさんお願いっ。んで私はっと──『ポーションピッチャー』!」
いーっぱい錬成したポーションを一本投げる。
よし!
新体操ではクラブ投げもやってたから、野球みたいに真っ直ぐ投げるのは苦手だけど、上にぽーんって投げるなら得意なんだから。
HPが赤くなっていた錬金術師さんには、あちこちからヒールが飛んできて……私のポーションは必要なかったみたい。
ぐすん。
「え、今の……今のスキルなに?」
「え? 今のって、これですか?」
聞かれてポーションを見せると、同じパーティーの人が頷いた。
「ポーションピッチャーです。錬金術師のスキルですよね?」
「え……知らない。知ってた?」
「いや。初めて見た。どうやってスキルの習得を?」
あれ?
錬金術師のスキルじゃあ……ないのかな?
ポーションを投げて使うって説明すると、みんなが一斉にポーションを投げ始めた。
さすが錬金術師。みんなポーションの準備は万端みたい。
「お! スキルゲットー!」
「俺も。えぇ、こんな簡単にゲットできるのか?」
「これギルドでもヒント貰えなかったスキルじゃない? だから簡単なのかも」
「ってか誰もポーション投げて使おうなんて考えないよ、普通」
と、皆さんの視線が私に集中。
え、えぇっと──
「凄い。さすが魔法少女だ」
「え、あの子なの? 錬金術師の地位工場に貢献したっていうの」
「発想力の違いだな」
「さすがだ。我ら錬金術師の始祖に違いない」
あ、あの。私、後発組なんですけど。
それにポーションピッチャーは、瓶持ったままこけそうになって手からスポって抜けて飛んじゃっただけで。
あうぅー。恥ずかしいから黙ってよう。
「あ……俺、凄いこと思いついた」
「凄いこと?」
錬金術師さんのひとりが、ぽんっと手を叩く。
「実は昨日……あぁ、これまだギルドにも報告してないレシピなんだよなぁ」
「新しいレシピ!?」
「あ、なにそれ。教えて?」
「俺も俺も」
「あぁぁぁ、くっそう。ぽろっちまったぁ」
なんだかよく分からないけど、新しいレシピを知っている人がいるみたい?
みんなが集まってて、半魚人と戦っている人たちがなかなかにピンチです!
えいっ、えいっ。頑張って!
私も頑張ってポーション投げるから!
「ぶ、物理攻撃力をアップさせるポーションのレシピ……見つけたんだ」
え、物理攻撃力を上げる?
「す」
す?
「すげーっ!」
「投げようぜ! 今すぐ投げようぜ!!」
「その効果も乗っちゃう? 乗っちゃうなら、野良パーティーでも引っ張りだこにならない?」
「なるなる! 他のレシピが発見されれば、錬金術師Sugeeeeが始まるぜきっと!」
「よ、よぉい。パパ投げちゃうもんね~『ポーションピッチャー』」
ポーンっと投げられたポーションは、短剣で戦う錬金術師さんの頭に当たって──
「あ、ミスった。ホムに当てるつもりだったのに」
「コントロール鍛えないとダメだな」
「みて! アルケミのゴミダメージが、ゴミぐらいに増えたわ!」
「つまり俺たち錬金術師自体に恩恵のないポーションだってことだ!」
「「おぉーっ」」
へ、変なのぉ。
自分たちには恩恵無いって、言いきっちゃった。
うん。物理攻撃力上げて貰っても、私のゴミダメージはゴミのままだと思う。
それからようやく、半魚人に挑んでいたパーティーが無事にクリア。
「よぉし、ダンジョンに行くぞーっ!」
「おぉー!」
みんなで拳を突き上げ、さぁ行くぞーって時。
【緊急事態発生。ロックス平原にて、謎の巨大モンスター出現が予想されます】
【戦闘可能な冒険者は、至急ロックス平原に終結してください】
【巨大モンスターの出現予想時刻は、今から1時間後となります】
【繰り返します】
ほ、ほえぇぇ!?
何が起きてるの? 緊急事態?
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「「公式イベント!?」」
ほえぇぇ!?
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