2 / 154
一日目
〈初瀬山邸〉へ②
しおりを挟む
***
初瀬山勇次郎とは、第二次世界大戦後、巨万の富を築いた、日本の歴史に名を残す大富豪の一人だ。
戦禍から逃れ、海外に逃れた彼は、現地の投資会社を牛耳り、投資で莫大な財を築き上げたとされる。
その後、後継者に会社経営を託し、日本に戻ってきた彼はこの山奥に別邸を建てた。都市部に本邸はあったらしいが、そちらは火事で焼失してしまったため、実質、この別邸が初瀬山家の本邸として扱われている。
初瀬山勇次郎は美術品に目がなかったようで、有名無名関係なく、彼の目に留まった画家や彫刻家たちを度々屋敷に招いては、創作活動のために資金援助をしたり、アトリエを貸し与えたりしていたそうだ。
現在の初瀬山邸には、膨大な美術品のみならず、海外から取り寄せた骨董品や調度品、さらには戦火で失われていたと言われていた古書まで、数多くのお宝が眠っているらしい。
初瀬山勇次郎は数年前に亡くなっている。
勇次郎は生涯独身であったため、遠縁の女性が屋敷の管理を行っているのだが、手に負えなくなってしまったため、この度、遺品整理を決意したのだそうだ。
各地の著名な鑑定士や古書の研究者などに、初瀬山邸に眠るお宝をなんと無料で引き取ってもらって構わないと声をかけたらしい。日本や世界の文化保存のために、力を貸してほしいと。
拓兄の所属する研究室の教授、柳生誠二もまた初瀬山邸の遺品整理に招かれた者の一人である。
そして、その研究室の助手である拓兄は、教授の仕事のお手伝いをするために、この〈初瀬山邸〉にやってきていた。
さて、門の前にずっと車を停めていても邪魔だ。
俺たちは、別の場所に車を移動させようと、乗り込んだその時、少し錆び付いた鐘の音を響かせながら、ひとりでに門が開いた。
俺たちは顔を見合わせ、そのまま車を門の中へゆっくりと進めていく。
すると、左手すぐに駐車スペースがあったため、そこに車を停めた。
「ヒュー!外車ばっかだな!」
車から降りた俺は、外車と外車に挟まれた学斗の中古車を見て、まるでマフィアと赤ん坊みたいだと笑いが込み上げてきた。
「クソッ、比べるなよ……。ほら!さっさと書類を渡して帰るぞ。だらだらしていたら、山を下りることには暗くなっちまうからな。」
「はいはーい。」
薄暗い雲に空は覆われ、雲の向こうに太陽は隠れてしまっている。日が落ちるまでまだ時間はあるが、確かに学斗の初心者運転なら早めに出たほうが良さそうだ。
屋敷に向かって道なりに進む。
おしゃれなレンガ敷きの歩道。色とりどりの花が咲き誇る庭園。青々とした芝生が敷き詰められた広い敷地。奥に見える時計台も、噴水も、美しい装飾で飾られている。
山奥にあるとは思えない光景だ。まさに別世界。
屋敷の玄関口まで夢見心地で進んでいくと、まるで俺たちを招き入れるかのように扉がひとりでに開いた。
屋敷の中から燕尾服に身を包んだ男性が現れた。
「八城アキラ様と、八城学斗様でございますね。ようこそお越しくださいました。」
優雅に礼をする男性に、学斗は緊張した面持ちで小さくお辞儀をする。
男性は俺よりも背丈が大きくて、黒髪を後ろに撫でつけている。年齢は50代くらいだろうか。筋肉質な体格をしていて、まるで執事というよりボディーガードのような雰囲気を醸し出していた。
「私はこの屋敷の執事を務めております、最上と申します。渡辺拓人様より、ご用件は伺っております。はるばるご足労いただき、誠にありがとうございます。」
「い、いえ……。こちらこそ、ありがとうございます……。」
「滅相もございません。それでは、早速ではございますが、拓人様がお待ちでございます。どうぞこちらへ。」
最上と名乗った男性は、俺と学斗を屋敷の中に招き入れる。
外観に負けず劣らず、内装も荘厳なものだった。
赤を基調にした、広々とした玄関ホールには巨大なシャンデリアが下がっている。床は大理石で、艶々と輝やく。
壁には美しい花や生き物をモチーフにした模様が描かれている。金色の装飾が施してあるが、上品さが感じられる。
そして、何よりも目を引くのが、壁にかけられた絵画と、その間に飾られている数々の彫刻だ。芸術に詳しくない俺でも、これらの美術品がかなり価値のあるものだということは分かる。
場合によっては、これらの美術品がタダでもらえるかもしれないってことだろ?
思わず心が躍ってしまうが、あくまでも今回の目的は、拓兄の忘れ物を届けること。でも、別に眺めるくらいは許されるはずだ。
「まるで美術館みたいですね!」
先を行く最上さんにそう話しかけると、彼は嬉しそうに微笑んでくれた。
「ありがとうございます、アキラ様。旦那様はそれはもう世界中の美術品や骨董品をこよなく愛しておりました。この世の唯一無二の宝、それが芸術であると。よろしければごゆっくり鑑賞いただければと思います。」
「え、いいんですか!?ありがとうございます!」
思わずそう返事をすると、隣を歩く学斗に小突かれた。そして、耳元で囁かれる。
「おい、アキラ!忘れ物を拓兄に渡したら、さっさと帰るんだろ!?」
「そうだけど、なかなか美術品なんて見る機会ないし、少しくらい見ていこうぜ!」
「はぁ……。お前は本当に……。」
「はは!まぁ、いいじゃん!」
ため息を吐く学斗をなだめながら、アーチ型の広い階段を登ると、突如壁に掛けられた巨大な絵画が俺の目に飛び込んできた。
――え?
一人の男が椅子に深く腰掛け、こちらに鋭い視線を向けている。
俺だ。
俺が、まるで鏡を見ているかのように、こちらに視線を向けている。
その目は、獲物を狩る獣のような、そんな狂気的な感情を孕んでいるように感じた。
「……おい、アキラ?どうした?」
学斗に肩を叩かれ、俺はハッと我に返った。
「え、あ、学斗?」
「何?お前、このおじいさんの絵画に見惚れてたわけ?」
――おじいさん?
再び絵画に視線を戻すと、そこに描かれていたのは俺ではなく、一人の老人だった。
煌びやかな装飾が施された洋風の椅子に座り、こちらを見下ろしている、初瀬勇次郎の肖像画だった。
何度か瞬きしてみたが、やはり老人の絵だ。
何で、俺が描かれていると見間違えたんだろう。
長く車体に揺られて、疲れていたのかもしれない。
「ほら、最上さんが待ってるぞ、アキラ。」
学斗に手を引かれて、俺は上で待つ最上さんの後を追いかけた。
最上さんは妙に優しげな目で、俺を見ていた。
初瀬山勇次郎とは、第二次世界大戦後、巨万の富を築いた、日本の歴史に名を残す大富豪の一人だ。
戦禍から逃れ、海外に逃れた彼は、現地の投資会社を牛耳り、投資で莫大な財を築き上げたとされる。
その後、後継者に会社経営を託し、日本に戻ってきた彼はこの山奥に別邸を建てた。都市部に本邸はあったらしいが、そちらは火事で焼失してしまったため、実質、この別邸が初瀬山家の本邸として扱われている。
初瀬山勇次郎は美術品に目がなかったようで、有名無名関係なく、彼の目に留まった画家や彫刻家たちを度々屋敷に招いては、創作活動のために資金援助をしたり、アトリエを貸し与えたりしていたそうだ。
現在の初瀬山邸には、膨大な美術品のみならず、海外から取り寄せた骨董品や調度品、さらには戦火で失われていたと言われていた古書まで、数多くのお宝が眠っているらしい。
初瀬山勇次郎は数年前に亡くなっている。
勇次郎は生涯独身であったため、遠縁の女性が屋敷の管理を行っているのだが、手に負えなくなってしまったため、この度、遺品整理を決意したのだそうだ。
各地の著名な鑑定士や古書の研究者などに、初瀬山邸に眠るお宝をなんと無料で引き取ってもらって構わないと声をかけたらしい。日本や世界の文化保存のために、力を貸してほしいと。
拓兄の所属する研究室の教授、柳生誠二もまた初瀬山邸の遺品整理に招かれた者の一人である。
そして、その研究室の助手である拓兄は、教授の仕事のお手伝いをするために、この〈初瀬山邸〉にやってきていた。
さて、門の前にずっと車を停めていても邪魔だ。
俺たちは、別の場所に車を移動させようと、乗り込んだその時、少し錆び付いた鐘の音を響かせながら、ひとりでに門が開いた。
俺たちは顔を見合わせ、そのまま車を門の中へゆっくりと進めていく。
すると、左手すぐに駐車スペースがあったため、そこに車を停めた。
「ヒュー!外車ばっかだな!」
車から降りた俺は、外車と外車に挟まれた学斗の中古車を見て、まるでマフィアと赤ん坊みたいだと笑いが込み上げてきた。
「クソッ、比べるなよ……。ほら!さっさと書類を渡して帰るぞ。だらだらしていたら、山を下りることには暗くなっちまうからな。」
「はいはーい。」
薄暗い雲に空は覆われ、雲の向こうに太陽は隠れてしまっている。日が落ちるまでまだ時間はあるが、確かに学斗の初心者運転なら早めに出たほうが良さそうだ。
屋敷に向かって道なりに進む。
おしゃれなレンガ敷きの歩道。色とりどりの花が咲き誇る庭園。青々とした芝生が敷き詰められた広い敷地。奥に見える時計台も、噴水も、美しい装飾で飾られている。
山奥にあるとは思えない光景だ。まさに別世界。
屋敷の玄関口まで夢見心地で進んでいくと、まるで俺たちを招き入れるかのように扉がひとりでに開いた。
屋敷の中から燕尾服に身を包んだ男性が現れた。
「八城アキラ様と、八城学斗様でございますね。ようこそお越しくださいました。」
優雅に礼をする男性に、学斗は緊張した面持ちで小さくお辞儀をする。
男性は俺よりも背丈が大きくて、黒髪を後ろに撫でつけている。年齢は50代くらいだろうか。筋肉質な体格をしていて、まるで執事というよりボディーガードのような雰囲気を醸し出していた。
「私はこの屋敷の執事を務めております、最上と申します。渡辺拓人様より、ご用件は伺っております。はるばるご足労いただき、誠にありがとうございます。」
「い、いえ……。こちらこそ、ありがとうございます……。」
「滅相もございません。それでは、早速ではございますが、拓人様がお待ちでございます。どうぞこちらへ。」
最上と名乗った男性は、俺と学斗を屋敷の中に招き入れる。
外観に負けず劣らず、内装も荘厳なものだった。
赤を基調にした、広々とした玄関ホールには巨大なシャンデリアが下がっている。床は大理石で、艶々と輝やく。
壁には美しい花や生き物をモチーフにした模様が描かれている。金色の装飾が施してあるが、上品さが感じられる。
そして、何よりも目を引くのが、壁にかけられた絵画と、その間に飾られている数々の彫刻だ。芸術に詳しくない俺でも、これらの美術品がかなり価値のあるものだということは分かる。
場合によっては、これらの美術品がタダでもらえるかもしれないってことだろ?
思わず心が躍ってしまうが、あくまでも今回の目的は、拓兄の忘れ物を届けること。でも、別に眺めるくらいは許されるはずだ。
「まるで美術館みたいですね!」
先を行く最上さんにそう話しかけると、彼は嬉しそうに微笑んでくれた。
「ありがとうございます、アキラ様。旦那様はそれはもう世界中の美術品や骨董品をこよなく愛しておりました。この世の唯一無二の宝、それが芸術であると。よろしければごゆっくり鑑賞いただければと思います。」
「え、いいんですか!?ありがとうございます!」
思わずそう返事をすると、隣を歩く学斗に小突かれた。そして、耳元で囁かれる。
「おい、アキラ!忘れ物を拓兄に渡したら、さっさと帰るんだろ!?」
「そうだけど、なかなか美術品なんて見る機会ないし、少しくらい見ていこうぜ!」
「はぁ……。お前は本当に……。」
「はは!まぁ、いいじゃん!」
ため息を吐く学斗をなだめながら、アーチ型の広い階段を登ると、突如壁に掛けられた巨大な絵画が俺の目に飛び込んできた。
――え?
一人の男が椅子に深く腰掛け、こちらに鋭い視線を向けている。
俺だ。
俺が、まるで鏡を見ているかのように、こちらに視線を向けている。
その目は、獲物を狩る獣のような、そんな狂気的な感情を孕んでいるように感じた。
「……おい、アキラ?どうした?」
学斗に肩を叩かれ、俺はハッと我に返った。
「え、あ、学斗?」
「何?お前、このおじいさんの絵画に見惚れてたわけ?」
――おじいさん?
再び絵画に視線を戻すと、そこに描かれていたのは俺ではなく、一人の老人だった。
煌びやかな装飾が施された洋風の椅子に座り、こちらを見下ろしている、初瀬勇次郎の肖像画だった。
何度か瞬きしてみたが、やはり老人の絵だ。
何で、俺が描かれていると見間違えたんだろう。
長く車体に揺られて、疲れていたのかもしれない。
「ほら、最上さんが待ってるぞ、アキラ。」
学斗に手を引かれて、俺は上で待つ最上さんの後を追いかけた。
最上さんは妙に優しげな目で、俺を見ていた。
1
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる