交錯する3つの運命―紫煙の救済と眩しすぎる光―

夜の気配とバカ

(大学 喫煙所)
結城 日向「……ん………………ふぅ……」
(……さっきのやつ……めっちゃきもかったな……僕の事舐めてんのか？)
結城 日向「……ん………………ふぅ……」
 (……ぁー……なんかムカついてきた……大学終わったら……行こうかな……)
……(スマホを見る)
……(スッ……スッ……ポチポチ)
……(ポチッ)
……投稿が完了しました
結城 日向「……ん」(灰皿に捨てて)
……(喫煙所から出る)

一方その頃……
彩月 涼「ほんとかわいくてかっこよくて綺麗だったんだって！無理って言った時の顔ほんとたまんねぇ……」
野球部員C「……はぁ……先輩……またですか……その暴走癖……」
野球部員B「……ほんとにな……こいつのポジティブバカはここまで来ると最早清々しいぜ……」
彩月 涼「よし！明日昼休みに昼飯誘ってみよー！いける！いけるぞー！」
野球部員C「はぁ……ダメですね……」
野球部員B「……ダメだな」

……そして講義終わり
結城 日向「……よし……行こっと……」
……(夜の街へと歩き出す)