【完結】縁起終夜の華麗なる異世界支配

荒巻一青/もふモフ子

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第三章:花嫁たちの結婚式

運命の日

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 結婚式当日――その日、街は異様な熱気に包まれていた。
 街の至るところからエンギ教を賛美する歌や、『おちんぽ花嫁』たちを祝福する声が聞こえてくる。
 
「お父さん、見て!街がキレイに飾り付けられているよ!」

 家々も、街燈も、広場にある大きな花壇までもが、リボンや宝石で装飾されている。
 さらに城へ続く街道には真っ赤な絨毯が敷かれていた。
 少年は興奮しながら、キョロキョロとあたりを見回していた。
 
「すごいねぇ!まるでお祭りみたい!うれしいねぇ、お父さん!お父さんも素敵に飾られて、嬉しいねぇ♡」

 そう言って少年は父親を振り返った。
 少年の父親は、首に宝石がふんだんに散りばめられた首輪を嵌めていた。乳首にはハート型のピアスが貫通し、ピアス同士が鎖で繋がれている。
チンポには宝石付きの豪華な尿道プラグを差し込まれ、ペニスの根元を金糸で編んだミサンガのようなもので結ばれている。
 
「んほぉっ♡おっ♡ふ、ぁ♡」

 父親の口から漏れるのは喘ぎ声だけだ。
 
「良かったねぇ、父さん♡結婚式のウェディングロードを飾るアクセサリーに選ばれて♡もう人として生きていくことはできないけれど、でも、現人神様と『おちんぽ花嫁』たちの歴史的な結婚式を彩るオモチャにされるなんて光栄なことだよ?幸せ者だね?♡」

 少年はニコニコ笑いながら、父親の尻を叩く。
 すると、「は、はひぃ……♡ありがとぉございますぅ……♡」と父親は、嬉しそうにメスイキした。
 父親はその後、衛兵に連れられ、ウェディングロードの一角に飾られることになった。
 
 先の父親同様に、ウェディングロードの側には宝石で飾り立てられた男たちが、等間隔で何人も並んでいる。
 もちろん神聖なるウェディングロードを汚してはいけないため、全員尿道プラグによって射精を制限させられていた。
 彼らはここで、ウェディングロード通る来賓客たちの目を愉しませる大切な役目を担っていた。
 
「ほほぅ。これほどまでに豪勢な結婚式は初めてだよ。」

 アルシェリティア王国国王のレオナード・F・アルシェリティアは、直立する卑猥な男たちを眺めながら、城へと向かっていた。
 その隣にいるのは、王妃であるエリナだ。
 
「そうでしょうか……。私、何だか嫌な予感がいたしますわ……。」
「大丈夫だ。万が一のために、王都の兵士3000人も連れてきたし、何よりこの街へ入る前に我々は洗脳されているからな。『異常を異常だと認識できない』。残念ながら君も、この異常な状況を正常だと思ってしまっているだろう。」
「えぇ、そうですとも。それに、私たちの大切な子供たちだって一緒に連れてきてしまいましたわ。」
「ははは。洗脳済みの我々は、どうせ快くエンギ・シュウヤ様に、この身も、子供たちも、捧げてしまうのだから、何のの問題もないだろう。」
「そう……ですわね。何も問題は……ありませんものね……。」

 エリナは不安げに国王であるレオナードの腕をギュッと握った。
 レオナード国王は、かつて戦場にも出ていた、強靱な肉体をもつ王である。
 しかし、そんな彼はウェディングロードを歩く前に、衛兵の一人にアナルを差し出してしまっていたので、既に股間には大量の精液が垂れていた。
 
 各国の来賓たちは、城に併設されたエンギ教最大の教会、エンギス大聖堂に集められた。
 
「おぉ……素晴らしい……っ!」
「なんと美しい教会だ……っ!」

 床の紋様やステンドグラスを眺めながら回廊を進んでいく。
 最奥の礼拝堂へたどり着くと、各国の要人たちは目を見開いた。
 
「な、なんと……っ!?」

 無理もなかった。
 祭壇前に設置された巨大な長机には、大勢の肉便器たちが並べられていた。
 彼らは、様々な拘束具によって動きを封じられ、手足はまとめて頭上へ固定されていた。さらに、器具によってアナルがぱっくりと開いている状態であり、ピンク色の恥肉がよく見えている。
 彼らは、この結婚式を祝福するために各国が捧げた第一王子たちであった。
 王子たちはその美しい顔を快楽で歪ませていた。
 
「クルシファー……クルシファーではないか!」

 国王はすぐに息子の存在に気づいた。
 王妃は変わり果てた第一王子の姿に口を手で覆う。
 
「あ、ぁ……ああぁ……っ♡んぁっ♡」

 肉奴隷となったクルシファー王子は国王が来たことにも気づかず、虚ろな瞳で天井を見つめながら、身体を震わせていた。
 彼のアナルには何本もの歯ブラシが突き刺さっていた。
 
「どういうことだ!?なぜ、歯ブラシがクルシファーのアナルに入れっぱなしになっているのだ!?」
「アルシェリティア王国のレオナード国王、本日はご出席いただきありがとうございます。私からご説明させていただきます。」

 傍に控えていた神父の一人が進み出た。
 
「クルシファー王子はエンギ神へ自らの貞操を捧げられました。そして、神より『歯ブラシ置き係』としての任を与えられたのです。」
「は、『歯ブラシ置き係』だと……っ!?」
「左様でございます。今ではこの城で神に仕える兵士たちの歯ブラシを己のアナルで清める、とても名誉ある役目を果たしております。彼はこれから一生をかけて、兵士たちの歯ブラシ置きとして、生きていくことでしょう。」

 国王は信じられないと言った表情を浮かべる。他の王族たちも言葉を失っていた。
 
「『歯ブラシ置き係』……。」
「れ、レオナード……。気を確かに……。」
「――なんと素晴らしい役割を賜ったのだ!神より与えられし、神聖なる仕事じゃないか!」
「……え?」

 王妃のエレナは予想外の反応に、言葉が出なかった。
 一方のレオナードはあまりの喜びに頭がどうにかなってしまいそうだった。
 彼が戴冠した時よりも、エレナを妃として迎えた時よりも、遥かに強い幸福が奥底から湧き上がってきて、脳内がスパークしそうなほどの悦びを感じていた。
 
「ほら、見てみろっ!あんなに卑猥で立派な姿になって……!なんて、尊いのだろう……っ♡私の息子とは思えないほどだ……っ♡素晴らしいぞ、我が息子よ……♡」

 国王は息子の元へ駆け寄ると、優しく頬を撫でる。
 
「ほぅ♡んぉ♡」

 すると、ビクビクっと反応して、甘い声を出す息子の顔は、既に快楽に溶け切っているようだった。
 
「いかがいたしましょう?せっかくですので、ご自身の息子様を人間椅子にされては?」
「それはいい考えだな……♡」
「では、早速準備いたしましょう。おい、お前たち。この肉便器の拘束を解け。今からこの肉便器は、人間椅子になるからな。アナルに突っ込まれた歯ブラシはそのままにしておきなさい。」

 神父の命令で、兵士の一人がクルシファーの拘束具を外し、机から下ろしてそのまま担ぐ。
 そして、来賓席のスペースまで持っていき、クルシファーを四つん這いにさせた。
 
「どうぞ、お座り下さい。」
「うむ……。」

 レオナードがどっかりとクルシファーの背に座ると、その重みで「ふひぃいっ♡」とクルシファーは声を上げてしまった。

 こうして、各国の要人たちを集めた来賓席は、次第に第一王子たちの人間椅子が並ぶことになった。
 しかし、誰もその異常さを認識せず、本来の国の跡取りたちを人間椅子にする非道な行為に憤る者は誰一人としていなかった。
 
 ――かくして、結婚式の準備は進んでいく。
 誰にも止められずに。
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