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5話 少女の依頼 その2
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「ええっと、私の父は鉱山で発掘の作業員として働いていたんですが……その、大けがをしてしまって……」
「それは大変ね」
「怪我の度合いもひどく、このままだともう作業員として戻ることができないんです。賢者の森の特効薬を使えば完治させることができるんですが」
アメリアも春人もエミルの依頼内容を真剣に聞いていた。春人でも簡単に理解できる内容であったのはラッキーと言えるのかもしれない。つまり、特効薬を取ってくればいいわけだ。
「あそこにはシュレン遺跡があるからね。既に最深部までの地図も作成されたけど、出てくるモンスターのレベルは最大で30代……まあ、一般人が行っても100%死ぬでしょうね」
アメリアの言葉にエミルは委縮する。自らの力では絶対に手に入らない薬ということを改めて実感したのだろう。
「アメリア、その特効薬があれば、彼女のお父さんの傷は治るのか?」
「特効薬「信義の花」は自己の生命力を向上させる能力があるわ。大けがや病気などにも効果的な特効薬として非常に価値ある物よ。まあ、普通なら後遺症が残る怪我も治る可能性は高いわね」
「なら、話が早いな。明日にでも取りに行けば……」
春人の言葉を遮るように、アメリアは自らの言葉を続けた。
「私達を雇う場合、お金もそれなりにかかるわよ? 払えるのかしら?」
アメリアの言葉にエミルの表情は暗くなった。春人も思わず言葉を失う。
「おいくらになるんでしょうか……?」
「信義の花は希少な薬草になるから、10万ゴールドはするわね。それから私たちの手間賃も足して、ざっと15万くらいね」
アメリアの提示した金額にエミルは青ざめていた。それは提示された金額を出すことができないということを物語っている。
通常、依頼される場合は手に入れる物の換金時の価格に+して冒険者ごとのランクにより、手間賃が発生する。入手する物の金額の1.5倍の依頼料は妥当なところであり、アメリアクラスの冒険者であれば2倍が妥当なところである。それを考えれば、彼女の提示した金額は相当良心的と言えるだろう。
春人はアメリアの提示した金額が大きいかどうかの判断はできないでいたが、彼女を信じなにも語ることはなかった。命がけの仕事だからこそ、それなりの対価を貰うことは当然なのだろう。春人にもそれは理解できていた。
「ま、無理よね。お父さんが大けがで働けない現状だと特に」
「も、申し訳ありません……! 今すぐは難しいですが……必ずお金は用意しますから……!」
「……」
エミルの言葉にアメリアは返事をしなかった。春人も含めてしばらくの間、沈黙が流れる。
「アメリア、なんとかならないのか?」
「じゃあ、こうしましょう。あなたは店で働いてもらうわ。そこで身体で返してもらう。私と春人は特効薬を取ってくる。それでいいでしょ?」
「お、おい……アメリア、店って……何やらせるつもりだよ?」
春人はアメリアが意外にも裏の稼業に精通しているのではないかという疑念から、驚きを隠せないでいた。つまりエミルを売り飛ばそうということだ。
「は、はい、わかりました! それで特効薬を取って来ていただけるのでしたら……」
エミルの覚悟を決めた表情と言葉。春人は一瞬言葉が出なかった。
「じゃあ、決まりね。早速行きましょう」
そして、アメリアはエミルをいかがわしいお店に連れて行った……。
-------------------------------------------------------
「あの……変じゃないでしょうか?」
「うんうん、すっごい可愛いじゃない。これなら看板娘にもなれるし絶対」
アメリアがエミルを連れて行った先……それは「海鳴り」の酒場だった。バーモンドに簡単に事情を話して従業員として働くことを承諾してもらったのだ。少し考えればわかることだったが、勘違いをしてしまった春人はしばらく言葉を出せないでいた。
エミルは全体的に黒い衣装を着ており、スカートの長さは膝くらいとなっている。白いソックスとの対比が美しく、頭のスカーフもチャームポイントになっていた。
夜になったばかりの店内は盛況しており、見慣れない少女の姿に注目が集まっている。
「ほらほら、春人も可愛いと思うでしょ?」
「ま、まあ……そうだな。美人だと思う」
「いえ……そんな、私なんか……」
春人の言葉に少し照れたように視線を逸らすエミル。清楚な印象を受ける彼女に思わず春人も視線を逸らしてしまった。
「エミルって何歳なの?」
「16歳です」
「あ、じゃあ1つ下か」
アメリアはまじまじと彼女を見つめながら、制服に乱れがないかをチェックしていた。バーモンドもその場に現れる。
「ほう、なかなか似合うじゃねぇか。ただし、ビシバシ鍛えるからな。覚悟しとけよ」
「は、はい。よろしくお願いします」
「まあ、ここの店主、顔は怖いけど人はいいから心配しないで」
「アメリア、てめぇ変なこと吹き込んでんじゃねぇぞ!」
バーモンドに対してこのような態度が許されるのはアメリアのみだ。バーモンドとしてもとりあえず彼女に鉄拳制裁を加えるが、もちろん簡単にいなされてしまうというなんともシュールな構図が出来上がっていた。
「いててて、化物女め……ところで春人、お前も森へ行くのか?」
「はい、そのつもりですが」
「そうか、まあ気を付けてな。エミルのことは任せろや。セクハラの被害は起きないようにしてやる」
春人は思わず苦笑してしまった。バーモンドは40歳を超える年齢か、はたまた結婚を経験しているからか、十分に伝わる面倒見の良さを持っていた。
決してストレートには言わないが優しさも持ち合わせており、正体不明の自分を助けてくれたことに対しては感謝してもしきれない。春人は改めて感じ取った。
そして次の日、酒場がまだ開店していない早朝に春人とアメリアは賢者の森へと出発した。アーカーシャの街から東へ10キロ地点、そこが目的地となっている。
「昨日のアメリアには少し驚いたよ。依頼ってあんなに高額なのか」
「私が一人の時は、色々と嫌な目に遭ってるからね。あからさまに値切ってきたりとか。まあ、依頼自体は相手を見極める必要もあるのよ」
エミルには従業員として仕事を紹介し、支払いも後払いでOKということになったが、それもエミルの人柄を見抜いたからだろう。実際の15万の支払いを免除したわけではない。エミルの家族に負債が入ってしまったことは紛れもない事実なのだから。
「それより、確実に信義の花を見つけないと。これで見つかりませんでしただったら、ソード&メイジの名に傷がつくわ。気合入れて行くわよ、春人」
「ああ、わかってる」
目指すは賢者の森。春人にとっては初めての地となるその場所へ、二人は気を取り直して力強く歩き出した。
「それは大変ね」
「怪我の度合いもひどく、このままだともう作業員として戻ることができないんです。賢者の森の特効薬を使えば完治させることができるんですが」
アメリアも春人もエミルの依頼内容を真剣に聞いていた。春人でも簡単に理解できる内容であったのはラッキーと言えるのかもしれない。つまり、特効薬を取ってくればいいわけだ。
「あそこにはシュレン遺跡があるからね。既に最深部までの地図も作成されたけど、出てくるモンスターのレベルは最大で30代……まあ、一般人が行っても100%死ぬでしょうね」
アメリアの言葉にエミルは委縮する。自らの力では絶対に手に入らない薬ということを改めて実感したのだろう。
「アメリア、その特効薬があれば、彼女のお父さんの傷は治るのか?」
「特効薬「信義の花」は自己の生命力を向上させる能力があるわ。大けがや病気などにも効果的な特効薬として非常に価値ある物よ。まあ、普通なら後遺症が残る怪我も治る可能性は高いわね」
「なら、話が早いな。明日にでも取りに行けば……」
春人の言葉を遮るように、アメリアは自らの言葉を続けた。
「私達を雇う場合、お金もそれなりにかかるわよ? 払えるのかしら?」
アメリアの言葉にエミルの表情は暗くなった。春人も思わず言葉を失う。
「おいくらになるんでしょうか……?」
「信義の花は希少な薬草になるから、10万ゴールドはするわね。それから私たちの手間賃も足して、ざっと15万くらいね」
アメリアの提示した金額にエミルは青ざめていた。それは提示された金額を出すことができないということを物語っている。
通常、依頼される場合は手に入れる物の換金時の価格に+して冒険者ごとのランクにより、手間賃が発生する。入手する物の金額の1.5倍の依頼料は妥当なところであり、アメリアクラスの冒険者であれば2倍が妥当なところである。それを考えれば、彼女の提示した金額は相当良心的と言えるだろう。
春人はアメリアの提示した金額が大きいかどうかの判断はできないでいたが、彼女を信じなにも語ることはなかった。命がけの仕事だからこそ、それなりの対価を貰うことは当然なのだろう。春人にもそれは理解できていた。
「ま、無理よね。お父さんが大けがで働けない現状だと特に」
「も、申し訳ありません……! 今すぐは難しいですが……必ずお金は用意しますから……!」
「……」
エミルの言葉にアメリアは返事をしなかった。春人も含めてしばらくの間、沈黙が流れる。
「アメリア、なんとかならないのか?」
「じゃあ、こうしましょう。あなたは店で働いてもらうわ。そこで身体で返してもらう。私と春人は特効薬を取ってくる。それでいいでしょ?」
「お、おい……アメリア、店って……何やらせるつもりだよ?」
春人はアメリアが意外にも裏の稼業に精通しているのではないかという疑念から、驚きを隠せないでいた。つまりエミルを売り飛ばそうということだ。
「は、はい、わかりました! それで特効薬を取って来ていただけるのでしたら……」
エミルの覚悟を決めた表情と言葉。春人は一瞬言葉が出なかった。
「じゃあ、決まりね。早速行きましょう」
そして、アメリアはエミルをいかがわしいお店に連れて行った……。
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「あの……変じゃないでしょうか?」
「うんうん、すっごい可愛いじゃない。これなら看板娘にもなれるし絶対」
アメリアがエミルを連れて行った先……それは「海鳴り」の酒場だった。バーモンドに簡単に事情を話して従業員として働くことを承諾してもらったのだ。少し考えればわかることだったが、勘違いをしてしまった春人はしばらく言葉を出せないでいた。
エミルは全体的に黒い衣装を着ており、スカートの長さは膝くらいとなっている。白いソックスとの対比が美しく、頭のスカーフもチャームポイントになっていた。
夜になったばかりの店内は盛況しており、見慣れない少女の姿に注目が集まっている。
「ほらほら、春人も可愛いと思うでしょ?」
「ま、まあ……そうだな。美人だと思う」
「いえ……そんな、私なんか……」
春人の言葉に少し照れたように視線を逸らすエミル。清楚な印象を受ける彼女に思わず春人も視線を逸らしてしまった。
「エミルって何歳なの?」
「16歳です」
「あ、じゃあ1つ下か」
アメリアはまじまじと彼女を見つめながら、制服に乱れがないかをチェックしていた。バーモンドもその場に現れる。
「ほう、なかなか似合うじゃねぇか。ただし、ビシバシ鍛えるからな。覚悟しとけよ」
「は、はい。よろしくお願いします」
「まあ、ここの店主、顔は怖いけど人はいいから心配しないで」
「アメリア、てめぇ変なこと吹き込んでんじゃねぇぞ!」
バーモンドに対してこのような態度が許されるのはアメリアのみだ。バーモンドとしてもとりあえず彼女に鉄拳制裁を加えるが、もちろん簡単にいなされてしまうというなんともシュールな構図が出来上がっていた。
「いててて、化物女め……ところで春人、お前も森へ行くのか?」
「はい、そのつもりですが」
「そうか、まあ気を付けてな。エミルのことは任せろや。セクハラの被害は起きないようにしてやる」
春人は思わず苦笑してしまった。バーモンドは40歳を超える年齢か、はたまた結婚を経験しているからか、十分に伝わる面倒見の良さを持っていた。
決してストレートには言わないが優しさも持ち合わせており、正体不明の自分を助けてくれたことに対しては感謝してもしきれない。春人は改めて感じ取った。
そして次の日、酒場がまだ開店していない早朝に春人とアメリアは賢者の森へと出発した。アーカーシャの街から東へ10キロ地点、そこが目的地となっている。
「昨日のアメリアには少し驚いたよ。依頼ってあんなに高額なのか」
「私が一人の時は、色々と嫌な目に遭ってるからね。あからさまに値切ってきたりとか。まあ、依頼自体は相手を見極める必要もあるのよ」
エミルには従業員として仕事を紹介し、支払いも後払いでOKということになったが、それもエミルの人柄を見抜いたからだろう。実際の15万の支払いを免除したわけではない。エミルの家族に負債が入ってしまったことは紛れもない事実なのだから。
「それより、確実に信義の花を見つけないと。これで見つかりませんでしただったら、ソード&メイジの名に傷がつくわ。気合入れて行くわよ、春人」
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