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パーティー④
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「華恵お待たせ。西園寺さん、こんばんは。今日はお忙しいところをお越しいただきありがとうございます。」
「晴臣くん、そんなにかしこまらないで。お招きありがとう。華恵のドレスや賢人のスーツまで用意していただいて…
後でご両親にもご挨拶に伺うわね。」
「はい。華恵さんを紹介したい方がいますので連れて行ってもいいですか?」
「もちろん。華恵、失礼のないようにね。」
「はーい。しっかり挨拶してきます!」
その後は晴臣と一緒に招待客へ挨拶して回った
娘や親戚の子を連れてきて晴臣に紹介しようという人が多かった
中には小学校に入学したばかりの子や大学生もいた…みんなの必死さが伝わりましたよ
「今日はお忙しいところお越しいただきありがとうございます。こちら婚約者の西園寺華恵です。」
…晴臣が紹介する隙を与えない
最初の挨拶に続けて流れるように私を紹介するのだ
しかも婚約者をここぞとばかりに強調している
「とてもお似合いですね。(苦笑い)娘の里香です。」
「そうですか。パーティー楽しんでください。それでは。」
娘さん、泣きそうな顔してるよー
そりゃあこんなイケメンとお近付きになるチャンスあったら張り切っておめかしするよねー
なのに隣に迫力美人がいて挨拶すらさせてもらえないんだよー
…なんかごめんなさい
「ねぇ、晴ちゃん、大丈夫なの?」
「何が?」
「だって明らかに晴ちゃんとお近付きになりたいんだよね?晴ちゃん的に話してみたい人とかいないのかなぁって。」
「いない。」
「そっか。もし私が邪魔だったら遠慮なく言ってね。適当に待ってるから。」
「華恵が邪魔なんてことはない。むしろ俺から離れるなよ。」
「うん、分かった。」
自惚れじゃなく、晴臣は私のことを好いてくれていると思う
かっこよくて優しくて私のことを大事にしてくれる
こんなに誠実な晴臣がヒロインが現れたから乗り換えるなんてことはないだろう
だけどやっぱり不安が拭えない
乙女ゲームの世界だから…
ヒロインが現れたら強制力みたいなもので惹かれてしまうんじゃないだろうか…
中身の年齢はアラサーなのに振られるのが怖いなんて情けない
前世では結婚もしてたしそれなりに恋愛経験はあった
学生の頃の恋なんて長続きしないことの方が多い
それが分かってるからこそ晴臣に他に好きな人ができたら応援したい
転生してからずっとそう思ってる
「まだ15歳だし、これから高校生になって新しい出会いもあるし…。もし、晴ちゃんに好きな人ができたら、私は応援するからね!!」
自分で言っておいてなんだが胸がチクッとした
晴臣の顔が見れない…
「……華恵は、……いや、なんでもない。」
私は晴臣が好きだよ…
でも、ごめん…
引き返せなくなるのがこわくてこれ以上踏み込むことはできないよ…
「晴臣くん、そんなにかしこまらないで。お招きありがとう。華恵のドレスや賢人のスーツまで用意していただいて…
後でご両親にもご挨拶に伺うわね。」
「はい。華恵さんを紹介したい方がいますので連れて行ってもいいですか?」
「もちろん。華恵、失礼のないようにね。」
「はーい。しっかり挨拶してきます!」
その後は晴臣と一緒に招待客へ挨拶して回った
娘や親戚の子を連れてきて晴臣に紹介しようという人が多かった
中には小学校に入学したばかりの子や大学生もいた…みんなの必死さが伝わりましたよ
「今日はお忙しいところお越しいただきありがとうございます。こちら婚約者の西園寺華恵です。」
…晴臣が紹介する隙を与えない
最初の挨拶に続けて流れるように私を紹介するのだ
しかも婚約者をここぞとばかりに強調している
「とてもお似合いですね。(苦笑い)娘の里香です。」
「そうですか。パーティー楽しんでください。それでは。」
娘さん、泣きそうな顔してるよー
そりゃあこんなイケメンとお近付きになるチャンスあったら張り切っておめかしするよねー
なのに隣に迫力美人がいて挨拶すらさせてもらえないんだよー
…なんかごめんなさい
「ねぇ、晴ちゃん、大丈夫なの?」
「何が?」
「だって明らかに晴ちゃんとお近付きになりたいんだよね?晴ちゃん的に話してみたい人とかいないのかなぁって。」
「いない。」
「そっか。もし私が邪魔だったら遠慮なく言ってね。適当に待ってるから。」
「華恵が邪魔なんてことはない。むしろ俺から離れるなよ。」
「うん、分かった。」
自惚れじゃなく、晴臣は私のことを好いてくれていると思う
かっこよくて優しくて私のことを大事にしてくれる
こんなに誠実な晴臣がヒロインが現れたから乗り換えるなんてことはないだろう
だけどやっぱり不安が拭えない
乙女ゲームの世界だから…
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自分で言っておいてなんだが胸がチクッとした
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引き返せなくなるのがこわくてこれ以上踏み込むことはできないよ…
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