105 / 154
五日目
我が愛を、思い知れ③
しおりを挟む***
――おかしい。
「ぉあ゛っ♡お゛っ♡あ゛、あ゛っ♡」
「どうだ?玄一郎。気持ち良いだろう?」
「あぁ、ん……っ♡ふ、ぅ゛っ♡」
――おかしい。
「言え。私のことが好きだと言え。愛していると、言うんだ。」
「ぉ、あ゛……っ♡ふ、ぅ゛……っ♡」
――なぜ、言わない。
既に玄一郎のペニスからは何も出なくなっていた。潮を吹き、何度も絶頂を繰り返し、私の肉棒を美味そうに咥え込んでいる。
「ぅ……っ♡」
――なぜ、言わないんだ。玄一郎!
私は苛立ちのあまり、玄一郎の顎を掴み、乱暴に口付けた。舌で口腔内を蹂躙し口の端から唾液が垂れるのも気にせずに絡みつかせる。
口内を犯すたび、玄一郎の腰がひくついた。
「ふ、ぅ……っ♡ん、む……ぅっ♡」
洗脳してずっとその身に快楽を叩き込んできた。
私に触られれば、たちまち発情して、自ら私を求めてくるようになるまで調教した。
「ンぶっ……♡は、ふ……っ♡」
身体は既に堕ちているはずだ。
それなのに、どうして。
「んぶ、ぉ゛お……っ♡♡」
――なぜ、この男は私を受け入れようとしない!
「玄一郎!私を好きだと言え!」
玄一郎の結腸を思いっきり突き上げる。
その衝撃に彼は体を仰け反らせ、舌を突き出し絶頂を迎えた。
「ぉ゛……っ♡あ、ぁう゛っ♡言わな……ねぇ゛っ♡お゛っ♡あ゛、んふぅ♡」
「出すぞ!お前の中に、たっぷりと注ぎ込んでやる!」
「やめ……ぇ゛っ♡あ、あ゛っ♡」
どぴゅるっと、玄一郎の最奥に精液を放った。
同時に彼も果て、透明になったさらさらとした液体を噴出させた。
その脱力感に任せて彼の中から引き抜くと、そこはぽっかりと開いたまま、私が注ぎに注いだ白濁液がゆっくりと流れ出してきた。
ひくひくと痙攣を繰り返し、蠢めいている。
「はー……っ♡はぁ……っ♡」
玄一郎は肩で息をし、焦点の合わない目で天井を見つめている。
「ゆう、じろ……っ。」
私の名を呼ぶその声に、ほんの少しだけ温もりが籠もっているような気がした。
しかし、返ってきた言葉は私の求めていたものではなかった。
「何度……やっても……むだ、だ…っ。」
「……。」
「俺は……昔の……お前が……っ。」
「……そうかぁ。」
そうだったのか。
どれだけ力を手に入れようと、どれだけ体を支配しようと、私は尚子には勝てないのか。
なんだ。結局私は、昔の無価値な自分から少しも成長していなかったのか。
惨めだ。悲しくて、苦しくて、しょうがない。
「分かった。“お前”のことは、諦める。」
「っ!ゆう、じろ……っ!」
「だが、私は“お前”のせいで酷く傷ついた。この傷を癒やすために、まずは私の“玄一郎”は返してもらう。」
「……は?」
「それだけでは足りない。お前たち最上家の男たちは、一生私のものだ。私に身も心も捧げ、私のために働く奴隷だ。」
「なっ……!」
玄一郎の表情が絶望に染まり、そして怒りの色に変わっていく。
それでいい。もっと私を憎み、蔑むといい。
どうせ、全て、私が上書きしてやるのだから。
「雅史、といったな。お前の息子。良い年齢になったら、この屋敷に来させ、“玄一郎”と同じ私専属の肉便器執事として扱き使ってやる。ふふっ。雅史の子どももだ。未来永劫、お前の子孫たちは私が飼ってやる。」
「雅史は……っ!関係、ないだろう……っ!?」
「いいや、あるね。」
私は玄一郎の顎を掴み、無理やり視線を合わさせる。
「どうせお前の心が手に入らぬのなら、代わりにお前の身体と、お前の子孫たちをいただく。お前たち『最上家の男』は、私の『家畜』だ。年頃になったら、全ての感情、全ての記憶を根こそぎ奪う。そして、私専用の肉便器として一生を過ごす。愛していたよ、お前のことを。でも、一方で憎くてたまらない。どうか受け取っておくれ、これが私の復讐だ。」
「ふざ、けるな……っ!やめろ……っ!そんなの、まちがって……!」
玄一郎の耳元で指を鳴らすと、彼はゆっくりと瞼を下ろしていく。
「だめだ……やめて……ゆうじろ……。」
「お眠り。玄一郎。」
意識のない玄一郎は私の方へ身体を傾かせる。
そして、再び瞼を上げる。
「……ぁ、だんな、さま……。」
「おはよう、私の“玄一郎”。」
「んっ♡ふぁ、んむ……っ♡」
私が口づけると、彼は嬉しそうに受け入れる。
「はむっ♡じゅる、んちゅ♡」
“玄一郎”は私の後頭部に手を回し、深く口付けてくる。
「あ……♡なんだか、からだが……っ♡はぁ……っ♡ん、ぁ……っ♡」
そうして、自ら私の腰に足を絡ませた。
「はぁ……っ♡んっ♡だんなさまぁ……♡」
彼は甘えるように私に体をすり寄せてきた。
その仕草は淫靡で、とてもあの気高い男がしているとは思えない。
これでいい。私の“玄一郎”は、これでいいのだ。
「玄一郎。私の“玄一郎”。」
「あ……っ♡」
私は彼の腰を掴み、一気に突き入れた。
「お゛おっ♡きたぁ゛♡だんなさまの、おちんちん……っ♡」
彼は嬉しそうに声を上げ、自ら腰を振り始める。
「だんなさまっ♡もっと、ついてくださ……っ♡」
「ん、ぁ゛っ♡おく……ぅ゛っ♡だんなさまの、おちんぽぉ♡」
「んほぉっ♡しゅご……ぃ゛っ♡おく、きもちいぃっ♡しゅきぃ♡だんなさまぁ、らいしゅきぃっ♡」
――来るお前の子どもも、お前の孫も、全部全部私が管理してあげよう。
お前は、お前たちは、未来永劫、私に支配されるがいい。
私の愛を、思い知れ、最上玄一郎――。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる