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第一章:第三師団の陥落
肉棒神への鎮魂歌①
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ナヴァルと別れたレオルは、自分が所属するウォテヌス神の教会へたどり着くと、すぐさま礼拝堂へ向かった。
礼拝堂の中へ入ると、そこには一人の修道士が祈りを捧げていた。
修道士はレオルに気づくと、パッと顔を輝かせた。
「レオル神父!帰ってきてくださったのですね!」
「ルイス。私が留守にしている間、変わりはなかったかい?」
レオルの問いに、レオルの弟弟子にあたるルイス・マクダウェルは笑顔でうなずいた。
「えぇ!しかし、レオル神父が私にこの教会を任せてくださったというのに、日々の雑務をこなすので精一杯で……。不甲斐ないです。もっと精進しなければ!」
「ふふ、そんなことはないよ。私には君の信仰心があれば十分なんだ。」
その言葉に、顔を赤らめるルイス。
「ありがとうございます。でも私は、いつかレオル神父を支えられるようになりたいのです。しばらくはこちらにいてくださるのでしょう?その間に、どうかご教授ください。」
「あぁ、もちろんだよ。ところで、ルイス。」
レオルは、ルイスの顔をもう一度見やる。
礼拝堂の窓から差し込む月の光に照らされたルイスの顔は、どこか疲れが見えた。
「少し顔色が悪いみたいだけど、ちゃんと寝ているかな?」
「も、もちろんですっ!ちゃんと寝ています!」
「ふむ……。」
ルイスは明らかに動揺していた。憧れの存在であるレオルの前で、もっとできるところを見せたかったのだろう。しかし、ルイスのやせ我慢に気づいているレオルは心配そうに目を細めた。
(全く。フィオナといい、ルイスといい、私の周りにいる子たちはどうしてこうも強がりなのかな。)
「ルイス。今晩の『懺悔室』の担当は私が代わろう。」
「えっ!?」
ウォテヌス神を祀る教会は、24時間、迷える信徒のために『懺悔室』を開いている。罪を犯した者が懺悔し、それを司祭や修道士などの聖職者たちが聞くことで、悔い改めることができるとされている。
ウォテヌス教の聖職者たちは、持ち回りでこの部屋を担当するのだが、今夜はルイスが割り当てられていた。
「そんな!?いけません!神父だって、今、帰ってきたばかりでしょう!」
「いいんだ。ウォテヌス神の加護があるこの教会にいれば、自然と癒されるからね。それに――。」
レオルはルイスの肩を優しく叩いた。
「君に無理をしてほしくはないんだ。」
「神父……。」
「ずっとここを留守にしていた負い目もある。どうか、私のわがままを聞いてくれないか?」
「……分かりました。」
ルイスは、観念したように微笑んで、「では、お願いします。」と頭を下げた。
「あぁ。ゆっくり休むんだよ。」とレオルが答えると、ルイスは自室へと戻っていった。
ルイスの姿が見えなくなると、レオルは礼拝堂の祭壇の前に立った。祭壇には神を象った石像が置かれている。
レオルは石像の前にひざまずき、神に祈りを捧げた。
(主よ。あなたの忠実な僕である我らをお守りください。)
『聖女』であるフィオナは今頃、シュタインやハインリヒの元へたどり着いただろうか。
彼らの暗示が解ければ、一気に形成は逆転する。
レオルは自分もフィオナに着いて行ったほうが良かったのではないかと後悔の念に駆られたが、すぐに首を振って否定した。
(いいえ。きっとこれでいいんです。)
レオルは、幸運値を全てフィオナに託した今の自分が、何の役にも立たないことをよく理解していた。そして、フィオナの足手まといになるかもしれないことも。
ならば、自分にできることはただ一つ。
(ここで、あなたが二人を、この帝国の人々を救ってくれることを祈るのみです。)
レオルは両手を組んで、しばらく祈りを捧げていたが、やがて顔を上げた。石像をじっと見つめてから、立ち上がる。
「……『懺悔室』へ行かねば。」
レオルは、誰もいない礼拝堂を後にした。
***
『懺悔室』に入ると、レオルはすぐに扉横にある蝋燭に火を灯し、部屋の明かりを確保した。
『懺悔室』は、信徒と司祭との会話が外に漏れないように、窓が閉じられている。そのため部屋の中は薄暗く、蝋燭がなければ何も見えないほどだ。
「おや?」
普段は置いてあるはずの椅子と小さな机が見当たらない。レオルが疑問に思っていると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「どうぞ。お入りください。」
レオルの声に反応するように、壁の向こう側で人影が動く気配がして、ギィッという軋む音が聞こえてきた。
『懺悔室』では、懺悔をする者とそれを聞く聖職者たちの間は、互いの姿が見えないよう一枚の壁で隔たれている。あくまでここで行われる懺悔は、神に対する告白であるからだ。
そのため、懺悔に来た者の顔はレオルにも分からないが、壁の向こうで相手が座ったのは分かった。
「神父様、ボクの懺悔を聞いてくださいますか?」
椅子に座れないのは不便だが、仕方ない。
それよりも、信徒の懺悔に耳を傾けるほうが先決だとレオルは思った。
「もちろんですよ。神の忠実なる僕として、貴方の懺悔を受け止めましょう。」
しかし、壁の向こうにいる者は、「えぇっ!?」とすっとんきょうな声を上げた。
「神父様、今、立っている状態ですよねぇ?『信徒の懺悔を聞くときは、ちゃんと相手よりも低い姿勢を取らないといけません』よねぇ?」
どこか楽しげな男の言葉に、レオルの心臓がドクンと跳ね上がった。
(確かに、私は神の忠実なる僕……。互いの姿が見えていないからと言って、神の僕が信者を見下ろすなんてことはあってはなりません。)
そう思うと、急に足の力が抜けて、レオルは冷たい床の上にぺたんと座り込んでしまった。
「あ、れ……?」
「神父様、よろしいですか?」
自分の体が言うことを聞かず、内心動揺するが、それを信者に悟られまいとレオルは必死に取り繕った。
「え、えぇ……。大丈夫です。」
男はクスリと笑った。
「それじゃあ始めましょうか。ボクの『懺悔』を。」
男の言葉が聞こえたとき、レオルの頭の中で警鐘が鳴り響いた。
これ以上ここにいてはいけない、今すぐ逃げろ、と。
しかし、【『懺悔室』に入ったからには、最後まで信徒の『懺悔』を聞かなければならない】。
それが聖職者としての務めである。
気を引き締めて、レオルは壁向こうの男に向かって話しかけた。
「あなたの『懺悔』とは一体なんでしょう?」
「まぁまぁ、神父様。そう焦らないでください。まずは神父様自身のことを知りたいなぁ。」
「いいですよ。」
レオルはうなずいた。
男がどんな答えを期待しているのか分からなかったが、レオルにとって神を冒涜するような内容でないかぎり答えることに抵抗はなかった。
「まず、なぜ神父になろうと思ったんですか?」
「神は私に力を与えてくださりました。普通の人は持っていない、特別な能力です。」
レオルは神から『覚醒者』として、その力が与えられたのは13歳の頃だった。
彼は、その力を“他者から幸運を奪う力”だと思っていたが、彼の町に滞在していた神父に「それは、人に幸せを分け与える力だよ。」と言われたのをきっかけに、聖職者の道を選んだ。
「神がこの力を私にくださったのは、多くの迷い、傷つき、苦しむ人々を救うためだと、私は考えました。神のお役に立てるのなら、この身は惜しくありません。神に仕えることが、私の生きがいであり、誇りでもあるのです。」
「なるほど。神父様は神様のことを本当に深く愛していらっしゃるんですねぇ。」
レオルは壁の向こうの男の言葉に、「ええ。もちろん。」と満足そうにうなずく。
「ところで、神父様、確認したいことがあるんですけれど。」
「何でしょうか?」
「神父様の信仰している神様って誰でしたっけ?」
「それはもちろん――我らが母なる“ウォテヌス神”です。」
レオルの返答に、男は「えぇっ!?」とすっとんきょうな声を上げた。
「あれれ~?おかしいなぁ。この教会の礼拝堂に祀られている石像は、女性神ではなく、“男性神”ですよねぇ?」
「え?そんなわけが……。」
「よく思い出してください。“石像の股間には立派な性器が勃起して、まるで天に聳えるかのように力強く伸びています”よねぇ?」
礼拝堂の中へ入ると、そこには一人の修道士が祈りを捧げていた。
修道士はレオルに気づくと、パッと顔を輝かせた。
「レオル神父!帰ってきてくださったのですね!」
「ルイス。私が留守にしている間、変わりはなかったかい?」
レオルの問いに、レオルの弟弟子にあたるルイス・マクダウェルは笑顔でうなずいた。
「えぇ!しかし、レオル神父が私にこの教会を任せてくださったというのに、日々の雑務をこなすので精一杯で……。不甲斐ないです。もっと精進しなければ!」
「ふふ、そんなことはないよ。私には君の信仰心があれば十分なんだ。」
その言葉に、顔を赤らめるルイス。
「ありがとうございます。でも私は、いつかレオル神父を支えられるようになりたいのです。しばらくはこちらにいてくださるのでしょう?その間に、どうかご教授ください。」
「あぁ、もちろんだよ。ところで、ルイス。」
レオルは、ルイスの顔をもう一度見やる。
礼拝堂の窓から差し込む月の光に照らされたルイスの顔は、どこか疲れが見えた。
「少し顔色が悪いみたいだけど、ちゃんと寝ているかな?」
「も、もちろんですっ!ちゃんと寝ています!」
「ふむ……。」
ルイスは明らかに動揺していた。憧れの存在であるレオルの前で、もっとできるところを見せたかったのだろう。しかし、ルイスのやせ我慢に気づいているレオルは心配そうに目を細めた。
(全く。フィオナといい、ルイスといい、私の周りにいる子たちはどうしてこうも強がりなのかな。)
「ルイス。今晩の『懺悔室』の担当は私が代わろう。」
「えっ!?」
ウォテヌス神を祀る教会は、24時間、迷える信徒のために『懺悔室』を開いている。罪を犯した者が懺悔し、それを司祭や修道士などの聖職者たちが聞くことで、悔い改めることができるとされている。
ウォテヌス教の聖職者たちは、持ち回りでこの部屋を担当するのだが、今夜はルイスが割り当てられていた。
「そんな!?いけません!神父だって、今、帰ってきたばかりでしょう!」
「いいんだ。ウォテヌス神の加護があるこの教会にいれば、自然と癒されるからね。それに――。」
レオルはルイスの肩を優しく叩いた。
「君に無理をしてほしくはないんだ。」
「神父……。」
「ずっとここを留守にしていた負い目もある。どうか、私のわがままを聞いてくれないか?」
「……分かりました。」
ルイスは、観念したように微笑んで、「では、お願いします。」と頭を下げた。
「あぁ。ゆっくり休むんだよ。」とレオルが答えると、ルイスは自室へと戻っていった。
ルイスの姿が見えなくなると、レオルは礼拝堂の祭壇の前に立った。祭壇には神を象った石像が置かれている。
レオルは石像の前にひざまずき、神に祈りを捧げた。
(主よ。あなたの忠実な僕である我らをお守りください。)
『聖女』であるフィオナは今頃、シュタインやハインリヒの元へたどり着いただろうか。
彼らの暗示が解ければ、一気に形成は逆転する。
レオルは自分もフィオナに着いて行ったほうが良かったのではないかと後悔の念に駆られたが、すぐに首を振って否定した。
(いいえ。きっとこれでいいんです。)
レオルは、幸運値を全てフィオナに託した今の自分が、何の役にも立たないことをよく理解していた。そして、フィオナの足手まといになるかもしれないことも。
ならば、自分にできることはただ一つ。
(ここで、あなたが二人を、この帝国の人々を救ってくれることを祈るのみです。)
レオルは両手を組んで、しばらく祈りを捧げていたが、やがて顔を上げた。石像をじっと見つめてから、立ち上がる。
「……『懺悔室』へ行かねば。」
レオルは、誰もいない礼拝堂を後にした。
***
『懺悔室』に入ると、レオルはすぐに扉横にある蝋燭に火を灯し、部屋の明かりを確保した。
『懺悔室』は、信徒と司祭との会話が外に漏れないように、窓が閉じられている。そのため部屋の中は薄暗く、蝋燭がなければ何も見えないほどだ。
「おや?」
普段は置いてあるはずの椅子と小さな机が見当たらない。レオルが疑問に思っていると、ドアをノックする音が聞こえてきた。
「どうぞ。お入りください。」
レオルの声に反応するように、壁の向こう側で人影が動く気配がして、ギィッという軋む音が聞こえてきた。
『懺悔室』では、懺悔をする者とそれを聞く聖職者たちの間は、互いの姿が見えないよう一枚の壁で隔たれている。あくまでここで行われる懺悔は、神に対する告白であるからだ。
そのため、懺悔に来た者の顔はレオルにも分からないが、壁の向こうで相手が座ったのは分かった。
「神父様、ボクの懺悔を聞いてくださいますか?」
椅子に座れないのは不便だが、仕方ない。
それよりも、信徒の懺悔に耳を傾けるほうが先決だとレオルは思った。
「もちろんですよ。神の忠実なる僕として、貴方の懺悔を受け止めましょう。」
しかし、壁の向こうにいる者は、「えぇっ!?」とすっとんきょうな声を上げた。
「神父様、今、立っている状態ですよねぇ?『信徒の懺悔を聞くときは、ちゃんと相手よりも低い姿勢を取らないといけません』よねぇ?」
どこか楽しげな男の言葉に、レオルの心臓がドクンと跳ね上がった。
(確かに、私は神の忠実なる僕……。互いの姿が見えていないからと言って、神の僕が信者を見下ろすなんてことはあってはなりません。)
そう思うと、急に足の力が抜けて、レオルは冷たい床の上にぺたんと座り込んでしまった。
「あ、れ……?」
「神父様、よろしいですか?」
自分の体が言うことを聞かず、内心動揺するが、それを信者に悟られまいとレオルは必死に取り繕った。
「え、えぇ……。大丈夫です。」
男はクスリと笑った。
「それじゃあ始めましょうか。ボクの『懺悔』を。」
男の言葉が聞こえたとき、レオルの頭の中で警鐘が鳴り響いた。
これ以上ここにいてはいけない、今すぐ逃げろ、と。
しかし、【『懺悔室』に入ったからには、最後まで信徒の『懺悔』を聞かなければならない】。
それが聖職者としての務めである。
気を引き締めて、レオルは壁向こうの男に向かって話しかけた。
「あなたの『懺悔』とは一体なんでしょう?」
「まぁまぁ、神父様。そう焦らないでください。まずは神父様自身のことを知りたいなぁ。」
「いいですよ。」
レオルはうなずいた。
男がどんな答えを期待しているのか分からなかったが、レオルにとって神を冒涜するような内容でないかぎり答えることに抵抗はなかった。
「まず、なぜ神父になろうと思ったんですか?」
「神は私に力を与えてくださりました。普通の人は持っていない、特別な能力です。」
レオルは神から『覚醒者』として、その力が与えられたのは13歳の頃だった。
彼は、その力を“他者から幸運を奪う力”だと思っていたが、彼の町に滞在していた神父に「それは、人に幸せを分け与える力だよ。」と言われたのをきっかけに、聖職者の道を選んだ。
「神がこの力を私にくださったのは、多くの迷い、傷つき、苦しむ人々を救うためだと、私は考えました。神のお役に立てるのなら、この身は惜しくありません。神に仕えることが、私の生きがいであり、誇りでもあるのです。」
「なるほど。神父様は神様のことを本当に深く愛していらっしゃるんですねぇ。」
レオルは壁の向こうの男の言葉に、「ええ。もちろん。」と満足そうにうなずく。
「ところで、神父様、確認したいことがあるんですけれど。」
「何でしょうか?」
「神父様の信仰している神様って誰でしたっけ?」
「それはもちろん――我らが母なる“ウォテヌス神”です。」
レオルの返答に、男は「えぇっ!?」とすっとんきょうな声を上げた。
「あれれ~?おかしいなぁ。この教会の礼拝堂に祀られている石像は、女性神ではなく、“男性神”ですよねぇ?」
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