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新天地へ
第100話 クリフの街散策
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あたし達の目の前にあるのは、パオラさんに当面の宿として紹介してもらった「辺境の止まり木」。
「いい雰囲気の宿ね」
「そこそこ高級感があるね。お高そうな宿ではあるかな」
「でもパオラの紹介なんですから大丈夫でしょう」
本当は家を借りたいと言ったのだけど、即日はさすがに無理とのことで紹介してもらったのよね。ごはん、美味しいといいいな。それともキッチンがついていたらあたしが作ろうかしら。
「ハンターギルドからの紹介された。3人だが部屋はあるかな?」
「いい部屋ね。田舎って聞いていたから、どんな宿かなって心配していたんです」
「ふふ、アサミ様。このクリフは確かに田舎で、魔獣や魔物の脅威にさらされている町ですけど、それだけに上位ハンターが多くいるんです。そんな町では安宿は流行りませんよ」
「え、そうなの?」
「そうですよ。上位ハンターは稼ぎますからね。田舎とはいってもクリフには高級品や贅沢品がわりと集まるんです。宿も当然一部の物好きなハンターを除いてある程度以上の宿に泊まります」
「あ、なるほど。お金があるのに安宿に泊まるって普通はありませんもんね」
「ただ、武器防具はグライナーの鍛冶屋で主に作られているから新しい武器防具が欲しい時にはグライナーに移動して買ってくる事が多いですね。クリフの鍛冶屋からは投擲武器や鏃のような使い捨ての武器を買うとか、あとは簡単なメンテナンスを頼むくらいですね」
鍛冶屋さんは拠点を移動するのは中々大変だとかでグライナーが最前線だったころからいて腕が上がった人たちはそのまま居ついていて、クリフにはその弟子だった人が独立して店を構えているそうなの。だからグライナーで買った武器防具のメンテナンスを喜んでやってくれるし、クリフで腕を上げて自立するつもりで頑張っているらしい。グライナーの鍛冶屋の弟子ってことでクリフの鍛冶屋も信用されてある程度の仕事はもらえるようになっているそうで、これはこれでいい循環になっているのね。そして、クリフの先に全線が移ったころにはクリフの鍛冶屋が腕利きになっていて、その弟子がそっちに行くと。
そう考えると、RPGの定番、最前線に行くほど高性能な武器が手に入るが実現してくるわけね。本当にRPGみたいな世界ね。でもゲームで王都で手に入る武器がしょぼいのはちょっと納得いかないけど。
「とりあえず今日は、部屋を取ったら街の様子を見て歩こうか。仕事は明日からということでいいよね。マルティナさんには案内をたのむ」
この瑶さんの言葉に、あたし達は街を散策している。食料品店、雑貨屋、飲食店は食堂や酒場、このあたりは豊富ね。少し値段は高そうだけど、品質は悪くなさそう。逆に服屋さんや装飾関係みたいなお店は少な目ね。
「あれ?マルティナさん。こっちの通りには行かないんですか?何件かお店あるみたいですけど?」
「そ、そっちはあまり治安のよくない通りなんです。それにお店も、そのアサミ様には向かないお店が集まっていまして……」
治安が良くない通りで、あたしに向かないお店?となると、あれかしらラノベでも触れられる人類最古のお仕事。
「きれいなお姉さんが男の人のお相手をするお店ですか?別にあたし、そういうのに偏見ないですよ。ただ、その、もし瑶さんが行くのなら、あたしの知らないところで行ってほしいかなって思いますけど。あと、病気には気を付けてほしいかな」
「朝未、そういうところに理解を示さないでいいからね。逆にいたたまれないから」
あら?「不潔!!」とか言って欲しかったわけではないとは思うけど、瑶さんの反応が予想と違うわね。
「でも、男の人って我慢しきれないものじゃないんですか?そういうところで変なストレスは溜めなくてもいいと思うんです」
「朝未、そういう知識はどこから手に入れてくるんだ?いや言わなくていい。でも世の男全部がそうじゃないからね」
「でも……。あ、まさか、あたしと。だ、ダメですよ。いえダメじゃないですけど。ダメです。日本に帰ることができないってわかった時は、その瑶さんと……んしても……いいですけど。今は」
ああ、あたしは何を言っているのかしら。
「もう、他を見て回りましょ。マルティナさん、案内お願いします」
もう、顔が熱いわ。マルティナさんもなんか微笑ましそうな顔しているし。
「いい雰囲気の宿ね」
「そこそこ高級感があるね。お高そうな宿ではあるかな」
「でもパオラの紹介なんですから大丈夫でしょう」
本当は家を借りたいと言ったのだけど、即日はさすがに無理とのことで紹介してもらったのよね。ごはん、美味しいといいいな。それともキッチンがついていたらあたしが作ろうかしら。
「ハンターギルドからの紹介された。3人だが部屋はあるかな?」
「いい部屋ね。田舎って聞いていたから、どんな宿かなって心配していたんです」
「ふふ、アサミ様。このクリフは確かに田舎で、魔獣や魔物の脅威にさらされている町ですけど、それだけに上位ハンターが多くいるんです。そんな町では安宿は流行りませんよ」
「え、そうなの?」
「そうですよ。上位ハンターは稼ぎますからね。田舎とはいってもクリフには高級品や贅沢品がわりと集まるんです。宿も当然一部の物好きなハンターを除いてある程度以上の宿に泊まります」
「あ、なるほど。お金があるのに安宿に泊まるって普通はありませんもんね」
「ただ、武器防具はグライナーの鍛冶屋で主に作られているから新しい武器防具が欲しい時にはグライナーに移動して買ってくる事が多いですね。クリフの鍛冶屋からは投擲武器や鏃のような使い捨ての武器を買うとか、あとは簡単なメンテナンスを頼むくらいですね」
鍛冶屋さんは拠点を移動するのは中々大変だとかでグライナーが最前線だったころからいて腕が上がった人たちはそのまま居ついていて、クリフにはその弟子だった人が独立して店を構えているそうなの。だからグライナーで買った武器防具のメンテナンスを喜んでやってくれるし、クリフで腕を上げて自立するつもりで頑張っているらしい。グライナーの鍛冶屋の弟子ってことでクリフの鍛冶屋も信用されてある程度の仕事はもらえるようになっているそうで、これはこれでいい循環になっているのね。そして、クリフの先に全線が移ったころにはクリフの鍛冶屋が腕利きになっていて、その弟子がそっちに行くと。
そう考えると、RPGの定番、最前線に行くほど高性能な武器が手に入るが実現してくるわけね。本当にRPGみたいな世界ね。でもゲームで王都で手に入る武器がしょぼいのはちょっと納得いかないけど。
「とりあえず今日は、部屋を取ったら街の様子を見て歩こうか。仕事は明日からということでいいよね。マルティナさんには案内をたのむ」
この瑶さんの言葉に、あたし達は街を散策している。食料品店、雑貨屋、飲食店は食堂や酒場、このあたりは豊富ね。少し値段は高そうだけど、品質は悪くなさそう。逆に服屋さんや装飾関係みたいなお店は少な目ね。
「あれ?マルティナさん。こっちの通りには行かないんですか?何件かお店あるみたいですけど?」
「そ、そっちはあまり治安のよくない通りなんです。それにお店も、そのアサミ様には向かないお店が集まっていまして……」
治安が良くない通りで、あたしに向かないお店?となると、あれかしらラノベでも触れられる人類最古のお仕事。
「きれいなお姉さんが男の人のお相手をするお店ですか?別にあたし、そういうのに偏見ないですよ。ただ、その、もし瑶さんが行くのなら、あたしの知らないところで行ってほしいかなって思いますけど。あと、病気には気を付けてほしいかな」
「朝未、そういうところに理解を示さないでいいからね。逆にいたたまれないから」
あら?「不潔!!」とか言って欲しかったわけではないとは思うけど、瑶さんの反応が予想と違うわね。
「でも、男の人って我慢しきれないものじゃないんですか?そういうところで変なストレスは溜めなくてもいいと思うんです」
「朝未、そういう知識はどこから手に入れてくるんだ?いや言わなくていい。でも世の男全部がそうじゃないからね」
「でも……。あ、まさか、あたしと。だ、ダメですよ。いえダメじゃないですけど。ダメです。日本に帰ることができないってわかった時は、その瑶さんと……んしても……いいですけど。今は」
ああ、あたしは何を言っているのかしら。
「もう、他を見て回りましょ。マルティナさん、案内お願いします」
もう、顔が熱いわ。マルティナさんもなんか微笑ましそうな顔しているし。
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