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第一章:第三師団の陥落
それぞれの『命令書』③
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「昨夜は、『シュウヤに対抗するため』そして、『御主人様にこの身を捧げる』ために、フィオナに見守ってもらいながら、オナニーに励んだ。」
「えぇ。私もできる範囲のことは手伝ったわ。」
「ふぃ、フィオナとの愛も……確かめた……っ♡」
ハインリヒと同じように、報告を続けながら己のペニスを弄るシュタインの顔には羞恥の色がありありと浮かぶ。
「あ……♡あぁっ♡」
シュタインの瞳は蕩けており、頬は紅潮している。
シュタインは、昨晩の自分の行為を思い出した。
昨日のオナニーでは、ちんぽを何度も扱いて、結局5回も絶頂を迎えてしまった。
「こ、こうして……♡せ、性感帯を鍛えれば……♡しゅ、シュウヤの、攻めにも、た、耐えられる……はずだ♡」
シュッシュッとリズミカルに擦ると、先端からは透明に近い汁が滲む。それを親指で亀頭に塗るように広げると、また違った刺激が走る。それが堪らなく心地よい。
「ふっ♡まだまだ……み、淫らな肉体には、程遠いが♡いつか、ご、御主人様に、この身を捧げられるよう……♡は、励みたい……♡」
「へぇ、随分と有意義な夜だったようですね。ぜひ励んでください。その『御主人様』のためにも、ね。」
終夜は、ハインリヒの方をチラリと見やる。
彼もまたペニスに手を添えたままでいた。しかし、もう完全に脱力しきっており、ペニスの先端からちょろっと尿が漏れていた。彼の目は虚空を見つめている。
一方で、怒りの声を上げていたシュタインも、今となってはペニスへの快感に支配されてしまっている。先走りが止まらず、手を動かす度にグチュ♡クチュクチュ♡という、いやらしい音を響かせて、オナニーに勤しんでいる。
(さっきまでハインリヒのことを心配していたのに、自分の番となったらもう簡単に堕ちちゃうんだから。本当に雑魚いな。)
オナニーをするシュタインを放っておいて、終夜はケニーに話を振った。
「ケニー先輩も、昨日の報告をしないといけませんね。」
「シュウヤはもう分かっているくせに♡」
「みんなに報告するのが大事なんです。」
「え~?なんか、団長も副団長も、あへあへして全然聞いてくれなさそうだけど……ま、いっか!」
ケニーは甘えるように終夜の肩に自分の頭をのせた。そして、「昨日はねぇ」と報告を始めた。
「シュウヤの部屋でブランチして、それから俺の部屋に移動して、第三師団のシャワールームでシュウヤとエッチした♡シュウヤのおちんぽ、最高だったなぁ♡俺の前立腺をゴリゴリ削ってきてさ♡シュウヤに乳首いじられて♡ケツまんこ突かれて♡メスイキしまくり♡中にもたっぷり出してもらって♡超幸せだったよ♡……ねぇ、団長たち、聞いてる?」
「ん……あ…あ。」
彼らは虚ろな目のまま、うわ言のように呟くだけだった。それでも、何とか返事をしようと必死になっている。
そんな二人の姿を見て、終夜は笑った。
「全然聞いてくれなーい。もう良くね?シュウヤ、俺、報告してたら我慢できなくなってきちゃったんだけど……♡」
「こら。まだブラック先輩の報告が終わっていないでしょう?」
「えぇー?でもぉ……♡」
終夜はケニーの耳元に唇を寄せた。
「ボクの言うこと、聞けますよね……?」
「っ♡わ、わかったからぁ♡ちゃんと聞くから、早くぅ♡」
終夜は、ちゅっ♡と耳にキスをして、ケニーから離れた。
そう、この場では全員が包み隠さず、昨日あったことを報告しなければならない。
――たった一人を、除いて。
「昨日は……特に何もなかった。」
ブラックは絞り出すような声で言った。
「え、何も報告ないのかよ、ブラック?」
「あぁ……。」
「ふーん。じゃあ、良くね?解散で良くね?なぁ?」
とにかくシュウヤとセックスがしたいケニーはこの場を切り上げようと、終夜の許可を求める。
「そうですねぇ。団長も副団長もお疲れのようですし、このあたりでお開きにしましょうか。」
「やった!さすが、シュウヤ♡」
いつの間にかこの場の仕切りが完全に終夜になっていることに、誰も異を唱えない。その異常事態に気づいているのは、ブラックただ一人だけだが、彼は口を閉ざしたままだ。
「今日のミーティングはこれでおしまいということで。あ、各自、机の上にある新しい『命令書』には目を通しておいて下さいね。では、明日も楽しみにしていますよ。」
終夜はそう言って、団長室の扉へ向かう。その後ろをついて、部屋から出ようとしたケニーをシュタインは息も絶え絶えに引き止めた。
「ケニー、お前は残れ……っ。し、仕事が、……あるっ!」
「えー!そんなもん、別の奴に振ってくれよぉ!」
「だめですよ、ケニー先輩。お仕事はちゃんとやらなきゃ。」
「ちぇっ。シュウヤまでそう言うのかよ。」
ケニーは終夜の言葉もあってか、渋々シュタインに従う。
「シュウヤ、あとで、ちゃんとご褒美くれよな♡」
「ちゃんとケニー先輩が頑張ったらね?」
「分かった♡」
ケニーを置いて、団長室を出た終夜は、扉のすぐ横で、もうひとりが出てくるのを待った。
しばらくして現れたのは、ブラックだった。
ブラックは終夜の姿を目にすると、びくりと体を震わせ、後ろ手に扉を閉めた。
「しゅ、シュウヤ……。」
「良かったですねぇ、ブラック先輩。ボクが昨日の命令書に『あなたは報告しなくて良い』って書いていて。」
「……ッ!」
「もしあの場で報告していたら――ボクとセックスしたこと、ケニーにバレちゃってましたねぇ?もしバレちゃったていたら、ケニー、どんな顔をあなたに向けていたでしょうねぇ?」
終夜は、怯えている様子のブラックに近づき、彼の腰をそっと抱きしめる。
そして、彼の耳元で囁いた。
「それに、約束は守りましたよ?」
終夜の恋人のような振る舞いをしていたものの、確かにケニーは“性奴隷”ではなくなっていた。
「ケニー先輩から“性奴隷”だった頃の記憶は消しましたし、ディープキスもセックスもあの場ではやりませんでした。そういうお望みでしたもんね、ブラック先輩?」
「あ、あぁ。感謝し――。」
「でも、代わりに、」
終夜は、ブラックの尻に手を添え、揉み始めた。そして、もう片方の手で、ブラックの首筋を撫ぜながら続ける。
「誰かがボクの性欲を満たしてくれなきゃ、またケニー先輩を使って遊んじゃうかもしれませんねぇ?」
「……ッ!」
終夜の瞳には嗜虐的な光が宿っていた。
「えぇ。私もできる範囲のことは手伝ったわ。」
「ふぃ、フィオナとの愛も……確かめた……っ♡」
ハインリヒと同じように、報告を続けながら己のペニスを弄るシュタインの顔には羞恥の色がありありと浮かぶ。
「あ……♡あぁっ♡」
シュタインの瞳は蕩けており、頬は紅潮している。
シュタインは、昨晩の自分の行為を思い出した。
昨日のオナニーでは、ちんぽを何度も扱いて、結局5回も絶頂を迎えてしまった。
「こ、こうして……♡せ、性感帯を鍛えれば……♡しゅ、シュウヤの、攻めにも、た、耐えられる……はずだ♡」
シュッシュッとリズミカルに擦ると、先端からは透明に近い汁が滲む。それを親指で亀頭に塗るように広げると、また違った刺激が走る。それが堪らなく心地よい。
「ふっ♡まだまだ……み、淫らな肉体には、程遠いが♡いつか、ご、御主人様に、この身を捧げられるよう……♡は、励みたい……♡」
「へぇ、随分と有意義な夜だったようですね。ぜひ励んでください。その『御主人様』のためにも、ね。」
終夜は、ハインリヒの方をチラリと見やる。
彼もまたペニスに手を添えたままでいた。しかし、もう完全に脱力しきっており、ペニスの先端からちょろっと尿が漏れていた。彼の目は虚空を見つめている。
一方で、怒りの声を上げていたシュタインも、今となってはペニスへの快感に支配されてしまっている。先走りが止まらず、手を動かす度にグチュ♡クチュクチュ♡という、いやらしい音を響かせて、オナニーに勤しんでいる。
(さっきまでハインリヒのことを心配していたのに、自分の番となったらもう簡単に堕ちちゃうんだから。本当に雑魚いな。)
オナニーをするシュタインを放っておいて、終夜はケニーに話を振った。
「ケニー先輩も、昨日の報告をしないといけませんね。」
「シュウヤはもう分かっているくせに♡」
「みんなに報告するのが大事なんです。」
「え~?なんか、団長も副団長も、あへあへして全然聞いてくれなさそうだけど……ま、いっか!」
ケニーは甘えるように終夜の肩に自分の頭をのせた。そして、「昨日はねぇ」と報告を始めた。
「シュウヤの部屋でブランチして、それから俺の部屋に移動して、第三師団のシャワールームでシュウヤとエッチした♡シュウヤのおちんぽ、最高だったなぁ♡俺の前立腺をゴリゴリ削ってきてさ♡シュウヤに乳首いじられて♡ケツまんこ突かれて♡メスイキしまくり♡中にもたっぷり出してもらって♡超幸せだったよ♡……ねぇ、団長たち、聞いてる?」
「ん……あ…あ。」
彼らは虚ろな目のまま、うわ言のように呟くだけだった。それでも、何とか返事をしようと必死になっている。
そんな二人の姿を見て、終夜は笑った。
「全然聞いてくれなーい。もう良くね?シュウヤ、俺、報告してたら我慢できなくなってきちゃったんだけど……♡」
「こら。まだブラック先輩の報告が終わっていないでしょう?」
「えぇー?でもぉ……♡」
終夜はケニーの耳元に唇を寄せた。
「ボクの言うこと、聞けますよね……?」
「っ♡わ、わかったからぁ♡ちゃんと聞くから、早くぅ♡」
終夜は、ちゅっ♡と耳にキスをして、ケニーから離れた。
そう、この場では全員が包み隠さず、昨日あったことを報告しなければならない。
――たった一人を、除いて。
「昨日は……特に何もなかった。」
ブラックは絞り出すような声で言った。
「え、何も報告ないのかよ、ブラック?」
「あぁ……。」
「ふーん。じゃあ、良くね?解散で良くね?なぁ?」
とにかくシュウヤとセックスがしたいケニーはこの場を切り上げようと、終夜の許可を求める。
「そうですねぇ。団長も副団長もお疲れのようですし、このあたりでお開きにしましょうか。」
「やった!さすが、シュウヤ♡」
いつの間にかこの場の仕切りが完全に終夜になっていることに、誰も異を唱えない。その異常事態に気づいているのは、ブラックただ一人だけだが、彼は口を閉ざしたままだ。
「今日のミーティングはこれでおしまいということで。あ、各自、机の上にある新しい『命令書』には目を通しておいて下さいね。では、明日も楽しみにしていますよ。」
終夜はそう言って、団長室の扉へ向かう。その後ろをついて、部屋から出ようとしたケニーをシュタインは息も絶え絶えに引き止めた。
「ケニー、お前は残れ……っ。し、仕事が、……あるっ!」
「えー!そんなもん、別の奴に振ってくれよぉ!」
「だめですよ、ケニー先輩。お仕事はちゃんとやらなきゃ。」
「ちぇっ。シュウヤまでそう言うのかよ。」
ケニーは終夜の言葉もあってか、渋々シュタインに従う。
「シュウヤ、あとで、ちゃんとご褒美くれよな♡」
「ちゃんとケニー先輩が頑張ったらね?」
「分かった♡」
ケニーを置いて、団長室を出た終夜は、扉のすぐ横で、もうひとりが出てくるのを待った。
しばらくして現れたのは、ブラックだった。
ブラックは終夜の姿を目にすると、びくりと体を震わせ、後ろ手に扉を閉めた。
「しゅ、シュウヤ……。」
「良かったですねぇ、ブラック先輩。ボクが昨日の命令書に『あなたは報告しなくて良い』って書いていて。」
「……ッ!」
「もしあの場で報告していたら――ボクとセックスしたこと、ケニーにバレちゃってましたねぇ?もしバレちゃったていたら、ケニー、どんな顔をあなたに向けていたでしょうねぇ?」
終夜は、怯えている様子のブラックに近づき、彼の腰をそっと抱きしめる。
そして、彼の耳元で囁いた。
「それに、約束は守りましたよ?」
終夜の恋人のような振る舞いをしていたものの、確かにケニーは“性奴隷”ではなくなっていた。
「ケニー先輩から“性奴隷”だった頃の記憶は消しましたし、ディープキスもセックスもあの場ではやりませんでした。そういうお望みでしたもんね、ブラック先輩?」
「あ、あぁ。感謝し――。」
「でも、代わりに、」
終夜は、ブラックの尻に手を添え、揉み始めた。そして、もう片方の手で、ブラックの首筋を撫ぜながら続ける。
「誰かがボクの性欲を満たしてくれなきゃ、またケニー先輩を使って遊んじゃうかもしれませんねぇ?」
「……ッ!」
終夜の瞳には嗜虐的な光が宿っていた。
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