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女ユウシャ?
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話から置いてけぼりになっていたアマンテたちは、あっけにとられて男の背を見送ってから、はっと我に返り新たな闖入者であるトレラに目を向ける。
「……さっきの男は嘘をついていたけど、禁術は本当にあるの?」
「はい、存在します。禁術とは、邪神の力を用いた魔術のことです」
「そ、そんなことが出来るの? 魔法を使うときには、意識なんてしなくても光の神の力を使うことになるのに……」
「良い質問ですね」
アマンテが思わず呟いた疑問に、トレラはにっこりと笑ってぴっと人差し指を立てて、急に早口でまくしたてる。
「人間はそもそも光の神に属する生き物であるためその魔力は光の神にしか届きません。ですから邪神の力を持つ別のモノから魔力を借りる必要があります。邪神に属するモノ、そう、モンスターです。モンスター素材の中には邪神の力が強く残っているものもありこれを加工せずに利用することで邪神の力を引き出せるわけです。この技法は大昔には使われることもあったそうですが、今ではすべて禁止され禁術と呼ばれるようになりました。ちなみにモンスター素材を加工して作られる魔剣などがありますが加工過程でその魔力は光の神の力に置き換えられているのでそういったものを使っても禁術には当たりません」
「え、ええと……つまり?」
かなりの圧にドン引きで話をまともに理解できなかったアマンテが聞き返すと、小さく嘆息したトレラが要点だけを告げる。
「禁術とはモンスターの魔力を利用する魔術です。人間を生き返らせる禁術があったとして、それはおそらくアンデッドの製造法でしょうね。出来上がるのは人間の肉体を用いて出来上がるモンスター、生前の記憶も何も残っていないはずです」
「そんな……」
消沈して黙り込んでしまうアマンテたち。
トレラは彼女たちに囲まれた男の遺体に近づくと、ボロボロに裂かれた服と鎧をちらりと持ち上げ、遺体についた傷を確かめる。
「な、なにを……」
「ちょっと失礼して、調べさせてもらいます……なるほどやはりサメの噛み跡ですね。鎧も噛みちぎったうえでこれだけ深いということはかなり顎が強い。横幅だけで最低でも一メートル。全長は五メートル超の可能性大……」
ぶつぶつと独りで呟いていたトレラは、ふと何かを思い出したようにアマンテに向き直る。
「そういえば、サメが宝箱の中から現れたという話でしたが、本当ですか?」
「え、ええ……宝箱から出てきたというか、宝箱とくっついてたというか……」
「おお、やはりいたんですね! 噂を聞いて駆けつけた甲斐があります!」
やおらテンションが上がったトレラは立ち上がると、自分よりも大きな鞄を軽々と背負い、アマンテたちにさっと手を振った。
「ありがとうございます、それでは私は行ってきますね」
「い、行くって……まさかそのモンスターを探しに?」
「はい、とても楽しみです」
「あいつはすごく危険だわ!」
「私、こう見えてそこそこ強いですから大丈夫ですよ。それに返り討ちにあって逆に食べられてしまったとしても、それはそれで……ふひ、ふひひひ」
変なスイッチが入ったように不気味な笑い声をあげながら、トレラはダンジョンの入口に向かって走り出した。
「待っててくださいねレアモンスターっぽいサメさん……! ふひひ!」
不意に背筋に冷たいものを感じて、サメックはぶるりと震えた。
キョロキョロと周囲を見回す彼に、タラサが首を傾げる。
「どしたの?」
「いや、なんか急に寒気が……」
鮫肌のせいで鳥肌などは立たないが、どうにも無性に肌がざわつく。
「おっと、寒いから肌と肌で温めてほしいとかそういうフリかな? とうとう私の魅力に辛抱たまらんわけだね?」
「勝手に言ってろ」
もしや派手にハーレム男どもを成敗しすぎたせいで強い冒険者が狙ってきているのか。などと考えつつ、目の前のたったいま殴り倒したばかりの女冒険者を見下ろす。
いつものように宝箱を開けに来た冒険者が、今回はいつもと違って女だけのパーティだったので、噛みつかずに適当に殴って追い払った……はずだったのだが、一人だけがその場に残ったのだ。
殿をつとめて仲間の逃げる時間を稼ごうとしたその冒険者は、結局、宝箱ローリングソバットを食らって動けなくなってしまったが、まだ息はある。
「う、ぐ……」
女冒険者は起き上がろうとして激痛に顔をしかめる。
そして、サメックとタラサを見て、苦しげに口を開いた。
「どうして、トドメを刺さないの?」
普通、モンスター相手に話しかけるなんてことは正気ではない行為だが、目の前で二人が喋っていたのを聞いていたため、言葉が通じるということには彼女は気付いていた。
「どうしてと言われると困るんだが……」
「理由がないなら殺しちゃおうよー冒険者なんて」
「でも女の子を手に……歯にかけるのはなぁ」
サメックは、いままで男はさんざん食い殺してきたが、女はまだ一人も殺していない。
いまはもうモンスターとして冒険者と戦う日々をおくるサメックにとっては、元人間として残しておきたい彼なりの一線というものがあった。
だが、それにどれほどの意味があるかわからないし、他人に説明するのも難しい。
「あんた、さっき妙な能力を使ってたよな。瞬間移動みたいな……ユウシャか?」
「……そうだとしたら?」
「いや、俺も異世界……地球から来た人間なんだよ、本当は」
「……は?」
「元は日本人で東京に住んでたんだ。好きなアイドルは談合坂72」
「え、ほんとに日本人!? ていうか私も談合坂好きなんだけど!?」
「マジで!?」
サメックにとってはこの世界に来て初めて、蛮族であるタルサを除いて人間とまともに会話できた瞬間だった。それも相手は同じ転生者であり、なおかつ同じアイドルを好きな同志だ。
「モンスターに転生するなんてことあるものなんだ……」
「ああ、本当にどうしてこんなことになったんだか……ユウシャに転生して楽しい人生を送れると思ってたのに……」
「ちょっとだけわかる……私もまさか女に転生するなんて思ってなかった」
「……ん? 女に転生するなんて思ってなかった?」
「前世は男だったんだよ。いやぁ、心が男なのにカラダは女っていうのは色々と大変だよ。役得なこともないではないけど」
「……さっきのパーティの仲間は、みんな女だったよな?」
「そこはほら……わかるでしょ、男なら。ち○こが無いのは残念だけどレズプレイも慣れるとこれがなかなか」
女冒険者……中身は男の転生者の発言を受け、サメックはしばし黙考し、
「ギルティ――――ッ!!」
「ぎゃあああっ!?」
いきなり叫ぶと頭から齧りつき、抗う間も与えずに一気に飲み込んだ。
こうしてサメックの初めての人間とのコンタクトは悲しい結末となった。
「……さっきの男は嘘をついていたけど、禁術は本当にあるの?」
「はい、存在します。禁術とは、邪神の力を用いた魔術のことです」
「そ、そんなことが出来るの? 魔法を使うときには、意識なんてしなくても光の神の力を使うことになるのに……」
「良い質問ですね」
アマンテが思わず呟いた疑問に、トレラはにっこりと笑ってぴっと人差し指を立てて、急に早口でまくしたてる。
「人間はそもそも光の神に属する生き物であるためその魔力は光の神にしか届きません。ですから邪神の力を持つ別のモノから魔力を借りる必要があります。邪神に属するモノ、そう、モンスターです。モンスター素材の中には邪神の力が強く残っているものもありこれを加工せずに利用することで邪神の力を引き出せるわけです。この技法は大昔には使われることもあったそうですが、今ではすべて禁止され禁術と呼ばれるようになりました。ちなみにモンスター素材を加工して作られる魔剣などがありますが加工過程でその魔力は光の神の力に置き換えられているのでそういったものを使っても禁術には当たりません」
「え、ええと……つまり?」
かなりの圧にドン引きで話をまともに理解できなかったアマンテが聞き返すと、小さく嘆息したトレラが要点だけを告げる。
「禁術とはモンスターの魔力を利用する魔術です。人間を生き返らせる禁術があったとして、それはおそらくアンデッドの製造法でしょうね。出来上がるのは人間の肉体を用いて出来上がるモンスター、生前の記憶も何も残っていないはずです」
「そんな……」
消沈して黙り込んでしまうアマンテたち。
トレラは彼女たちに囲まれた男の遺体に近づくと、ボロボロに裂かれた服と鎧をちらりと持ち上げ、遺体についた傷を確かめる。
「な、なにを……」
「ちょっと失礼して、調べさせてもらいます……なるほどやはりサメの噛み跡ですね。鎧も噛みちぎったうえでこれだけ深いということはかなり顎が強い。横幅だけで最低でも一メートル。全長は五メートル超の可能性大……」
ぶつぶつと独りで呟いていたトレラは、ふと何かを思い出したようにアマンテに向き直る。
「そういえば、サメが宝箱の中から現れたという話でしたが、本当ですか?」
「え、ええ……宝箱から出てきたというか、宝箱とくっついてたというか……」
「おお、やはりいたんですね! 噂を聞いて駆けつけた甲斐があります!」
やおらテンションが上がったトレラは立ち上がると、自分よりも大きな鞄を軽々と背負い、アマンテたちにさっと手を振った。
「ありがとうございます、それでは私は行ってきますね」
「い、行くって……まさかそのモンスターを探しに?」
「はい、とても楽しみです」
「あいつはすごく危険だわ!」
「私、こう見えてそこそこ強いですから大丈夫ですよ。それに返り討ちにあって逆に食べられてしまったとしても、それはそれで……ふひ、ふひひひ」
変なスイッチが入ったように不気味な笑い声をあげながら、トレラはダンジョンの入口に向かって走り出した。
「待っててくださいねレアモンスターっぽいサメさん……! ふひひ!」
不意に背筋に冷たいものを感じて、サメックはぶるりと震えた。
キョロキョロと周囲を見回す彼に、タラサが首を傾げる。
「どしたの?」
「いや、なんか急に寒気が……」
鮫肌のせいで鳥肌などは立たないが、どうにも無性に肌がざわつく。
「おっと、寒いから肌と肌で温めてほしいとかそういうフリかな? とうとう私の魅力に辛抱たまらんわけだね?」
「勝手に言ってろ」
もしや派手にハーレム男どもを成敗しすぎたせいで強い冒険者が狙ってきているのか。などと考えつつ、目の前のたったいま殴り倒したばかりの女冒険者を見下ろす。
いつものように宝箱を開けに来た冒険者が、今回はいつもと違って女だけのパーティだったので、噛みつかずに適当に殴って追い払った……はずだったのだが、一人だけがその場に残ったのだ。
殿をつとめて仲間の逃げる時間を稼ごうとしたその冒険者は、結局、宝箱ローリングソバットを食らって動けなくなってしまったが、まだ息はある。
「う、ぐ……」
女冒険者は起き上がろうとして激痛に顔をしかめる。
そして、サメックとタラサを見て、苦しげに口を開いた。
「どうして、トドメを刺さないの?」
普通、モンスター相手に話しかけるなんてことは正気ではない行為だが、目の前で二人が喋っていたのを聞いていたため、言葉が通じるということには彼女は気付いていた。
「どうしてと言われると困るんだが……」
「理由がないなら殺しちゃおうよー冒険者なんて」
「でも女の子を手に……歯にかけるのはなぁ」
サメックは、いままで男はさんざん食い殺してきたが、女はまだ一人も殺していない。
いまはもうモンスターとして冒険者と戦う日々をおくるサメックにとっては、元人間として残しておきたい彼なりの一線というものがあった。
だが、それにどれほどの意味があるかわからないし、他人に説明するのも難しい。
「あんた、さっき妙な能力を使ってたよな。瞬間移動みたいな……ユウシャか?」
「……そうだとしたら?」
「いや、俺も異世界……地球から来た人間なんだよ、本当は」
「……は?」
「元は日本人で東京に住んでたんだ。好きなアイドルは談合坂72」
「え、ほんとに日本人!? ていうか私も談合坂好きなんだけど!?」
「マジで!?」
サメックにとってはこの世界に来て初めて、蛮族であるタルサを除いて人間とまともに会話できた瞬間だった。それも相手は同じ転生者であり、なおかつ同じアイドルを好きな同志だ。
「モンスターに転生するなんてことあるものなんだ……」
「ああ、本当にどうしてこんなことになったんだか……ユウシャに転生して楽しい人生を送れると思ってたのに……」
「ちょっとだけわかる……私もまさか女に転生するなんて思ってなかった」
「……ん? 女に転生するなんて思ってなかった?」
「前世は男だったんだよ。いやぁ、心が男なのにカラダは女っていうのは色々と大変だよ。役得なこともないではないけど」
「……さっきのパーティの仲間は、みんな女だったよな?」
「そこはほら……わかるでしょ、男なら。ち○こが無いのは残念だけどレズプレイも慣れるとこれがなかなか」
女冒険者……中身は男の転生者の発言を受け、サメックはしばし黙考し、
「ギルティ――――ッ!!」
「ぎゃあああっ!?」
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