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四日目
【人狼ゲーム】の記録
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「ふにゃあ~……♡」
「お前、さっきから何でそんなに満足そうなんだよ。」
ベッドの上でとろけている俺を胡乱げに学斗が見ている。
最っ高の……一時間でした……。
夢のような……一時間でした……。
まぁ、拓兄との蜜時を夢で終わらせるつもりはないが。他の男たちに関しても同様だ。
俺はベッドから起き上がり、ぐっと背伸びをした。
「江頭については、うまくいったな。」
学斗の言葉に、俺は頷く。
「あぁ。柳生教授がなかなかいい働きをしてくれた。」
「確かに、教授の一言で清水先輩も拓兄も投票になびいたからな。……ただ、新田さんや御堂さんにはさすがに怪しまれたんじゃないか?」
「別にいいさ。」
俺は、学斗を安心させるように笑いかけた。
「新田は今晩、美味しくいただいてしまおう。なぁに。【狩人】の守りがなくなれば、【占い師】である御堂は丸裸。どうとでもできるよ。」
「あの二人を攻略してしまえば、もう勝ちが見えてくるな!」
嬉々とした顔をする学斗に、俺は「そうだな!」と同意しようとしたが、なぜか心がざわめいた。
――本当に、そうなのか?
――このままいらない参加者たちを『追放』し、気に入った男たちを【魅了】することで、本当に俺たちは勝ちをつかめるのか?
いや、大丈夫なはずだ。
最上も言っていた。『人狼側の勝利条件は、村人を全員人狼側に寝返らせること』である、と。
だが、一方で感じていなかった不安が、胸の中に湧き上がってくる。
「アキラ?どうした?」
学斗が心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。
「なぁ、学斗。」
「ん?」
「……簡単すぎやしないか?この【人狼ゲーム】。」
口に出してみて、すとんと心に落ちた。
――そう。俺にとって都合がいいようにゲームが進んでいく。まるでお膳立てされているみたいに。
その最たる例が『特殊カード』だ。
いくらなんでも、他の参加者たちが『特殊カード』を全然手に入れていなさ過ぎる。
もしかしたら黙って隠し持っている可能性もあるが、それでも3日あれば、どこかのタイミングで妨害されたりされそうなものだが、全然そんな様子はなかった。
ただでさえ【魅了】は、【人狼】にとって都合が良すぎる能力なのに、さらに『特殊カード』の存在によって、この【人狼ゲーム】のゲームバランスは崩壊しているといっていい。
しかし、学斗は笑った。
「お前の頭が良いだけの話じゃないか?ところでさ、使えるかどうか分からなかったけれど、一応持ってきたんだ。」
そして、机の引き出しから、何かを取り出す。
「これ。本と本の隙間に挟まれてたんだ。」
革製のノートだ。古びていて、紙は黄色く変色している。
「御堂さんの前ではビデオテープを見つけたってアピールしておいて、こっそり持ってきてたんだ。見ろよ。」
学斗はノートをぱらぱらと捲って、真ん中あたりで止める。
俺も、そのページを覗き込んだ。
『昭和三十年三月二十日 人狼遊戯七回目
記録 最上玄一郎
参加者 初瀬山勇次郎、最上玄一郎、中村元則、江川順平……』
「これ、【人狼ゲーム】の参加者名簿とそれぞれの役割か……?すごい資料じゃん!でかした、学斗!」
俺の素直な褒め言葉に、学斗は「べ、別にこれくらい……っ。」と顔を真っ赤にさせた。
回を重ねるごとに、今の【人狼ゲーム】のルールと似通ってきている。
そして、読み進めると、何日目に誰が【人狼】に【魅了】されたのか、誰が『追放』されたのか、事細かに記録されていた。
『三日目
投票により、橋詰素子追放。
夜、【狼】の魅了により、中村元則が妻の前で自ら【狼】の性器を求め、肉便器になることを誓う。』
『四日目
投票により、水科美智追放。
夜、【狼】の魅了により、野口和樹がアトリエ内で、中村、石川たちによる緊縛を受ける。野口は仲間の情報を売りながら、失禁する。』
『七日目
【狼】側の男たちを使い、荒垣を輪姦。その際、第五回の人狼遊戯の参加者であった荒垣の息子が【狼】に犯されている動画を視聴させ、最後に肉便器となった息子と性交させる。以後、親子共々、屋敷の壁尻として、他の者たちの性処理を担当させている。』
「えげつねぇな……。」
俺は思わず呟いた。
俺がやっていることも大概だが、やはり初瀬山勇次郎。とんでもねぇ変態だ。
最後のページを開くと、昭和から平成に年号が変わっていた。
この頃になると、【人狼ゲーム】の開催回数は三十を超えている。
「あれ?見ろよ、アキラ。途中から、今の最上さんに代わっている。」
毎度、記録者であった最上玄一郎が、第十二回から最上雅史に代わっている。
「最上さんは世代交代しているのに、初瀬山勇次郎はずっといるなぁ。おじいちゃんになっても、元気過ぎるだろ……。」
俺が呆れていると、学斗が別のページを開いた。
「このあたりになると、もう毎月のように【人狼ゲーム】を開いている。てか、このあたりの記録は随分と雑すぎやしないか?参加者の名前と、【魅了】されて肉便器になったってことしか書かれてない。」
「確かに。これまでどう堕とされていたか、その過程をむしろ詳しく書いていたのな。一言、結果しかない。」
あの最上さんのことだから、単に記録が面倒くさくなったわけではなさそうだ。
「ちなみに『特殊カード』に関する記述は第二十五回目から入ってる。といっても、参加者が使うのではなくて、【人狼】である初瀬山勇次郎だけが使っていたみたいだから、もう無双状態だよな!」
「まぁ、そもそもこのゲーム自体、初瀬山勇次郎が気に入った男たちを支配して、いわゆる酒池肉林を体現するために作られているから、【人狼】が有利なのは当たり前なんだよな。」
しかし、何だろうな。
何か引っかかるぞ。
初瀬山勇次郎の生前、最後に【人狼ゲーム】が行われたのは平成十年。
参加者は、【人狼】初瀬山勇次郎、【狂人】最上玄雅史、【村人】佐藤卓哉、【村人】原田浩、【狩人】三島聡……。
「律儀だよなぁ、最上さんって。」
「え?なんで?」
何気なく学斗が言ったその言葉が気になって、聞き返す。
「だって、毎回、参加者名簿のところに初瀬山勇次郎と最上さんの名前がある。どうせ、【人狼】と【狂人】だって決まってんのに、わざわざ書くなんて律儀だろ?」
「【人狼】と【狂人】……。」
う~ん、何だろう。
あともう少しで、この違和感に辿り着けそうな気がするのに。
「……ま、いいか。それより、今晩の新田攻略戦はお前が要だからな。頼むぞ、学斗。」
「え?お、おぉ……!」
「そうと決まれば、腹ごしらえだな!腹が減ってはセックスはできぬってね!」
「すげぇ悪趣味なことわざだな。」
げんなりとした様子の学斗は、「てか、夕飯までまだまだ時間あるぞ。」と時計を差す。
俺はにんまりと笑った。
「そう思って、アフタヌーンティーを準備しました♡さぁ、入って下さい、教授!」
そう声をかけると、【人狼】しか認識できない扉がゆっくりと開かれる。
「えっ、あんなところに扉なんてあったっけ!?」と今更なことを言う学斗はさておき、扉の向こうからは最上さんに用意してもらったアフタヌーンティーのセットを載せたワゴンと――。
「……お待たせ、いたしました。」
――メイド服を身に纏って、赤面している柳生教授が現れた。
「お前、さっきから何でそんなに満足そうなんだよ。」
ベッドの上でとろけている俺を胡乱げに学斗が見ている。
最っ高の……一時間でした……。
夢のような……一時間でした……。
まぁ、拓兄との蜜時を夢で終わらせるつもりはないが。他の男たちに関しても同様だ。
俺はベッドから起き上がり、ぐっと背伸びをした。
「江頭については、うまくいったな。」
学斗の言葉に、俺は頷く。
「あぁ。柳生教授がなかなかいい働きをしてくれた。」
「確かに、教授の一言で清水先輩も拓兄も投票になびいたからな。……ただ、新田さんや御堂さんにはさすがに怪しまれたんじゃないか?」
「別にいいさ。」
俺は、学斗を安心させるように笑いかけた。
「新田は今晩、美味しくいただいてしまおう。なぁに。【狩人】の守りがなくなれば、【占い師】である御堂は丸裸。どうとでもできるよ。」
「あの二人を攻略してしまえば、もう勝ちが見えてくるな!」
嬉々とした顔をする学斗に、俺は「そうだな!」と同意しようとしたが、なぜか心がざわめいた。
――本当に、そうなのか?
――このままいらない参加者たちを『追放』し、気に入った男たちを【魅了】することで、本当に俺たちは勝ちをつかめるのか?
いや、大丈夫なはずだ。
最上も言っていた。『人狼側の勝利条件は、村人を全員人狼側に寝返らせること』である、と。
だが、一方で感じていなかった不安が、胸の中に湧き上がってくる。
「アキラ?どうした?」
学斗が心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。
「なぁ、学斗。」
「ん?」
「……簡単すぎやしないか?この【人狼ゲーム】。」
口に出してみて、すとんと心に落ちた。
――そう。俺にとって都合がいいようにゲームが進んでいく。まるでお膳立てされているみたいに。
その最たる例が『特殊カード』だ。
いくらなんでも、他の参加者たちが『特殊カード』を全然手に入れていなさ過ぎる。
もしかしたら黙って隠し持っている可能性もあるが、それでも3日あれば、どこかのタイミングで妨害されたりされそうなものだが、全然そんな様子はなかった。
ただでさえ【魅了】は、【人狼】にとって都合が良すぎる能力なのに、さらに『特殊カード』の存在によって、この【人狼ゲーム】のゲームバランスは崩壊しているといっていい。
しかし、学斗は笑った。
「お前の頭が良いだけの話じゃないか?ところでさ、使えるかどうか分からなかったけれど、一応持ってきたんだ。」
そして、机の引き出しから、何かを取り出す。
「これ。本と本の隙間に挟まれてたんだ。」
革製のノートだ。古びていて、紙は黄色く変色している。
「御堂さんの前ではビデオテープを見つけたってアピールしておいて、こっそり持ってきてたんだ。見ろよ。」
学斗はノートをぱらぱらと捲って、真ん中あたりで止める。
俺も、そのページを覗き込んだ。
『昭和三十年三月二十日 人狼遊戯七回目
記録 最上玄一郎
参加者 初瀬山勇次郎、最上玄一郎、中村元則、江川順平……』
「これ、【人狼ゲーム】の参加者名簿とそれぞれの役割か……?すごい資料じゃん!でかした、学斗!」
俺の素直な褒め言葉に、学斗は「べ、別にこれくらい……っ。」と顔を真っ赤にさせた。
回を重ねるごとに、今の【人狼ゲーム】のルールと似通ってきている。
そして、読み進めると、何日目に誰が【人狼】に【魅了】されたのか、誰が『追放』されたのか、事細かに記録されていた。
『三日目
投票により、橋詰素子追放。
夜、【狼】の魅了により、中村元則が妻の前で自ら【狼】の性器を求め、肉便器になることを誓う。』
『四日目
投票により、水科美智追放。
夜、【狼】の魅了により、野口和樹がアトリエ内で、中村、石川たちによる緊縛を受ける。野口は仲間の情報を売りながら、失禁する。』
『七日目
【狼】側の男たちを使い、荒垣を輪姦。その際、第五回の人狼遊戯の参加者であった荒垣の息子が【狼】に犯されている動画を視聴させ、最後に肉便器となった息子と性交させる。以後、親子共々、屋敷の壁尻として、他の者たちの性処理を担当させている。』
「えげつねぇな……。」
俺は思わず呟いた。
俺がやっていることも大概だが、やはり初瀬山勇次郎。とんでもねぇ変態だ。
最後のページを開くと、昭和から平成に年号が変わっていた。
この頃になると、【人狼ゲーム】の開催回数は三十を超えている。
「あれ?見ろよ、アキラ。途中から、今の最上さんに代わっている。」
毎度、記録者であった最上玄一郎が、第十二回から最上雅史に代わっている。
「最上さんは世代交代しているのに、初瀬山勇次郎はずっといるなぁ。おじいちゃんになっても、元気過ぎるだろ……。」
俺が呆れていると、学斗が別のページを開いた。
「このあたりになると、もう毎月のように【人狼ゲーム】を開いている。てか、このあたりの記録は随分と雑すぎやしないか?参加者の名前と、【魅了】されて肉便器になったってことしか書かれてない。」
「確かに。これまでどう堕とされていたか、その過程をむしろ詳しく書いていたのな。一言、結果しかない。」
あの最上さんのことだから、単に記録が面倒くさくなったわけではなさそうだ。
「ちなみに『特殊カード』に関する記述は第二十五回目から入ってる。といっても、参加者が使うのではなくて、【人狼】である初瀬山勇次郎だけが使っていたみたいだから、もう無双状態だよな!」
「まぁ、そもそもこのゲーム自体、初瀬山勇次郎が気に入った男たちを支配して、いわゆる酒池肉林を体現するために作られているから、【人狼】が有利なのは当たり前なんだよな。」
しかし、何だろうな。
何か引っかかるぞ。
初瀬山勇次郎の生前、最後に【人狼ゲーム】が行われたのは平成十年。
参加者は、【人狼】初瀬山勇次郎、【狂人】最上玄雅史、【村人】佐藤卓哉、【村人】原田浩、【狩人】三島聡……。
「律儀だよなぁ、最上さんって。」
「え?なんで?」
何気なく学斗が言ったその言葉が気になって、聞き返す。
「だって、毎回、参加者名簿のところに初瀬山勇次郎と最上さんの名前がある。どうせ、【人狼】と【狂人】だって決まってんのに、わざわざ書くなんて律儀だろ?」
「【人狼】と【狂人】……。」
う~ん、何だろう。
あともう少しで、この違和感に辿り着けそうな気がするのに。
「……ま、いいか。それより、今晩の新田攻略戦はお前が要だからな。頼むぞ、学斗。」
「え?お、おぉ……!」
「そうと決まれば、腹ごしらえだな!腹が減ってはセックスはできぬってね!」
「すげぇ悪趣味なことわざだな。」
げんなりとした様子の学斗は、「てか、夕飯までまだまだ時間あるぞ。」と時計を差す。
俺はにんまりと笑った。
「そう思って、アフタヌーンティーを準備しました♡さぁ、入って下さい、教授!」
そう声をかけると、【人狼】しか認識できない扉がゆっくりと開かれる。
「えっ、あんなところに扉なんてあったっけ!?」と今更なことを言う学斗はさておき、扉の向こうからは最上さんに用意してもらったアフタヌーンティーのセットを載せたワゴンと――。
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