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チチル再び!
しおりを挟む「ただいまぁ~~~だぁぁぢかれだあ。」
「おかえり千春。」
家に戻り、いつもの様にクローゼットから見える異世界の門を通る千春は、のんびりと本を読む春恵に声を掛ける、春恵はクスクスと笑いながら答えた。
「勉強は順調?」
「ん-ぼちぼち。」
「ぼちぼちねー。」
「だって覚える事多すぎるんだもぉん!」
「それはそうでしょ、医療系専門学校なんて覚える事だらけでしょ。」
「うっ・・・そうだけどぉ。」
春恵は本を閉じると、千春は椅子に座る、そしてテーブルに寄りかかりダラける。
「でも楽しそうね。」
「うん、面白い、知らない事だらけだもん。」
うつぶせた顔を持ち上げ、ニパッと笑みを飛ばす千春、春恵も微笑み返す、すると扉が開きサフィーナが入って来た。
「お帰りなさいチハル、なにしてるの?」
応接室の扉を開けたサフィーナは、グダッている千春に話しかける。
「ん、きゅーけー。」
「お茶飲む?」
「のむー。」
サフィーナは門のある部屋でお茶を淹れ始める、千春はそれをジッと見つめる。
「サフィーその仕事楽しい?」
「ええ、チハルの侍女をしていると飽きる事はないわね。」
「へー・・・それ褒めてないよね?」
「どうかしら?」
クスッと微笑むと、サフィーナは紅茶を千春の前に置く、そして春恵のカップを入れ替え新しい紅茶を出す。
「ありがとうサフィーちゃん。」
春恵はサフィーナにお礼を言うと、千春を見る、千春はジッとサフィーナを見ていた。
「・・・千春。」
「んあにー?」
「また変な事考えてるわね。」
「んぁあ!思考読まないでよぉー。」
「でも気分転換には良いかもしれないわねぇ。」
春恵は千春の思考を読みながら頷く、サフィーナは母娘の会話を聞きながら首をかしげる。
「何を考えてました?チハル。」
「サフィーちゃんのお仕事見ながら侍女も楽しそうって思ってたわ。」
「・・・楽じゃないわよ?」
「そうなの?モリーは楽そうだけど。」
「それは千春の侍女だからです、普通は家事や掃除、貴族のお供で公務にも付き添います。」
「へー・・・。」
「へーって、何考えてるの?」
「ん、クローゼットに侍女服あったよねーって思ってた。」
「おままごとじゃないんですよ?」
「知ってるよぉ、でもたまには何か違う事したいなって思うじゃん!?」
「それじゃ王女の公務されます?王妃殿下の御仕事も有りますけれど。」
「それは本当の仕事じゃーん!」
「ええ、たまにはやってみます?」
「・・・ヤルか。」
千春はそう言うと立ち上がる。
「チハルは明日休みでしたけれど、王子殿下の妃として動いてもらいましょうか。」
「マ?」
「はい、違う事してみたいのよね?」
「そうだけど、いつもはノースがやってるんだよね?」
「ええ、もう慣れたものですよ。」
「ふむふむ・・・あ!」
千春はポンと手を打ちながら声をあげる、サフィーナは千春がこの動きをすると碌なことが無い、そう思いつつも問いかける。
「何を思いついたんですか。」
「明日は私、ノースの侍女になる!」
「・・・それは良いかもしれませんね。」
「え?良いの?」
「ええ、いきなりチハルが妃の仕事を覚えれる訳がありませんから。」
「・・・まぁそうだけれども。」
「身近でそれを見て覚えてもらえると私の仕事も減ります。」
「あ、サフィーの仕事減るんだ、そりゃそうか、私の教育係でもあるもんね。」
千春が言うと、サフィーナはニコッと微笑む。
「それでは明日、チハルはノースの侍女と言う事で準備します・・・良いのよね?」
「いいよー。」
一部始終を聞いていた春恵は肩を震わせながら笑っていた。
「なに、おかぁさん、めっちゃ笑ってるじゃん。」
「ワラッテナイワヨ。」
「めーーーーっちゃわらってますやーん!」
「だって、千春が侍女でしょ?あの時思い出して。」
「・・・あ。」
千春は以前侍女になりすまし、街へ出かけ、サフィーナにこんこんと叱られた、そして。
「そう、私が女神になった日よ。」
「そう言えばそうだった。」
十数年ぶりに再会した母娘、千春は大泣きし春恵から離れなかったあの日の事を思い出す。
「で?千春、侍女出来るの?」
「モリーが出来るんだよー?出来るっしょー♪」
軽く答える千春、サフィーナもため息まじりで息を吐く。
「それじゃ一応制服を合わせましょうか。」
「ん?クローゼットの?」
「ええ、チハルも成長したんじゃない?」
「えー?全然だけど。」
千春は成長不足な胸をポンポンと叩く。
「身長とか体重とかよ?」
「・・・変わってないと思うけどね。」
2人はそう言うと寝室の方へ向かう、千春はウエストが少しだけキツくなっていたが概ね問題無いと言う事で準備を整えた。
----------------------------
「おはようございます!」
千春は朝早くから皆に声を掛ける、既にヴィッグ、カラコン、化粧は春恵にしてもらい変装済みだ、サフィーナはニコッと微笑み、ナッテリー、サリナは頭を下げる、そしてモリアンは。
「ッっプぷぷぷぷぷぷ。」
「はい!モリー不敬!」
「今日はチハルさん侍女ですよね!私の後輩ですよね!?」
「くっ!モリーのくせに!」
「先輩と呼ばれてもよろしいのですよぉ?」
「調子乗るなぁ!!!」
千春は貧弱な飛び蹴りをモリーにするが、するりと避けられる。
「サフィー!モリーが意地悪するー!」
「大丈夫ですよ、チハルが侍女のお仕事終わった後、後悔しますから。」
サフィーナが言うとモリアンはぴくっと眉を動かす。
「チハルさんごめんなさあああいい!!!」
「手の平くるっくるだねモリー。」
「チハルさんの晩御飯が私の生きる糧なんですう!」
「食堂で食べなよ。」
「それはそれ、これはこれ。」
手を前に出し、横に避けるような動作をするモリアン。
「はいはい、許してあげよう、で?お仕事は?」
「本日は昼3鐘から王宮でお茶会、午後1鐘から王都郊外の農園や果樹園を見学予定ですね。」
「へー、見学とかするんだ。」
「しますよ、農園は特にチハルとタイキ様からお教えいただいた農法をやっていますから。」
「あーアレね。」
ふむふむと頷く千春、モリアンは千春に話しかける。
「チハルさん、今日チハルさんの事なんて呼んだらいいんです?」
「ん?ああ、チチルだよ。」
「ああ、王宮脱走してサフィーにめちゃくちゃおこられt・・・いだだだだだだだ!嘘です!本当ですけど嘘です!」
モリアンがニヤニヤと笑いながら言うと、千春はモリアンの後ろに周りスリーパーホールドで首を絞める。
「ほら、チハル、いえ、チチル、そろそろ行きますよ。」
「はーいサフィーナ様♪」
「・・・。」
「どうしたの?」
「チハルにそう言われると、何かむずっとします。」
「なれる慣れる、あとチチルでしょっ♪」
「そうでした、それでは行きましょう。」
サフィーナはそう言うと、ウキウキの千春、もといチチル、モリアン、サリナを連れ部屋を出て行った。
「おかえり千春。」
家に戻り、いつもの様にクローゼットから見える異世界の門を通る千春は、のんびりと本を読む春恵に声を掛ける、春恵はクスクスと笑いながら答えた。
「勉強は順調?」
「ん-ぼちぼち。」
「ぼちぼちねー。」
「だって覚える事多すぎるんだもぉん!」
「それはそうでしょ、医療系専門学校なんて覚える事だらけでしょ。」
「うっ・・・そうだけどぉ。」
春恵は本を閉じると、千春は椅子に座る、そしてテーブルに寄りかかりダラける。
「でも楽しそうね。」
「うん、面白い、知らない事だらけだもん。」
うつぶせた顔を持ち上げ、ニパッと笑みを飛ばす千春、春恵も微笑み返す、すると扉が開きサフィーナが入って来た。
「お帰りなさいチハル、なにしてるの?」
応接室の扉を開けたサフィーナは、グダッている千春に話しかける。
「ん、きゅーけー。」
「お茶飲む?」
「のむー。」
サフィーナは門のある部屋でお茶を淹れ始める、千春はそれをジッと見つめる。
「サフィーその仕事楽しい?」
「ええ、チハルの侍女をしていると飽きる事はないわね。」
「へー・・・それ褒めてないよね?」
「どうかしら?」
クスッと微笑むと、サフィーナは紅茶を千春の前に置く、そして春恵のカップを入れ替え新しい紅茶を出す。
「ありがとうサフィーちゃん。」
春恵はサフィーナにお礼を言うと、千春を見る、千春はジッとサフィーナを見ていた。
「・・・千春。」
「んあにー?」
「また変な事考えてるわね。」
「んぁあ!思考読まないでよぉー。」
「でも気分転換には良いかもしれないわねぇ。」
春恵は千春の思考を読みながら頷く、サフィーナは母娘の会話を聞きながら首をかしげる。
「何を考えてました?チハル。」
「サフィーちゃんのお仕事見ながら侍女も楽しそうって思ってたわ。」
「・・・楽じゃないわよ?」
「そうなの?モリーは楽そうだけど。」
「それは千春の侍女だからです、普通は家事や掃除、貴族のお供で公務にも付き添います。」
「へー・・・。」
「へーって、何考えてるの?」
「ん、クローゼットに侍女服あったよねーって思ってた。」
「おままごとじゃないんですよ?」
「知ってるよぉ、でもたまには何か違う事したいなって思うじゃん!?」
「それじゃ王女の公務されます?王妃殿下の御仕事も有りますけれど。」
「それは本当の仕事じゃーん!」
「ええ、たまにはやってみます?」
「・・・ヤルか。」
千春はそう言うと立ち上がる。
「チハルは明日休みでしたけれど、王子殿下の妃として動いてもらいましょうか。」
「マ?」
「はい、違う事してみたいのよね?」
「そうだけど、いつもはノースがやってるんだよね?」
「ええ、もう慣れたものですよ。」
「ふむふむ・・・あ!」
千春はポンと手を打ちながら声をあげる、サフィーナは千春がこの動きをすると碌なことが無い、そう思いつつも問いかける。
「何を思いついたんですか。」
「明日は私、ノースの侍女になる!」
「・・・それは良いかもしれませんね。」
「え?良いの?」
「ええ、いきなりチハルが妃の仕事を覚えれる訳がありませんから。」
「・・・まぁそうだけれども。」
「身近でそれを見て覚えてもらえると私の仕事も減ります。」
「あ、サフィーの仕事減るんだ、そりゃそうか、私の教育係でもあるもんね。」
千春が言うと、サフィーナはニコッと微笑む。
「それでは明日、チハルはノースの侍女と言う事で準備します・・・良いのよね?」
「いいよー。」
一部始終を聞いていた春恵は肩を震わせながら笑っていた。
「なに、おかぁさん、めっちゃ笑ってるじゃん。」
「ワラッテナイワヨ。」
「めーーーーっちゃわらってますやーん!」
「だって、千春が侍女でしょ?あの時思い出して。」
「・・・あ。」
千春は以前侍女になりすまし、街へ出かけ、サフィーナにこんこんと叱られた、そして。
「そう、私が女神になった日よ。」
「そう言えばそうだった。」
十数年ぶりに再会した母娘、千春は大泣きし春恵から離れなかったあの日の事を思い出す。
「で?千春、侍女出来るの?」
「モリーが出来るんだよー?出来るっしょー♪」
軽く答える千春、サフィーナもため息まじりで息を吐く。
「それじゃ一応制服を合わせましょうか。」
「ん?クローゼットの?」
「ええ、チハルも成長したんじゃない?」
「えー?全然だけど。」
千春は成長不足な胸をポンポンと叩く。
「身長とか体重とかよ?」
「・・・変わってないと思うけどね。」
2人はそう言うと寝室の方へ向かう、千春はウエストが少しだけキツくなっていたが概ね問題無いと言う事で準備を整えた。
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「おはようございます!」
千春は朝早くから皆に声を掛ける、既にヴィッグ、カラコン、化粧は春恵にしてもらい変装済みだ、サフィーナはニコッと微笑み、ナッテリー、サリナは頭を下げる、そしてモリアンは。
「ッっプぷぷぷぷぷぷ。」
「はい!モリー不敬!」
「今日はチハルさん侍女ですよね!私の後輩ですよね!?」
「くっ!モリーのくせに!」
「先輩と呼ばれてもよろしいのですよぉ?」
「調子乗るなぁ!!!」
千春は貧弱な飛び蹴りをモリーにするが、するりと避けられる。
「サフィー!モリーが意地悪するー!」
「大丈夫ですよ、チハルが侍女のお仕事終わった後、後悔しますから。」
サフィーナが言うとモリアンはぴくっと眉を動かす。
「チハルさんごめんなさあああいい!!!」
「手の平くるっくるだねモリー。」
「チハルさんの晩御飯が私の生きる糧なんですう!」
「食堂で食べなよ。」
「それはそれ、これはこれ。」
手を前に出し、横に避けるような動作をするモリアン。
「はいはい、許してあげよう、で?お仕事は?」
「本日は昼3鐘から王宮でお茶会、午後1鐘から王都郊外の農園や果樹園を見学予定ですね。」
「へー、見学とかするんだ。」
「しますよ、農園は特にチハルとタイキ様からお教えいただいた農法をやっていますから。」
「あーアレね。」
ふむふむと頷く千春、モリアンは千春に話しかける。
「チハルさん、今日チハルさんの事なんて呼んだらいいんです?」
「ん?ああ、チチルだよ。」
「ああ、王宮脱走してサフィーにめちゃくちゃおこられt・・・いだだだだだだだ!嘘です!本当ですけど嘘です!」
モリアンがニヤニヤと笑いながら言うと、千春はモリアンの後ろに周りスリーパーホールドで首を絞める。
「ほら、チハル、いえ、チチル、そろそろ行きますよ。」
「はーいサフィーナ様♪」
「・・・。」
「どうしたの?」
「チハルにそう言われると、何かむずっとします。」
「なれる慣れる、あとチチルでしょっ♪」
「そうでした、それでは行きましょう。」
サフィーナはそう言うと、ウキウキの千春、もといチチル、モリアン、サリナを連れ部屋を出て行った。
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