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3章
第──51
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王都を離れ北に歩きながら、砂漠を歩くための練習をする。
既にこの辺りも暖かい、から、暑くなってきている。
自分たちが歩く進行方向の前方に、足元から頭の上あたりの高さまで、横幅は1メートルもあれば十分か。そして残りは進行方向に向かって伸ばすように範囲指定をする。
操作するのはもちろん温度で、体感温度として分かりやすくするために15度に設定した。
「わっ。ひんやりするわね」
「空さん、上手くできたんじゃないですか?」
「いや、最初の一回目だからね。これを効果時間、もしくは効果範囲を抜ける前に追加で使わなきゃならないんだ」
その動作をテキパキと出来るか──だ。
だが問題があった。
恥ずかしいことだが、自分で範囲指定した部分が分からないという罠が!
結局、歩きながら暖かくなったなと思ったら、スキルを再使用することに。
あとはテキパキ出来るか、慣れるためにその日はずっと温度操作をしながら歩いた。
街道沿いの休憩小屋まで到着したのはかなり遅い時間。
疲れてはいてもテントは張らなきゃいけない。
そこへ──
「ようよう、エルフの姉ちゃんたち。俺たちが手伝ってやろうか?」
「それとも俺たちのテントに来るかい?」
そう声をかけてくる三人組の男がいた。格好からすると冒険者のようだ。
リシェルたちがあからさまに嫌そうな顔をしているが、お構いなしに声をかけている。
「あのー、悪いんですけど、彼女らが俺の連れなんで」
「空っ」
「空さんっ」
『きゅきゅきゅう』
何故か毛玉も甘えて駆けてくる。
二人が俺の背中に逃げ込むと、当然男たちは不機嫌そうにこっちへやって来るわけだ。
「なんだよ、男連れだったのか」
「だから止めとこうって言ったじゃないですか」
予想外なことに、すんなり諦めてくれるようだ。
「つってもひとりだろ? エルフの女なんて、そうそうお目にかかれるもんじゃねえんだ。やっちまおうぜ」
と思ったがどうでもなかった。
おいおい、こいつ冒険者だろ?
どう見ても犯罪者予備軍じゃねーか。
「おう止めとけよ。問題起こしてギルドから除名されたら、仕事が無くなるだろ」
「何びびってんだ。いいじゃねーか、女のひとりや二人。どうってことねーって。それに気持ちよくなれば、そのまま俺らのパーティーに転がり込んでくるかもしれねーだろ」
「な、なに言ってんのよこいつら!」
「私たちは空さん以外の男性と、寝食を共にする気はありません!」
「ギルドに訴えるわよっ」
シェリルたちが大きな声でわめきだすと、周囲でテントを張っていた他の旅人たちも気づき、あっという間に見物客が集まって来た。
「お、おい、行くぞもうっ」
「う、うるせえ! こうなったら決闘だっ」
「え、なんでそうなるんだ?」
三人組のひとり、どうしてもシェリルたちと関係を持ちたいという男が、俺を指さし決闘を申し込んできた。
他の二人は頭を抱えた様子で男を止めようとはしているが──
大柄で前衛タイプの男に対し、他の二人は細身の後衛タイプだ。
二人がかりでも腕力で敵っていない。
脳筋かぁー……どうすっかなぁ。
アレは鬱陶しいけど、止めようとしてくれている二人は少なくとも……まぁただのナンパ野郎程度だ。
どうこうしたくはない。
酸素少なくしたり、二酸化炭素増やしたり、空気温度弄ってどうこうってのはなぁ。
あぁ、そうだ。
「"空気操作"──」
三人の周辺の空気成分から──ヘリウムを増加。
『モウヤメロッテッ──ン?』
『エスト、オ前、ソノ声ナン──ナンダ!?』
『テメーラ離シヤガレッ。オ、ナンダコレハ?』
三人の声が変声になる。
「おいおい、なんだあお声は」
「あはは。ちょっと、可愛いじゃない」
「急にどうした?」
「声代わりもしてねー、ヒヨっ子かよ」
どっと笑いが起き、それに対して大男が反論するが──
『ウルセーテメーラ、黙ッテ聞イテリャー調子ニノリヤガッテッ。ブン殴ルゾ!』
と甲高い声で叫ぶ。
厳つい顔とのギャップで、笑いを堪えるなんてできやしない。
自分でやっといてなんだけど、面白いなこれ。
顔真っ赤にした男は、抑えようとした仲間二人を振り払ってどこかへ行ってしまった。
残された二人は後を追うこともなく、俺たちに頭を下げてテントに戻っていった。
見世物が終わるとギャラリーも帰っていき、残った俺たちはテントの準備を再開する。
「あんなののどこが面白いのかしら」
「そうです。突然声が変わったら、普通は心配しますよね」
シェリルたちはそう言い、俺の方をちらりと見る。
エルフに変声は、マジで通用しないようだ……。
翌朝、昨夜のあの大男は戻ってこなかったようで、残った二人が王都に戻るかという話をしているのが聞こえた。
それから俺たちの所にやってきて昨夜のことを謝罪した。
二人はギルドで受けていた依頼の内容についても教えてくれた。
彼らの目的地も砂漠だったようだ。
依頼内容はモンスターの討伐。
「砂漠のこの辺りに瘴気が出るようになったのが三カ月前なんだ」
「ニキアスさんが言っていた奴か」
ニキアスさんからは「砂漠」としか聞いていなかった。だがこの二人はギルドから詳細な位置を教えて貰っていたと。
そして二人がニキアスという名前を聞いてギョっとした顔になる。
「お、おいおい。まさか氷雷狂戦士のニキアスの知り合いだったのか?」
「いや待て。まさかそっちのエルフのお嬢ちゃんたちは……ニ、ニキアス氏の身内かい?」
氷雷狂戦士?
振り向いてシェリルたちを見ると、彼女らの眉がピクピクと。
そして彼女らは男二人に詰めより、
「ニキアス叔父さんは何をしたの!?」
「叔父様が皆様に何かご迷惑をおかけしているのではないですか!?」
──と。
あの人、いったい何をしてそんな二つ名がついたんだ……。
既にこの辺りも暖かい、から、暑くなってきている。
自分たちが歩く進行方向の前方に、足元から頭の上あたりの高さまで、横幅は1メートルもあれば十分か。そして残りは進行方向に向かって伸ばすように範囲指定をする。
操作するのはもちろん温度で、体感温度として分かりやすくするために15度に設定した。
「わっ。ひんやりするわね」
「空さん、上手くできたんじゃないですか?」
「いや、最初の一回目だからね。これを効果時間、もしくは効果範囲を抜ける前に追加で使わなきゃならないんだ」
その動作をテキパキと出来るか──だ。
だが問題があった。
恥ずかしいことだが、自分で範囲指定した部分が分からないという罠が!
結局、歩きながら暖かくなったなと思ったら、スキルを再使用することに。
あとはテキパキ出来るか、慣れるためにその日はずっと温度操作をしながら歩いた。
街道沿いの休憩小屋まで到着したのはかなり遅い時間。
疲れてはいてもテントは張らなきゃいけない。
そこへ──
「ようよう、エルフの姉ちゃんたち。俺たちが手伝ってやろうか?」
「それとも俺たちのテントに来るかい?」
そう声をかけてくる三人組の男がいた。格好からすると冒険者のようだ。
リシェルたちがあからさまに嫌そうな顔をしているが、お構いなしに声をかけている。
「あのー、悪いんですけど、彼女らが俺の連れなんで」
「空っ」
「空さんっ」
『きゅきゅきゅう』
何故か毛玉も甘えて駆けてくる。
二人が俺の背中に逃げ込むと、当然男たちは不機嫌そうにこっちへやって来るわけだ。
「なんだよ、男連れだったのか」
「だから止めとこうって言ったじゃないですか」
予想外なことに、すんなり諦めてくれるようだ。
「つってもひとりだろ? エルフの女なんて、そうそうお目にかかれるもんじゃねえんだ。やっちまおうぜ」
と思ったがどうでもなかった。
おいおい、こいつ冒険者だろ?
どう見ても犯罪者予備軍じゃねーか。
「おう止めとけよ。問題起こしてギルドから除名されたら、仕事が無くなるだろ」
「何びびってんだ。いいじゃねーか、女のひとりや二人。どうってことねーって。それに気持ちよくなれば、そのまま俺らのパーティーに転がり込んでくるかもしれねーだろ」
「な、なに言ってんのよこいつら!」
「私たちは空さん以外の男性と、寝食を共にする気はありません!」
「ギルドに訴えるわよっ」
シェリルたちが大きな声でわめきだすと、周囲でテントを張っていた他の旅人たちも気づき、あっという間に見物客が集まって来た。
「お、おい、行くぞもうっ」
「う、うるせえ! こうなったら決闘だっ」
「え、なんでそうなるんだ?」
三人組のひとり、どうしてもシェリルたちと関係を持ちたいという男が、俺を指さし決闘を申し込んできた。
他の二人は頭を抱えた様子で男を止めようとはしているが──
大柄で前衛タイプの男に対し、他の二人は細身の後衛タイプだ。
二人がかりでも腕力で敵っていない。
脳筋かぁー……どうすっかなぁ。
アレは鬱陶しいけど、止めようとしてくれている二人は少なくとも……まぁただのナンパ野郎程度だ。
どうこうしたくはない。
酸素少なくしたり、二酸化炭素増やしたり、空気温度弄ってどうこうってのはなぁ。
あぁ、そうだ。
「"空気操作"──」
三人の周辺の空気成分から──ヘリウムを増加。
『モウヤメロッテッ──ン?』
『エスト、オ前、ソノ声ナン──ナンダ!?』
『テメーラ離シヤガレッ。オ、ナンダコレハ?』
三人の声が変声になる。
「おいおい、なんだあお声は」
「あはは。ちょっと、可愛いじゃない」
「急にどうした?」
「声代わりもしてねー、ヒヨっ子かよ」
どっと笑いが起き、それに対して大男が反論するが──
『ウルセーテメーラ、黙ッテ聞イテリャー調子ニノリヤガッテッ。ブン殴ルゾ!』
と甲高い声で叫ぶ。
厳つい顔とのギャップで、笑いを堪えるなんてできやしない。
自分でやっといてなんだけど、面白いなこれ。
顔真っ赤にした男は、抑えようとした仲間二人を振り払ってどこかへ行ってしまった。
残された二人は後を追うこともなく、俺たちに頭を下げてテントに戻っていった。
見世物が終わるとギャラリーも帰っていき、残った俺たちはテントの準備を再開する。
「あんなののどこが面白いのかしら」
「そうです。突然声が変わったら、普通は心配しますよね」
シェリルたちはそう言い、俺の方をちらりと見る。
エルフに変声は、マジで通用しないようだ……。
翌朝、昨夜のあの大男は戻ってこなかったようで、残った二人が王都に戻るかという話をしているのが聞こえた。
それから俺たちの所にやってきて昨夜のことを謝罪した。
二人はギルドで受けていた依頼の内容についても教えてくれた。
彼らの目的地も砂漠だったようだ。
依頼内容はモンスターの討伐。
「砂漠のこの辺りに瘴気が出るようになったのが三カ月前なんだ」
「ニキアスさんが言っていた奴か」
ニキアスさんからは「砂漠」としか聞いていなかった。だがこの二人はギルドから詳細な位置を教えて貰っていたと。
そして二人がニキアスという名前を聞いてギョっとした顔になる。
「お、おいおい。まさか氷雷狂戦士のニキアスの知り合いだったのか?」
「いや待て。まさかそっちのエルフのお嬢ちゃんたちは……ニ、ニキアス氏の身内かい?」
氷雷狂戦士?
振り向いてシェリルたちを見ると、彼女らの眉がピクピクと。
そして彼女らは男二人に詰めより、
「ニキアス叔父さんは何をしたの!?」
「叔父様が皆様に何かご迷惑をおかけしているのではないですか!?」
──と。
あの人、いったい何をしてそんな二つ名がついたんだ……。
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