18 / 79
第拾捌話 落ち着けない
しおりを挟む
私は、ヒューイットさんに家(屋敷)まで、送ってもらった。
「着いたな。今日は色々あったし、家でゆっくり、休め。」
「ヒューイットさん、送ってくれてありがとうございます。色々、お世話になったので、お礼したいですし、うちで少しゆっくりしていきませんか?」
「そういうのは、いい。大人が困っている子供の手助けをするのは、当たり前のことだ。」
「だから、アオイは気にするな。ありがとうって言ってもらったからな、その礼の言葉だけで、充分だ。それにこの後、ちょっと予定があるからな。」
「アオイも家まで送り届けたし、俺は帰るよ。 」
「わかりました。予定があるなら仕方ないですしね。」
「ギルドで会ったら、また色々教えて下さいね。」
「おお、わかった。それじゃな。俺は行くわ。」
「はい。さようなら。」
帰って行くヒューイットさんを見送ってから、私は屋敷の中に入っていた。
玄関の扉を開け、屋敷の中に入ると、こういう屋敷には、ありがちな美術品などが飾られていることもなく、というか何もなく、絨毯は敷いてあるけど、空き家って感じだ。
まあ、あったらあったで更に貴族って誤解が加速するから、このままでもいいけど、何か寂しいし、殺風景だからそうのち、何か考えよう。
自分にはよくわからないから、誰かに聞いてみよう。
「ヒューイットさんを家に誘ったけど、断ってくれて、良かったのかもな。」
「私も今日初めて家を見たから、中がどうなっているかわからなかったわけだし、どこに何があるかもわからないから、おもてなしするにしてもあたふたしちゃっただろうし、そうしたら変に思われちゃっただろうしね。」
「じゃあ、部屋やキッチン、そして楽しみなお風呂とか見に行くかな。」
そして、私は、色々屋敷内を見て回った。
簡単に説明すると、
玄関ホールは吹き抜けにやっており、簡単な訪問の対応ためなのか、そのため椅子など応接セットがある。
キッチンは広いことを除けば、日本と同じ感じのシステムキッチンって感じだった。
スイッチもないし、押してもないのに、屋敷に入ったら照明が着いて明るくなったし、コンロの火もちゃっと着いたけど、ガスじゃないみたいだし、水もちゃんと出たし、冷蔵庫も日本のような感じではないけどちゃんとあったし、電気が通ってる感じではないのに冷蔵庫内は冷えていた。その辺はあとヴィーナにまとめて聞いてみよう。
浴室は予想通り、広々としていて、しかも二ヶ所もあった。これは入るのが楽しみだ。サウナは無かったけど……
二階に寝室もそれなりの数あり、各部屋や各部屋のクローゼットは広かったし、ベッドも大きかった。
他にも応接室など色々あったが説明はこのくらいにしておこう。
屋敷内を見て回った私は、二階の気に入った一室を自分の部屋にすることにして、ベッドに寝転がった。
(ヴィーナ、この屋敷の照明とかコンロとか冷蔵庫とか、火や水とか、どうなっているの?)
(は~い♥️ 呼ばれて、飛び出ず、ジャジャ~ン)
ヴィーナが、どこかの大○王に似た事を言ってきた。まあ自我はあっても、肉体はないから飛び出る事は、出来ないわな。
(照明、コンロの火、キッチンなどの水、冷蔵庫内を冷やしたりとか、あと生活排水の汚水の処理は魔石で賄っているのよぁ♥️)
(
(魔石か。異世界っぽいね)
(でしょ、でしょ。異世界来たぜぇって感じでしょ♥️)
色々見て回ったり、わからないことをヴィーナに聞いたりしたけど、日本の一般家庭で暮らしていた私からすると、部屋も多すぎるし、広すぎるし、ベッドが大きいのとクローゼット、お風呂が広いのは嬉しいけど、掃除が大変だな。
コンロの火や冷蔵庫、照明、キッチンやお風呂、トイレなどの水などは異世界らしく魔石で賄っているらしい。
「こんな屋敷で一人で暮らすとか……寂しさを感じる……それに落ち着かない。話し相手になりそうなのはおネエキャラのヴィーナだけから、疲れて、尚更、落ち着けない。」
(失礼しちゃうわね(怒))
(!!)
おお、愚痴ってたら、ヴィーナが失礼だという声が聞こえた。
「着いたな。今日は色々あったし、家でゆっくり、休め。」
「ヒューイットさん、送ってくれてありがとうございます。色々、お世話になったので、お礼したいですし、うちで少しゆっくりしていきませんか?」
「そういうのは、いい。大人が困っている子供の手助けをするのは、当たり前のことだ。」
「だから、アオイは気にするな。ありがとうって言ってもらったからな、その礼の言葉だけで、充分だ。それにこの後、ちょっと予定があるからな。」
「アオイも家まで送り届けたし、俺は帰るよ。 」
「わかりました。予定があるなら仕方ないですしね。」
「ギルドで会ったら、また色々教えて下さいね。」
「おお、わかった。それじゃな。俺は行くわ。」
「はい。さようなら。」
帰って行くヒューイットさんを見送ってから、私は屋敷の中に入っていた。
玄関の扉を開け、屋敷の中に入ると、こういう屋敷には、ありがちな美術品などが飾られていることもなく、というか何もなく、絨毯は敷いてあるけど、空き家って感じだ。
まあ、あったらあったで更に貴族って誤解が加速するから、このままでもいいけど、何か寂しいし、殺風景だからそうのち、何か考えよう。
自分にはよくわからないから、誰かに聞いてみよう。
「ヒューイットさんを家に誘ったけど、断ってくれて、良かったのかもな。」
「私も今日初めて家を見たから、中がどうなっているかわからなかったわけだし、どこに何があるかもわからないから、おもてなしするにしてもあたふたしちゃっただろうし、そうしたら変に思われちゃっただろうしね。」
「じゃあ、部屋やキッチン、そして楽しみなお風呂とか見に行くかな。」
そして、私は、色々屋敷内を見て回った。
簡単に説明すると、
玄関ホールは吹き抜けにやっており、簡単な訪問の対応ためなのか、そのため椅子など応接セットがある。
キッチンは広いことを除けば、日本と同じ感じのシステムキッチンって感じだった。
スイッチもないし、押してもないのに、屋敷に入ったら照明が着いて明るくなったし、コンロの火もちゃっと着いたけど、ガスじゃないみたいだし、水もちゃんと出たし、冷蔵庫も日本のような感じではないけどちゃんとあったし、電気が通ってる感じではないのに冷蔵庫内は冷えていた。その辺はあとヴィーナにまとめて聞いてみよう。
浴室は予想通り、広々としていて、しかも二ヶ所もあった。これは入るのが楽しみだ。サウナは無かったけど……
二階に寝室もそれなりの数あり、各部屋や各部屋のクローゼットは広かったし、ベッドも大きかった。
他にも応接室など色々あったが説明はこのくらいにしておこう。
屋敷内を見て回った私は、二階の気に入った一室を自分の部屋にすることにして、ベッドに寝転がった。
(ヴィーナ、この屋敷の照明とかコンロとか冷蔵庫とか、火や水とか、どうなっているの?)
(は~い♥️ 呼ばれて、飛び出ず、ジャジャ~ン)
ヴィーナが、どこかの大○王に似た事を言ってきた。まあ自我はあっても、肉体はないから飛び出る事は、出来ないわな。
(照明、コンロの火、キッチンなどの水、冷蔵庫内を冷やしたりとか、あと生活排水の汚水の処理は魔石で賄っているのよぁ♥️)
(
(魔石か。異世界っぽいね)
(でしょ、でしょ。異世界来たぜぇって感じでしょ♥️)
色々見て回ったり、わからないことをヴィーナに聞いたりしたけど、日本の一般家庭で暮らしていた私からすると、部屋も多すぎるし、広すぎるし、ベッドが大きいのとクローゼット、お風呂が広いのは嬉しいけど、掃除が大変だな。
コンロの火や冷蔵庫、照明、キッチンやお風呂、トイレなどの水などは異世界らしく魔石で賄っているらしい。
「こんな屋敷で一人で暮らすとか……寂しさを感じる……それに落ち着かない。話し相手になりそうなのはおネエキャラのヴィーナだけから、疲れて、尚更、落ち着けない。」
(失礼しちゃうわね(怒))
(!!)
おお、愚痴ってたら、ヴィーナが失礼だという声が聞こえた。
応援ありがとうございます!
10
お気に入りに追加
546
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる