【完結】縁起終夜の華麗なる異世界支配

荒巻一青/もふモフ子

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第一章:第三師団の陥落

肉棒神への鎮魂歌⑤

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『レオル神父!帰ってきてくださったのですね!』
『ルイス。私が留守にしている間、変わりはなかったかい?』

 ルイスとやり取りをする前に『催眠眼』を視界に入れてしまっていたため、この時点で既にレオルは洗脳されていた。
 だから――。

『ちゅぶっ♡レオル、神父♡んむっ、じゅるっ♡帰ってきてくれて、れろっ♡うれひぃ、れす♡はぁっ、んっ、♡』
『ルイス、んっ♡れるっ♡私が、いない間っ、はぁっ♡何もなかったかなっ、あんっ、あぁっ♡』

 実際はルイスとレオルは会ったその瞬間、喜びから抱き合い、互いの唇を貪っていた。
 なぜなら、『神の下僕である聖職者たちが、神の御前で互いの体を慰め合うのは当然のこと』だと思いこんでいたからだ。そうすれば、お互いの信頼関係が高まり、さらに神のためにその身を捧げられると、彼らは認識していた。

 ちゅぱ♡ちゅぱと美味しそうに互いの唾液を吸い上げ、淫靡な音を立ててキスを交わした後、二人はローブをたくし上げた。すると、興奮して固くなり始めていたペニスが露わになった。

『ふっ、ふがいないです、んっ♡も、もっと♡精進、せねばっ♡』
『ふふ……♡そんなことは、ないよ♡はぁっ♡私には、君のちんぽがあれば♡十分なんだ♡あっ♡』
『れ、レオル神父っ!♡♡♡』

 腰を少しかがめ、互いの性器を擦り合う。

『ふっ♡』
『あんっ♡』

 しかし、先っぽから出るガマン汁で、ぬるぬるとうまく動かせず、もどかしさを募らせる。だが、そんな焦らしすらも、彼らの『修練』として昇華され、より一層、二人の情欲を高めていく。

『はぁっ♡レオル神父っ♡んちゅ♡』
『はむっ♡ちゅむっ♡んんんっ♡』

 ローブをたくし上げたまま、腰を前後に動かし、もどかしげに亀頭を擦り付け合う二人の姿は、まるで発情期の犬のように浅ましく、そして滑稽だった。
 ちゅっ♡ちゅっ♡とバードキスを繰り返しながら、彼らはヘコヘコと腰を動かし続ける。
 そして――。

『んっ、ふっ、いつか……♡レオル神父を、んっ♡支えられる、ように、どうか、私に、教授ください……っ♡この、』

 ルイスはくるりとレオルに背を向け、尻を高く上げた。そして、尻たぶを両手で掴み、左右に広げる。
 くぱぁっ♡ 
 ピンク色のアナルが、ヒクつきながら口を開いた。

『私の猥褻雌まんこにっ、レオル神父のおちんちんでっ♡いっぱい突いてっ、ご教授くださいっ!!♡♡』
『そんな……神の御前で、そのようなこと……っ!』
『神は、神は全てを赦します……っ!“エンギ神”は、全てをお赦しになられます!!♡♡』

 そこで、レオルの意識が現実に引き戻された。

(エンギ神?エンギ神だと……!?)

 レオルが信仰していた神とは違う名が、ルイスの口から飛び出していた。

「もうお分かりですね?既に協会の修道士や司祭たち、そしてここを訪れる信徒たちは皆、以前とは違う神を信仰しています。それが『エンギ神』であり、エンギ・シュウヤは地上に降臨した現人神なのです。」
「そんな、ばかなことが……っ!」
「神のために心も体も捧げることを至上の幸福とし、その他は何もいらない、神のために生きる存在となる――。あなただって、体験したでしょう?礼拝堂で、そしてこの『猥褻室』で。」
「っ!」
「あはは!神に全てを委ねる心地良さと快楽を知ったらあなたに、なすすべはありませんよ、レオル神父♡」
「あっ、ん♡」

 終夜はレオルの乳首を指で弾いた。
 終夜の言う通り、レオルはルイスとのセックスで味わったあの感覚を思い出し、身体が熱くなるのを感じていた。
 終夜に洗脳されているせいで、レオルの体は終夜に従順だ。終夜に触れられただけで、レオルのペニスからは透明な液が漏れ出していた。

「ひっ、う♡い、いやです……っ!私は、貴方に屈したりなどぉおんっ♡♡ひぐぅっ!?♡♡」
「え?なんです?ほら、正直に自分の気持ちを言ってくださいよ。乳首をひねられて、なんですって?」
「んひぃっ♡ちくびぃっ♡きもひぃいっ♡しゅきぃっ♡♡」

 終夜に洗脳されてしまったレオルの頭では、終夜に抗うことなど、到底無駄であった。

「あはは!そうそう、それでいいんですよ♡さぁ、もっと素直になって、神であるボクと一つになりましょう♡」

(フィオナ……。すみません。もう……私は……。)

 頭がぼんやりと霞がかかったように、何も考えられなくなる。

「あっ、あっ、あっ、あっ♡」

 信仰していた神も、過去も、常識も、大事にしてきた想いも、全て塗り替えられる。

「あっ、あっ、あっ、あっ♡」

 そして、目の前にいる男だけが、この世のすべてになる。

「レオル神父、生まれ変わった気分はどうですか?」

 終夜が耳元で囁く。
 その声音は甘く、脳髄まで溶かすような麻薬のような響きがあった。
 その声で名前を呼ばれるだけで、レオルは胸が高鳴る。心臓が早鐘を打ち、呼吸が乱れ、全身が疼く。

「はい……♡幸せです……♡」

 レオルは頬を赤らめ、潤んだ瞳で答えた。
 その表情には、もはや以前の凛とした面影はなく、ただの男好きする色気を纏っていた。

「あなたの信仰する神は?」
「私の神様は、エンギ神です♡」

「あなたの務めは?」
「エンギ神の肉棒を私の聖なるデカケツマンコでお慰めし、エンギ様の支配を広めることです♡」

「あなたの好きなことは?」
「エンギ様にご奉仕することです♡私の汚らしい雑魚雌アナルにエンギ様のお慈悲をください♡」

「よろしい。それじゃあ早速、お仕事を始めてもらいますかね♡」
「神のご意思のままに♡」

 レオルは、自ら四つん這いになると、尻を高く上げて、アナルを見せつけるように左右に開いた。
 そして、淫らに誘うように腰を揺らす。

「ふふふっ♡エンギ神万歳♡エンギ神ばんざーい♡」

 ――こうして、レオル・カルヴィントは堕ちた。
 
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