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1.始まりの始まり/故郷と呼べない村
魔法は願い、と誰かが言った
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部屋には俺と静かに横たわっている狩人の二人しかいない。ただ、もしこの場にクーレがいたところで「治癒魔法の使い方忘れたから教えて?」などと聞くことはできない。
今まで重症患者の治療を行ってくれていた相棒が突全魔法の使い方を忘れたと言い出したらどう思うだろうか。
自力で治癒魔法を発動させるしかない。
クーレが魔法を使うとき、ただ患者の体に手をかざしているだけに見えた。
そういや元の世界でも自分で魔法を発動したことなんてなかったな。というかやり方すら知らない。知らなくても困らなかったから。
あれだけ魔法にあふれた社会で生活していながら、魔法の仕組みも全然知らなかった。
いや、知ろうとしなかった、のか。
かつて魔法を熱心に開拓していった人々が俺のいた魔法社会を見たらどう思うだろう、なんて考えた時、ふとこんなことを思い出した。
小説だったか、雑誌だったか、かつて魔法国家テュモレの建国に大きく関わったとされる魔法研究者の言葉、
『魔法は人の願いを現実にする力だ』
かつて人が魔法を使い始めた頃はきっと、目の前の薪に火を付けたいと願ったら、本当に火が付いた、その程度の認識だったのだろう。
普段生活をしていて、魔法が俺の願いを叶えていると思ったことはない。ただ考えてみると、魔法機器に囲まれた便利な日常は、不便な時代を生きた人たちの願いの結晶だったのかもしれない。
願い…か
俺の願いは、目の前の患者の傷が治ること、損傷した皮膚と血管が修復することだ。
両目を閉じ、両手を左腕の上にかざす。すると、傷口から黄色いモヤが蒸気のようにゆらゆら立ち上っているのが見えた。よく見ると、体内を黄色い何かが循環しているようだった。
(魔眼で見えるということは…これは魔法……?いや、見えているのは魔力、なのか…?)
その検証はまた後だ。傷口から何かが漏れ出していること、そして、この流出を止めなければいけないことは間違いなさそうだ。
俺は深呼吸しながら、集中する。
手の平に何かが集まっていくのを感じる。その何かが手の平を抜け出し、患者の腕に触れた。自身の手が伸びたような不思議な感覚だ。
そしてその手で傷口を癒やすことを願った。というより、祈った。
破れた血管どうしが再び繋がり合い、ぱっくり開いた傷口がゆっくりと、周囲の皮膚に飲み込まれて塞がっていくようなイメージで。
徐々に漏れ出すモヤが少なくなっていき、ついにぴったりと止んだ。
目を開ける。そこには完全に傷の癒えた狩人が静かに横たわっていた。
(ほんとに治った…治癒魔法が発動できたんだ…)
初めて魔法を発動した、そんな今まで経験したことのない感覚の余韻に浸る――――
「おつかれー、ありがとー」
間もなくクーレが部屋に入ってきた。付き添いの二人も一緒にやってきて、仲間の腕の傷がきれいになくなっているのを見て目を潤ませていた。
「仲間を救っていただき、本当にありがとうございました!」
二人はさっきよりもさらに深々と礼をした。
「フッ…そんな。私はただ、当然のことをやったまでです」
将来外科医になったら言ってみたかったセリフを言って、カーテンを優雅に翻して後ろに戻った。
ふぅと自然に息が漏れる。初仕事を何の滞りもなくやり遂げた達成感。緊張から解放されたからか、頭に一気に疲労がのしかかってきたように感じる……頭…待てよ!?あの患者頭にも真っ赤な布巻いてたな!?そっちの傷治してないぞ!?
慌ててクーレたちのいる方へ舞い戻る。
「しまった!頭の治療がまだでした!頭に血の滲んだ布が…」
「んー?これ?ただのバンダナだけどー?」
「…」
沈黙が部屋を包み込む。
これ絶対「頭の治療が必要なのはお前だろ」とか思われてるんだろうな。
クーレによると、狩人が好む、自分の狩った獲物の血で染めたバンダナだったらしい。やっぱりこの世界の一般常識の習得は急務だな…
「フォルくーん、他の2人も治してほしいんだってー」
「え?」
話を聞いてみると、二人も最初に治療した男ほどではないが例の獣に傷を負わされていたようだ。正直面倒だ…とは思わなかった。むしろもっと魔法の練習をしてみたいと思っていたところだ。
「このベッドに横になって、目を閉じてください」
今回はさっきよりは軽傷だからクーレの痛み緩和処置なしで治療を開始した。
左足のすねと右の腹部にツメか何かで切り裂かれたような三つ並んだ切り傷がある。ただ軽傷とはいえ痛々しい。
まずは腹部からかな。とりあえずさっきと同じように手をかざし、魔力の手?のようなものでゆっくりと傷口を塞ぐ。
次にすねだ。そこで思いついたことがある。そのまま左足のすねに魔力の手を伸ばしてみた。自分の腕が二倍以上伸びたようで慣れない感じだったが、問題なく治療できた。
クーレの調律魔法は患者に当たってさえいれば治療ができているように見えた。同じことが俺の治癒魔法でもできるようだ。
ちなみにこの患者の身体を流れるモヤは薄い緑色だった。モヤの色は人によって違うようだ。色の違いはどんな意味があるのだろう?
三人目はムキムキの大男だった。右手にさっきと同じような三連続した傷があった。さっきと同じように治癒魔法を発動させた。が、何やら様子が違った。
ん?この男の体、モヤが二人に比べて少ないような…どういうことだ?
男の体には赤っぽいモヤがかすかに見えたものの、流れているというより無秩序に体内でよどんでいる感じだった。傷が消えていくのも若干遅いように感じた。
もちろん治療の手を抜いていたわけではない。
とにかく三人の治療は無事終了した。三人は何度も礼を言いながらまた山の方へ向かった。
また謎がでてきてしまった…なぜ最後の男だけモヤが体内を流れていなかったんだ?
改めて考えれば、クーレが昼食時に「魔力循環」という言葉を使っていたからあのモヤはおそらく魔力なのだろう。
ということは、最後の男は魔法を使えないのか?いや、それなら少ないながらも魔力を持っているのはおかしい気がするし…
って、しまった…あの人たちが魔法を使えるかどうか聞いておけば何か分かったかもしれないのに。
考えるのに疲れてもう止めようと思った矢先、さらにもう一つ疑問が浮かんでしまう。
(そういや治療費ってどうなってるんだ?)
そんな疑問はその日の夕食が今まで見たことがない獣の肉の絶品シチューだったことからあっさり解決したのだった。
クーレと一日を振り返りながらなかなか豪勢な夕食を済ませ部屋に戻る。そういえば日記、まだ読んでなかったな。ランプをつけて、初めのページを開く。
そこにはこんな言葉が書いてあった。
『僕はすぐに忘れてしまうようだから、日々のことを日記に書き残していこうと思う』
そしてそこから今日まで毎日欠かさず日記が書かれていた。
中をパラパラ読んでみたが、本当にくだらないことや次の日の予定の覚え書きのようなものがほとんどだった。日記と言うか雑記だ。
文体まで変わっていることもあった。まるで異なる人が書き継いでいったかのように。
俺も何か書かなきゃ…この少年は忘れっぽいらしいからな。とりあえず今日は魔法について分かったことを書くか。俺の頭の整理にもなるし。
何といっても、治癒魔法のことか。今回はたまたまうまくいったが、今後必要な時確実に治癒魔法が使えるようにしなければならないし。
って、治癒魔法についてわかっていることなんてほとんどないな…。傷を治したいと願うと、血管がつながり、皮膚の穴が塞がった。
ということは、治癒魔法は細胞を増殖させる魔法ということだろうか。
いや、違う。
人体は単なる細胞の集合体ではない。目に見えるものと見えないものが何重にも複雑に折り重なって生命は維持されている。まだ解明されていないつながりだってたくさんあるだろう。
その証拠に、俺のいた魔法社会では一から生命を作り出すことは出来ていなかった。
それらの精緻たるや、かつて本当に生命の創造主が存在したのではないかと思わずにいられなくなる。
無数と思える要素一つ一つの結びつき、絡まり合いの中で、生命は陽炎のように存在しているのだ。
そんな生命を、たった一人の治癒魔法で操作できるはずがないし、そうあってほしくはない。
俺だって曲がりなりにも医学を学んできた身だ。それくらいの信念はある。
それじゃあ結局、治癒魔法ってどういう魔法なんだろう?
今考えたところで、さすがにサンプル不足だな…確定的なことはなにもない。とりあえず頭の片隅から抜け落ちないように書いておこう。
日記を書き終わってベッドにもぐりこむ。クーレに魔力の手やモヤの流れついては聞かなかった。急ぐ必要はないと思った。転生してきてからやっと一日が終わろうとしていた。
クーレはなぜ調律魔法しか使わないのだろうか。自分で治癒の魔法を覚えてしまえばいいのに。俺だって簡単に発動できたんだから。
でももしかしたら治癒の魔法を使えない訳があるのかもしれないな。適性がない、とか。
別の可能性も考えられる。この世界の魔法は一人一種類までしか覚えられない固有スキルみたいなものだとしたら?それなら俺が治癒の魔法をあっさり発動できたのにも納得がいく。
そして、クーレが昼食時に言っていた「私の調律魔法」という言葉も、魔法は一人一つしか使えないという前提で使われたものだったのかもしれないな。
まぁいろいろと考えすぎかもしれないけれど。
――――
Diary.1
魔法は魔力の手?のようなもの
モヤは魔力
人によってモヤの色は違う
治癒魔法の本質は?
魔法は一人一種類までしか使えない?
今まで重症患者の治療を行ってくれていた相棒が突全魔法の使い方を忘れたと言い出したらどう思うだろうか。
自力で治癒魔法を発動させるしかない。
クーレが魔法を使うとき、ただ患者の体に手をかざしているだけに見えた。
そういや元の世界でも自分で魔法を発動したことなんてなかったな。というかやり方すら知らない。知らなくても困らなかったから。
あれだけ魔法にあふれた社会で生活していながら、魔法の仕組みも全然知らなかった。
いや、知ろうとしなかった、のか。
かつて魔法を熱心に開拓していった人々が俺のいた魔法社会を見たらどう思うだろう、なんて考えた時、ふとこんなことを思い出した。
小説だったか、雑誌だったか、かつて魔法国家テュモレの建国に大きく関わったとされる魔法研究者の言葉、
『魔法は人の願いを現実にする力だ』
かつて人が魔法を使い始めた頃はきっと、目の前の薪に火を付けたいと願ったら、本当に火が付いた、その程度の認識だったのだろう。
普段生活をしていて、魔法が俺の願いを叶えていると思ったことはない。ただ考えてみると、魔法機器に囲まれた便利な日常は、不便な時代を生きた人たちの願いの結晶だったのかもしれない。
願い…か
俺の願いは、目の前の患者の傷が治ること、損傷した皮膚と血管が修復することだ。
両目を閉じ、両手を左腕の上にかざす。すると、傷口から黄色いモヤが蒸気のようにゆらゆら立ち上っているのが見えた。よく見ると、体内を黄色い何かが循環しているようだった。
(魔眼で見えるということは…これは魔法……?いや、見えているのは魔力、なのか…?)
その検証はまた後だ。傷口から何かが漏れ出していること、そして、この流出を止めなければいけないことは間違いなさそうだ。
俺は深呼吸しながら、集中する。
手の平に何かが集まっていくのを感じる。その何かが手の平を抜け出し、患者の腕に触れた。自身の手が伸びたような不思議な感覚だ。
そしてその手で傷口を癒やすことを願った。というより、祈った。
破れた血管どうしが再び繋がり合い、ぱっくり開いた傷口がゆっくりと、周囲の皮膚に飲み込まれて塞がっていくようなイメージで。
徐々に漏れ出すモヤが少なくなっていき、ついにぴったりと止んだ。
目を開ける。そこには完全に傷の癒えた狩人が静かに横たわっていた。
(ほんとに治った…治癒魔法が発動できたんだ…)
初めて魔法を発動した、そんな今まで経験したことのない感覚の余韻に浸る――――
「おつかれー、ありがとー」
間もなくクーレが部屋に入ってきた。付き添いの二人も一緒にやってきて、仲間の腕の傷がきれいになくなっているのを見て目を潤ませていた。
「仲間を救っていただき、本当にありがとうございました!」
二人はさっきよりもさらに深々と礼をした。
「フッ…そんな。私はただ、当然のことをやったまでです」
将来外科医になったら言ってみたかったセリフを言って、カーテンを優雅に翻して後ろに戻った。
ふぅと自然に息が漏れる。初仕事を何の滞りもなくやり遂げた達成感。緊張から解放されたからか、頭に一気に疲労がのしかかってきたように感じる……頭…待てよ!?あの患者頭にも真っ赤な布巻いてたな!?そっちの傷治してないぞ!?
慌ててクーレたちのいる方へ舞い戻る。
「しまった!頭の治療がまだでした!頭に血の滲んだ布が…」
「んー?これ?ただのバンダナだけどー?」
「…」
沈黙が部屋を包み込む。
これ絶対「頭の治療が必要なのはお前だろ」とか思われてるんだろうな。
クーレによると、狩人が好む、自分の狩った獲物の血で染めたバンダナだったらしい。やっぱりこの世界の一般常識の習得は急務だな…
「フォルくーん、他の2人も治してほしいんだってー」
「え?」
話を聞いてみると、二人も最初に治療した男ほどではないが例の獣に傷を負わされていたようだ。正直面倒だ…とは思わなかった。むしろもっと魔法の練習をしてみたいと思っていたところだ。
「このベッドに横になって、目を閉じてください」
今回はさっきよりは軽傷だからクーレの痛み緩和処置なしで治療を開始した。
左足のすねと右の腹部にツメか何かで切り裂かれたような三つ並んだ切り傷がある。ただ軽傷とはいえ痛々しい。
まずは腹部からかな。とりあえずさっきと同じように手をかざし、魔力の手?のようなものでゆっくりと傷口を塞ぐ。
次にすねだ。そこで思いついたことがある。そのまま左足のすねに魔力の手を伸ばしてみた。自分の腕が二倍以上伸びたようで慣れない感じだったが、問題なく治療できた。
クーレの調律魔法は患者に当たってさえいれば治療ができているように見えた。同じことが俺の治癒魔法でもできるようだ。
ちなみにこの患者の身体を流れるモヤは薄い緑色だった。モヤの色は人によって違うようだ。色の違いはどんな意味があるのだろう?
三人目はムキムキの大男だった。右手にさっきと同じような三連続した傷があった。さっきと同じように治癒魔法を発動させた。が、何やら様子が違った。
ん?この男の体、モヤが二人に比べて少ないような…どういうことだ?
男の体には赤っぽいモヤがかすかに見えたものの、流れているというより無秩序に体内でよどんでいる感じだった。傷が消えていくのも若干遅いように感じた。
もちろん治療の手を抜いていたわけではない。
とにかく三人の治療は無事終了した。三人は何度も礼を言いながらまた山の方へ向かった。
また謎がでてきてしまった…なぜ最後の男だけモヤが体内を流れていなかったんだ?
改めて考えれば、クーレが昼食時に「魔力循環」という言葉を使っていたからあのモヤはおそらく魔力なのだろう。
ということは、最後の男は魔法を使えないのか?いや、それなら少ないながらも魔力を持っているのはおかしい気がするし…
って、しまった…あの人たちが魔法を使えるかどうか聞いておけば何か分かったかもしれないのに。
考えるのに疲れてもう止めようと思った矢先、さらにもう一つ疑問が浮かんでしまう。
(そういや治療費ってどうなってるんだ?)
そんな疑問はその日の夕食が今まで見たことがない獣の肉の絶品シチューだったことからあっさり解決したのだった。
クーレと一日を振り返りながらなかなか豪勢な夕食を済ませ部屋に戻る。そういえば日記、まだ読んでなかったな。ランプをつけて、初めのページを開く。
そこにはこんな言葉が書いてあった。
『僕はすぐに忘れてしまうようだから、日々のことを日記に書き残していこうと思う』
そしてそこから今日まで毎日欠かさず日記が書かれていた。
中をパラパラ読んでみたが、本当にくだらないことや次の日の予定の覚え書きのようなものがほとんどだった。日記と言うか雑記だ。
文体まで変わっていることもあった。まるで異なる人が書き継いでいったかのように。
俺も何か書かなきゃ…この少年は忘れっぽいらしいからな。とりあえず今日は魔法について分かったことを書くか。俺の頭の整理にもなるし。
何といっても、治癒魔法のことか。今回はたまたまうまくいったが、今後必要な時確実に治癒魔法が使えるようにしなければならないし。
って、治癒魔法についてわかっていることなんてほとんどないな…。傷を治したいと願うと、血管がつながり、皮膚の穴が塞がった。
ということは、治癒魔法は細胞を増殖させる魔法ということだろうか。
いや、違う。
人体は単なる細胞の集合体ではない。目に見えるものと見えないものが何重にも複雑に折り重なって生命は維持されている。まだ解明されていないつながりだってたくさんあるだろう。
その証拠に、俺のいた魔法社会では一から生命を作り出すことは出来ていなかった。
それらの精緻たるや、かつて本当に生命の創造主が存在したのではないかと思わずにいられなくなる。
無数と思える要素一つ一つの結びつき、絡まり合いの中で、生命は陽炎のように存在しているのだ。
そんな生命を、たった一人の治癒魔法で操作できるはずがないし、そうあってほしくはない。
俺だって曲がりなりにも医学を学んできた身だ。それくらいの信念はある。
それじゃあ結局、治癒魔法ってどういう魔法なんだろう?
今考えたところで、さすがにサンプル不足だな…確定的なことはなにもない。とりあえず頭の片隅から抜け落ちないように書いておこう。
日記を書き終わってベッドにもぐりこむ。クーレに魔力の手やモヤの流れついては聞かなかった。急ぐ必要はないと思った。転生してきてからやっと一日が終わろうとしていた。
クーレはなぜ調律魔法しか使わないのだろうか。自分で治癒の魔法を覚えてしまえばいいのに。俺だって簡単に発動できたんだから。
でももしかしたら治癒の魔法を使えない訳があるのかもしれないな。適性がない、とか。
別の可能性も考えられる。この世界の魔法は一人一種類までしか覚えられない固有スキルみたいなものだとしたら?それなら俺が治癒の魔法をあっさり発動できたのにも納得がいく。
そして、クーレが昼食時に言っていた「私の調律魔法」という言葉も、魔法は一人一つしか使えないという前提で使われたものだったのかもしれないな。
まぁいろいろと考えすぎかもしれないけれど。
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