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連載
異世界サーキット!
「じゃっじゃーん!」
「何ですかぁ?それ。」
「運転免許証だよ。」
「へぇ、何するんですか?それ。」
モリアンに免許証を見せながら千春はドヤ顔で言うが、モリアンは首を傾げる。
「これで車が乗れるの!」
「ニホンで乗ってるアレですよね?」
「そう!」
「無くても乗れましたよ?」
「ちがーう!運転出来るのー!」
千春はぷんぷんと聞こえるくらいに頬を膨らませる。
「チハル、日本の文化を知らないんだからしょうがないでしょう?」
サフィーナはクスクス笑いながら千春を見る。
「ヨリさんたちも持ってるんですか?」
「うん、今頃パパさんたちに見せてると思うよ。」
そう言うと、千春はパッと笑みを浮かべる。
「あ!そうだ!モリー!ムカイ領に行こう!」
「何するんですかぁ?」
「車に乗せてあげよう!」
「車有るんですか?」
「ふっふっふ、お父さん達が開発した車があるのだよ♪」
千春はそう言うと、外に出て声を掛ける。
「だれかムカイ領に送って~♪」
声を上げると妖精が数人フヨフヨと飛んで来る。
「いいわよー♪」
一人の妖精が千春の肩に乗ると、千春はフェアリーリングに入る。
「サフィー、モリー行くよ!」
「勝手に行ったら怒られますよぉ?」
「・・・ムカイ領ならよくない?」
「さぁ?怒られるのはチハルさんですし。」
「チッ・・・モリーのくせに。」
千春は舌打ちをすると、素直にエンハルトの部屋に向かった。
-------------------------
「ハルトー。」
「どうした?」
「これ!」
「ああ、それが運転免許証か。」
「そうで~す♪」
千春は免許証をエンハルトに渡す。
「・・・可愛いじゃないか。」
免許証の写真を見ながら呟くエンハルト、千春は気に入らないのか文句を言う。
「ちょっと半目なんだよね。」
「そうか?ソファーでくつろいでる時はいつもこんな顔してるだろ。」
「・・・マ?」
「ああ。」
笑いながら答えるエンハルトは免許証を返すと問いかける。
「で?それを見せに来たのか?」
「それも有るけど、今からムカイ領行って良い?」
「護衛は?」
「ムカイ領だよ?」
「・・・ああ、そうだな、ワークスも連れて行くんだろう?」
「うん、サリナとナッテリーも連れて行くよ。」
「わかった、気を付けて行けよ。」
「はーい!」
千春はニパッと微笑むと、机越しに顔を近づける、エンハルトはクスッと笑うと唇を軽く合わせた。
「いってきまーす!」
そう言うと、扉を開けあっという間に出て行った。
-------------------------
「こんにちはー!」
ムカイ領の館に足を踏み入れ、大声で声を掛ける千春、執事が現れお辞儀をする。
「チハル王女殿下、いらっしゃいませ。」
「お父さん達居ます?」
「はい、どうぞこちらへ。」
千春は執事の後ろを付いて行く、そして扉を開けると中へ促された、部屋に入ると、千春の父大樹と、頼子の父勇が座っていた。
「やぁチハルちゃんいらっしゃい。」
「おかえり千春、免許おめでとう。」
「えへへ~♪ありがと♪」
「みんな合格したんだね。」
「うん!」
大樹にはすぐにメールを送り、合格報告をしていた。
「ヨリは?」
千春が問いかけると勇が答える。
「ああ、サーキットにいるよ。」
「え!?出遅れた!?」
「はっはっは、ソラちゃん達もショウヘイ達と一緒に行ってるよ。」
「えー!ずるい!」
千春が言うと、大樹が笑う。
「ヨリちゃんに千春は?って聞いたら、免許証見せびらかすって言ってたらしいじゃないか。」
「・・・言った、みせびらかしてた。」
「それにさっき行ったばかりだから、まだ乗ってないと思うよ。」
そう言うと大樹は立ち上がる。
「お父さんも見たいから行こうか。」
「うん!」
大樹に言われ千春は返事を返し、ムカイ領にあるテスト走行用のサーキットへ向かった。
-------------------------
「あ!千春きた!」
「ヨリ!先に行くのずるい!」
「まだ乗ってないからセーフ!」
頼子は手を広げながら答える。
「で?車は?」
「ああ、今ソラパパが車庫に行ってる、もうすぐ来るよ。」
話をしていると、大きな倉庫のシャッターが開き、車が数台出てきた。
「おおー!・・・あれ?あれって普通の車じゃない?」
明らかに日本では見ない形の大きな車の横に並走する普通自動車、千春がそれを見て呟くと、頼子も首を傾げる。
「普通の車に見えるね。」
頼子はそう言うと、横に立つ大樹を見る。
「うん、日本から持ってきた普通車だよ。」
「「えええ!!!」」
2人は驚き乗用車を見る、すると窓から青空や大愛が手を振っていた。
「なんで車有るの?」
「持って来たからだよ。」
「どうやって!?」
千春が言うと、頼子の頭に乗っていた白蛇、ビェリーが呟く。
「わっちが持って来たばーい。」
「ああ、ビェリーなら持ってこれるか、どうやって異世界の扉に入れたのかとおもったよ。」
運転しているのは麗奈パパの和也だ、そして大きな車には大愛パパ、誠が運転していた、千春達の前に来ると車が止まる、そして皆が降りて来た。
「いらっしゃいチハルちゃん。」
「ダイアパパ、こっちは?」
「これは魔導車だよ、試作品5号機だ。」
ポンポンとボディを叩きながら答える誠、千春は、ほぇぇと声を漏らしながら車を見上げる、10tダンプほどある大きな車だ、そして荷台も広く長い。
「思ってた車と違う。」
千春が呟くと、大愛が頷く。
「普通の車かと思ったらトラックだったでござる。」
大愛の言葉に誠が答える。
「この世界の需要に合わせた車だからね、移動するなら馬車でも問題無いだろう?」
「そうだけど・・・んじゃなんで普通の乗用車あるの?」
父親に問いかける大愛、すると誠はニヤリと笑う。
「せっかくサーキットがあるんだ、走りたいと思わないか?」
広いサーキットを見ながら言う誠、異世界のはずなのにサーキットはアスファルトで作られていた、それを見て千春が大樹を見る。
「そうだよ!お父さん!なんでアスファルトあるの!?」
「ん?それはこっちで原油見つけたから、精製した。」
「うっそぉ。」
「本当だよ、流石に大規模な精油所は作れないけれど、ある程度の精製は出来る施設を作ったからね、アスファルトはその残りカスだ。」
「マジか、え?ある程度の精製って、ガソリンとか?!」
「うん、その車はこの世界のガソリンで走ってるよ。」
「すごお!ある程度ってどれくらい作れるの!?」
「お父さん達の趣味で使う程度だよ、流石に市場へ回せる程の量は作るつもりないからね。」
千春と大樹が話していると、頼子達が集まりジャンケンを始めた。
「はーい!勝ぃ!私がいちばーん」
「ちょ!ヨリ!私も乗りたいんだけど!」
「千春はこっち乗ってみたら?」
大きな異世界トラックを見上げながら頼子が言う。
「・・・乗れるかな。」
心配そうに呟く千春に大樹が話しかける。
「スピードも馬車よりちょっと早いくらいだからね、お父さんが隣に乗ってあげるよ。」
「マジで?これオートマ?」
「そうだよ、アクセル踏むだけ。」
「・・・乗ってみるかぁ。」
千春は魔導車である異世界トラックに乗り込む。
「ちょっと、お父さんこれどうやって乗るの!?」
「ここを持って、ここに足を置いて体持ち上げて。」
「なんでこんなに運転席高いのぉ!?」
「タイヤがデカいからねぇ。」
異世界トラックに乗り込んだ千春、すると目の前を乗用車が走っていく。
「チハルがんばれー!」
「一周回ったら次ウチがそれ乗るー!」
「がんばれー!」
美桜たちの声援に千春は手を振り答え、ハンドルを握る。
「千春行きまーす!」
千春はオートマ自動車と同じ仕様のギアに手を置き、Dに入れるとアクセルを踏む。
「千春、思いっ切り踏んで良いよ。」
「え?マ?」
「うん。」
大樹に言われ、千春がアクセルをベタ踏みする、すると心地良いエンジン音が聞こえ、車が動き出した、そして。
「・・・おそくない?」
のっそりと動き始める異世界トラック、少しずつスピードが上がるが、自転車の方がはるかに速い。
「これ一周回るのにどれくらいかかるの?」
「んー、10分もあれば回るだろ。」
「まじか。」
とろとろと走る異世界トラック、千春はハンドルを握ったまま景色を見渡す、そしてミラーに映る美桜たちを見る、美桜たちは異世界トラックを指差しながら大笑いしている、それを見て千春も思わず吹き出す。
「なんだこれー!!!」
ゲラゲラと笑いながら千春が言う、そして横を軽快に走り過ぎる頼子の車。
「やっぱりあっちがいいー!!!」
千春の声がサーキットに響いた。
「何ですかぁ?それ。」
「運転免許証だよ。」
「へぇ、何するんですか?それ。」
モリアンに免許証を見せながら千春はドヤ顔で言うが、モリアンは首を傾げる。
「これで車が乗れるの!」
「ニホンで乗ってるアレですよね?」
「そう!」
「無くても乗れましたよ?」
「ちがーう!運転出来るのー!」
千春はぷんぷんと聞こえるくらいに頬を膨らませる。
「チハル、日本の文化を知らないんだからしょうがないでしょう?」
サフィーナはクスクス笑いながら千春を見る。
「ヨリさんたちも持ってるんですか?」
「うん、今頃パパさんたちに見せてると思うよ。」
そう言うと、千春はパッと笑みを浮かべる。
「あ!そうだ!モリー!ムカイ領に行こう!」
「何するんですかぁ?」
「車に乗せてあげよう!」
「車有るんですか?」
「ふっふっふ、お父さん達が開発した車があるのだよ♪」
千春はそう言うと、外に出て声を掛ける。
「だれかムカイ領に送って~♪」
声を上げると妖精が数人フヨフヨと飛んで来る。
「いいわよー♪」
一人の妖精が千春の肩に乗ると、千春はフェアリーリングに入る。
「サフィー、モリー行くよ!」
「勝手に行ったら怒られますよぉ?」
「・・・ムカイ領ならよくない?」
「さぁ?怒られるのはチハルさんですし。」
「チッ・・・モリーのくせに。」
千春は舌打ちをすると、素直にエンハルトの部屋に向かった。
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「ハルトー。」
「どうした?」
「これ!」
「ああ、それが運転免許証か。」
「そうで~す♪」
千春は免許証をエンハルトに渡す。
「・・・可愛いじゃないか。」
免許証の写真を見ながら呟くエンハルト、千春は気に入らないのか文句を言う。
「ちょっと半目なんだよね。」
「そうか?ソファーでくつろいでる時はいつもこんな顔してるだろ。」
「・・・マ?」
「ああ。」
笑いながら答えるエンハルトは免許証を返すと問いかける。
「で?それを見せに来たのか?」
「それも有るけど、今からムカイ領行って良い?」
「護衛は?」
「ムカイ領だよ?」
「・・・ああ、そうだな、ワークスも連れて行くんだろう?」
「うん、サリナとナッテリーも連れて行くよ。」
「わかった、気を付けて行けよ。」
「はーい!」
千春はニパッと微笑むと、机越しに顔を近づける、エンハルトはクスッと笑うと唇を軽く合わせた。
「いってきまーす!」
そう言うと、扉を開けあっという間に出て行った。
-------------------------
「こんにちはー!」
ムカイ領の館に足を踏み入れ、大声で声を掛ける千春、執事が現れお辞儀をする。
「チハル王女殿下、いらっしゃいませ。」
「お父さん達居ます?」
「はい、どうぞこちらへ。」
千春は執事の後ろを付いて行く、そして扉を開けると中へ促された、部屋に入ると、千春の父大樹と、頼子の父勇が座っていた。
「やぁチハルちゃんいらっしゃい。」
「おかえり千春、免許おめでとう。」
「えへへ~♪ありがと♪」
「みんな合格したんだね。」
「うん!」
大樹にはすぐにメールを送り、合格報告をしていた。
「ヨリは?」
千春が問いかけると勇が答える。
「ああ、サーキットにいるよ。」
「え!?出遅れた!?」
「はっはっは、ソラちゃん達もショウヘイ達と一緒に行ってるよ。」
「えー!ずるい!」
千春が言うと、大樹が笑う。
「ヨリちゃんに千春は?って聞いたら、免許証見せびらかすって言ってたらしいじゃないか。」
「・・・言った、みせびらかしてた。」
「それにさっき行ったばかりだから、まだ乗ってないと思うよ。」
そう言うと大樹は立ち上がる。
「お父さんも見たいから行こうか。」
「うん!」
大樹に言われ千春は返事を返し、ムカイ領にあるテスト走行用のサーキットへ向かった。
-------------------------
「あ!千春きた!」
「ヨリ!先に行くのずるい!」
「まだ乗ってないからセーフ!」
頼子は手を広げながら答える。
「で?車は?」
「ああ、今ソラパパが車庫に行ってる、もうすぐ来るよ。」
話をしていると、大きな倉庫のシャッターが開き、車が数台出てきた。
「おおー!・・・あれ?あれって普通の車じゃない?」
明らかに日本では見ない形の大きな車の横に並走する普通自動車、千春がそれを見て呟くと、頼子も首を傾げる。
「普通の車に見えるね。」
頼子はそう言うと、横に立つ大樹を見る。
「うん、日本から持ってきた普通車だよ。」
「「えええ!!!」」
2人は驚き乗用車を見る、すると窓から青空や大愛が手を振っていた。
「なんで車有るの?」
「持って来たからだよ。」
「どうやって!?」
千春が言うと、頼子の頭に乗っていた白蛇、ビェリーが呟く。
「わっちが持って来たばーい。」
「ああ、ビェリーなら持ってこれるか、どうやって異世界の扉に入れたのかとおもったよ。」
運転しているのは麗奈パパの和也だ、そして大きな車には大愛パパ、誠が運転していた、千春達の前に来ると車が止まる、そして皆が降りて来た。
「いらっしゃいチハルちゃん。」
「ダイアパパ、こっちは?」
「これは魔導車だよ、試作品5号機だ。」
ポンポンとボディを叩きながら答える誠、千春は、ほぇぇと声を漏らしながら車を見上げる、10tダンプほどある大きな車だ、そして荷台も広く長い。
「思ってた車と違う。」
千春が呟くと、大愛が頷く。
「普通の車かと思ったらトラックだったでござる。」
大愛の言葉に誠が答える。
「この世界の需要に合わせた車だからね、移動するなら馬車でも問題無いだろう?」
「そうだけど・・・んじゃなんで普通の乗用車あるの?」
父親に問いかける大愛、すると誠はニヤリと笑う。
「せっかくサーキットがあるんだ、走りたいと思わないか?」
広いサーキットを見ながら言う誠、異世界のはずなのにサーキットはアスファルトで作られていた、それを見て千春が大樹を見る。
「そうだよ!お父さん!なんでアスファルトあるの!?」
「ん?それはこっちで原油見つけたから、精製した。」
「うっそぉ。」
「本当だよ、流石に大規模な精油所は作れないけれど、ある程度の精製は出来る施設を作ったからね、アスファルトはその残りカスだ。」
「マジか、え?ある程度の精製って、ガソリンとか?!」
「うん、その車はこの世界のガソリンで走ってるよ。」
「すごお!ある程度ってどれくらい作れるの!?」
「お父さん達の趣味で使う程度だよ、流石に市場へ回せる程の量は作るつもりないからね。」
千春と大樹が話していると、頼子達が集まりジャンケンを始めた。
「はーい!勝ぃ!私がいちばーん」
「ちょ!ヨリ!私も乗りたいんだけど!」
「千春はこっち乗ってみたら?」
大きな異世界トラックを見上げながら頼子が言う。
「・・・乗れるかな。」
心配そうに呟く千春に大樹が話しかける。
「スピードも馬車よりちょっと早いくらいだからね、お父さんが隣に乗ってあげるよ。」
「マジで?これオートマ?」
「そうだよ、アクセル踏むだけ。」
「・・・乗ってみるかぁ。」
千春は魔導車である異世界トラックに乗り込む。
「ちょっと、お父さんこれどうやって乗るの!?」
「ここを持って、ここに足を置いて体持ち上げて。」
「なんでこんなに運転席高いのぉ!?」
「タイヤがデカいからねぇ。」
異世界トラックに乗り込んだ千春、すると目の前を乗用車が走っていく。
「チハルがんばれー!」
「一周回ったら次ウチがそれ乗るー!」
「がんばれー!」
美桜たちの声援に千春は手を振り答え、ハンドルを握る。
「千春行きまーす!」
千春はオートマ自動車と同じ仕様のギアに手を置き、Dに入れるとアクセルを踏む。
「千春、思いっ切り踏んで良いよ。」
「え?マ?」
「うん。」
大樹に言われ、千春がアクセルをベタ踏みする、すると心地良いエンジン音が聞こえ、車が動き出した、そして。
「・・・おそくない?」
のっそりと動き始める異世界トラック、少しずつスピードが上がるが、自転車の方がはるかに速い。
「これ一周回るのにどれくらいかかるの?」
「んー、10分もあれば回るだろ。」
「まじか。」
とろとろと走る異世界トラック、千春はハンドルを握ったまま景色を見渡す、そしてミラーに映る美桜たちを見る、美桜たちは異世界トラックを指差しながら大笑いしている、それを見て千春も思わず吹き出す。
「なんだこれー!!!」
ゲラゲラと笑いながら千春が言う、そして横を軽快に走り過ぎる頼子の車。
「やっぱりあっちがいいー!!!」
千春の声がサーキットに響いた。
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