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閑話:モリアンのお茶会!
「モリアン、ありがとう。」
夫人がモリアンに礼を言うと、モリアンは微笑む。
「お役に立ててうれしいですわ、お義母様。」
2人は微笑み合うと、庭園から離れ部屋に移動する、部屋には侍女やメイドが動き回っていた。
「アロワ、ロノカも連れて来て頂戴。」
夫人が言うと、侍女のアロワは頭を下げ部屋を出て行く。
「無理を言ってごめんなさいね。」
「いえ、お義母様、伯爵家の大事なお茶会とお聞きいたしましたので。」
モリアンは礼儀正しく答える、夫人も嬉しそうに微笑む。
「お待たせしましたお母様。」
「ロノカも今日はありがとう。」
夫人は娘にも礼を言うと、ソファーに腰掛ける。
「コブフレイ伯爵家で行うのも久しぶりだったわ。」
「でも急にお茶会なんて、驚きましたわお母様。」
ロノカは夫人に言うと、少し困り顔で答える夫人。
「姫桜で婚約をした二人のお披露目なのよ・・・それにモリアンはチハル王女殿下の付き人、注目もされるわ。」
申し訳なさそうにモリアンを見る夫人、モリアンは変わらず微笑む。
「私のわがままを聞いていただいております、ご協力させて頂きますわ♪」
モリアンが答えると、夫人も安心したように頷く、すると扉が開いた。
「母上。」
「アダトニー、モリアンもいるのよ?ノックくらいしなさい。」
「申し訳ありません。」
「アダトニーも疲れたでしょう。」
「いえ、大丈夫です、モリアンは大丈夫かい?」
「ええ、アダトニー様、大丈夫ですわ♪」
ニコッと微笑むモリアンにホッとしたのか、アダトニーも表情を緩める。
「あ、お義母様、お土産が御座いますの。」
モリアンが言うと、侍女が箱を手にし、モリアンの横へ立つ。
「チハル王女殿下から頂いたお菓子ですわ。」
今日モリアンがコブフレイ伯爵家のお披露目でお茶会に出ると聞き、千春は大量のお菓子を押し付けていた、モリアンは箱を開けると、日本のお菓子が大量に入っていた。
「あらあら、よろしいのかしら?」
「はい、チハル王女殿下が無理やr・・・是非にと♪」
そう言うとモリアンは手慣れた手付きで包装を開けると、侍女の出した皿へ並べて行く、そして、もう1つ箱を持った侍女がモリアンに問いかける。
「こちらはいかがなさいますか?」
「それはケーキ皿に乗せて並べて下さる?」
モリアンの指示に従い、侍女は箱を開けると、ケーキを乗せ皆に配る。
「まぁ美味しそう♪」
「お母様、よろしいのですか?」
喜ぶ夫人と心配そうなロノカ、それを見たアダトニーはモリアンに問いかける。
「良いのかい?こんなに沢山。」
「はい♪全部食べても問題ありませんわ♪」
「しかし・・・こんなに沢山。」
千春の持たせたお菓子とケーキ、それは普段千春の部屋で当たり前に消費される量だ、そして大半は大食いな女神が消費している、それを思い出しモリアンが呟く。
「・・・ですよねぇ、いつもはアイトネ様が居るので無くなりますけどぉ。」
『呼んだ~?』
「うあああああ!!!アイトネ様ぁ!?」
思わずのけ反り大声を上げるモリアン、その声に夫人とロノカ、アダトニーはアイトネを見つめたまま固まる。
『あら美味しそう♪』
「えっと、食べます?」
『良いの?』
「はい、こんなに食べれないですもん。」
『それじゃ頂いちゃおうかしら♪』
モリアンの横にちょこんと座るアイトネ、するとモリアンが問いかける。
「アイトネ様。」
『な~に♪』
「なんで聖女じゃない私が名前呼んで出て来るんですか?私も聖女になっちゃったんですかぁ?」
『なってないわよ~♪チハルの侍女には私に声が届く程度の神託スキル付けてるだけだから♪』
「・・・それ、チハルさん知ってます?」
『おいしー♪モリーも食べましょ♪』
「・・・知らないんですねぇ?」
モリアンはジト目でアイトネを見る、その姿を見て夫人がおそるおそる声を掛ける。
「も、モリアン、その方・・・女神様では?」
「はい♪アイトネ様です♪」
『よろしくね♪アヴェリーヌちゃん♪』
夫人の名前を呼び、微笑むアイトネにアヴェリーヌは思わずコクリと頷く。
「お義母様、このケーキ美味しいですわよ♪」
『モリー、その話し方違和感あるわねぇ~。』
「アイトネ様、ここは私の嫁ぎ先です、取り繕うのは当たり前じゃないですk・・・あ。」
モリアンはアイトネに言われ、思わず口に出した言葉を飲み込む、だが、アヴェリーヌはクスクス笑う。
「モリアン、気にしなくて良いのよ、普段のモリアンの話し方で構いませんよ。」
「えっとぉ・・・」
モリアンはアダトニーとロノカを見る、2人も頷き微笑み答える。
「女神アイトネ様が違和感があると言われているんだ、普段通りのモリアンで構わない。」
「そうですわ、モリアンお姉様、女神様をお呼び出来るなんて・・素敵ですわ♪」
なにかとモリアンに優しいアダトニーと、何か勘違いをしているロノカ、だがモリアンは嬉しくなり笑みを飛ばす。
「はい♪ありがとうございますぅ♪ロノカさんこのケーキ美味しいですよ♪」
千春がいつも買って来るケーキ屋のケーキだ、一通り口にした事があるモリアンは、苺のショートケーキをロノカに渡す。
「モリアンお姉様、『ロノカ』で構いませんわ♪」
「良いんですか?」
「勿論です♪」
「それじゃ私は『モリー』で♪」
「はい!モリーお姉様♪」
2人は微笑み合う。
「お義母様もモリーでお願いしますっ!」
「良いのかしら?」
「はい♪ねっ!アイトネ様♪」
『♪』
ケーキを口に入れたまま満面の笑みで返すアイトネ、その返事を見たコブフレイ一家は頷く。
「あらためて、モリーよろしくお願いしますね。」
「はい!お義母様♪」
『モリー、これも良い?』
「はい!こんなに食べられないんで!」
『モリー♪』
「なんですぅ?」
『神託スキルの事は内緒ね♪』
「・・・無理です。」
『えぇ~?』
「どうせバレますしぃ」
『今更かしら?』
「はい、今更です。」
女神と共に寛ぐモリアンとコブフレイ一家、その夜、領主であるヴォンド・コブフレイ伯爵は、距離感がおかしくなったモリアンと、妻アヴェリーヌの変化に驚愕する、驚く姿を見た家族とモリアンは思わず笑いがこぼれた。
-------------------------
「なんてことがあったんですよぉ!」
モリアンは侍女仕事をしながら千春にチクる。
「あははははは!!!ワロス!」
「ビックリしたんですから!」
「でも良かったじゃん、伯爵様とも仲良くなれたんでしょ?」
「はい、異常に仲よくなれました。」
「結果オ~ラ~イ♪」
「でも、神託スキルなんて・・・教会が知ったら私たち拉致されますよぉ。」
「そんなにレアなスキルだっけ?」
「滅茶苦茶レアなスキルですっ!」
「まぁアイトネからすると、気軽に声が聞こえる電話みたいなもんだからなぁ。」
『呼んだー?』
「こんな感じだし。」
当たり前に出て来るアイトネに千春が答える。
「アイトネ、侍女以外に誰に神託スキルつけてんの?」
千春はアイトネを見ながら問いかける。
『・・・えっとぉ。』
「「・・・」」
2人は明後日の方を見るアイトネを見つめる。
『チハルの部屋に気軽に来る子にはだいたい付けてる・・・かな?』
「・・・めっちゃおるやん。」
呆れたように呟く千春。
『ほら!何かあったらチハルも悲しむじゃない?』
「まぁ、うん、そうだけど。」
『問題無ーし!』
「教会とかが知ったらまた何か言って来るよぉ?」
『その時は私が「メッ!」って叱ればおっけ~?』
「女神の『メッ!』とか怖すぎでしょ。」
「アイトネ様!私がアイトネ様呼びまくったら聖女になるんですか!?」
『なりたい?』
「いえ!遠慮します!もう呼びませんから名前呼んでも出てこないで下さい!」
『えぇ~?モリーのいけずぅ~。』
そして侍女の中で合言葉の様に『名前を呼んではいけないあの人』と広まった。
夫人がモリアンに礼を言うと、モリアンは微笑む。
「お役に立ててうれしいですわ、お義母様。」
2人は微笑み合うと、庭園から離れ部屋に移動する、部屋には侍女やメイドが動き回っていた。
「アロワ、ロノカも連れて来て頂戴。」
夫人が言うと、侍女のアロワは頭を下げ部屋を出て行く。
「無理を言ってごめんなさいね。」
「いえ、お義母様、伯爵家の大事なお茶会とお聞きいたしましたので。」
モリアンは礼儀正しく答える、夫人も嬉しそうに微笑む。
「お待たせしましたお母様。」
「ロノカも今日はありがとう。」
夫人は娘にも礼を言うと、ソファーに腰掛ける。
「コブフレイ伯爵家で行うのも久しぶりだったわ。」
「でも急にお茶会なんて、驚きましたわお母様。」
ロノカは夫人に言うと、少し困り顔で答える夫人。
「姫桜で婚約をした二人のお披露目なのよ・・・それにモリアンはチハル王女殿下の付き人、注目もされるわ。」
申し訳なさそうにモリアンを見る夫人、モリアンは変わらず微笑む。
「私のわがままを聞いていただいております、ご協力させて頂きますわ♪」
モリアンが答えると、夫人も安心したように頷く、すると扉が開いた。
「母上。」
「アダトニー、モリアンもいるのよ?ノックくらいしなさい。」
「申し訳ありません。」
「アダトニーも疲れたでしょう。」
「いえ、大丈夫です、モリアンは大丈夫かい?」
「ええ、アダトニー様、大丈夫ですわ♪」
ニコッと微笑むモリアンにホッとしたのか、アダトニーも表情を緩める。
「あ、お義母様、お土産が御座いますの。」
モリアンが言うと、侍女が箱を手にし、モリアンの横へ立つ。
「チハル王女殿下から頂いたお菓子ですわ。」
今日モリアンがコブフレイ伯爵家のお披露目でお茶会に出ると聞き、千春は大量のお菓子を押し付けていた、モリアンは箱を開けると、日本のお菓子が大量に入っていた。
「あらあら、よろしいのかしら?」
「はい、チハル王女殿下が無理やr・・・是非にと♪」
そう言うとモリアンは手慣れた手付きで包装を開けると、侍女の出した皿へ並べて行く、そして、もう1つ箱を持った侍女がモリアンに問いかける。
「こちらはいかがなさいますか?」
「それはケーキ皿に乗せて並べて下さる?」
モリアンの指示に従い、侍女は箱を開けると、ケーキを乗せ皆に配る。
「まぁ美味しそう♪」
「お母様、よろしいのですか?」
喜ぶ夫人と心配そうなロノカ、それを見たアダトニーはモリアンに問いかける。
「良いのかい?こんなに沢山。」
「はい♪全部食べても問題ありませんわ♪」
「しかし・・・こんなに沢山。」
千春の持たせたお菓子とケーキ、それは普段千春の部屋で当たり前に消費される量だ、そして大半は大食いな女神が消費している、それを思い出しモリアンが呟く。
「・・・ですよねぇ、いつもはアイトネ様が居るので無くなりますけどぉ。」
『呼んだ~?』
「うあああああ!!!アイトネ様ぁ!?」
思わずのけ反り大声を上げるモリアン、その声に夫人とロノカ、アダトニーはアイトネを見つめたまま固まる。
『あら美味しそう♪』
「えっと、食べます?」
『良いの?』
「はい、こんなに食べれないですもん。」
『それじゃ頂いちゃおうかしら♪』
モリアンの横にちょこんと座るアイトネ、するとモリアンが問いかける。
「アイトネ様。」
『な~に♪』
「なんで聖女じゃない私が名前呼んで出て来るんですか?私も聖女になっちゃったんですかぁ?」
『なってないわよ~♪チハルの侍女には私に声が届く程度の神託スキル付けてるだけだから♪』
「・・・それ、チハルさん知ってます?」
『おいしー♪モリーも食べましょ♪』
「・・・知らないんですねぇ?」
モリアンはジト目でアイトネを見る、その姿を見て夫人がおそるおそる声を掛ける。
「も、モリアン、その方・・・女神様では?」
「はい♪アイトネ様です♪」
『よろしくね♪アヴェリーヌちゃん♪』
夫人の名前を呼び、微笑むアイトネにアヴェリーヌは思わずコクリと頷く。
「お義母様、このケーキ美味しいですわよ♪」
『モリー、その話し方違和感あるわねぇ~。』
「アイトネ様、ここは私の嫁ぎ先です、取り繕うのは当たり前じゃないですk・・・あ。」
モリアンはアイトネに言われ、思わず口に出した言葉を飲み込む、だが、アヴェリーヌはクスクス笑う。
「モリアン、気にしなくて良いのよ、普段のモリアンの話し方で構いませんよ。」
「えっとぉ・・・」
モリアンはアダトニーとロノカを見る、2人も頷き微笑み答える。
「女神アイトネ様が違和感があると言われているんだ、普段通りのモリアンで構わない。」
「そうですわ、モリアンお姉様、女神様をお呼び出来るなんて・・素敵ですわ♪」
なにかとモリアンに優しいアダトニーと、何か勘違いをしているロノカ、だがモリアンは嬉しくなり笑みを飛ばす。
「はい♪ありがとうございますぅ♪ロノカさんこのケーキ美味しいですよ♪」
千春がいつも買って来るケーキ屋のケーキだ、一通り口にした事があるモリアンは、苺のショートケーキをロノカに渡す。
「モリアンお姉様、『ロノカ』で構いませんわ♪」
「良いんですか?」
「勿論です♪」
「それじゃ私は『モリー』で♪」
「はい!モリーお姉様♪」
2人は微笑み合う。
「お義母様もモリーでお願いしますっ!」
「良いのかしら?」
「はい♪ねっ!アイトネ様♪」
『♪』
ケーキを口に入れたまま満面の笑みで返すアイトネ、その返事を見たコブフレイ一家は頷く。
「あらためて、モリーよろしくお願いしますね。」
「はい!お義母様♪」
『モリー、これも良い?』
「はい!こんなに食べられないんで!」
『モリー♪』
「なんですぅ?」
『神託スキルの事は内緒ね♪』
「・・・無理です。」
『えぇ~?』
「どうせバレますしぃ」
『今更かしら?』
「はい、今更です。」
女神と共に寛ぐモリアンとコブフレイ一家、その夜、領主であるヴォンド・コブフレイ伯爵は、距離感がおかしくなったモリアンと、妻アヴェリーヌの変化に驚愕する、驚く姿を見た家族とモリアンは思わず笑いがこぼれた。
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「なんてことがあったんですよぉ!」
モリアンは侍女仕事をしながら千春にチクる。
「あははははは!!!ワロス!」
「ビックリしたんですから!」
「でも良かったじゃん、伯爵様とも仲良くなれたんでしょ?」
「はい、異常に仲よくなれました。」
「結果オ~ラ~イ♪」
「でも、神託スキルなんて・・・教会が知ったら私たち拉致されますよぉ。」
「そんなにレアなスキルだっけ?」
「滅茶苦茶レアなスキルですっ!」
「まぁアイトネからすると、気軽に声が聞こえる電話みたいなもんだからなぁ。」
『呼んだー?』
「こんな感じだし。」
当たり前に出て来るアイトネに千春が答える。
「アイトネ、侍女以外に誰に神託スキルつけてんの?」
千春はアイトネを見ながら問いかける。
『・・・えっとぉ。』
「「・・・」」
2人は明後日の方を見るアイトネを見つめる。
『チハルの部屋に気軽に来る子にはだいたい付けてる・・・かな?』
「・・・めっちゃおるやん。」
呆れたように呟く千春。
『ほら!何かあったらチハルも悲しむじゃない?』
「まぁ、うん、そうだけど。」
『問題無ーし!』
「教会とかが知ったらまた何か言って来るよぉ?」
『その時は私が「メッ!」って叱ればおっけ~?』
「女神の『メッ!』とか怖すぎでしょ。」
「アイトネ様!私がアイトネ様呼びまくったら聖女になるんですか!?」
『なりたい?』
「いえ!遠慮します!もう呼びませんから名前呼んでも出てこないで下さい!」
『えぇ~?モリーのいけずぅ~。』
そして侍女の中で合言葉の様に『名前を呼んではいけないあの人』と広まった。
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