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第三章:花嫁たちの結婚式
民たちの肉人形②
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終夜のお遊びから解放されたのは、夜中になってからだった。
その頃になると、すっかり日も暮れており、月明かりを頼りにするしかなかった。
そんな中、ケニーは一人で謁見の間に続く廊下を歩いていた。謁見の間にはもう誰もいないのだが、隣接している執務室に用があったのだ。
もう一週間を切った結婚式の準備で、何かと『おちんぽ花嫁』たちも多忙を極めていた。
(シュウヤとの結婚式は絶対に皆の記憶に残る、最高にエッチで、最高に幸せな式にしなくちゃいけないんだ!正直、準備めっちゃ大変だけど、でも、頑張らねぇと……っ!)
しかし、ふと股間に切ない痺れを感じ、足を止めた。
「ん、ふっ♡くそ……っ♡」
先程は何度もイかされたが、結局一度も終夜とは触れ合っていない。
終夜の子種が欲しいと、子宮の奥がきゅっと疼いて止まらなかった。自然と内股になり、ケニーは熱っぽく吐息を漏らしてしまう。
(何でシュウヤ、セックスしてくれなかったんだよぉ♡いっぱいキスして、舐められて、触られて、めちゃくちゃに犯されながら種付けしてほしかったのにぃ♡)
そう考えるだけで、身体中が火照ってくる。
「――こんなお時間に、誰ですか?」
振り返ると、見回りの衛兵がランプ片手に不思議そうにこちらを照らしてきた。
「け、ケニー隊長!?た、大変失礼いたしました!」
まさか相手が高貴な『おちんぽ花嫁』であるとは思ってもみなかったのか、衛兵は可哀想なくらい狼狽え、平謝りをしてきた。
「見回りご苦労。こんな夜更けに歩いている俺の方が悪かった。気にせず、見回りを続けてくれ。」
「いえ!とんでもございません!それに……かつて『神速』と謳われたケニー隊長とこうしてお話しできて、大変光栄です……っ!」
ランプの光に照らされた衛兵の顔は真っ赤になっていた。憧れの人と話せたことによる興奮もあるが、それよりもチラチラとケニーの下半身に視線が向いている。
城の最上階帰りであるケニーは薄手のネグリジェしか着ていなかった。そのため、衛兵の視界には勃起しているケニーのちんぽやグジュグジュに蕩けた雌穴が映っており、その淫靡な姿に思わずゴクッと喉が鳴らしていた。
「あ、現人神様への、お努め帰りですか……?随分と、その……卑猥な格好ですね……っ♡」
(あー、興奮しちゃったかぁ。悪いけど、俺にその気はないけどね。)
ケニーは早くこの場を立ち去ろうと足を動かす。しかし、「お、お待ち下さい!」と衛兵に腕を掴まれ、思わずチッ!と舌打ちをしてしまった。
「そ、そんな卑猥な格好をしているなんて、お、襲ってくださいと言わんばかりです!」
「現人神に嫁ぐ『おちんぽ花嫁』を愚弄するのか?我らのアナルは現人神に捧げられている。我らを襲うとはつまり、現人神に対する反逆だぞ?」
ここまで言えば、エンギ教信者なら恐れ慄いて離れていくはずだった。しかし、目の前にいる若い男はどうも様子がおかしかった。
ケニーの言葉を聞いていながら、どこか恍惚とした表情を浮かべ、股間を膨らませていた。
「しかし、神はこのようにも仰せられております……『おちんぽ花嫁たちを祝福せよ』と。」
「はぁ?何を言って――。」
「『貴方は民の肉人形』。」
衛兵の言葉を聞いた途端、すとんとケニーの表情が抜け落ちた。
彼の瞳からは光が消え、感情が読み取れなくなる。
「……ケニー、隊長?」
恐る恐る衛兵はケニーの前で手を振ったり、声を掛けたりするが、一向に反応がない。
ケニーはだらりと腕を下ろし、ただぼんやりと前を見つめ、物言わぬ置物のようになっていた。
心臓が高鳴るのを抑え、衛兵は試しにケニーの股間に手を伸ばしてみた。体を震わせることも、表情を変えることもなく、ケニーは触れられるがままになっている。
布の上からふにゅりと指先で玉袋を揉んでみるも、全くの反応を見せない。
我慢できなくなった衛兵は、ケニーのスケスケレースのネグリジェをずらし、だらんと股の間にぶら下がるちんぽを丁寧に取り出す。
「ふっ、ふおぉぉっ♡ケニー隊長のおちんぽっ♡」
衛兵はちんぽに鼻先を近づけ、くんくんと犬のように嗅ぐ。
むわっと広がる精臭と汗の匂いが鼻腔をくすぐり、堪らず彼はケニーの腰を抱き寄せ、そのちんぽを口に含んだ。
じゅぽっ♡ぢゅぷっ♡と下品に音をたてながら吸い上げ、夢中で舐めた。
「隊長の♡おちんちん汁♡おいひいですぅ♡」
衛兵にちんぽを舐められても、ケニーは一切体も表情も動かさない。ただ虚ろな目で宙を眺めているだけだ。
「はぁっ♡隊長のおちんぽ♡もう出し尽くしちゃってんスかねぇ♡全然出ないじゃないですか♡まぁ、でも……っ♡」
ネグリジェの間から指を入れ、衛兵はケニーの雌穴に指を入れる。
中は既に熱くなっており、くぱくぱと開閉を繰り返して、指を物欲しげにきゅうっと締め付けてきた。
その雌穴の様子に、衛兵はごくっと生唾を飲み込む。
「た、隊長のおまんこ……♡俺のお口で、しっかり綺麗にしてあげますね……♡」
ネグリジェを上へたくし上げ、衛兵は、ふぅ♡ふぅ♡とケニーのアナルに息を吹きかける。
バイブでたくさん可愛がられたそこは、真っ赤に熟れてはいたものの、結局終夜のおちんぽはハメてもらえなかったため、どこか物足りなさを残していた。
そのため、アナルはヒクヒクと動き、衛兵の唇を誘うように震えた。
その淫らな光景に我慢ができず、衛兵は舌先を尖らせ、ゆっくりとケニーのアナルに差し込んでいく。
「隊長の雌まんこっ♡んちゅっ♡れぇろぉっ♡れりょれりょ♡」
次第に、衛兵の舌は激しく動くようになる。
レロレロッと唾液を纏わせながら肉厚な舌を出し入れしたり、縁をぐるりとなぞるように舐め上げたりして刺激を与える。
それでもなお、ケニーの身体は全くと言っていいほど動かない。ただ無抵抗に、衛兵に尻の穴とおちんぽを愛撫されるままだった。
「も、もう、いいですかね……っ♡隊長も、もう、我慢できませんよね……っ!♡」
衛兵はカチャカチャとベルトを外し、すでに勃起したペニスを晒す。
どこかケニーの様子を気にしながら、それを何度かケニーの雌アナルにぴとぴと♡と押し付けていたが、ついに我慢しきれなくなり、尻肉を左右に割り開いて、一気に奥まで挿入していった。
「ふおぉぉっ!♡た、隊長の、雌まんこにぃっ!♡お、俺の、おちんぽがぁっ!♡はいってるうぅ!!♡♡」
ケニーのアナルは、いとも簡単に男根を受け入れてしまった。柔らかく解れた媚肉が、ねっとりと衛兵のペニスに絡みついてくる。
衛兵はちんぽが気持ち良すぎて、「あっあッ♡あぁッ!♡」と叫び声を上げてしまうほどだった。
「隊長の雌まんこ♡もう俺のおちんぽを全部飲み込んで♡優しく、でも、強く、ぎゅうって締め付けてきますよぉッッ♡」
パンッ!パチュンッ!
下品な水音を立て、衛兵は必死に腰を振る。その激しい挿入に、ケニーはされるがままである。まるで人形のような状態で、ゆさゆさと犯され続けていた。
「へへっ♡どうです?俺のおちんぽっ♡神様より短いでしょうけどっ♡ほらっ♡どうですか?♡」
そう言って、衛兵は後ろからケニーの乳首を摘まんで弄んだ。衛兵が乱暴にちんぽを打ち付けるたび、ケニーのおっぱいはぶるんっ♡と揺れ、さらに衛兵の興奮を煽る。
しかし、やはりケニーは無反応のままだった。
それが余計に衛兵を燃え上がらせる要因となった。
「はぁっ♡お人形みたいな隊長かわいい♡こんな俺みたいな底辺に知らないうちに犯されてるなんて、かわいそうな隊長♡でもっ♡隊長が悪いんですよっ♡そんなスケベでえっちな格好して♡犯してくれっていってるようなもんなのに♡そのくせ俺たちを見下して♡生意気なんだよぉっ♡」
衛兵はケニーの顎に手をやり、強引に自分の方を向かせる。そして、そのまま彼の口に自身の口を押し当てた。
「じゅぶっ♡ぢゅるるっ♡んっ♡ふっ♡ふぅっ♡」
「……。」
「ふへへっ♡隊長のかわいい唇♡俺の唾液まみれになっちゃいましたねぇ♡」
調子に乗った衛士はケニーと繋がったまま、ケニーを床に押し倒した。
そして、正常位の体勢でガツガツとピストンする。
そのあまりの激しさに、ケニーのちんぽはブルンブルン♡と上下に暴れまわった。
「はっ♡隊長のおちんちん♡全然使い物になっていませんねぇ♡もう隊長♡本当に、お飾りちんぽぶら下げた、ただの雌犬になっちゃいましたねぇっ!♡」
衛兵の罵倒も、今のケニーには届いていない。
「んおぉっ♡やばっ♡イキますっ♡隊長のまんこに種付けします♡おほっ♡イクゥ~っ!♡♡」
勢いよく出された衛兵の精液は、びゅるるっ♡と音をたてて、ケニーの腸内を汚していく。
熱いものが注ぎ込まれる感覚も、彼にはなかった。
「あー、たまんないっ♡まだちんぽ勃起したままだぁ♡」
ぬぽっ♡と引き抜いたあとも、衛兵は名残惜しそうにちんぽを手で扱く。一度出したばかりだというのに、すぐに勃起し直していた。
「隊長ぉ♡まだ『祝福』が足りませんよね♡もっとシましょうね……っ♡ふへへ……♡」
再びケニーに覆いかぶさり、衛兵は彼の身体に舌を這わせる。
首筋、脇腹、太腿、二の腕、足の裏など……全身を隈なく舐められても、ケニーは相変わらず表情を変えることもなく、何も言葉を発さない。
ただぼんやりと宙を眺めているだけだった。
「はぁっ♡『祝福』をまたお腹に注いであげますからね♡そしたらきっと、元気な赤ちゃんができるはずですっ♡」
パチュンッ♡バチュンッ♡
「ご結婚♡おめでとうございます♡現人神様の花嫁として♡皆からたくさんの『祝福』を受けることができるのですよ♡嬉しいでしょう?♡」
パンッ♡パンッ♡パンッ♡パンッ♡
「神の孕み袋へ俺の子種をお送りいたします♡しっかり受け取ってくださいっ!♡」
激しくなる挿入に、ケニーはされるがままに喘ぎ声一つあげることもない。ただ無抵抗に、肉便器のように扱われるだけだった。
***
「……隊長。ケニー隊長?」
ゆさゆさと肩を揺すられながら、名前を呼ばれ、ケニーはハッとする。
目の前では、衛兵が心配そうに彼を見つめていた。
「あれ?俺……。」
「大丈夫ですか?突然ぼうっとされていましたが……。」
「ああ、うん。大丈夫。ちょっと、考え事してただけだ。」
衛兵は「ならいいんですけど……。」とケニーから離れ、頭を下げた。
「それでは私は見回りがございますので。隊長はどうぞ『出されたザーメンがアナルから溢れないよう蓋をして』お仕事頑張ってくださいね。」
「あぁ、分かった。気をつけて行ってこいよ。」
「はい。失礼します。」
去っていく衛兵を見送り、ケニーはため息をつく。
そして、自分のアナルに栓をするように指を突っ込み、がに股のまま歩き始めた。
(何をぼうっとしていたんだろう。疲れてんのかな?)
そんなことを思いつつ、彼は自分が犯されていることに気づかないまま、執務室へと向かった。
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