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第二章:変えられた人々と街
『落差』②
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毎日騎士団に配達しに行っているため、すっかりティモスは門兵に顔を覚えられていた。
「こんにちはー!いつもありがとうございます!」
「おう、ティモス君か。今日もいい天気だねぇ。」
「そうですね。あ、これ。今日の分です。」
「いつも悪いね。今、人を呼んでくるから待っていてくれ。」
「はーい。」
門兵が受け取るのではなく、騎士団の塔の中から出てきた別の人間が薬を受け取るのも、いつもの流れだった。
しかし、今日、塔から出てきたのは、今までの騎士団員とは違った男だった。
その男が出てきた途端、騎士団員全員が整列し、そして、下半身の衣服を脱ぎ出した。
「『おちんぽ花嫁』であるケニー隊長に、おちんぽ敬礼!♡」
「おちんぽ敬礼!」
男たちの勃起したペニスが、一糸乱れず天を向く。
その光景に、ティモスは思わず目を丸くした。
「はいはい、どーもどーも。みんな、いいちんぽしてるジャン?まぁ、その中でも俺が一番だけどな!」
奥から男が一人、堂々とこちらへ歩いてくる。
露出度の高い、白いメイド服。胸元は大きく開かれており、そこから見える乳首にはピアスがつけられている。
さらに、スカート丈はかなり短く、歩くたびに性器を隠せていない下着が見え隠れしていた。
そんな扇情的な格好をしているにもかかわらず、男の表情には自信と余裕があり、まるで娼婦のような妖艶さを放っていた。
「ティモス君、はじめましてー。俺は、ケニー・ロイネル。かつては第三師団で『神速』の名をもっていたけれど、エンギ神様に無様に恋人化の洗脳をされたあとは、『肉便器・奴隷騎士(スレイブナイト)』の一人として、エンギ神様の忠実な性奴隷となった雌豚だよ♡よろしくな♡」
そう言って、ケニーはケタケタと笑った。
「ティモスです。よろしくお願いします。あの、こちらが本日お持ちした、薬です。」
「サンキュー!助かるよ。おたくの薬屋が作る薬は、本当に出来が良くてなぁ。笑っちまうくらいに。」
「あ、ありがとうございます。ヴァドスさんにも伝えておきますね。では、次の配達があるので、俺はこれで……。」
「――ヴァドスの野郎は元気にしてるか?」
ティモスが踵を返そうとした瞬間、ケニーが声をかけてきた。
「あれ?お前があいつの調教やってくれているんだろ?どうだ?進捗状況は。」
「ま、まだ一日目なのでなんとも……。とりあえず、乳首だけでイケるよう、開発しているんですけれども。」
「あははっ!そりゃあいいな!お前の手腕なら、すぐに調教できるだろうよ。なんせ、あいつが見込んだんだからな。」
(あいつ……?昨日の、あの謎の男のことかな?)
ティモスが「が、頑張ります!」と元気よく返事をすると、ケニーは快活に笑いながら、ティモスの肩に手を置いた。
「頼んだぜ。あと、明日も同じ薬を頼む。……すーぐなくなっちまうからさ。」
「は、はいっ!承知しました!」
ティモスは慌ててその場を離れる。
「……ふぅ。」
額の汗を拭ったティモスは、ケニーのことを思い起こす。
ケニーは終始笑顔だったが、時折、目の奥に鋭い光がちらついていた。
まるで獲物を見定めているかのような――。
「いやいや、考えすぎか。」
ティモスは頭を振って、先ほどのことを頭から追い出す。
「早く配達済ませて、帰ろう。」
ティモスは足早に次の配達場所へと向かった。
***
ティモスが店に戻ってきて「ただいま帰りましたよー。ヴァドスさーん?」と声をかけたが、返事はなかった。
そこで、キッチンへ行ってみると、ドアを開けた瞬間にむわりと甘い香りと精液の生臭さが漂ってきた。
「おやおや。これはすごい。」
床には大量の白濁液がぶちまけられている。
そして、その中心ではヴァドスが虚ろな目で喘いでいた。
「あ、あ、あ……♡」
「お待たせしました。朝より顔がトロトロになっていますけど、何かありましたか?」
「あ、あぁ……♡ちくび……♡おっぱい、かゆかいのぉ……♡」
「それは大変でしたね。一人で頑張って、偉いですねぇ、ヴァドスさん。」
「えへぇ……♡えへぇ……♡」
「こりゃ完全に堕ちちゃってるなぁ。」
まるで赤ん坊のようになったヴァドスの両手から拘束具を外すと、ヴァドスはティモスの首に抱きついてきた。
「あー♡てぃもすぅ♡てぃもしゅぅ♡」
甘えるように頬ずりをするヴァドスの唇にキスを落とすと、ヴァドスの方から舌を入れてくる。
ティモスの口内を味わうかのように、ゆっくりと丁寧に舐め回すと、やがて満足げに口を離した。
「ぷはっ♡てぃもしゅ、ちくびぃ♡かゆひ♡ちんぽも♡あなりゅもぉ♡」
「はい、分かりました。ご褒美にたくさんかいてあげますからね。ほら♡カリカリカリッ♡」
「あひぃぃぃッ!?♡♡♡」
ティモスが乳首を引っ掻くたびに、ヴァドスは身体を大きく跳ねさせる。
「あはぁっ♡かゆひっ♡きもちいっ♡あぁっ♡」
「随分と気持ちよさそうですねぇ。乳首が取れそうになるまで、かいてあげましょうか?ねぇ?ほら、カリッカリカリッ♡」
「ひぁ゛ぁ゛ぁ゛っ♡♡♡」
「ねぇ、ヴァドスさん。今どんな気分ですか?教えてください。」
「きもひい゛♡これぇ゛♡すきぃ゛♡もっと、してくらはい゛ッ♡」
「ふふっ。素直で可愛いですね。いいですよ。もっともっと気持ちよくなってくださいね。ほら、クリクリィ~♡」
「あ゛~~!!♡ひんじゃう゛ッ♡きもひ、よすぎてぇ゛ッ♡あ゛~~~~ッ!!!♡♡♡」
ヴァドスは大きく仰反ると、勢いよく射精しようとするが、もう出すものがないのか、ペニスからは透明な液体がちょろろと流れ出すだけだった。
「あははははっ!ヴァドスさん、もう空っぽみたいですね!可愛い♡でも、乳首でちゃんとイケて、偉い偉い♡じゃあ、次は俺の番です。」
ティモスがズボンを脱ぐと、ヴァドスはそれをうっとりとした表情で見つめた。
「ふふ。ヴァドスさんのお陰でこんなに大きくなっちゃいました。これで、ヴァドスさんのメスマンコをほじほじしてあげますからね♡」
ティモスはすでに勃起した自分の巨根をわざと見せびらかすようにヴァドスの目の前にもっていく。
すると、期待からか、ヴァドスのアナルからは、ヒサメの葉のエキスが染み出た緑色の愛液が溢れてきた。
「じゃあ、挿れますね♡」
ペニスをヴァドスのアナルに挿入させると、中は昨日よりも熱くうねっていた。
薬のせいで、ヴァドスの感度も上がっており、軽く突いただけでビクビクと痙攣する。
「あ゛っ!♡あ゛っ!♡あ゛っ!♡」
「あー♡ヴァドスさん、すごく締まりますね。中も絡みついてきて最高です♡」
「あ゛っ!♡あ゛っ!♡あ゛っ!♡」
「あははっ!俺ももう限界!ヴァドスさん、俺のザーメンで、このヒサメの葉を流してあげますからね♡出しますよっ!♡♡」
びゅるるっ♡びゅるるるるっ♡
ティモスはヴァドスの中に大量の精を吐き出すと、ヴァドスは壊れた人形のように、ガクンッと首を垂れ、それからプシャアアアアッ♡と潮を吹いた。
「……おっ、お゛……っ♡」
「あれ、気絶しちゃいましたかね。まあいいか。」
ティモスはヴァドスの中からペニスを引き抜くと、ヴァドスの顔の上に跨った。
「ほーら、ヴァドスさーん。起きないと、お口に出しちゃいますよー?」
ティモスは今度は、ヴァドスの口元に亀頭を擦り付けた。
「んぶっ♡」
「あはは、寝てても感じてるんですか?」
「んむぅ……♡んちゅ……♡ん……♡」
「あー、フェラチオ上手ですね。さすが、淫乱な娼婦だなぁ。」
「んぶ……♡ぢゅるっ♡ん……♡」
「あー♡精液の残り、出しちゃいますねっ♡全部飲んでくださいね♡」
「ん ……っ!?♡」
ティモスが射精すると、ヴァドスは苦しそうに顔を歪めた。
「……っ♡……っ♡」
「あー、すっきりした。ありがとうございますヴァドスさん。って、聞いちゃいないっか。」
ヴァドスはそのまま気を失ってしまった。
***
ちゃぷ、ちゃぷんという水音に、ヴァドスは目を覚ました。
「おはようございます、ヴァドスさん。」
「…………。」
ヴァドスはティモスに後ろから抱きしめられながら湯船に浸かっていることに気がつき、慌てて離れようとする。
「ん、あ……っ♡」
しかし、体の奥底でくすぶる疼きに力が抜けてしまい、結果的にそのままティモスに寄りかかってしまった。
「ふふっ。まだ薬が残ってますからねぇ。無理しない方がいいですよ。」
「く、すり……?」
「えぇ。ヒサメの葉ですよ。」
「ひしゃめ……んっ♡」
またいたずらなティモスの指がヴァドスの乳首に触れる。
「ふ、ぅっ♡」
「あははっ!ヴァドスさのここも、すっかり敏感になっちゃいました♡もちろん、ちゃあんとヒサメの薬は洗い流しましたよ。まぁ、体内に吸収された分はどうしようもないですが。」
「はぁ……♡んっ♡」
乳首に触れられただけなのに、身体がゾクッとして、ヴァドスの身体には快感が走る。
その反応を楽しむかのように、ティモスはヴァドスの乳首の周りをくるりと撫ぜた。
たったそれだけで、ヴァドスは身体を震わせ、甘い声を上げる。
「ひんっ♡ちくびぃ……♡イク……っ♡イッちまう……っ♡」
「乳首だけで上手にイケるようになっちゃいましたからねぇ。本当にいやらしい雌犬ですよ。ほら、触ってほしいんでしょう?自分でおっぱい突き出して、いやらしく誘ってみてくださいよ。」
ぼんやりとした頭で、ヴァドスは言われた通りにティモスと向き合って、自分の胸を両手で持ち上げて前に差し出した。
「はぁ……♡はぁ……♡おれの、おっぱい♡さわってくらはい♡」
「いい子ですねぇ。じゃあ、ご褒美をあげましょうか。」
ティモスはヴァドスの乳首を口に含むと、舌で転がしたり、甘噛みしたりする。もう片方の乳首も忘れずに愛撫する。
「あひっ♡あっ♡あへぇっ♡」
両方の乳首を同時に責められて、ヴァドスの理性は完全に吹き飛んでいた。
「あひィッ!?♡イグッ♡イグゥッ♡」
ヴァドスは絶頂を迎えるが、もう出し尽くした彼のペニスからは何も出なかった。ぶるぶると気持ちよさそうに震えているだけだ。
「あははっ!ヴァドスさん、女の子みたいに空っぽになるまでイッちゃいましたね。」
「んぉ……♡あ……♡」
ヴァドスの目は虚ろになり、焦点も合っていない。
そんなヴァドスを支えながら、湯船から上がったティモスは、しっとりと赤く染まったヴァドスの肌にまた欲情して、今度は脱衣所で彼の体を押し倒す。
「あ っ♡あっ♡」
「もうすっかりヒサメの葉のエキスでトロトロマンコの完成ですね。俺のおちんぽケースにふさわしい♡」
「おほっ♡お っ♡んぉっ♡」
「あー♡ヴァドスさんのメス穴最高ー♡」
正常位で激しく突いてヴァドスの中に射精すると、今度はヴァドスをうつ伏せにして、尻を高く上げさせる。再び挿入し、ティモスがイッたら、また別の体勢でヴァドスを犯し続けた。
ヴァドスが解放されたのは、夕日がすっかり沈んだ頃だった。
「じゃあ、俺、セドリックさんのお迎えに行きますね。今日もありがとうございました。明日の注文は紙にまとめておきましたので、明日の朝、確認しておいてください。それでは。」
ティモスはそう言うと、足早に部屋を出て行った。
残されたヴァドスは、ベッドの上に犯され尽くして放置されたままだった。
「あ……♡ぁ……♡」
ヴァドスの体は快楽漬けになっており、もはや指一本動かすこともできないほど疲弊していた。
身体中至るところにティモスが出した精液がこびりつき、シーツはヴァドスの様々な液体でぐしょ濡れになっていた。
そうして、ヴァドスの意識は闇へと落ちていった。
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