1,062 / 1,201
連載
ペット軍団攻防戦!
「シャーッ!!!」
瞬きも出来ない速度で攻撃を繰り出すビェリーにミシェールは必死で避ける、だが頭を避けたと思えば、自分の体よりも太い尾が横から飛んで来る、そして試合用の鉄剣はビェリーの鱗傷をつけることが出来ない。
「くっ!!!」
休む間もなく次の攻撃が飛んで来る、上から降りて来る大きな尾、ミシェールは右に避ける、だがそこには・・・
「捕まえたば~い♪」
長い胴体をグルグルに巻きつけるビェリー、拘束されたミシェールはじわじわと締め付けられる、そして声を上げた。
「参った!」
「勝ったばーい♪」
ビェリーはミシェールの拘束を解くと、子供の姿になり、嬉しそうに頼子の所へ走っていく。
「さすがだねー♪」
「やったばーい!大吟醸ばーい!」
ピョンピョンと子供の様に喜ぶビェリー、そしてミシェールが戻って来る。
「これが続くのか?」
左腕を痛めたのか、右手で押さえながらエンハルトに問いかける。
「皆属性が違うからな、俺が知っている限りではビェリーが1番避けやすいぞ。」
「・・・うそだろ。」
2人が話をしていると、千春がミシェールの回復をする。
「はい、ヒール♪」
「聖女様、そんなに回復しても大丈夫なのか?教会のヤツは3回も回復すれば倒れるぞ?」
「大丈夫ですよ、あと私は『チハル』って呼んでください♪」
「おい、ハルト。」
「構わないぞ。」
「そうか、ありがとうチハル。」
「どういたしまして、はい次はだれ~?」
「僕です!」
コンも子供の姿だ、だがミシェールはわかっていた、ビェリー同様この姿も仮の姿だろうと、そしてコンはクルンと回転すると大きな九尾の狐に変化する。
「・・・」
自分よりも大きい九尾の狐にミシェールはヒヤリとした汗を流す、そして先王エイヒムの待つ試合場へ向かう。
「・・・フェイフォックスか?」
「僕ですか?」
「ああ、妖精族であり狐型の魔族・・・」
「違いますよ♪僕は宇迦之御魂様の御使いです♪」
スキップをする様に軽く跳ねながら歩くコン、ミシェールはその姿を恐ろしくも美しいと思いながら見る。
「ミシェール。」
「はい、お爺様。」
「これが終わったら俺が鍛えてやろうか。」
エイヒムは楽し気に言う、ミシェールは苦笑いで答える。
「そうですね、ですが・・・まずは目の前の相手から生き残るのが先です。」
ミシェールは目の前でお座りして待つコンを見る。
「大丈夫ですよ♪ビェリーさんと同じ様に術は使いませんから♪」
コンの言葉を聞きミシェールは背中に流れる汗を感じる、そう、手加減されて手も足も出なかったのだ。
「それでは。」
2人の間に入るエイヒム。
「――始め!」
ミシェールは剣を構えたと同時に、地を蹴った。
風が割れ、目にも止まらぬ速度で間合いを詰める。上段から振り下ろされる剣閃・・・しかし、コンはその一撃をまるで落ち葉が落ちるのを眺めるような穏やかな目で見つめていた。
当たる!
そう確信した瞬間、ミシェールの剣先は虚空を切り裂く。
「なっ!?」
ほんの指先ほど、コンが身体を傾けただけだった。だが、それだけで致命の一撃は空を舞う。
次の瞬間、コンの九本の尾のうち一本が、軽やかにミシェールの剣を押し付けた。
「くっ!?」
刃が地に押さえつけられ、抜けない。
「とってもいい斬り込みですねぇ。」
コンは柔らかく微笑みながら言う。その瞳の奥には、底知れない静寂があった。
ミシェールは咄嗟に剣を捨て、反転して距離を取ろうとする・・・が、九尾の一本が地面を這うように追ってくる。
砂塵が舞い、視界が白く染まった。
「っ!」
ミシェールは体をひねり、尾の一撃をかろうじてかわす。しかしその風圧だけで頬が切れ、血が舞う。
「すごい!よけました!では!」
コンはそう言うと、剣を尾で叩きミシェールに飛ばす、ミシェールは剣を手に取ると低く構え、渾身の突きを放つ。
コンはわずかに目を細める、尾の一本でその突きを受け流すと、まるで舞うように一回転した。
尾が空気を裂き、ミシェールの背へと叩きつけられる。
「ぐっ!」
鈍い衝撃音が響く、地面に転がるミシェール、剣は遠くに跳ね飛んだ。
その場に立つコンは、まるで遊ぶ子狐のように首をかしげる。
「ミシェールさん、まだ立てますか?」
土煙の中で、ミシェールは膝をつきながら笑った。
「・・・もちろんだ。」
息を荒げながら立ち上がる。彼の眼には、もはや恐怖ではなく、燃えるような闘志が宿っていた。
コンは楽しそうに尻尾を揺らす。
「ふふ、じゃあ次は・・・少しだけ速くしますね♪」
瞬間、ミシェールの視界からコンが消えた。
音も、気配も、風さえも置き去りにして。
「なっ、どこだ!?」
背後から、軽い声が聞こえた。
「ここですよ♪」
振り向く暇もなく、九尾が花のように開き、空気を押し潰すほどの衝撃を叩き込む。
ミシェールの体が宙に舞い、地面に叩きつけられる。
静寂。
しばらくして、ミシェールは苦笑いしながら手を上げた。
「・・・参った。」
コンは尾をたたみ、穏やかに微笑んだ。
「お疲れさまでした♪」
コンはペコリとお辞儀をすると子供の姿に戻り、美桜の元へ駆け寄る。
「勝ちましたー!」
「コンちゃん本気出した?」
「はい!魔法防御されてたので本気で打ち込みました♪」
「おお、やるねミシェールさん。」
美桜はそう言うとミシェールを見る、足を引きずり、腕を抑え、ビェリー戦よりもダメージが大きい。
「ミシェール、よく生きてたな。」
「・・・死んだと思った。」
ため息をつき、座り込むミシェールに美桜が駆け寄る。
「回復しますね♪」
「あぁ、ありがとう。」
美桜の回復で怪我を治すミシェールに麗奈が話しかける。
「ミシェールさん、これどうぞ。」
グラスに入った水を渡す麗奈、ミシェールは礼を言い水を飲む。
「な・・・なんだこれは。」
不思議そうに手を広げながら見つめる。
「世界樹の泉の水です、魔力回復するんですよ。」
当たり前の様に伝える麗奈にミシェールは目を見開き、エンハルトに振り返る。
「おい!!!」
「なんだ?」
「世界樹って言ったよな?!」
「ああ、言ったな。」
「あの世界樹か!?」
「その世界樹だろうな。」
「何処にあるかもわからない伝説の木だぞ!?その水だと!?」
「あー・・・まぁすぐ知る事になるだろうから教えてやるよ、外にある大きな木があるだろう。」
「・・・“姫桜”か。」
「あれは世界樹の種から育った木だぞ。」
あんぐりと口を開け呆けるミシェール、そしてブンブンと風を切る音でエンハルトとミシェールは首を動かす、そう、コンよりも大きく、そして明らかに攻撃に特化した大猿が腕を振り回していた。
「・・・ほら、回復したなら行ってこい。」
エンハルトは真顔で言うと、ミシェールは無言で立ち上がりエイヒムの元へ歩いて行く。
「ウホッ♪」
「・・・」
過去一番大きな魔物を思い出すミシェール。
「・・・ガルングベア・・・いや・・・グランドライノよりデカいな。」
そう呟くと、ミシェールは魔力を溜め防御魔法を体に張り巡らす。
「キツネよりは遅い、だが、一発でも食らえばヤバいな。」
小さく呟きながらミシェールは大猿サンジュを見る、不思議と手の震えは止まっていた。
「――始め!」
エイヒムの声が響く、ミシェールは大猿を見つめたまま剣を構えた。
瞬きも出来ない速度で攻撃を繰り出すビェリーにミシェールは必死で避ける、だが頭を避けたと思えば、自分の体よりも太い尾が横から飛んで来る、そして試合用の鉄剣はビェリーの鱗傷をつけることが出来ない。
「くっ!!!」
休む間もなく次の攻撃が飛んで来る、上から降りて来る大きな尾、ミシェールは右に避ける、だがそこには・・・
「捕まえたば~い♪」
長い胴体をグルグルに巻きつけるビェリー、拘束されたミシェールはじわじわと締め付けられる、そして声を上げた。
「参った!」
「勝ったばーい♪」
ビェリーはミシェールの拘束を解くと、子供の姿になり、嬉しそうに頼子の所へ走っていく。
「さすがだねー♪」
「やったばーい!大吟醸ばーい!」
ピョンピョンと子供の様に喜ぶビェリー、そしてミシェールが戻って来る。
「これが続くのか?」
左腕を痛めたのか、右手で押さえながらエンハルトに問いかける。
「皆属性が違うからな、俺が知っている限りではビェリーが1番避けやすいぞ。」
「・・・うそだろ。」
2人が話をしていると、千春がミシェールの回復をする。
「はい、ヒール♪」
「聖女様、そんなに回復しても大丈夫なのか?教会のヤツは3回も回復すれば倒れるぞ?」
「大丈夫ですよ、あと私は『チハル』って呼んでください♪」
「おい、ハルト。」
「構わないぞ。」
「そうか、ありがとうチハル。」
「どういたしまして、はい次はだれ~?」
「僕です!」
コンも子供の姿だ、だがミシェールはわかっていた、ビェリー同様この姿も仮の姿だろうと、そしてコンはクルンと回転すると大きな九尾の狐に変化する。
「・・・」
自分よりも大きい九尾の狐にミシェールはヒヤリとした汗を流す、そして先王エイヒムの待つ試合場へ向かう。
「・・・フェイフォックスか?」
「僕ですか?」
「ああ、妖精族であり狐型の魔族・・・」
「違いますよ♪僕は宇迦之御魂様の御使いです♪」
スキップをする様に軽く跳ねながら歩くコン、ミシェールはその姿を恐ろしくも美しいと思いながら見る。
「ミシェール。」
「はい、お爺様。」
「これが終わったら俺が鍛えてやろうか。」
エイヒムは楽し気に言う、ミシェールは苦笑いで答える。
「そうですね、ですが・・・まずは目の前の相手から生き残るのが先です。」
ミシェールは目の前でお座りして待つコンを見る。
「大丈夫ですよ♪ビェリーさんと同じ様に術は使いませんから♪」
コンの言葉を聞きミシェールは背中に流れる汗を感じる、そう、手加減されて手も足も出なかったのだ。
「それでは。」
2人の間に入るエイヒム。
「――始め!」
ミシェールは剣を構えたと同時に、地を蹴った。
風が割れ、目にも止まらぬ速度で間合いを詰める。上段から振り下ろされる剣閃・・・しかし、コンはその一撃をまるで落ち葉が落ちるのを眺めるような穏やかな目で見つめていた。
当たる!
そう確信した瞬間、ミシェールの剣先は虚空を切り裂く。
「なっ!?」
ほんの指先ほど、コンが身体を傾けただけだった。だが、それだけで致命の一撃は空を舞う。
次の瞬間、コンの九本の尾のうち一本が、軽やかにミシェールの剣を押し付けた。
「くっ!?」
刃が地に押さえつけられ、抜けない。
「とってもいい斬り込みですねぇ。」
コンは柔らかく微笑みながら言う。その瞳の奥には、底知れない静寂があった。
ミシェールは咄嗟に剣を捨て、反転して距離を取ろうとする・・・が、九尾の一本が地面を這うように追ってくる。
砂塵が舞い、視界が白く染まった。
「っ!」
ミシェールは体をひねり、尾の一撃をかろうじてかわす。しかしその風圧だけで頬が切れ、血が舞う。
「すごい!よけました!では!」
コンはそう言うと、剣を尾で叩きミシェールに飛ばす、ミシェールは剣を手に取ると低く構え、渾身の突きを放つ。
コンはわずかに目を細める、尾の一本でその突きを受け流すと、まるで舞うように一回転した。
尾が空気を裂き、ミシェールの背へと叩きつけられる。
「ぐっ!」
鈍い衝撃音が響く、地面に転がるミシェール、剣は遠くに跳ね飛んだ。
その場に立つコンは、まるで遊ぶ子狐のように首をかしげる。
「ミシェールさん、まだ立てますか?」
土煙の中で、ミシェールは膝をつきながら笑った。
「・・・もちろんだ。」
息を荒げながら立ち上がる。彼の眼には、もはや恐怖ではなく、燃えるような闘志が宿っていた。
コンは楽しそうに尻尾を揺らす。
「ふふ、じゃあ次は・・・少しだけ速くしますね♪」
瞬間、ミシェールの視界からコンが消えた。
音も、気配も、風さえも置き去りにして。
「なっ、どこだ!?」
背後から、軽い声が聞こえた。
「ここですよ♪」
振り向く暇もなく、九尾が花のように開き、空気を押し潰すほどの衝撃を叩き込む。
ミシェールの体が宙に舞い、地面に叩きつけられる。
静寂。
しばらくして、ミシェールは苦笑いしながら手を上げた。
「・・・参った。」
コンは尾をたたみ、穏やかに微笑んだ。
「お疲れさまでした♪」
コンはペコリとお辞儀をすると子供の姿に戻り、美桜の元へ駆け寄る。
「勝ちましたー!」
「コンちゃん本気出した?」
「はい!魔法防御されてたので本気で打ち込みました♪」
「おお、やるねミシェールさん。」
美桜はそう言うとミシェールを見る、足を引きずり、腕を抑え、ビェリー戦よりもダメージが大きい。
「ミシェール、よく生きてたな。」
「・・・死んだと思った。」
ため息をつき、座り込むミシェールに美桜が駆け寄る。
「回復しますね♪」
「あぁ、ありがとう。」
美桜の回復で怪我を治すミシェールに麗奈が話しかける。
「ミシェールさん、これどうぞ。」
グラスに入った水を渡す麗奈、ミシェールは礼を言い水を飲む。
「な・・・なんだこれは。」
不思議そうに手を広げながら見つめる。
「世界樹の泉の水です、魔力回復するんですよ。」
当たり前の様に伝える麗奈にミシェールは目を見開き、エンハルトに振り返る。
「おい!!!」
「なんだ?」
「世界樹って言ったよな?!」
「ああ、言ったな。」
「あの世界樹か!?」
「その世界樹だろうな。」
「何処にあるかもわからない伝説の木だぞ!?その水だと!?」
「あー・・・まぁすぐ知る事になるだろうから教えてやるよ、外にある大きな木があるだろう。」
「・・・“姫桜”か。」
「あれは世界樹の種から育った木だぞ。」
あんぐりと口を開け呆けるミシェール、そしてブンブンと風を切る音でエンハルトとミシェールは首を動かす、そう、コンよりも大きく、そして明らかに攻撃に特化した大猿が腕を振り回していた。
「・・・ほら、回復したなら行ってこい。」
エンハルトは真顔で言うと、ミシェールは無言で立ち上がりエイヒムの元へ歩いて行く。
「ウホッ♪」
「・・・」
過去一番大きな魔物を思い出すミシェール。
「・・・ガルングベア・・・いや・・・グランドライノよりデカいな。」
そう呟くと、ミシェールは魔力を溜め防御魔法を体に張り巡らす。
「キツネよりは遅い、だが、一発でも食らえばヤバいな。」
小さく呟きながらミシェールは大猿サンジュを見る、不思議と手の震えは止まっていた。
「――始め!」
エイヒムの声が響く、ミシェールは大猿を見つめたまま剣を構えた。
あなたにおすすめの小説
継子いじめで糾弾されたけれど、義娘本人は離婚したら私についてくると言っています〜出戻り夫人の商売繁盛記〜
野生のイエネコ
恋愛
後妻として男爵家に嫁いだヴィオラは、継子いじめで糾弾され離婚を申し立てられた。
しかし当の義娘であるシャーロットは、親としてどうしようもない父よりも必要な教育を与えたヴィオラの味方。
義娘を連れて実家の商会に出戻ったヴィオラは、貴族での生活を通じて身につけた知恵で新しい服の開発をし、美形の義娘と息子は服飾モデルとして王都に流行の大旋風を引き起こす。
度々襲来してくる元夫の、借金の申込みやヨリを戻そうなどの言葉を躱しながら、事業に成功していくヴィオラ。
そんな中、伯爵家嫡男が、継子いじめの疑惑でヴィオラに近づいてきて?
※小説家になろうで「離婚したので幸せになります!〜出戻り夫人の商売繁盛記〜」として掲載しています。
【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
草を刈っただけで、精霊王に溺愛されていたらしい
卯崎瑛珠
恋愛
卒業パーティで王太子が「貴女との婚約を、破棄する!」と叫ぶところからはじめてみようと、
書いてみましたよ。
真実の愛ってなんでしょうね
-----------------------------
サクッと読める、ざまぁと溺愛です
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
兄妹じゃないとわかったのでお兄様と結婚したら、全部仕込みでした
こじまき
恋愛
【20260401読みやすいように話を分割しました】
伯爵令嬢ヘイゼルは、兄アリステアに恋をしている。叶わないと知りながら、それでも諦めきれなかった。
しかし子ども時代の「取り違え」が発覚し、子爵令嬢ロレッタとして“正しい場所”で生き直すことに。
そして妹ではなくなった彼女に、アリステアは求婚する。
運命のねじれは正されて、望んだとおりに最愛の人と結ばれた――
けれど――その「正しい運命」は、兄アリステアによって用意されたものだった――
※「小説家になろう」にも投稿しています。
ガリ勉令嬢ですが、嘘告されたので誓約書にサインをお願いします!
荒瀬ヤヒロ
恋愛
成績優秀な男爵令嬢のハリィメルは、ある日、同じクラスの公爵令息とその友人達の会話を聞いてしまう。
どうやら彼らはハリィメルに嘘告をするつもりらしい。
「俺とつきあってくれ!」
嘘告されたハリィメルが口にした返事は――
「では、こちらにサインをお願いします」
果たして嘘告の顛末は?
君といるのは疲れると言われたので、婚約者を追いかけるのはやめてみました
水谷繭
恋愛
メイベル・ホワイトは目立たない平凡な少女で、美人な姉といつも比べられてきた。
求婚者の殺到する姉とは反対に、全く縁談のなかったメイベル。
そんなある日、ブラッドという美少年が婚約を持ちかけてくる。姉より自分を選んでくれたブラッドに感謝したメイベルは、彼のために何でもしようとひたすら努力する。
しかしそんな態度を重いと告げられ、君といると疲れると言われてしまう。
ショックを受けたメイベルは、ブラッドばかりの生活を改め、好きだった魔法に打ち込むために魔術院に入ることを決意するが……
◆なろうにも掲載しています
『異世界転生してカフェを開いたら、庭が王宮より人気になってしまいました』
ヤオサカ
恋愛
申し訳ありません、物語の内容を確認しているため、一部非公開にしています
この物語は完結しました。
前世では小さな庭付きカフェを営んでいた主人公。事故により命を落とし、気がつけば異世界の貧しい村に転生していた。
「何もないなら、自分で作ればいいじゃない」
そう言って始めたのは、イングリッシュガーデン風の庭とカフェづくり。花々に囲まれた癒しの空間は次第に評判を呼び、貴族や騎士まで足を運ぶように。
そんな中、無愛想な青年が何度も訪れるようになり――?