ヒールでがんは治せない ~回復系魔法は禁忌!?原点にして最強の魔法は治癒魔法でした~

22世紀、魔法技術は、もはやハイテクな現代社会に欠かせないものとなっていた。

魔法が絶対的な世界で、あえて魔法を使わない「医学」を学んで世間から疎まれていた冴えない大学生の俺は、授業中ひょんな事で異世界転生を果たす。

治癒魔法を授かった俺は、転生先の診療所で同じくそこに住まう少女クーレと共に平凡に暮らそうとするが、なぜか国家権力に命を狙われ村を追われで安寧とは程遠い日々。

殺傷能力ゼロ、安心無害な治癒魔法師の俺が、何で国に目を付けられなきゃならないんだよ!

それでも行く先々で出会った人々に助けてもらいながらなんとか生きていく。


そんなある時、「外傷を治す」ことしかできない治癒魔法と、「病の王」がんが出会い、あまりに儚い魔法の「正体」が暴かれ始める…


なぜ魔法で手の平から火の玉が出る?
なぜ魔法でどんなケガでも治せる?

魔法って、何?

ヒールで治すのは、人か、歴史か、運命か。

現代社会で今や当たり前の存在になった「魔法」の謎をめぐる、そんな物語。


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医学ネタはそんなに出てきません(主人公が不学という設定のため)

文才に乏しいため、設定や状況のわかりにくい場合が多々あると思われます。コメントで質問していただければ補足説明いたします

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