914 / 1,139
連載
ストーノク王都へれっつごー!
しおりを挟む
ストーノク王国、サラマンド王に命じられた護衛たちは、千春たちの乗る馬車を護衛しながら王都への道を進んでいた。馬車はガタガタと揺れ、千春たちは頼子が影収納から取り出したクッションをお尻に敷いて、少しでも衝撃を和らげようとしていた。
「さっきは気づかなかったけど・・・もしかして治安あんまり良くないんじゃない?」
馬車の窓から外を覗き込む千春の目に、通りや横道に入る細い道が映った、古びた服を着た男が、俯いたまま動かずに立っている。
「確かに、あれはちょっと怖いね。」
千春の隣で同じように外を見ていた頼子が、小さく頷いた。
「ジブラロールの治安と比べちゃダメっしょ。」
千春の後ろで、麗奈が笑いながら言った。
「そうそう、それに昔はもっと酷かったらしいよ?」
そう言って美桜は、前方に座るエーデルに目を向けた。エーデルも真面目な顔で頷く、その様子を見ていたエンハルトが、静かに口を開いた。
「他国からも人が集まると、どうしても職の無い者が増える、そうすれば、当然犯罪も増えるものだ、ストーノク王国は国土が広く、人口も多い、こういう状況は避けられないだろうな。」
エンハルトの言葉に、千春は少し考え込むように眉をひそめた。
「でも・・・ウィステルの時のストノクト王国時代は、もっと小さい国だったよ。」
千春の言葉に、エンハルトは一瞬目を細めた。
「三千年前だったか?」
「うん。」
千春は頷いた、するとエンハルトは微笑を浮かべる。
「ジブラロールも千年続く王国だ、だが千年前は、まだほんの小さな国にすぎなかった、三千年も続けば、国も大きくなる。そして・・・この状況は今に始まったことではないだろう。」
少し悲しげな響きを含んだ声でエンハルトは呟いた。
その横顔を見つめながら、千春は黙って頷いた、そしてもう一度外を見やると、さっきの男の姿はすでに見えなくなり、代わりに街の喧騒が少しずつ近づいてくる、千春は気を取り直すように、外を見渡した。
「あっ、獣人さん発見!・・・首輪してる。」
千春が見つけたのは、みすぼらしい格好をした角を持つ獣人で、首に金属の首輪をつけていた。頼子もそれに気づき、悲しそうに呟いた。
「奴隷かな・・・。」
頼子の言葉にアリンハンドが頷いた。
「ええ、あの首輪には魔法がかけられているようです、あれは間違いなく奴隷の印ですね。」
「奴隷の首輪かぁ・・・。」
頼子とアリンハンドのやり取りを聞いていた青空と大愛も、外を見ながらぽつりと呟く。
「なんで奴隷にしちゃうんだろうね。」
「かわいそうだよね・・・。」
二人の問いに、日葵が少し考えながら口を開いた。
「この国の法律は詳しくないけど、ブルーワグにも奴隷はいるよ、犯罪奴隷だけどね。」
日葵の言葉に、花音が小首をかしげた。
「奴隷商人はいるの?」
「いないよ、違法だからね。それに、犯罪奴隷でも生活の保障と身の安全はきちんと守られてるんだよ。」
「へぇ・・・ブルーワグの法律?」
花音が目を丸くすると、日葵は頷いた。
「そう。ジブラロールも、確か犯罪奴隷はいるはずだよね?」
日葵はエンハルトの方を見た、エンハルトは真剣な顔で頷く。
「ああ、概ねブルーワグと同じだな、仕事や居住地に制限があるが、生活の保障は義務付けられている。」
「へぇ・・・。」
千春も、それを聞き頷く。
「私も勉強したけど、日本のブラック企業よりホワイトだよね、こっちの犯罪奴隷さん。」
「日本のサラリーマンは奴隷以下か!」
「ブラック企業のサラリーマンが、でしょ。」
「寝る暇すら無い人もいるらしいからね~。」
千春達の言葉に、話を聞いていたモリアンが呟く。
「なんで、そんな奴隷みたいな仕事辞めないんですかぁ?」
それを聞き千春達は腕を組み首を傾げる。
「「「「「「「「さぁ?」」」」」」」」
働いた事の無い千春達も、不思議そうに顔を見合わせると、馬車の中に、くすくすと笑い声が広がった。
馬車は暫く進み、大きな門の前で止まった、御者が控えめに声をかけると、門が開かれ、広い屋敷の敷地内へと入っていく、外よりは落ち着いた空気が流れていた。馬車の扉が開かれると、案内役の執事が丁寧に一礼し、千春たちを迎えた。
「皆様、ようこそお越しくださいました。」
執事は深々と頭を下げ、にこやかに笑みを浮かべた。
「わあ……すごいお屋敷だね。」
千春は感心したように目を丸くし、隣の頼子も小さく頷く。
「立派すぎて落ち着かないかも……。」
「確かに。」と麗奈が笑った。
すると、執事は王都通りの説明を始める。
「この門の先には商人たちの店が並んでおります。必要な物があれば、どうぞご利用くださいませ。」
「へぇ~、屋敷の前に市場があるんですか?」
「いえ、屋敷の外の通りでございます。ですがお屋敷のすぐ前なので、護衛が常に控えております。」
「護衛・・・。」
その言葉に千春は思わず後ろを振り返った、そこには鎧姿の兵士たちが控えている。
「全員に護衛が付くよう手配されております、安心して王都をお楽しみください。」
執事がそう言うと、サフィーナの横にも兵士が、そしてモリアンの横にも兵士が付く。
「え、私たちにも護衛がつくんですか?」
モリアンが不安そうに問いかける。
「それはそうでしょう、聖女様のお付きも護衛対象となりますよ。」
そう答えたのは、少し後ろに控えていたアリンハンドだった、そしてアリンハンドの横にも兵士が立つ。
「私にも護衛がついているようですし。」
アリンハンドが肩をすくめると、千春はクスクス笑う。
「なんだか物々しいね。」
「確かに。」
頼子も同意する。
「でも、あの治安を見たら納得だよね。」
千春はさっきの街の様子を思い出して、少し真剣な顔をした。
「うん・・・あ!」
その時、千春はエンハルトの方を振り返った。
「ハルト、お金ってどうすればいいかな、ジブラロールの金貨はいっぱいあるけど、使えるのかな。」
「サラマンド王が手配している、俺達が払う必要はないぞ、心配するな。」
エンハルトは落ち着いた声で答える。
「えっ!じゃあ、何でも買えるってこと?」
千春が目を輝かせると、アリンハンドが口を挟んだ。
「チハルさん。」
「なに?」
「限度って言葉、ご存知ですか?」
「・・・ヨリ、あんたの彼氏、私を馬鹿にしてない?」
千春が頬を膨らませると、頼子はあからさまに驚いた態度で千春を見る。
「千春!限度って言葉知ってるの!?」
「よーりー!!!」
「うそうそ!!冗談だって!」
そのやり取りに、麗奈や美桜も吹き出し、馬車の外が一気に賑やかになった。
一方、その会話を少し離れた場所で聞いていたフランシスは、控えめにヤーテとテールキに声をかけた。
「ヤーテ、テールキ。」
「はい!」と二人は同時に背筋を伸ばす。
「それぞれのグループに分かれて見守るわよ。私はチハル様に付きます。ヤーテはミオ様を。」
「承知しました!」
ヤーテが力強く頷く。
「私はソラ様の方へ向かいますね。」
テールキが微笑んで言うと、ヤーテが小首をかしげた。
「ヒマリ様とカノン様の方はどうしましょう?」
するとフランシスは、ふっと微笑みを浮かべた。
「ヒマリ様とカノン様は、こちらの常識を既に理解されているわ。お付きの侍女たちで十分対応できるでしょう。」
「なるほど。」
ヤーテは感心したように日葵と花音を見る、フランシスは二人の手をそっと取ると、きゅっと握りしめる。
「私たちがしっかり支えましょうね。」
「はい!」
ヤーテとテールキは大きく頷くと、元気よく答えた、そんな話をしているとは思いもしない千春たちは、すっかりいつもの調子を取り戻していた。
「よーし、買い物ツアーだー!」
「千春、落ち着きなー?」
「大丈夫だって!限度って言葉も知ってるし~♪」
「知ってるだけじゃダメなんだけどね?」
そんな賑やかなやり取りを背に、護衛たちは一行を静かに見守っていた。
「さっきは気づかなかったけど・・・もしかして治安あんまり良くないんじゃない?」
馬車の窓から外を覗き込む千春の目に、通りや横道に入る細い道が映った、古びた服を着た男が、俯いたまま動かずに立っている。
「確かに、あれはちょっと怖いね。」
千春の隣で同じように外を見ていた頼子が、小さく頷いた。
「ジブラロールの治安と比べちゃダメっしょ。」
千春の後ろで、麗奈が笑いながら言った。
「そうそう、それに昔はもっと酷かったらしいよ?」
そう言って美桜は、前方に座るエーデルに目を向けた。エーデルも真面目な顔で頷く、その様子を見ていたエンハルトが、静かに口を開いた。
「他国からも人が集まると、どうしても職の無い者が増える、そうすれば、当然犯罪も増えるものだ、ストーノク王国は国土が広く、人口も多い、こういう状況は避けられないだろうな。」
エンハルトの言葉に、千春は少し考え込むように眉をひそめた。
「でも・・・ウィステルの時のストノクト王国時代は、もっと小さい国だったよ。」
千春の言葉に、エンハルトは一瞬目を細めた。
「三千年前だったか?」
「うん。」
千春は頷いた、するとエンハルトは微笑を浮かべる。
「ジブラロールも千年続く王国だ、だが千年前は、まだほんの小さな国にすぎなかった、三千年も続けば、国も大きくなる。そして・・・この状況は今に始まったことではないだろう。」
少し悲しげな響きを含んだ声でエンハルトは呟いた。
その横顔を見つめながら、千春は黙って頷いた、そしてもう一度外を見やると、さっきの男の姿はすでに見えなくなり、代わりに街の喧騒が少しずつ近づいてくる、千春は気を取り直すように、外を見渡した。
「あっ、獣人さん発見!・・・首輪してる。」
千春が見つけたのは、みすぼらしい格好をした角を持つ獣人で、首に金属の首輪をつけていた。頼子もそれに気づき、悲しそうに呟いた。
「奴隷かな・・・。」
頼子の言葉にアリンハンドが頷いた。
「ええ、あの首輪には魔法がかけられているようです、あれは間違いなく奴隷の印ですね。」
「奴隷の首輪かぁ・・・。」
頼子とアリンハンドのやり取りを聞いていた青空と大愛も、外を見ながらぽつりと呟く。
「なんで奴隷にしちゃうんだろうね。」
「かわいそうだよね・・・。」
二人の問いに、日葵が少し考えながら口を開いた。
「この国の法律は詳しくないけど、ブルーワグにも奴隷はいるよ、犯罪奴隷だけどね。」
日葵の言葉に、花音が小首をかしげた。
「奴隷商人はいるの?」
「いないよ、違法だからね。それに、犯罪奴隷でも生活の保障と身の安全はきちんと守られてるんだよ。」
「へぇ・・・ブルーワグの法律?」
花音が目を丸くすると、日葵は頷いた。
「そう。ジブラロールも、確か犯罪奴隷はいるはずだよね?」
日葵はエンハルトの方を見た、エンハルトは真剣な顔で頷く。
「ああ、概ねブルーワグと同じだな、仕事や居住地に制限があるが、生活の保障は義務付けられている。」
「へぇ・・・。」
千春も、それを聞き頷く。
「私も勉強したけど、日本のブラック企業よりホワイトだよね、こっちの犯罪奴隷さん。」
「日本のサラリーマンは奴隷以下か!」
「ブラック企業のサラリーマンが、でしょ。」
「寝る暇すら無い人もいるらしいからね~。」
千春達の言葉に、話を聞いていたモリアンが呟く。
「なんで、そんな奴隷みたいな仕事辞めないんですかぁ?」
それを聞き千春達は腕を組み首を傾げる。
「「「「「「「「さぁ?」」」」」」」」
働いた事の無い千春達も、不思議そうに顔を見合わせると、馬車の中に、くすくすと笑い声が広がった。
馬車は暫く進み、大きな門の前で止まった、御者が控えめに声をかけると、門が開かれ、広い屋敷の敷地内へと入っていく、外よりは落ち着いた空気が流れていた。馬車の扉が開かれると、案内役の執事が丁寧に一礼し、千春たちを迎えた。
「皆様、ようこそお越しくださいました。」
執事は深々と頭を下げ、にこやかに笑みを浮かべた。
「わあ……すごいお屋敷だね。」
千春は感心したように目を丸くし、隣の頼子も小さく頷く。
「立派すぎて落ち着かないかも……。」
「確かに。」と麗奈が笑った。
すると、執事は王都通りの説明を始める。
「この門の先には商人たちの店が並んでおります。必要な物があれば、どうぞご利用くださいませ。」
「へぇ~、屋敷の前に市場があるんですか?」
「いえ、屋敷の外の通りでございます。ですがお屋敷のすぐ前なので、護衛が常に控えております。」
「護衛・・・。」
その言葉に千春は思わず後ろを振り返った、そこには鎧姿の兵士たちが控えている。
「全員に護衛が付くよう手配されております、安心して王都をお楽しみください。」
執事がそう言うと、サフィーナの横にも兵士が、そしてモリアンの横にも兵士が付く。
「え、私たちにも護衛がつくんですか?」
モリアンが不安そうに問いかける。
「それはそうでしょう、聖女様のお付きも護衛対象となりますよ。」
そう答えたのは、少し後ろに控えていたアリンハンドだった、そしてアリンハンドの横にも兵士が立つ。
「私にも護衛がついているようですし。」
アリンハンドが肩をすくめると、千春はクスクス笑う。
「なんだか物々しいね。」
「確かに。」
頼子も同意する。
「でも、あの治安を見たら納得だよね。」
千春はさっきの街の様子を思い出して、少し真剣な顔をした。
「うん・・・あ!」
その時、千春はエンハルトの方を振り返った。
「ハルト、お金ってどうすればいいかな、ジブラロールの金貨はいっぱいあるけど、使えるのかな。」
「サラマンド王が手配している、俺達が払う必要はないぞ、心配するな。」
エンハルトは落ち着いた声で答える。
「えっ!じゃあ、何でも買えるってこと?」
千春が目を輝かせると、アリンハンドが口を挟んだ。
「チハルさん。」
「なに?」
「限度って言葉、ご存知ですか?」
「・・・ヨリ、あんたの彼氏、私を馬鹿にしてない?」
千春が頬を膨らませると、頼子はあからさまに驚いた態度で千春を見る。
「千春!限度って言葉知ってるの!?」
「よーりー!!!」
「うそうそ!!冗談だって!」
そのやり取りに、麗奈や美桜も吹き出し、馬車の外が一気に賑やかになった。
一方、その会話を少し離れた場所で聞いていたフランシスは、控えめにヤーテとテールキに声をかけた。
「ヤーテ、テールキ。」
「はい!」と二人は同時に背筋を伸ばす。
「それぞれのグループに分かれて見守るわよ。私はチハル様に付きます。ヤーテはミオ様を。」
「承知しました!」
ヤーテが力強く頷く。
「私はソラ様の方へ向かいますね。」
テールキが微笑んで言うと、ヤーテが小首をかしげた。
「ヒマリ様とカノン様の方はどうしましょう?」
するとフランシスは、ふっと微笑みを浮かべた。
「ヒマリ様とカノン様は、こちらの常識を既に理解されているわ。お付きの侍女たちで十分対応できるでしょう。」
「なるほど。」
ヤーテは感心したように日葵と花音を見る、フランシスは二人の手をそっと取ると、きゅっと握りしめる。
「私たちがしっかり支えましょうね。」
「はい!」
ヤーテとテールキは大きく頷くと、元気よく答えた、そんな話をしているとは思いもしない千春たちは、すっかりいつもの調子を取り戻していた。
「よーし、買い物ツアーだー!」
「千春、落ち着きなー?」
「大丈夫だって!限度って言葉も知ってるし~♪」
「知ってるだけじゃダメなんだけどね?」
そんな賑やかなやり取りを背に、護衛たちは一行を静かに見守っていた。
916
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
【完結】無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない
ベル
恋愛
旦那様とは政略結婚。
公爵家の次期当主であった旦那様と、領地の経営が悪化し、没落寸前の伯爵令嬢だった私。
旦那様と結婚したおかげで私の家は安定し、今では昔よりも裕福な暮らしができるようになりました。
そんな私は旦那様に感謝しています。
無口で何を考えているか分かりにくい方ですが、とてもお優しい方なのです。
そんな二人の日常を書いてみました。
お読みいただき本当にありがとうございますm(_ _)m
無事完結しました!
母は何処? 父はだぁれ?
穂村満月
ファンタジー
うちは、父3人母2人妹1人の7人家族だ。
産みの母は誰だかわかるが、実父は誰だかわからない。
妹も、実妹なのか不明だ。
そんなよくわからない家族の中で暮らしていたが、ある日突然、実母がいなくなってしまった。
父たちに聞いても、母のことを教えてはくれない。
母は、どこへ行ってしまったんだろう!
というところからスタートする、
さて、実父は誰でしょう? というクイズ小説です。
変な家族に揉まれて、主人公が成長する物語でもなく、
家族とのふれあいを描くヒューマンドラマでもありません。
意味のわからない展開から、誰の子なのか想像してもらえたらいいなぁ、と思っております。
前作「死んでないのに異世界転生? 三重苦だけど頑張ります」の完結記念ssの「誰の子産むの?」のアンサーストーリーになります。
もう伏線は回収しきっているので、変なことは起きても謎は何もありません。
単体でも楽しめるように書けたらいいな、と思っておりますが、前作の設定とキャラクターが意味不明すぎて、説明するのが難しすぎました。嫁の夫をお父さんお母さん呼びするのを諦めたり、いろんな変更を行っております。設定全ては持ってこれないことを先にお詫びします。
また、先にこちらを読むと、1話目から前作のネタバレが大量に飛び出すことも、お詫び致します。
「小説家になろう」で連載していたものです。
英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です
氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。
英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。
本の虫令嬢ですが「君が番だ! 間違いない」と、竜騎士様が迫ってきます
氷雨そら
恋愛
本の虫として社交界に出ることもなく、婚約者もいないミリア。
「君が番だ! 間違いない」
(番とは……!)
今日も読書にいそしむミリアの前に現れたのは、王都にたった一人の竜騎士様。
本好き令嬢が、強引な竜騎士様に振り回される竜人の番ラブコメ。
小説家になろう様にも投稿しています。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。