【完結】淫獄の人狼ゲームへようこそ

荒巻一青/もふモフ子

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八日目

新たな世界

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【side:渡辺拓人】

 目が覚め、ベッドから起き上がろうとしたとき、全身に走る鈍痛に顔を歪めた。
 しかし、一方でどこかスッキリとした気分に、頭をかしげる。

 あれ?昨日、僕はいつ寝たんだっけ?
 思い出せないまま、ゆっくりと体を起こし、何かに導かれるように、裸足で部屋を出る。

「ふぅ……っ♡ふぅ……っ♡」

 なんだか体が熱い。
 火照っているような感じがする。
 おぼつかない足で、手すりにつかまりながら 一階に降りる。
 そして、広間へ繋がる扉をゆっくりと開けた。

「あぁ。おはようございます、渡辺くん。」

 柳生教授……?
 身に着けている物は何一つない。
 彼は当たり前のように白い肌を晒していた。その体には、たくさんの赤い痕がついている。

「昨日はかなり無理をさせてしまいましたね。体は大丈夫ですか?」

 柳生教授の後ろでは、最上さんが新田さんをリズミカルに突き上げていた。

「あぁんっ♡あんっ♡あんっ♡」

 両腕をだらんとぶら下げ、天井を見上げながら、気持ち良さそうに喘ぐ新田さん。
 最上さんも、新田さんも、同じく全裸だった。

「えー?探偵って、もっとこう、警察とバチバチやりあうようなイメージだったんだけど。」

 徹くんが、壁に御堂さんを押し付け、彼のアナルに自分のペニスを出し入れしながら言う。

「あぁっ♡あんっ♡そんな大層なもんじゃっ♡んおぉっ!♡」
「ちょっと残念かも。」
「ごっ、ごめっ♡ごめんらひゃいっ!♡ザコで、地味なっ♡探偵でぇっ!♡」

 徹くんは御堂さんの足を高く上げさせ、突き刺すように激しく腰を打ち付けた。
 御堂さんの悲鳴のような喘ぎ声と、パチュンッ♡パチュンッ♡という肌同士がぶつかる音がダイレクトに僕の耳に届いてくる。

 そこは、今まで感じたことがないほど、淫靡な空間だった。
 むせ返るような雄の匂いと、雌の発情した匂い。
 そして、獣のような喘ぎ声が響き渡っていた。

 僕は――。
 僕は、なぜここに来たのだろう?
 確か、柳生教授に誘われて、この館へやって来て、それで【人狼ゲーム】に巻き込まれて……。
 何だか柳生教授ともう一人、誰かとこの館に来たような気がするんだけれど、顔も名前も全然思い出せない。
 いや、おそらく僕と柳生教授の二人で初瀬山勇次郎の遺品整理に参加していたのだろう。
 それから――。

「はい、学斗♡あーん♡」
「いや……あーんとか、別にいいから。普通に食べるし……。周りに人もいて、恥ずかしいだろ。」
「その俺たちの周りにいる皆がセックスしているっていうに、お前は何であーんごときで恥ずかしがるんだよ。可愛いな。」
「……っ!」

 学斗だ。彼もやはり全裸でテーブルに座っている。
 学斗は真っ赤に頬を染め、しばらく視線をうろうろさせていたが、観念したのか、小さく口を開いた。
 その口の中に、白くてねっとりとした液体をのせたスプーンが、差し込まれる。

「ちゃんと口の中全体で味わって?舌にも擦りつけて……そう……。」
「んっ♡んっ♡……はぁ……♡」

 学斗は恥ずかしそうに目を閉じながら、スプーンを舌で舐める。

「おいしい?俺の精液。」
「……いやらしい、味がする。」
「ふはっ。それがいいんだろ?――あっ!」

 一連の流れを呆然と眺めていた僕に、学斗を愛おしげに見ていた“彼”の視線が向けられた。

「拓兄!おはよう!目を覚ましたんだね!」

 “彼”が嬉しそうに僕のもとに駆け寄ってくる。
 その後ろを学斗も追いかける。

「気分は悪くない?昨日は喉ガラガラになるまで喘がせちゃったし、お腹もパンパンに精液で膨れていたからね。」

 僕の顔を“彼”は心配そうに覗き込む。

 瞬間、僕は全てを“理解”した。

「……拓兄?」
「わんっ♡わんっ、わんっ♡」

 ――“彼”は僕の、“飼い主”であるアキラ様だ♡

 愛玩ペットである僕は、アキラ様の愛犬として飼われているんだった♡
 僕は床にしゃがみ込み、アキラ様に向かってちんちんのポーズをとる。

「わんっ♡わんわんっ♡」

 良かった、僕も皆と同じ全裸で♡
 股の間でおちんちんをぶらぶらさせながら、手は頬の横で丸める。
 アキラ様は、目をキラキラと輝かせる。

「うわ~♡見てみて、学斗!もう、拓兄可愛すぎ~♡一生飼ってあげたい~♡」
「わんっ♡わんっ♡わんわんっ♡」
「一生懸命、おちんちん振って、服従のポーズしてる♡かわいい~♡」
「あぁ、うん。そうね……。」

 アキラ様が嬉しそうに笑う。
 好き♡アキラ様♡大好き♡
 今まで優しいお兄さん面していて、ごめんなさい♡
 アキラ様の許可がないと人語も喋れない愛玩ペットの分際で、アキラ様のこと勝手に弟扱いしていて、ごめんなさい♡

 僕は床に寝転がり、M字に足を開いて、服従のポーズをとる。

「あぅん♡わふぅ♡」
「えー!服従のポーズまでしてくれるの~?もう、拓兄はエッチな犬だな~♡」

 えらい、えらい♡と、アキラ様に頭を撫でられ、あまりの多幸感に白目を剥いてしまう。

「んほぉ……♡おほぉ……っ♡」

 気づいたら、股間からジョロジョロとおしっこが漏れ出ていた。

「拓兄、嬉ションまで!ねぇ、学斗、もうこのまま拓兄をペットとして家で飼おう!俺、ちゃんと世話するからさぁ!」
「お前の好きにしろよ。俺たち皆、【人狼ゲーム】の勝者であるお前のものなんだから。」
「ははっ!そうだな!」

 アキラ様は最上さんに「首輪、持ってきて」と命じる。
 すると、最上さんは素早くアキラ様に首輪を手渡し、そして慣れた手つきでアキラ様は僕の首にその首輪をはめた。

「わふぅ……っ♡」
「ふふっ、これでよし!拓兄は今日から俺たち兄弟のペットだよ♡俺たちに求められたらいつでもどこでも誰がいようとも、そうやって服従のポーズをとって、雌マンコを俺たちに差し出すんだからね?返事は?」
「わんっ♡わんわん♡」
「あー、可愛い!♡よちよち♡」

 僕はアキラ様に抱きついて、顔をぺろぺろと舐める。
 アキラ様は「くすぐったいよ~♡」と嬉しそうに笑う。

 きっと僕は、ずっと前からこうしてアキラ様のものになりたかったんだ♡
 アキラ様が僕の全て♡
 アキラ様が僕の生きる意味♡

 ふと、アキラ様の肩越しに窓を見ると、そこには信じられないほどの青空があった。
 ずっと土砂降りだったのが、嘘のように晴れ渡っている。

 アキラ様の周りに、彼の雌たちが集まる。
 皆、幸せそうに笑っている。

「さ、【人狼ゲーム】も終わったことだし、帰ろうか。皆で。」

 ――鮮やかで新たな世界が、僕の目の前に今、広がっている。
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