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第一章:第三師団の陥落
それぞれの『命令書』①
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第三師団専用のシャワールームを出て、ケニーの部屋に戻った終夜は、操り人形状態のケニーをベッドに寝かせ、自分はソファに座って考えを巡らせていた。
犬と化したケニーを見て、ブラックが終夜の元へやってくるのは、想定の範囲内だったが、自ら我が身を差し出すとは思ってもみなかった。
ゼネットの鋼のどっしりとした筋肉とは違い、ブラックの筋肉はちょうどいい厚みがある。異なる筋肉を味わえることになり、しばらく楽しみがあると終夜はほくそ笑んだ。
(さて、そろそろあっちも動き出している頃かな?)
終夜は目を閉じて、団長室に『催眠眼』を出現させた。
団長室には席に座るハインリヒとその側に立つシュタインがいた。
「今晩のメニューは何かな?」
「メインは魚料理らしい。」
「魚かぁ……。苦手なんだよなぁ。」
一見どうでもいい世間話をしているように見えるが、常にハインリヒがリズミカルに人差し指でトントンと机をノックしている。たまに机の上で指をスッスッ戸動かしている様子を見るに、どうやら指で二人にしか分からないやり取りをしているようだった。
(なるほど。僕が能力で盗聴するのを警戒しているのか。)
実際にこの『催眠眼』は好きな場所に出現させ、目を通してその場の映像が見えるだけではなく、音も拾うことができる。
しかし、この世界の言語や暗号に関する知識は終夜は全く持っていないので、二人の行動は終夜の盗聴をしっかり防いでいると言える。
(ま、何をしようが無意味なんだけどね。)
「では、また明日。」
「あぁ。君も、気をつけて。」
そして、団長室をあとにしたシュタインを追うように、終夜は『催眠眼』を移動させる。
シュタインがまっすぐと自室に戻ると、そこには彼の婚約者であるフィオナの姿があった。
「おかえりなさい、シュタイン。」
「ただいま、フィオナ。」
フィオナはずっとシュタインの部屋で彼の帰りを待っていたようだ。
戻ってきたシュタインと共に、二人は寝室へ移動する。
「それで?うまくいきそう?」
「正直、分からない。シュウヤの能力は未知数だ。今朝は完全にシュウヤの掌の上で転がされていたからな。」
「そう、ね……。」
今朝のあのおぞましい出来事を思い出したのか、フィオナは顔を青ざめさせていた。
「しかし、大丈夫だ。最終的には我々第三師団が必ず勝つ。」
「えぇ、そうよ。その通りだわ、シュタイン。」
「あぁ。それでは、奴に勝つために、『今晩の訓練』に励まねば、な。」
そう言って、シュタインは下半身の隊服や下着を脱ぎ去った。着ていた服を床に放ったかと思うと、今度はベッドの上に移動して、カエルのように足を大きく開く。
フィオナは、ベッドわきに置いてある椅子に座った。
「フィオナ。」
「分かっているわ、シュタイン。『あなたの訓練をしっかりこの目に焼き付ける』わね。」
「あぁ。頼む。」
そして、シュタインは露出させたペニスを両手でちんぽを握りしめ、ゆっくりと上下に扱き始めた。
「ふっ♡くっ♡こ、こうして♡ちっ♡ちんぽを♡大きくすることで♡あいつの♡さ、催眠眼に♡対抗、できるとは♡ふっ♡おっ♡思いつかなかった、な♡」
「そうね。『性感帯を敏感にさせることで、シュウヤの攻めにも耐えることができる』のなら、頑張るしかないわね。」
彼の痴態を、フィオナは慈愛のこもった瞳で見守る。
「『自分の状態を実況しながらオナニーすると、さらに性感帯の開発が進む』らしいわ、シュタイン。」
「そ、そうだな……んぉ♡い、今♡俺は、ぁ♡りょ、両手で♡ちんぽを扱いて♡いる♡はぁ♡もう♡先走り汁が♡出て、ぅ♡」
「ぷっくりとした、可愛い液体が滲んできているわ。ところで、ハインリヒとお話できたの?」
「んぉ♡盗聴されるのを♡危惧、して♡くっ♡ハインリヒとは♡やつとしか♡んっ♡わからない♡やりとりをして、きた♡」
「それなら、シュウヤの裏をかけるかもしれないわ。」
「あ♡あぁ♡ち、ちんぽが♡ビクビクって♡」
「私も、シュウヤの暗示を『状態異常』だともっと具体的に認識して、もう一回リカバリーかけてみる。」
「い、イキそう♡あ♡あぁッ♡い、イグゥ♡♡」
シュタインは掌を額の上にかざし、「お、おチンポ、敬礼ぇッッッ♡♡♡」と叫びながら、盛大に射精した。
その精液は、シュタインの体にもベッドにも飛び散り、汚してしまう。しかし、それを気にする様子もなく、シュタインは再びペニスを扱き出す。
「んぉ♡ふぃ、フィオナ♡」
「なに?」
「あっ♡あ゛、愛し♡て♡い゛、るぅッ♡」
「シュタイン、私も愛しているわ。あなたのこと。」
「い、イクぅ♡♡」
「今朝のことなんて、私達の愛の前では、何の障害でもないわ!だから、勝ちましょう!シュタイン!」
「んお♡♡あ゛あ゛ーーーっ!!!♡♡♡」
馬鹿の一つ覚えのように、舌を出してのけ反りながら、シュタインはドピュ♡ドピュ♡と何度もザーメンを吐き出す。
「2回もイクことができたわね。一回目は『おチンポ敬礼』、二回目は?」
「はぁっ♡あ♡『御主人様への忠誠を誓う』♡」
「ちゃんと言えたわね。偉いわ、シュタイン。」
「は、早く♡御主人様に、この俺の淫乱な肉体を調教していただけるよう、お許しをいただかなければ♡」
「ええ、そうね。『どんどん淫らな体になれば、御主人様に認められるし、シュウヤにも勝てる』わ。」
「ふっ♡ふっ♡ちんぽが♡また勃起してきた♡」
再び勃起し始めたちんぽを、シュタインがシコシコと夢中で扱き始める――。
そんな彼らの様子を『催眠眼』で盗み見る終夜は、ゲラゲラと笑いが止まらなかった。
(無様だなぁ、本当に!)
終夜がそれぞれに渡した命令書の効果は満足いくものだった。
『性感帯を敏感にさせることで、シュウヤの攻めにも耐えることができる』『毎晩オナニーをして性感帯の開発をする』『オナニーを他者に見てもらったり、実況したりすることで効果は倍増』『御主人様に淫らな肉体を献上することが最上の誉れ』『女性とのキスや性交など、あらゆる接触の禁止』――。
終夜の『命令書』に載せたこうした指令は全て効果を発揮しており、シュタインとフィオナの脳を、精神を支配した。さらに、二人は支配されていることすら気づず、自発的に行動している。
(愛を語り合っているのに、男の方は盛大にマスかいているだけだし、女の方は励ましながらただ男を見つめているだけだなんて、シュールな状況だなぁ。)
あの美しい男が、こんな惨めで滑稽な姿を晒しているのが、面白くてたまらない。
(『御主人様』が誰なのかも分からずに、よくもまぁここまで従順になれたものだ。『御主人様』にその淫乱な身体を献上する日を楽しみに、毎日オナニーに励んでくださいね、副団長♡)
シュタインは一心不乱に手を動かしながら、「イクぅ♡イクぅ♡」と雄叫びを上げ、フィオナはそんな彼の姿に慈愛のこもった視線を送り続けていた。
犬と化したケニーを見て、ブラックが終夜の元へやってくるのは、想定の範囲内だったが、自ら我が身を差し出すとは思ってもみなかった。
ゼネットの鋼のどっしりとした筋肉とは違い、ブラックの筋肉はちょうどいい厚みがある。異なる筋肉を味わえることになり、しばらく楽しみがあると終夜はほくそ笑んだ。
(さて、そろそろあっちも動き出している頃かな?)
終夜は目を閉じて、団長室に『催眠眼』を出現させた。
団長室には席に座るハインリヒとその側に立つシュタインがいた。
「今晩のメニューは何かな?」
「メインは魚料理らしい。」
「魚かぁ……。苦手なんだよなぁ。」
一見どうでもいい世間話をしているように見えるが、常にハインリヒがリズミカルに人差し指でトントンと机をノックしている。たまに机の上で指をスッスッ戸動かしている様子を見るに、どうやら指で二人にしか分からないやり取りをしているようだった。
(なるほど。僕が能力で盗聴するのを警戒しているのか。)
実際にこの『催眠眼』は好きな場所に出現させ、目を通してその場の映像が見えるだけではなく、音も拾うことができる。
しかし、この世界の言語や暗号に関する知識は終夜は全く持っていないので、二人の行動は終夜の盗聴をしっかり防いでいると言える。
(ま、何をしようが無意味なんだけどね。)
「では、また明日。」
「あぁ。君も、気をつけて。」
そして、団長室をあとにしたシュタインを追うように、終夜は『催眠眼』を移動させる。
シュタインがまっすぐと自室に戻ると、そこには彼の婚約者であるフィオナの姿があった。
「おかえりなさい、シュタイン。」
「ただいま、フィオナ。」
フィオナはずっとシュタインの部屋で彼の帰りを待っていたようだ。
戻ってきたシュタインと共に、二人は寝室へ移動する。
「それで?うまくいきそう?」
「正直、分からない。シュウヤの能力は未知数だ。今朝は完全にシュウヤの掌の上で転がされていたからな。」
「そう、ね……。」
今朝のあのおぞましい出来事を思い出したのか、フィオナは顔を青ざめさせていた。
「しかし、大丈夫だ。最終的には我々第三師団が必ず勝つ。」
「えぇ、そうよ。その通りだわ、シュタイン。」
「あぁ。それでは、奴に勝つために、『今晩の訓練』に励まねば、な。」
そう言って、シュタインは下半身の隊服や下着を脱ぎ去った。着ていた服を床に放ったかと思うと、今度はベッドの上に移動して、カエルのように足を大きく開く。
フィオナは、ベッドわきに置いてある椅子に座った。
「フィオナ。」
「分かっているわ、シュタイン。『あなたの訓練をしっかりこの目に焼き付ける』わね。」
「あぁ。頼む。」
そして、シュタインは露出させたペニスを両手でちんぽを握りしめ、ゆっくりと上下に扱き始めた。
「ふっ♡くっ♡こ、こうして♡ちっ♡ちんぽを♡大きくすることで♡あいつの♡さ、催眠眼に♡対抗、できるとは♡ふっ♡おっ♡思いつかなかった、な♡」
「そうね。『性感帯を敏感にさせることで、シュウヤの攻めにも耐えることができる』のなら、頑張るしかないわね。」
彼の痴態を、フィオナは慈愛のこもった瞳で見守る。
「『自分の状態を実況しながらオナニーすると、さらに性感帯の開発が進む』らしいわ、シュタイン。」
「そ、そうだな……んぉ♡い、今♡俺は、ぁ♡りょ、両手で♡ちんぽを扱いて♡いる♡はぁ♡もう♡先走り汁が♡出て、ぅ♡」
「ぷっくりとした、可愛い液体が滲んできているわ。ところで、ハインリヒとお話できたの?」
「んぉ♡盗聴されるのを♡危惧、して♡くっ♡ハインリヒとは♡やつとしか♡んっ♡わからない♡やりとりをして、きた♡」
「それなら、シュウヤの裏をかけるかもしれないわ。」
「あ♡あぁ♡ち、ちんぽが♡ビクビクって♡」
「私も、シュウヤの暗示を『状態異常』だともっと具体的に認識して、もう一回リカバリーかけてみる。」
「い、イキそう♡あ♡あぁッ♡い、イグゥ♡♡」
シュタインは掌を額の上にかざし、「お、おチンポ、敬礼ぇッッッ♡♡♡」と叫びながら、盛大に射精した。
その精液は、シュタインの体にもベッドにも飛び散り、汚してしまう。しかし、それを気にする様子もなく、シュタインは再びペニスを扱き出す。
「んぉ♡ふぃ、フィオナ♡」
「なに?」
「あっ♡あ゛、愛し♡て♡い゛、るぅッ♡」
「シュタイン、私も愛しているわ。あなたのこと。」
「い、イクぅ♡♡」
「今朝のことなんて、私達の愛の前では、何の障害でもないわ!だから、勝ちましょう!シュタイン!」
「んお♡♡あ゛あ゛ーーーっ!!!♡♡♡」
馬鹿の一つ覚えのように、舌を出してのけ反りながら、シュタインはドピュ♡ドピュ♡と何度もザーメンを吐き出す。
「2回もイクことができたわね。一回目は『おチンポ敬礼』、二回目は?」
「はぁっ♡あ♡『御主人様への忠誠を誓う』♡」
「ちゃんと言えたわね。偉いわ、シュタイン。」
「は、早く♡御主人様に、この俺の淫乱な肉体を調教していただけるよう、お許しをいただかなければ♡」
「ええ、そうね。『どんどん淫らな体になれば、御主人様に認められるし、シュウヤにも勝てる』わ。」
「ふっ♡ふっ♡ちんぽが♡また勃起してきた♡」
再び勃起し始めたちんぽを、シュタインがシコシコと夢中で扱き始める――。
そんな彼らの様子を『催眠眼』で盗み見る終夜は、ゲラゲラと笑いが止まらなかった。
(無様だなぁ、本当に!)
終夜がそれぞれに渡した命令書の効果は満足いくものだった。
『性感帯を敏感にさせることで、シュウヤの攻めにも耐えることができる』『毎晩オナニーをして性感帯の開発をする』『オナニーを他者に見てもらったり、実況したりすることで効果は倍増』『御主人様に淫らな肉体を献上することが最上の誉れ』『女性とのキスや性交など、あらゆる接触の禁止』――。
終夜の『命令書』に載せたこうした指令は全て効果を発揮しており、シュタインとフィオナの脳を、精神を支配した。さらに、二人は支配されていることすら気づず、自発的に行動している。
(愛を語り合っているのに、男の方は盛大にマスかいているだけだし、女の方は励ましながらただ男を見つめているだけだなんて、シュールな状況だなぁ。)
あの美しい男が、こんな惨めで滑稽な姿を晒しているのが、面白くてたまらない。
(『御主人様』が誰なのかも分からずに、よくもまぁここまで従順になれたものだ。『御主人様』にその淫乱な身体を献上する日を楽しみに、毎日オナニーに励んでくださいね、副団長♡)
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