【完結】縁起終夜の華麗なる異世界支配

荒巻一青/もふモフ子

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第三章:花嫁たちの結婚式

歪められた結婚式

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(今日はついに念願の結婚式だ♡)

 ケニーの心はこれまでにないほど浮ついていた。
 ケニーだけではない。ブラックも、レオルも、シュタインも、この日を本当に心待ちにしていた。
 
(これで俺たちは名実ともに、シュウヤにその身も心も捧げることになる……♡そして、全世界の皆の前で、シュウヤとセックスするんだ♡たくさんお色直しするために、ウェディングドレスも準備したし♡あぁ♡楽しみだなぁ♡)

 思えば、シュウヤがゼネットを利用して第三師団に入り込み、自分たちを支配して、さらに彼が現人神になってからは、あっという間であった。

 あの時ハインリヒから、シュウヤに宿舎内を案内する役割を与えられていなかったら、今の自分は彼の恋人にはなっていなかったかもしれない。
 
(最初はなぜかシュウヤのことを良く思っていなかったけれど、急にシュウヤのことが愛おしく思えて、一目惚れしちゃったのは今では良い思い出だよ……。シュウヤ、俺のことを恋人にしてくれてありがとう。性奴隷にして、第三師団の皆の前で犯してくれてありがとう。ブラックも、第三師団の皆も堕としてくれてありがとう。へへっ……こうして振り返ってみると、感謝の言葉しかないなぁ……。)

 たった数ヶ月で、ケニーの世界はがらりと変わった。
 帝国のために、第三師団のために騎士として尽くそうと思っていたあの頃の自分が嘘のようだ。

 今のケニーの世界は、終夜を中心に回っている。
 終夜はケニーの全てで、ケニーは終夜のものだった。
 そして、何より終夜が建国するその時に、隣に自分が立てることの幸せ――これほどの幸福は、きっと後にも先にもないだろう。

 ケニーは真っ赤なウェディングロードを終夜と共に笑顔で歩く自分を想像した。
 エンギス大聖堂で終夜に誓約の口づけをする自分。指輪交換をし、永遠の愛の誓いをする自分。そして、結婚披露宴で、終夜に愛してもらう自分――。
 妄想ではない。
 もうすぐ実現するのだ。
 
(そのために、今日まで準備を進めてきたんだ。終夜と恋人同士になったあの日から、俺はずっと夢見ていた。あぁ、シュウヤ♡早く、早く、会いた――あれ?)

 はて、とケニーは思った。

(俺……今、何しているんだっけ……?)

 朝の出来事が思い出せない。
 いや、朝だけではない。
 ここ最近の記憶が曖昧になっていることを、ケニーはようやく認識した。 

(あれ……?そもそも、俺って、今……どこに……いるんだっけ……?)
 
「……っ♡ぁっ……♡あっ……?♡」

 かすかな喘ぎ声に、ぼんやりとしていた意識が徐々にはっきりしていく。
 そして、喘ぎ声を出しているのは自分自身だと気づいた。
 
「ん、ぉ゛……っ♡」

 身体が動かない。
 手は左右に広げられ、足は一纏めにされた状態で固定されていた。
 自分が磔にされていると理解するのに、数分かかった。
 
(はりつけ……?なんれぇ?)
 
「お゛ほぉっ……!♡お゛っ……!♡」

 視界が揺れる。
 その度に、お腹の奥に甘い痺れを感じた。
 
(うごいてぅ……♡これ……?♡おれ、なんで、こんなかっこう……♡)
 
 カラフルな紙吹雪が舞い、人々の歓声が聞こえてくる。まるでパレードでもしているかのように、楽しげな音楽も流れている。
 
「ケニー様!本日はおめでとうございます!」
「現人神様の花嫁になられて、光栄ですね!」

 そんな声が耳に入ってくるが、ケニーには状況が全く分からない。
 自分は今どこにいるのか、結婚式はどうなったのか、そしてどうしてここに自分が磔になっているのか。
 
「おほっ……!?♡おおお゛~~ッ……!?♡」

 またもや身体が激しく痙攣し、ビクンビクンッと跳ね上がる。
 
(うそだろ……♡おれ、イキまくってるぅ……!♡)
 
 絶頂は止まらない。
 全身を快楽に支配されて、思考が追いつかない。
 
「さて、今、『おちんぽ花嫁』たちがウェディングロードを進んでおります!ご覧ください、彼らが磔にされている様を!ウェディングドレスにかろうじて見えるくらいの淫乱衣装を纏っております!まさしく本日の式典に相応しい卑猥な姿といえましょう!本日!この『おちんぽ花嫁』たちは民の代表として、現人神たるシュウヤ・エンギ様の生贄となるのです!」

 会場から大喝采が巻き起こる。
 一方で、ケニーは状況を把握しようと必死だった。
 
(なんれぇ?いけにえ……?ちがう……。おれは、しゅうやのおよめさんになって……しょうらいをちかいあうのに……。)

 ふと、空中に投影されている映像がケニーの視界に飛び込んできた。
 終夜の力によって、全世界の至る所にスクリーンが出現しており、結婚式の様子を中継しているのだ。

 巨大なスクリーンには、ケニーの姿が映し出されていた。
 
(え……?なに、これ……?)

 金色に輝く磔の台座が屈強な男達によって持ち上げられ、真っ赤なウェディングロードを進んでいく。
 磔にされているのは、自分自身だった。
 
 ウェディングドレスは乱れに乱れていた。太腿まで下ろされたショーツから、貞操帯を付けられた陰茎と陰嚢がはみ出ている。アナルから漏れ出た精液が、足を伝って、ウェディングロードを汚していた。
 そして、胸元ははだけており、見たことがないくらい真っ赤に肥大化した勃起乳首から白い母乳が染み出していた。母乳を出せるのはシュタインだけだったはずなのに、なぜか自分の胸まで女のようにふっくらしている。

 何より一番目を疑ったのが、妊婦のごとく膨れ上がった腹部である。臨月の時のように膨らんだお腹は垂れ下がり、台座が移動するにつれてたぷんったぷんっと揺れ動く。

 自分がこのような状態になっていたなんて信じられなかった。しかし、これは紛れもない現実。
 まさにケニーの姿は雌そのものだった。

 頭は混乱を極めているが、それでも快楽だけは感じてしまう。
 その証拠に、スクリーンには快感に悶えるケニーの顔が映し出されていた。口の端からは唾液がこぼれ落ち、瞳は潤んで、顔は赤く紅潮して緩みきっている。その表情は完全に蕩けきっていた。
 
(あへぇ……♡おれのあたまぁ……バカになってる……♡こんなに……しあわせそうなカオ、してるんだぁ……♡)
 
「ケニー!おめでとう!!」
「ケニー!幸せにねー!」
「ケニー様!素敵です!」

 様々な声が飛び交い、人々がケニーに向かって手を振ってくれる。
 だが、当人はそれに答える余裕はなかった。
 
「ほぉ゛ッ……♡おへぇ……っ♡んぉぉ゛っ……!!♡♡♡」

 ただ、喘ぎ続けるだけだ。
 スクリーンは代わる代わる他の『おちんぽ花嫁』たちが映し出していく。

 ブラックも、レオルも、そしてシュタインも同じく磔にされて、ウェディングロードを進んでいた。
 皆、淫らに改造されており、ボテ腹を揺らしながら母乳を噴き上げ、絶頂を繰り返す。

 そして、彼らはエンギス大聖堂――ではなく、白亜の巨城へと向かっていた。
 
(へ……?けっこん、しきは?きょうかいで、やるんじゃ……。)
 
「お゛っ!?♡ほおぉ゛~~っ!♡」

 またもやケニーは身体を激しく痙攣させ、絶頂する。
 しかし、そんなことは関係なしに、城へ入ったケニーは訳も分からぬまま、どこかへ運び込まれていく。
 そして、気がついた時には城の最上階にあるバルコニーに辿り着いていた。
 
「あぁ、ようやく来たね♡ケニー♡」
 
 ケニーの愛する人がそこにはいた。
 終夜は真っ白なローブを身に纏っていた。金の刺繍が施された純白の布地は、太陽の光を受けてキラキラと輝いている。
 手に持ったロッドの先端には『催眠眼』が組み込まれ、それを見る者全てを虜にしていた。

 宝石がふんだんに使われた王冠を被り、終夜はまさに世界の頂点に立つにふさわしい威厳を放っていた。
 その圧倒的なオーラは、正に神のものだった。
 
(シュウヤ♡シュウヤ♡しゅうやぁ♡)

 そんな姿を見て、愛しい人の名を呼びたいのに、ケニーは言葉を出せなかった。
 口から出るのは喘ぎ声のみ。
 
「うぅ……♡うぅぅぅ……♡♡♡」

 台座はゆっくりとバルコニーに置かれた。
 ケニーは磔にされたまま放置され、動けない。
 他の三人の花嫁もケニーの隣へ順に配置された。全身汗まみれで、愛液と腸汁に塗れ、貞操帯の中のペニスも限界まで膨張し、苦しげに震えている。
 
 バルコニー下に集った人々は、磔にされた四人の痴態をじっくりと観察した。
 ある者は股間を硬くし、またある者は羨望の目を向ける。
 そして、終夜がロッドを高々と掲げた。
 ざわざわとしていた民衆たちは、その動作だけで口を閉じた。

 静寂の中、『おちんぽ花嫁』たちの喘ぎ声だけが響く。
 
「我が名は、縁起終夜。かつてこの街を支配していた邪神ウォテヌスから、お前たちを救った現人神である。」

 ロッドの先の『催眠眼』が光を放つ。
 その光を目にした者は、全員終夜の言葉によって思考も、記憶も、感情も、一瞬にして塗り替えられていく。
 
「お前たちは人ではない。お前たちに、人として生きる権利はない。皆すべからく、現人神たるボクのものであり、ボクの暇つぶしの玩具として生きてもらう。それがお前たちの幸福であり、存在意義である。」

 ――瞬間、人々の目から涙が溢れた。

 人々の迷いも悲しみも苦しみも、全ての感情を終夜の言葉は洗い流していった。
 残ったのは、終夜の玩具としてこの世界に存在していることに対する喜びのみであった。
 
 それは『おちんぽ花嫁』たちも同じであった。
 自分たちの状況が理解できず、混乱していたが、ケニーも、ブラックも、レオルも、シュタインも、もうそんなことはどうでも良かった。

 現人神たる終夜の玩具であることが、何よりの彼らの幸せだと悟ったからだ。
 
 誰もが喜びに顔を染めて、口々に終夜へ感謝の言葉を述べた。
 バルコニーの外は、歓声に包まれた。
 
「だまれ。」

 床に叩きつけられたロッドの音に、人々は再び静寂を取り戻す。
 
「現人神たるボクにとって、この世界そのものが玩具箱、ボクが遊ぶために用意された舞台装置にしか過ぎない。お前たちも、ボクが遊ぶためのだたの『肉人形』だ。だが、残念ながらボクに反抗する者がいるのも事実。――故に、ボクはこの世界から反抗する者たちを一人残らず消し去ることに決めた!そして、ボクは作り直す!ボクが満足するまで、永遠に楽しめる、ボクのための世界を!」

 終夜はそう言うと、ロッドの先端を空に向けた。
 ロッドは金色に輝き、光はどんどん大きくなっていく。
 
「ここに!我が『神聖エルバキア帝国』の建国を宣言する!今日この時をもって、ボクはこの世界の絶対君主となる!さあ、『肉便器』たちよ!その身を以て、祝福しろ!永遠の忠誠を誓え!快楽に狂い、ボクのためだけにその生を全うすると誓うがいい!」

 終夜の『建国宣言』を目の当たりにした人々は、その偉大なる一瞬を人生で味わうことができた喜びに官舎した。
 そして、バルコニー下にいた人々は、次々に静かに衣服を脱いだ。
 玩具に服などいらなかった。
 全裸となった彼らは跪き、頭を下げて忠誠の誓いを立てた。
 その表情は幸福に満ちていた。

 終夜の魔法によって全世界に出現した巨大スクリーンに、終夜の建国宣言は生中継で流された。
 そのため、同時刻、自分たちが縁起終夜の玩具であることを理解し、その身を捧げ、忠誠を誓う人々の姿が、全世界に溢れたのだ。
 
「神よ、我らは貴方様の玩具です。神の御心のままに、我らを存分に使ってくださいませ……。」
「神のご意思のままに……。」

 全裸で性器を勃起させているくせに、真面目に祈りを捧げている民衆の姿は、終夜好みの滑稽な光景だった。
 しかし、まだ見世物は終わらない。
 終夜はロッドの先でカツンカツンと何度か床に叩く。
 すると、磔にされていた『おちんぽ花嫁』たちの台座が動き、足を括っていた柱が持ち上げられていく。
 
「んおぉ……♡♡おほぉ……♡」

 台座が動きを止めると、柱に固定されていた『おちんぽ花嫁』たちの足は大きく開かれていき、陰部が晒される。
 尻穴は緩みきっており、雌穴に埋め込まれたディルドから、精液が漏れ出ていた。その卑猥な姿を見た民衆は興奮して、更に性器を大きくさせていく。
 しかし、それだけでは終わらない。終夜は腕を広げ、民衆に向かって語りかけた。
 
「この者たちは現人神の生贄に選ばれた!その身に神の子種を注ぎ込まれ、さらに民衆の精と欲望を注がれた、神に選ばれし『肉人形』たちである!」

 そう。
 この時のために、彼ら『おちんぽ花嫁』たちは街の人々の『祝福』と称した欲望を一身に受けてきたのだ。
 
「これより、この『肉人形』たちは建国神話を創る母胎として生まれ変わり、その腹に宿した神の子を産むのだ!」

 始まるは、『建国神話』。
 ――『おちんぽ花嫁』たちによる、神の子の出産である。
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