僕が守りたかったけれど

景空

文字の大きさ
104 / 166

第104話 100話突破記念SS「幸福の種」

しおりを挟む
 今日はあたしとアーセルねぇ、そしてフェイにぃの3人だけでの初めての狩り。あたしがどうしてもフェイにぃと一緒に狩りをしたいと無理を言って機会をつくってもらった。狩弓とナイフがあたしの装備。実戦で弓を使うのはほとんど初めてで何度点検をしても不安。腰に横向きに装備したナイフも訓練はしているけれどきちんと使えるのかな。ちらりとフェイにぃを盗み見るとお父さんと打ち合わせをしているのが見えた。
「ではフェイ、くれぐれも森の奥には行かないように」
「はいティアドさん、2人をきちんとゆっくり森に慣らすようにします。無理は絶対にしません」
「フェイ兄さん、早く行こうよ」
「アーセル、そんな慌てていてはフェイに迷惑になりますよ。森では落ち着いて行動すること。まだあなたの癒しは大きなケガをすぐに治せるほどになっていないのだから。ミーアちゃんを見なさい、落ち着いて弓の準備をしているでしょう。アーセルは準備は大丈夫なの」
「うう、お母さん、分かってるもん。ちゃんと杖の準備は出来てるし、ナイフだって確認して腰につけてるし、ちゃんとします」
あたしもちょっと気になって
「ね、お父さんあたしこれで大丈夫よね」
「大丈夫だよミーア。それにフェイはもう十分1人前の狩人だからね。フェイの言う事を聞いていればちゃんと狩りをして帰ってこられるよ」

「アーセル、ミーア。準備が出来たらこっちに来て」
向こうでフェイにぃが呼んでいる。アーセルねぇももう行くみたいだ。あたしも何回も確認したし大丈夫。両手で自分の頬をパンっと叩いてフェイにぃのところに行く。
「フェイにぃ、今日はよろしくお願いします」
あたしが挨拶をすると
「おいおい、ミーアなに緊張してるんだよ。俺たち3人なら大丈夫心配ないって」
フェイにぃは笑顔で答えて、右手をそっと伸ばしてあたしの頭を撫でてくれた。あたしもアーセルねぇもフェイにぃに、こうして頭を撫でてもらうのが好きでつい甘えてしまう。そんなあたしの頭を撫でながらフェイにぃが続ける
「今日は、ふたりが森の表層の狩りに慣れるのが目的だからね。絶対に無理しないこと。それと今日の狩りの対象はリトルラビットとスモールボア、それぞれのハグレだけ。間違っても群に手を出さないこと。いいね」
「はあい」
フェイにぃは狩弓を手に、腰に短剣をさしてあたしたちを先導してくれる。村の中で一緒に遊んでいる時とは全然違う。そこにはキリリとして、あたしたちより一足先に大人になったフェイにぃがいた。ふと隣を見るとアーセルねぇもちょっと頬を赤く染めてフェイにぃに見惚れている。ひょっとしてアーセルねぇはフェイにぃのこと……

「よし、いたぞ。あそこにリトルラビットのハグレがいる。2人ともわかるか」
小声で声をかけてくれるフェイにぃの指差す先に土に汚れ少し茶色くなったウサギ型の魔獣が1匹いた。あたしが頷く横でアーセルねぇもしっかり見ていた。
「先に打ち合わせした通り、まずはミーアが弓で射る。それで倒すことが出来ればそれでいい。倒しきれず襲ってきた場合は、まずアーセルが杖で迎撃して時間を稼ぐ。その間にミーアは近接武装に持ち替える。そして持ち替え次第ミーアが前衛として前に出る。アーセルは後衛に下がったら聖女の魔法でミーアを援護すること。良いね」
あたしとアーセルねぇは頷いて同意する。
「よし、やれ」
フェイにぃの合図であたしは弓を構える。1度深呼吸をして、しっかり狙う。あたしも狩人の祝福持ち、このくらいなら。集中が高まり狙いが定まり、放つ。額を矢が射抜き、リトルラビットはその場に倒れた。
「やった」
あたしは思わず快哉を叫ぶ。
「こら、静かに」
フェイにぃに注意されてしまった。シュンとしたあたしにそれでも
「でも、よくやった。ミーアの弓の腕は十分に狩人としてやっていけるレベルだよ」
そんな風に褒められるだけで、あたしは嬉しくなってしまう。
「ぶう、ミーアだけ。あたしだって出番があれば頑張るのに」
「ははは、アーセルも焦る必要は無いよ。そのうち出番あるから。なんなら次はアーセルが前に立つか」
「え、良いの。やりたい」
「じゃ、次は俺が引いてくるから、アーセルが戦ってみようか」
「え、本当。やるやる」
「アーセルは自分の戦い方は分かってるよね」
「うん、少し距離をとって杖で叩いたり突いたりするのが基本で、近づかれちゃったらナイフを使えばいいのよね」
「そうだけど、できるだけ近づかれないように立ち回ってね」
「ほーい」
フェイにぃは、お気楽なアーセルねぇに苦笑しているけれど、きっと上手にサポートしてあげるんだろうな。ちょっとうらやましい。そしてフェイにぃが誘導してきたリトルラビットを相手にアーセルねぇが杖で戦う。多少ぎこちなかったけれどなんとか1人で倒していた。
 そうしてしばらくフェイにぃが見つけて、あたしとアーセルねぇが倒すという練習を繰り返していた。そこにフェイにぃは
「そろそろかな。ミーアは探知使えるよね」
「うん、でもまだ100メルドが精いっぱいだし、ミスも多いの」
「それでも探知は使うだけならリスク無いから。どんどん使っていこうか。ただし実際に攻撃するまえに俺に聞くこと」
「う、うんじゃあ、やってみるね」
フェイにぃに言われ、あたしは探知を展開する。
「あ、あそこにいるみたい」
フェイにぃに言うと
「うん、正解。じゃあミーアが弓でアーセルはとりあえず、ミーアをカバーして」
そんなことを何度か繰り返していると、あたしもアーセルねぇも楽しくなってきていた。
「あ、あそこにいる。ねえアーセルねぇ。ふたりでナイフで仕留めてフェイにぃを驚かしてやらない」
あたしが見つけたのは1体のスモールボア。アーセルねぇと2人掛かりなら十分に倒せる。あたしとアーセルねぇは目と目を見合わせ、一気に駆け出した。
「あ、こらそっちはダメだ」
フェイにぃの声も聞こえずに。
初撃はあたしだった、アーセルねぇの聖女の祝福は治癒魔法を中心とした支援系で身体を動かすのは祝福の無い人よりは少しマシな程度だから、一緒に走ればあたしの方が先になるのは自然だった。そして初撃を入れたあたしにスモールボアは敵意を向けている。そこに横からアーセルねぇが攻撃すれば勝てる……はずだった。
 あたしとアーセルねぇはただひたすら逃げている。あたしはアーセルねぇの手を引いて。そうでないと狩人の祝福を頂いているあたしはアーセルねぇをあっという間においていってしまうから。フェイにぃのところまで逃げればどうにかしてくれる。それだけ思って。ほんの50メルドが遠い。あたし達みたいな子供がフェイにぃを驚かそうなんて思ったからバチがあたったの、そんな風に思いながら必死に走った。向こうからはフェイにぃが必死の表情で向ってくる。その手にいつのも狩弓ではなく短剣をもって、でもこんな余裕のないフェイにぃは初めて見たかもしれない。あたし達とスモールボアの群れとの間に割り込んだフェイにぃは
「ミーアは弓で援護を、アーセルは防御しつつ適宜回復をしてくれ。俺が前衛で支える」
それだけ言うとフェイにぃはスモールボアの群れの前に立ちふさがった。1体や2体ではない10を超える群れをフェイにぃは短剣1本で抑えてくれている。スモールボアの体当たりで何度もフェイにぃが傷つく。アーセルねぇはずっと聖女の治癒魔法でフェイにぃを治療しつづけている。あたしがあんなこと言わなければ、こんなことにならなかったのに。
「ミーア、落ち着いて、弓で1体ずつ頼む。ミーアなら出来る。慌てず焦らず弓で射るんだ」
フェイにぃの言葉にハッと気付き、あたしは震える手に弓を構えた。焦りと恐怖に狙いが定まらない。それでもどうにか射る。いつもならこんな距離で外すなんてこと無いのに、まともに狙えない。そんな役立たずのあたしが狙いを外している間にもフェイにぃは傷を負っている。アーセルねぇの治癒魔法で少しずつ治っているけれど、新しいケガの方が多い。あたりまえだ、あんな沢山のスモールボアを1人で抑えてくれてるんだから。あたしはそこでやっと少しだけ冷静になれた。やみくもに矢を射てもだめ。少しずつでも数を減らしてフェイにぃを援護しないと。あたしは1度深呼吸をして、スモールボアを狙いなおす。群れを狙う時に気をつけないといけないのは群れ全体を見ない事。狙うのはその中の1体。狙って射る。やった、1体倒した。落ち着いて少しずつ……
 最後のスモールボアをフェイにぃの短剣が切り裂いた。
「やっと、終わった。2人ともケガはないか」
フェイにぃは自分こそケガだらけなのに、あたしやアーセルねぇの事を先に心配してくれる。
「フェイにぃ……」
あたしは我慢が出来なくなってフェイにぃに抱きついてしまった。
「ごめんなさい。あたしが勝手なことしたから」
泣きながら謝ると。フェイにぃは困った顔をして
「うん、今回はみんな無事だったからよかったけど、油断するとどうなるか分かったね。次からは気をつけよう」
アーセルねぇはずっとフェイにぃに治癒魔法をかけ続けている。もう少しでフェイにぃのケガも治るだろう。
「アーセルありがとう。もう大丈夫だよ」
フェイにぃの言葉に治癒魔法を止めたアーセルねぇはふらりと身体を傾けたと思うと、そのままへたり込んでしまった。魔力を使い果たしたんだろうな。あたしももう立っていられそうもない。フェイにぃの手を借りながらゆっくりと腰をおろす。そして一息入れているとフェイにぃが腰に手を当てて真剣な顔であたし達に注意を始めた。
「今ので分かっただろ。不注意に特に群れを作る魔獣に手を出すとどうなるか。きちんと周りを確認してハグレだと確信してから手を出さないと駄目だからな」
そういえばアーセルねぇが魔力使い果たすほど治癒魔法を掛けなきゃいけなかったってことはフェイにぃ、ひょっとしてかなり危ないとこだったんじゃ。危なくあたし達のせいでフェイにぃが……そう思ったら血の気が引いた。
 少し休憩すると、フェイにぃがあたし達に声を掛けてきた。
「今日は、ここまでにするよ。もう2人とも、いや俺自身もそこそこ限界だからね。本来ならもう少し余裕があるうちに戻らないといけないんだけど、今回はアクシデントだったから……。ま、こういう時は早めに切り上げるのが良いんだよ」
フェイにぃはもうなんでもないことのように言っている。でも、さっきのあたしの失敗は本当はフェイにぃの命さえ危なくしてた……。あたしがそんなことを考えているなんて気づきもしないでフェイにぃはあたし達を先導して村に帰った。
村に帰ったあたしたちは、大人たちにこっぴどく叱られた。
「わかっていないと思うけれど、お前たちのやった事は本当ならフェイに見捨てられても仕方のない事だったんだぞ。自分勝手な行動で大量の魔獣を引き寄せパーティーメンバーを危険にさらすなんてのは最低の行動だ」
「はい。あたし達は、あやうく自分たちだけでなくフェイにぃの命まであやうくさせました。ごめんなさい」
「ヨシフさん、ティアドさん、もう2人も十分に反省しているのでそのくらいで。なにより今回は無事に帰ってこられたのですから。それに、アクシデントはありましたけど、2人はそこから逃げませんでした。怖かったと思います。不安だったと思います。でも俺の背中をきちんと守ってくれました。今回の事があったからこそ、むしろこれから俺たちはパーティーとしてお互いに助け合って背中を任せる間柄になれると思います」
フェイにぃは、こんなあたし達をパーティーメンバーとして認めてくれている。なんかドキドキしてきた。フェイにぃ大好きずっと一緒にいてね。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラス転移したからクラスの奴に復讐します

wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。 ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。 だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。 クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。 まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。 閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。 追伸、 雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。 気になった方は是非読んでみてください。

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

盾の間違った使い方

KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。 まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。 マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。 しかし、当たった次の瞬間。 気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。 周囲は白骨死体だらけ。 慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。 仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。 ここは―― 多分、ボス部屋。 しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。 与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる 【異世界ショッピング】。 一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。 魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、 水一滴すら買えない。 ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。 そんな中、盾だけが違った。 傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。 両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。 盾で殴り 盾で守り 腹が減れば・・・盾で焼く。 フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。 ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。 ――そんなある日。 聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。 盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。 ​【AIの使用について】 本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。 主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。 ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。

処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ

シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。  だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。 かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。 だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。 「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。 国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。 そして、勇者は 死んだ。 ──はずだった。 十年後。 王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。 しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。 「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」 これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。 彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

タイム連打ってなんだよ(困惑)

こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」  王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。  パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。  アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。 「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」  目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?    ※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。 『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...