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第一章 ××を欲しがる怪異の記憶
浄化完了
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§
「……ラ! ソラ!!」
気が付くと、私は元のボロボロな教室に立っていた。目の前には、涙目のポチ太が居る。
「良かったであります! 変な水たまりに沈んだ時は、どうなることかと思ったでありますよ! 戻ってきて良かったでありますー!」
ポチ太はぴょんと飛び跳ね、私の胸に飛び込んできた。私は反射的にポチ太を抱きしめ、そのまま抱っこする。
「えっと、心配かけてごめんね。ポチ太……」
「戻ってきたから許すであります! でも、もう勝手に居なくなったらダメでありますよ!」
ごめんなさいの気持ちを込めて、私は泣きじゃくるポチ太の頭を撫でた。
……ああ。安心するなあ。
「こら駄犬。ピーピー泣くなんてみっともないのう」
輝龍丸さんが、ニッと笑ってそう言った。
……輝龍丸さんの笑い顔、鋭い歯が見えて怖いなあ。
「だ、駄犬!? ひょっとしてオイラのことでありますか!?」
「お前しかおらんじゃろ」
「むう! それならオイラはでかトカゲって呼ぶであります!」
「だからわしはトカゲじゃなくて龍じゃ!」
「はあ。くだらないことで喧嘩をするんじゃない」
にらみ合うポチ太と輝龍丸さんの間に入り、龍守くんはため息を吐いた。
……うーん。喧嘩するほど仲が良いって思っていいのかな?
『あの……』
突然、後ろから声をかけられた。振り返って、私はびっくりする。何故なら、私の後ろにシンヤくんが立っていたからだ。
「心配しなくていい。記憶の核を見つけたから、すでにその子は浄化されている。……程なくして、怪域とともに消えるだろう」
「消える……」
シンヤくんはすでに死んでいる。消えるのは自然な流れなのかもしれない。
……でも、悲しいな。理不尽に命を奪われて、このまま消えるなんて。
『お姉ちゃん。酷いことをして、ごめんね。それと、ありがとう』
「えっ? どうして、お礼なんか……」
『ボク、見てたよ。ボクの記憶の中で、お姉ちゃんがボクを助けようとしてくれたとこ』
「……でも、助けられなかったよ」
助けたかった。でも、先生も、ドクターも、止めることができなかった。私が見たのは、過去の光景だったから。
『それでも、ありがとう。あの時のボクを助けようとしてくれた。それだけでも、嬉しいんだ』
徐々にシンヤくんの体が透けていく。
もうすぐシンヤくんが消えてしまう。そう思った私は、ポチ太と一緒にシンヤくんの体を抱きしめた。
……良かった。すり抜けたりせず、しっかりと感触がある。
『えへへ、あったかいな。……お姉ちゃんはボクみたいにならないで、長生きしてね』
それが、シンヤくんの最後の言葉だった。
シンヤくんの体が淡い光に包まれたかと思うと、次の瞬間には消えていた。
「……これで、浄化完了だ。あの子は、長い苦しみから解放された。だから、悲しまなくていいんだよ。千眼さん」
「うん。でも、ごめん。涙が、止まらない……」
「オイラも、泣いているソラを見ていたらまた涙が出てきたであります……」
――しばらくの間、私とポチ太はお互いを抱きしめ合ったまま泣いた。
恐怖から解放された安心感もある。でも、それ以上に悲しみの方が大きかった。
どうして、シンヤくんはあんな風に命を奪われなければならなかったのだろう。
……過去に起きたことは変えられない。そんなこと、分かっている。でも、悔しい。悔しいなあ。
§
「……んぅ?」
気が付くと、私はベッドの上に居た。
……間違いない。ここは私の部屋だ。
「うそっ。もしかして全部夢だったの!?」
私は枕元に居たポチ太を抱きかかえ、声をかけてみた。だけど、反応はない。
「そんな。あれが夢だったなんて思えないよ……」
そうだ。今、何時だろう。
そう思った私は近くに置いてあったスマホを手に取り、時間を確認してみた。
――画面に表示されている日時は、七月二十四日の午前七時十分。
終業式の翌日。つまり、夏休み初日だ。
「ソラ―! 電話がかかってきているわよー! 起きなさーい!」
「電話……?」
リビングの方から、お母さんの声がする。私宛ての電話がかかってきているみたいだ。
……とりあえず、リビングに行ってみよう。
「お母さん。誰からの電話……?」
リビングに着くと、お母さんは私に受話器を渡してこう言った。
「龍守くんって子からよ。ソラのクラスメイトだって言っているけど」
その言葉を聞いた瞬間、私はすぐに受話器を耳に当てた。
『千眼さん。朝早くにごめん。龍守だ。連絡網を見て連絡させてもらったよ』
「龍守くん! ……怪域とか、怪異とか、夢じゃないよね?」
『ああ。夢じゃないよ』
良かった。やっぱり、夢じゃなかったんだ。
『千眼さん。時間はあるかい。良かったら、会って話がしたい。君も、僕に聞きたいことが沢山あるだろう?』
「うん……」
『緑樹中学校の近くにある、スリーズは分かるかい?』
「分かるよ。小さな喫茶店だよね」
私が通う中学校の近くには、スリーズという名前の喫茶店がある。何十年も前からある喫茶店で、ケーキが美味しいと評判だ。
『じゃあ、そこで待ち合わせしよう。今から一時間後にそこへ来てくれるかい?』
「一時間後だね。わかった。すぐに向かうよ」
「ああ。待っているよ」
そう言い残し、龍守くんは電話を切った。
「ソラ。もしかして、同級生の男の子と喫茶店で会うの?」
受話器を置いた瞬間、お母さんがそう尋ねてきた。私は黙って、こくりと頷く。
「キャー! 夏休み初日に男の子とデートなんてやるじゃない! さっすが私の娘!」
「デ、デートじゃないよ! 真面目な話があるの」
「真面目な話? ……まさか、告白!?」
「そういうのじゃないって!」
目を輝かせてあれこれ聞こうとしてくるお母さんを無視して、私は身支度を済ませてから家を出た。
肩掛けカバンの中にはお財布とスマホ。そして、ただのぬいぐるみに戻ったポチ太が入っている。
「ポチ太……。もう、お話できないのかな」
怪域の中で私を守ってくれたり、一緒に泣いてくれたポチ太。お話できないとしても大切な存在であることには変わりない。でも、もっとお話して、もっと仲良くなりたかったなあ。
「……ラ! ソラ!!」
気が付くと、私は元のボロボロな教室に立っていた。目の前には、涙目のポチ太が居る。
「良かったであります! 変な水たまりに沈んだ時は、どうなることかと思ったでありますよ! 戻ってきて良かったでありますー!」
ポチ太はぴょんと飛び跳ね、私の胸に飛び込んできた。私は反射的にポチ太を抱きしめ、そのまま抱っこする。
「えっと、心配かけてごめんね。ポチ太……」
「戻ってきたから許すであります! でも、もう勝手に居なくなったらダメでありますよ!」
ごめんなさいの気持ちを込めて、私は泣きじゃくるポチ太の頭を撫でた。
……ああ。安心するなあ。
「こら駄犬。ピーピー泣くなんてみっともないのう」
輝龍丸さんが、ニッと笑ってそう言った。
……輝龍丸さんの笑い顔、鋭い歯が見えて怖いなあ。
「だ、駄犬!? ひょっとしてオイラのことでありますか!?」
「お前しかおらんじゃろ」
「むう! それならオイラはでかトカゲって呼ぶであります!」
「だからわしはトカゲじゃなくて龍じゃ!」
「はあ。くだらないことで喧嘩をするんじゃない」
にらみ合うポチ太と輝龍丸さんの間に入り、龍守くんはため息を吐いた。
……うーん。喧嘩するほど仲が良いって思っていいのかな?
『あの……』
突然、後ろから声をかけられた。振り返って、私はびっくりする。何故なら、私の後ろにシンヤくんが立っていたからだ。
「心配しなくていい。記憶の核を見つけたから、すでにその子は浄化されている。……程なくして、怪域とともに消えるだろう」
「消える……」
シンヤくんはすでに死んでいる。消えるのは自然な流れなのかもしれない。
……でも、悲しいな。理不尽に命を奪われて、このまま消えるなんて。
『お姉ちゃん。酷いことをして、ごめんね。それと、ありがとう』
「えっ? どうして、お礼なんか……」
『ボク、見てたよ。ボクの記憶の中で、お姉ちゃんがボクを助けようとしてくれたとこ』
「……でも、助けられなかったよ」
助けたかった。でも、先生も、ドクターも、止めることができなかった。私が見たのは、過去の光景だったから。
『それでも、ありがとう。あの時のボクを助けようとしてくれた。それだけでも、嬉しいんだ』
徐々にシンヤくんの体が透けていく。
もうすぐシンヤくんが消えてしまう。そう思った私は、ポチ太と一緒にシンヤくんの体を抱きしめた。
……良かった。すり抜けたりせず、しっかりと感触がある。
『えへへ、あったかいな。……お姉ちゃんはボクみたいにならないで、長生きしてね』
それが、シンヤくんの最後の言葉だった。
シンヤくんの体が淡い光に包まれたかと思うと、次の瞬間には消えていた。
「……これで、浄化完了だ。あの子は、長い苦しみから解放された。だから、悲しまなくていいんだよ。千眼さん」
「うん。でも、ごめん。涙が、止まらない……」
「オイラも、泣いているソラを見ていたらまた涙が出てきたであります……」
――しばらくの間、私とポチ太はお互いを抱きしめ合ったまま泣いた。
恐怖から解放された安心感もある。でも、それ以上に悲しみの方が大きかった。
どうして、シンヤくんはあんな風に命を奪われなければならなかったのだろう。
……過去に起きたことは変えられない。そんなこと、分かっている。でも、悔しい。悔しいなあ。
§
「……んぅ?」
気が付くと、私はベッドの上に居た。
……間違いない。ここは私の部屋だ。
「うそっ。もしかして全部夢だったの!?」
私は枕元に居たポチ太を抱きかかえ、声をかけてみた。だけど、反応はない。
「そんな。あれが夢だったなんて思えないよ……」
そうだ。今、何時だろう。
そう思った私は近くに置いてあったスマホを手に取り、時間を確認してみた。
――画面に表示されている日時は、七月二十四日の午前七時十分。
終業式の翌日。つまり、夏休み初日だ。
「ソラ―! 電話がかかってきているわよー! 起きなさーい!」
「電話……?」
リビングの方から、お母さんの声がする。私宛ての電話がかかってきているみたいだ。
……とりあえず、リビングに行ってみよう。
「お母さん。誰からの電話……?」
リビングに着くと、お母さんは私に受話器を渡してこう言った。
「龍守くんって子からよ。ソラのクラスメイトだって言っているけど」
その言葉を聞いた瞬間、私はすぐに受話器を耳に当てた。
『千眼さん。朝早くにごめん。龍守だ。連絡網を見て連絡させてもらったよ』
「龍守くん! ……怪域とか、怪異とか、夢じゃないよね?」
『ああ。夢じゃないよ』
良かった。やっぱり、夢じゃなかったんだ。
『千眼さん。時間はあるかい。良かったら、会って話がしたい。君も、僕に聞きたいことが沢山あるだろう?』
「うん……」
『緑樹中学校の近くにある、スリーズは分かるかい?』
「分かるよ。小さな喫茶店だよね」
私が通う中学校の近くには、スリーズという名前の喫茶店がある。何十年も前からある喫茶店で、ケーキが美味しいと評判だ。
『じゃあ、そこで待ち合わせしよう。今から一時間後にそこへ来てくれるかい?』
「一時間後だね。わかった。すぐに向かうよ」
「ああ。待っているよ」
そう言い残し、龍守くんは電話を切った。
「ソラ。もしかして、同級生の男の子と喫茶店で会うの?」
受話器を置いた瞬間、お母さんがそう尋ねてきた。私は黙って、こくりと頷く。
「キャー! 夏休み初日に男の子とデートなんてやるじゃない! さっすが私の娘!」
「デ、デートじゃないよ! 真面目な話があるの」
「真面目な話? ……まさか、告白!?」
「そういうのじゃないって!」
目を輝かせてあれこれ聞こうとしてくるお母さんを無視して、私は身支度を済ませてから家を出た。
肩掛けカバンの中にはお財布とスマホ。そして、ただのぬいぐるみに戻ったポチ太が入っている。
「ポチ太……。もう、お話できないのかな」
怪域の中で私を守ってくれたり、一緒に泣いてくれたポチ太。お話できないとしても大切な存在であることには変わりない。でも、もっとお話して、もっと仲良くなりたかったなあ。
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