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連載
孤児救済基金設立!
「・・・うーん。」
千春は王女の執務室、皆には勉強部屋と言われている部屋で唸っていた。
「チハル、少し休んだら?」
インゴール侯爵領の時とは違い、侍女姿で千春の世話をするサフィーナ。
「ねぇサフィー、これってさ、嘆願書でいいのかな。」
「王女が国にお願いするなら要望書でいいんじゃないの?」
サフィーナはお茶を淹れると、千春の前に置く、千春は紙にジブラロールで使われている言葉を書き綴る。
「えーっと、孤児救済基金設立に関する要望書・・・と。」
「内容は王都の孤児院と同じように動かすんでしょう?」
「そのつもりー。」
「それなら詳しい事は書かなくても良いでしょう。」
「今、私が支援してる孤児院ってどんな感じで動いてるの?」
千春はお金は出している、そして頻繁とは言えないが慰問と言う形で訪問している、千春が行けない時は、千春の影武者であるノースが定期的に訪問していた、だが、活動方針などには口を出していなかった。
「孤児院の建設、衣食住、教育、歳の高い子は職業訓練・・・」
サフィーナは指を折りながら千春へ言う。
「まぁそんなところだよね。」
「でも国としてはもっと細かい所まで詰めるわよ。」
「そうなの?」
「ええ、チハルのその要望書を出すとするでしょう?」
「うん。」
「ジブラロール王国の領へ調査が入るわね。」
「・・・もしかして全部?」
「それはそうでしょう、全領の調査が入るわ、まず現状の教会や孤児院の数を調査、それから既存の孤児院や教会の収容人数ね、そこから新設が必要な孤児院の数を調査、領によって人数も違うでしょう、1人当たりの生活費と教育費の概算も必要だわ、領も大きな領もあれば小さな領もあるから、その規模に応じたバランス配分も・・・」
サフィーナはつらつらと言葉にするが、千春はポカンとサフィーナを見つめる。
「サフィー、それ今私が言っただけで思いついたの?」
「そうよ・・・と言いたい所だけれど、前から調べていたわよ。」
「え?なんで?」
「そのうちチハルが言うだろうな~って思ったから♪」
「・・・流石サフィー。」
千春はパチパチと軽く手を叩きながら褒め称える、するとサフィーナは千春の机の前に椅子を置く。
「私が代筆するから、チハルはそれを確認して頂戴、あとはサインだけしてくれる?」
「うん!お願いサフィー!」
千春はニパッと微笑みサフィーナに答える、サフィーナも微笑み返すと、2人は要望書を作り始めた。
-------------------------
「ハルトー!」
「いらっしゃい、どうした?」
エンハルトはペンを置くと立ち上がり、チハルをソファーに促す。
「ちょっとこれ見てもらって良い?」
千春は先程出来上がった要望書をエンハルトに渡す、エンハルトはソファーに座り目を通す。
「・・・ほお~。」
「どう?」
「・・・良いじゃないか。」
「ほんと!?」
「ああ、どうしたんだ?急に。」
「今までいくつか領に行って、毎回目にするのがさ・・・」
どの領にでも千春は孤児を見ていた、そして何か出来ないかと思っていた、そして今回インゴール侯爵領に行き、『領主の仕事』と言われた事を思い出していた、だが、自分でも何かしらの手伝いが出来ないか、そう思いサフィーナに相談したのだった。
「そう言う事か・・・王女らしくなったな、いや、聖女か?」
「どっちでも別に良いんだけどさ、私、無駄にお金だけあるじゃん。」
「無駄じゃないだろう。」
「使って無いもん、それにパン以外にもお金入って来てるんだよね。」
「母上の美容院の一部はチハルの口座に行ってるな。」
「ソレ!で、使おうと思って旅館作ったりしたじゃん?」
「ああ、逆に儲かってるな。」
「うん、それに飛空島の利権?なんか使用料まで入ってきてるし・・・」
「妥当だろう?」
エンハルトはクックックと笑いを堪えながら答える。
「それはまぁおいといて~。」
いつもの様に手を横に動かすと、話を続ける。
「これをお父様に出したいの、サフィーと一緒に考えたんだけど・・・どうかな?」
千春に言われ、エンハルトは要望書を読んで行く、そして少し考え、また読む。
「・・・本来なら王国から出される金で運営するべきなのだが。」
「出来てないんだよね?」
「最低限な所はあるな、領から要望があれば調査が入る、だが、領によってはギルドまかせにしている所もある。」
「そのお金着服してる悪い貴族とかは?」
「それは今は無い・・・とは言い切れないか。」
「今は?」
「ああ、ユラの件で、一度大規模な調査を入れた、そしていくつかの領で発覚した。」
「んじゃ前よりは良くなったんだ。」
「間違いなく良くはなっている、だが、まだ足りないな。」
エンハルトもインゴール侯爵領を思い出しながら呟く。
「それお父様に見せても大丈夫?」
「勿論だ、だがチハルも仕事が増えるぞ?」
「へ?私の?」
「ああ、国政としての活動強化になる、『聖女』と『王女』としての仕事が発生する。」
「・・・うん、王都でやってる『慰問』みたいなものだね。」
「そうだ。」
「国としては面倒事になる?」
「逆だな、国としては有難い限りだ。」
フッと笑みを浮かべるエンハルト、千春は首を傾げる。
「聖女であり王女、数年後には王妃になるだろう?」
「・・・う、うん。」
「チハルが直接訪問する事で、領は権威付けになる、そして聖女の祝福として教会が協力的になる、孤児院の面倒も合わせて協力させる事が出来る。」
「ほうほう。」
「そして国としては『孤児対策を怠るとチハルに見られる』という抑止力になる、これが一番効果が大きい。」
「おおー。」
「チハルは、『孤児救済基金の設立者』であり『聖女として慈善活動を』さらに、『王女として国政を補佐する者』になる、チハル1人が動くだけでこれだけの圧が領にかかるんだ、国としては文句が出る訳が無い。」
要望書を見ながらエンハルトは千春に説明をする、千春はウンウンと頷き微笑む。
「あとは・・・」
エンハルトは要望書から目を離し、天井を見上げ呟く。
「組織も作る必要があるな。」
「組織?何の?」
「王女が出資者だ、王宮直轄の孤児救済局的なものだな。」
「あー、日本で言う『福祉課』かな?」
「福祉・・・そうだな、あとは教会、孤児院の運営を監視する部門だな、金がちゃんと使われているかも調べる必要がある。」
「あー・・・あ!それはお父さんとかに相談した方が良いかも!」
「タイキ殿に?」
「うん!前、そういう組織の話で、年次報告とか会計報告とか、視察制度の話してたから♪」
「わかった、それは父上と話をした際に確認しよう、チハルの立ち位置も決めないといけないからな。」
「え?私は出資するだけじゃん?」
「ああ、だが国としてはソレじゃ済まないんだ、孤児院の理事長だな。」
「・・・えぇ~。」
「名前が付いたとしてもやる事は変わらないぞ?」
「・・・んじゃいっか♪」
千春は軽く答え、エンハルトも笑みを零す。
「よし、父上の所へ行くか。」
「え?今から?仕事は?」
「優先順位はこっちのほうが大きいからな、チハルが思っている以上に国としても大きく変わる大事業だぞ。」
「・・・マ?」
「マ。」
千春の真似をして笑うエンハルトは、チハルの手を取り立たせると、国王陛下の元へ向かった。
千春は王女の執務室、皆には勉強部屋と言われている部屋で唸っていた。
「チハル、少し休んだら?」
インゴール侯爵領の時とは違い、侍女姿で千春の世話をするサフィーナ。
「ねぇサフィー、これってさ、嘆願書でいいのかな。」
「王女が国にお願いするなら要望書でいいんじゃないの?」
サフィーナはお茶を淹れると、千春の前に置く、千春は紙にジブラロールで使われている言葉を書き綴る。
「えーっと、孤児救済基金設立に関する要望書・・・と。」
「内容は王都の孤児院と同じように動かすんでしょう?」
「そのつもりー。」
「それなら詳しい事は書かなくても良いでしょう。」
「今、私が支援してる孤児院ってどんな感じで動いてるの?」
千春はお金は出している、そして頻繁とは言えないが慰問と言う形で訪問している、千春が行けない時は、千春の影武者であるノースが定期的に訪問していた、だが、活動方針などには口を出していなかった。
「孤児院の建設、衣食住、教育、歳の高い子は職業訓練・・・」
サフィーナは指を折りながら千春へ言う。
「まぁそんなところだよね。」
「でも国としてはもっと細かい所まで詰めるわよ。」
「そうなの?」
「ええ、チハルのその要望書を出すとするでしょう?」
「うん。」
「ジブラロール王国の領へ調査が入るわね。」
「・・・もしかして全部?」
「それはそうでしょう、全領の調査が入るわ、まず現状の教会や孤児院の数を調査、それから既存の孤児院や教会の収容人数ね、そこから新設が必要な孤児院の数を調査、領によって人数も違うでしょう、1人当たりの生活費と教育費の概算も必要だわ、領も大きな領もあれば小さな領もあるから、その規模に応じたバランス配分も・・・」
サフィーナはつらつらと言葉にするが、千春はポカンとサフィーナを見つめる。
「サフィー、それ今私が言っただけで思いついたの?」
「そうよ・・・と言いたい所だけれど、前から調べていたわよ。」
「え?なんで?」
「そのうちチハルが言うだろうな~って思ったから♪」
「・・・流石サフィー。」
千春はパチパチと軽く手を叩きながら褒め称える、するとサフィーナは千春の机の前に椅子を置く。
「私が代筆するから、チハルはそれを確認して頂戴、あとはサインだけしてくれる?」
「うん!お願いサフィー!」
千春はニパッと微笑みサフィーナに答える、サフィーナも微笑み返すと、2人は要望書を作り始めた。
-------------------------
「ハルトー!」
「いらっしゃい、どうした?」
エンハルトはペンを置くと立ち上がり、チハルをソファーに促す。
「ちょっとこれ見てもらって良い?」
千春は先程出来上がった要望書をエンハルトに渡す、エンハルトはソファーに座り目を通す。
「・・・ほお~。」
「どう?」
「・・・良いじゃないか。」
「ほんと!?」
「ああ、どうしたんだ?急に。」
「今までいくつか領に行って、毎回目にするのがさ・・・」
どの領にでも千春は孤児を見ていた、そして何か出来ないかと思っていた、そして今回インゴール侯爵領に行き、『領主の仕事』と言われた事を思い出していた、だが、自分でも何かしらの手伝いが出来ないか、そう思いサフィーナに相談したのだった。
「そう言う事か・・・王女らしくなったな、いや、聖女か?」
「どっちでも別に良いんだけどさ、私、無駄にお金だけあるじゃん。」
「無駄じゃないだろう。」
「使って無いもん、それにパン以外にもお金入って来てるんだよね。」
「母上の美容院の一部はチハルの口座に行ってるな。」
「ソレ!で、使おうと思って旅館作ったりしたじゃん?」
「ああ、逆に儲かってるな。」
「うん、それに飛空島の利権?なんか使用料まで入ってきてるし・・・」
「妥当だろう?」
エンハルトはクックックと笑いを堪えながら答える。
「それはまぁおいといて~。」
いつもの様に手を横に動かすと、話を続ける。
「これをお父様に出したいの、サフィーと一緒に考えたんだけど・・・どうかな?」
千春に言われ、エンハルトは要望書を読んで行く、そして少し考え、また読む。
「・・・本来なら王国から出される金で運営するべきなのだが。」
「出来てないんだよね?」
「最低限な所はあるな、領から要望があれば調査が入る、だが、領によってはギルドまかせにしている所もある。」
「そのお金着服してる悪い貴族とかは?」
「それは今は無い・・・とは言い切れないか。」
「今は?」
「ああ、ユラの件で、一度大規模な調査を入れた、そしていくつかの領で発覚した。」
「んじゃ前よりは良くなったんだ。」
「間違いなく良くはなっている、だが、まだ足りないな。」
エンハルトもインゴール侯爵領を思い出しながら呟く。
「それお父様に見せても大丈夫?」
「勿論だ、だがチハルも仕事が増えるぞ?」
「へ?私の?」
「ああ、国政としての活動強化になる、『聖女』と『王女』としての仕事が発生する。」
「・・・うん、王都でやってる『慰問』みたいなものだね。」
「そうだ。」
「国としては面倒事になる?」
「逆だな、国としては有難い限りだ。」
フッと笑みを浮かべるエンハルト、千春は首を傾げる。
「聖女であり王女、数年後には王妃になるだろう?」
「・・・う、うん。」
「チハルが直接訪問する事で、領は権威付けになる、そして聖女の祝福として教会が協力的になる、孤児院の面倒も合わせて協力させる事が出来る。」
「ほうほう。」
「そして国としては『孤児対策を怠るとチハルに見られる』という抑止力になる、これが一番効果が大きい。」
「おおー。」
「チハルは、『孤児救済基金の設立者』であり『聖女として慈善活動を』さらに、『王女として国政を補佐する者』になる、チハル1人が動くだけでこれだけの圧が領にかかるんだ、国としては文句が出る訳が無い。」
要望書を見ながらエンハルトは千春に説明をする、千春はウンウンと頷き微笑む。
「あとは・・・」
エンハルトは要望書から目を離し、天井を見上げ呟く。
「組織も作る必要があるな。」
「組織?何の?」
「王女が出資者だ、王宮直轄の孤児救済局的なものだな。」
「あー、日本で言う『福祉課』かな?」
「福祉・・・そうだな、あとは教会、孤児院の運営を監視する部門だな、金がちゃんと使われているかも調べる必要がある。」
「あー・・・あ!それはお父さんとかに相談した方が良いかも!」
「タイキ殿に?」
「うん!前、そういう組織の話で、年次報告とか会計報告とか、視察制度の話してたから♪」
「わかった、それは父上と話をした際に確認しよう、チハルの立ち位置も決めないといけないからな。」
「え?私は出資するだけじゃん?」
「ああ、だが国としてはソレじゃ済まないんだ、孤児院の理事長だな。」
「・・・えぇ~。」
「名前が付いたとしてもやる事は変わらないぞ?」
「・・・んじゃいっか♪」
千春は軽く答え、エンハルトも笑みを零す。
「よし、父上の所へ行くか。」
「え?今から?仕事は?」
「優先順位はこっちのほうが大きいからな、チハルが思っている以上に国としても大きく変わる大事業だぞ。」
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