12 / 83
第1章『名もなき奇跡の始まり』
6.独唱の歌姫-2
しおりを挟む
ロゼッタは、感動していた。
(うわ、ぁ……)
向かった先で見た衝撃的な光景に、身体を震わせる。
否、震えているのは驚きではなく、感動ゆえか——ラザラスが見守るその先に、圧倒的なカリスマ性を魅せる“歌姫”が降臨していた。
アンジェはビブラートを響かせ、とにかく前に前に出ていくかのような、かなり主張が強い歌い方をする歌手だった。
声量もあり、音程も低音高音問わず、非常に安定している。高い表現力で、一気に引き込まれてしまう……心を、鷲掴みにされたかのように。
歌い方のせいで力強さが先行する印象があるのだが、彼女の声質自体はかなり透き通っている。そのせいか、不快な感じは一切しない。不思議な感覚だ。
(収録って、歌だけじゃなかったみたいなんだよね……アンジェさん、人がいない場所でなら普通に喋ってたし……)
歌う直前のトーク収録で判明したのだが、アンジェの歌に合わせて流れている曲はすべて彼女自身の作曲で、演奏パートも一部は自分で録音しているらしい。
新曲との話だったが……本当に、才能の塊だ。恐ろしい。
(まあ、一番恐ろしいのは、裏社会系のお仕事の傍らで歌姫の相方やってるラズさんだと思うけど……。
家にテレビ無かったのに……テレビには出てるんだね……)
顔は出していない。だが、ラザラスはどうやら、テレビ番組の収録に参加していたようだった。一体何があったのかは知らないが、彼は想像をはるかに上回る程の、ヤバい兼業をしている。
(それはそれとして……この人たち、“ALIA”って名乗ってたんだよね……)
——ALIA。
それはロゼッタですら名前を知っている、この国を代表する音楽ユニットだ。
彼女らはテレビ番組に出ているというのに、一切顔を出していない。
俗にいう“仮面歌手”であることが特徴だ。
ALIAの片割れである“JULIA”の正体がアンジェだったのはこの際置いておくとして、ラザラスは後から補佐的に加入した追加メンバーとして扱われていた。
ラザラスの芸名は“LIAN”というらしい。アンジェもだが、サラッと違う名前に適応できるのはすごいな、とロゼッタはぼんやり考える。
それはそれとして、ラザラスの口調は普段とはかなり異なっていた。遠慮を一切せずに表現すると、何となく、胡散臭い印象があった。
(あれはあれで格好良いんだけどね……)
発声の仕方が違うのか、声そのものも少し変わっている感じがしたが、それ以上に話し方が違う。間違いなく、放送局の外で特定されないことが目的だろう。
加えて、素顔を出していない都合上、両者共に専用のキャラクターのようなものを通して、会話を繰り広げていた。
(それにしても、追加メンバーか……)
外にいるスタッフの会話を盗み聞いたところ、どうやら昔は“ALICE”という男性歌手がいたらしい。
そもそもロゼッタの記憶が正しければ、ALIAはツインボーカルユニットだったはず。確か、ALIAの曲には必ず男性の声が入っていた気がするのだ。その男性パートを担当していたのが、アリスだったのだろう。
しかし、どういうわけか彼は今現在不在で——その穴を埋めるために急遽、ラザラスがリアンとしてALIAのメンバーとなった、らしい。
(まあ、独り言で押し切るのは無理だよね。アンジェさんだったら、なおさら……)
基本的にアンジェは声を発して意思疎通をすることを苦手らしい。
何故かマイクを持つと変わるようで、収録中は平気な様子……だが、収録中“以外”が駄目な時点で致命的が過ぎる。喋れなさすぎて打ち合わせすら成立しないのであれば、もうどうにもならない。
だからこそ、ラザラスがアンジェの通訳兼アリスの代役として抜擢されたのだろう。
(その結果が過労死予備軍、かぁ)
とはいえ諸々を知るロゼッタとしては、ラザラスを強引に捩じ込む以外の選択肢は無かったのだろうか、と不思議に思ってしまう。しかも、どうやら彼はあまり受け入れられてはいないようなのだ。
(男女ユニットでずっとやってた時点で相当仲が良かったんだろうし、公認カップルみたいな感じだったんだろうなぁ……そうなると、どう考えてもラズさん、間男だよね……しかも胡散臭い喋り方してるしな……)
事実上の間男と化してしまったリアンは何を思ったか“炎上芸人”を自称しているらしい。どうせ歓迎してもらえないのだから、と炎上させる方向に走ってしまったのだろう。
——この人、メンタルがかなりガッタガタな可能性が高いのに、その立ち回り方で良いのだろうか?
(自分から傷つきに行くのは、流石に馬鹿だと思うんだけど……)
背に腹は変えられなかったのだろうが、心配で仕方がなかった。
とりあえず、アンチな視聴者達が物理的に炎上してしまえば良いのに。
ラザラスの苦労を思い、ロゼッタは顔も知らないアンチ達を勝手に呪った。
そうこうしているうちにユリアの生歌披露コーナーが終わったようだ。
ラザラスがまた喋る、ということでロゼッタは呪うのをやめて王子様鑑賞を再開する。
「お疲れ様です、ユリアさん」
「ありがとう」
ラザラス同様に身バレ防止のためなのか、アンジェはユリアとして喋る際には声を若干低くしている。歌を生業としているためだろうか。普段とは全く違う声を出しているというのに、安定している。
それに対し、ラザラスには『声を変えたまま話す』ことは難しかったのだろう。その結果が胡散臭い話し方だ。だが、何故か違和感がない。普段からこうやって喋ってますと言わんばかりの堂々たる様だ。
朝の『全く笑っていないのに、笑っているように話す』という一芸といい、ラザラスはラザラスで何かしら能力があるようだが、アンジェとはちょっと方向性が違うような気がする。
「さて……先ほど歌って頂いた曲ですが。CDの発売日は1週間後、配信サイトでは明後日が配信日となっております」
「今回はリアンに歌詞作りも手伝ってもらったわけだけど……リアンは突然顔文字連打したり、解読不能な文字を書きなぐったりしないから、見やすくて助かるわ。思考停止しなくて済むもの」
「ははは、顔文字は覚えがありますね。彼が物凄く落ち込んでいた時に渡されたメモが、顔文字だらけでして……ほら、あの落ち込んだ、しょぼんとした顔文字。あれが大量にいました」
曲の告知をしたかと思いきや、彼らは急に“この場にいない人物”の話が始まった。
リアンの名前も出てはいたが、それはサラッと流して別の人の話を開始する。
「しょぼん、ねぇ……1回何を思ったか、その顔文字だけで提出された時があって……流石にしばいたわね。読める読めないの問題じゃないもの」
「『しょぼん』ってひたすら言えという意味では?」
「新手の嫌がらせかしら……? 本当にそれなら、アリスに歌わせるしかないわね」
そう言って、アンジェは画面を一瞥して悪戯めいた笑みを浮かべた
「え? 顔文字連打の画像? ふふ、そうですね。次回放送のタイミングで流せるようにします。公開処刑と行きましょう」
そして、ロゼッタは気づく。
(あ、これアリスさんの話題だったのか……)
少しでもリアンの間男感を無くそうとしているのか、それとも視聴者へのサービスなのか。
ふたりの会話内容はここにいないアリスの話題が大半だ。どうやら好評なようで、隙あらばアリスの話題を挟んでくる。
ロゼッタには読めないのだが、ふたりの様子を見るに、どうやら視聴者のコメントが画面にリアルタイムで流れてくる仕組みのようだ。
コメントを確認しつつ、アンジェとラザラスは話題を随時切り替えていく。
それでアリスの話題が増えるのだから、この手の話題をしている方が炎上しないのだろう。
楽しげに話す——否、途中からはそのように演じている彼らの様子を見ながら、ロゼッタは眉をひそめる。
(多分、ユリアさんとリアンさんで普通に会話しちゃうと、大炎上なんだろうなぁ)
朝の感じを見るに、普通に会話をさせてしまうと『故郷の村を旅立つ勇者とその帰りを健気に待つ幼馴染』のような、凄まじい雰囲気を出してしまう2人である。
恐らく、あの雰囲気をそのまま公開してしまったせいで、リアンが入ってきてすぐに炎上してしまったのだろう。アリスの存在がある以上、どれだけ勇者をしていようがリアンは間男でしかないのだ。
(それにしても、アリスさんって人、どうしたんだろうね?)
逆に言えば、アリスの存在は視聴者に相当受け入れられていたということである。これだけ愛されていながら、一体、彼はどこに行ってしまったのだろうか……?
視聴者にもスタッフにもあまり情報を開示していないのか、残念ながらロゼッタは2人やスタッフの会話から、アリスの行方を知ることはできなかった。
(うわ、ぁ……)
向かった先で見た衝撃的な光景に、身体を震わせる。
否、震えているのは驚きではなく、感動ゆえか——ラザラスが見守るその先に、圧倒的なカリスマ性を魅せる“歌姫”が降臨していた。
アンジェはビブラートを響かせ、とにかく前に前に出ていくかのような、かなり主張が強い歌い方をする歌手だった。
声量もあり、音程も低音高音問わず、非常に安定している。高い表現力で、一気に引き込まれてしまう……心を、鷲掴みにされたかのように。
歌い方のせいで力強さが先行する印象があるのだが、彼女の声質自体はかなり透き通っている。そのせいか、不快な感じは一切しない。不思議な感覚だ。
(収録って、歌だけじゃなかったみたいなんだよね……アンジェさん、人がいない場所でなら普通に喋ってたし……)
歌う直前のトーク収録で判明したのだが、アンジェの歌に合わせて流れている曲はすべて彼女自身の作曲で、演奏パートも一部は自分で録音しているらしい。
新曲との話だったが……本当に、才能の塊だ。恐ろしい。
(まあ、一番恐ろしいのは、裏社会系のお仕事の傍らで歌姫の相方やってるラズさんだと思うけど……。
家にテレビ無かったのに……テレビには出てるんだね……)
顔は出していない。だが、ラザラスはどうやら、テレビ番組の収録に参加していたようだった。一体何があったのかは知らないが、彼は想像をはるかに上回る程の、ヤバい兼業をしている。
(それはそれとして……この人たち、“ALIA”って名乗ってたんだよね……)
——ALIA。
それはロゼッタですら名前を知っている、この国を代表する音楽ユニットだ。
彼女らはテレビ番組に出ているというのに、一切顔を出していない。
俗にいう“仮面歌手”であることが特徴だ。
ALIAの片割れである“JULIA”の正体がアンジェだったのはこの際置いておくとして、ラザラスは後から補佐的に加入した追加メンバーとして扱われていた。
ラザラスの芸名は“LIAN”というらしい。アンジェもだが、サラッと違う名前に適応できるのはすごいな、とロゼッタはぼんやり考える。
それはそれとして、ラザラスの口調は普段とはかなり異なっていた。遠慮を一切せずに表現すると、何となく、胡散臭い印象があった。
(あれはあれで格好良いんだけどね……)
発声の仕方が違うのか、声そのものも少し変わっている感じがしたが、それ以上に話し方が違う。間違いなく、放送局の外で特定されないことが目的だろう。
加えて、素顔を出していない都合上、両者共に専用のキャラクターのようなものを通して、会話を繰り広げていた。
(それにしても、追加メンバーか……)
外にいるスタッフの会話を盗み聞いたところ、どうやら昔は“ALICE”という男性歌手がいたらしい。
そもそもロゼッタの記憶が正しければ、ALIAはツインボーカルユニットだったはず。確か、ALIAの曲には必ず男性の声が入っていた気がするのだ。その男性パートを担当していたのが、アリスだったのだろう。
しかし、どういうわけか彼は今現在不在で——その穴を埋めるために急遽、ラザラスがリアンとしてALIAのメンバーとなった、らしい。
(まあ、独り言で押し切るのは無理だよね。アンジェさんだったら、なおさら……)
基本的にアンジェは声を発して意思疎通をすることを苦手らしい。
何故かマイクを持つと変わるようで、収録中は平気な様子……だが、収録中“以外”が駄目な時点で致命的が過ぎる。喋れなさすぎて打ち合わせすら成立しないのであれば、もうどうにもならない。
だからこそ、ラザラスがアンジェの通訳兼アリスの代役として抜擢されたのだろう。
(その結果が過労死予備軍、かぁ)
とはいえ諸々を知るロゼッタとしては、ラザラスを強引に捩じ込む以外の選択肢は無かったのだろうか、と不思議に思ってしまう。しかも、どうやら彼はあまり受け入れられてはいないようなのだ。
(男女ユニットでずっとやってた時点で相当仲が良かったんだろうし、公認カップルみたいな感じだったんだろうなぁ……そうなると、どう考えてもラズさん、間男だよね……しかも胡散臭い喋り方してるしな……)
事実上の間男と化してしまったリアンは何を思ったか“炎上芸人”を自称しているらしい。どうせ歓迎してもらえないのだから、と炎上させる方向に走ってしまったのだろう。
——この人、メンタルがかなりガッタガタな可能性が高いのに、その立ち回り方で良いのだろうか?
(自分から傷つきに行くのは、流石に馬鹿だと思うんだけど……)
背に腹は変えられなかったのだろうが、心配で仕方がなかった。
とりあえず、アンチな視聴者達が物理的に炎上してしまえば良いのに。
ラザラスの苦労を思い、ロゼッタは顔も知らないアンチ達を勝手に呪った。
そうこうしているうちにユリアの生歌披露コーナーが終わったようだ。
ラザラスがまた喋る、ということでロゼッタは呪うのをやめて王子様鑑賞を再開する。
「お疲れ様です、ユリアさん」
「ありがとう」
ラザラス同様に身バレ防止のためなのか、アンジェはユリアとして喋る際には声を若干低くしている。歌を生業としているためだろうか。普段とは全く違う声を出しているというのに、安定している。
それに対し、ラザラスには『声を変えたまま話す』ことは難しかったのだろう。その結果が胡散臭い話し方だ。だが、何故か違和感がない。普段からこうやって喋ってますと言わんばかりの堂々たる様だ。
朝の『全く笑っていないのに、笑っているように話す』という一芸といい、ラザラスはラザラスで何かしら能力があるようだが、アンジェとはちょっと方向性が違うような気がする。
「さて……先ほど歌って頂いた曲ですが。CDの発売日は1週間後、配信サイトでは明後日が配信日となっております」
「今回はリアンに歌詞作りも手伝ってもらったわけだけど……リアンは突然顔文字連打したり、解読不能な文字を書きなぐったりしないから、見やすくて助かるわ。思考停止しなくて済むもの」
「ははは、顔文字は覚えがありますね。彼が物凄く落ち込んでいた時に渡されたメモが、顔文字だらけでして……ほら、あの落ち込んだ、しょぼんとした顔文字。あれが大量にいました」
曲の告知をしたかと思いきや、彼らは急に“この場にいない人物”の話が始まった。
リアンの名前も出てはいたが、それはサラッと流して別の人の話を開始する。
「しょぼん、ねぇ……1回何を思ったか、その顔文字だけで提出された時があって……流石にしばいたわね。読める読めないの問題じゃないもの」
「『しょぼん』ってひたすら言えという意味では?」
「新手の嫌がらせかしら……? 本当にそれなら、アリスに歌わせるしかないわね」
そう言って、アンジェは画面を一瞥して悪戯めいた笑みを浮かべた
「え? 顔文字連打の画像? ふふ、そうですね。次回放送のタイミングで流せるようにします。公開処刑と行きましょう」
そして、ロゼッタは気づく。
(あ、これアリスさんの話題だったのか……)
少しでもリアンの間男感を無くそうとしているのか、それとも視聴者へのサービスなのか。
ふたりの会話内容はここにいないアリスの話題が大半だ。どうやら好評なようで、隙あらばアリスの話題を挟んでくる。
ロゼッタには読めないのだが、ふたりの様子を見るに、どうやら視聴者のコメントが画面にリアルタイムで流れてくる仕組みのようだ。
コメントを確認しつつ、アンジェとラザラスは話題を随時切り替えていく。
それでアリスの話題が増えるのだから、この手の話題をしている方が炎上しないのだろう。
楽しげに話す——否、途中からはそのように演じている彼らの様子を見ながら、ロゼッタは眉をひそめる。
(多分、ユリアさんとリアンさんで普通に会話しちゃうと、大炎上なんだろうなぁ)
朝の感じを見るに、普通に会話をさせてしまうと『故郷の村を旅立つ勇者とその帰りを健気に待つ幼馴染』のような、凄まじい雰囲気を出してしまう2人である。
恐らく、あの雰囲気をそのまま公開してしまったせいで、リアンが入ってきてすぐに炎上してしまったのだろう。アリスの存在がある以上、どれだけ勇者をしていようがリアンは間男でしかないのだ。
(それにしても、アリスさんって人、どうしたんだろうね?)
逆に言えば、アリスの存在は視聴者に相当受け入れられていたということである。これだけ愛されていながら、一体、彼はどこに行ってしまったのだろうか……?
視聴者にもスタッフにもあまり情報を開示していないのか、残念ながらロゼッタは2人やスタッフの会話から、アリスの行方を知ることはできなかった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】秀才の男装治療師が女性恐怖症のわんこ弟子に溺愛されるまで
禅
恋愛
「神に祈るだけで曖昧にしか治らない。そんなものは治療とは言わない」
男尊女卑が強い国で、女であることを隠し、独自の魔法を使いトップクラスの治療師となり治療をしていたクリス。
ある日、新人のルドがやってきて教育係を押し付けられる。ルドは魔法騎士団のエースだが治療魔法が一切使えない。しかも、女性恐怖症。
それでも治療魔法が使えるようになりたいと懇願するルドに根負けしたクリスは特別な治療魔法を教える。
クリスを男だと思い込み、純粋に師匠として慕ってくるルド。
そんなルドに振り回されるクリス。
こんな二人が無自覚両片思いになり、両思いになるまでの話。
※最初の頃はガチ医療系、徐々に恋愛成分多めになっていきます
※主人公は現代に近い医学知識を使いますが、転生者ではありません
※一部変更&数話追加してます(11/24現在)
※※小説家になろうで完結まで掲載
改稿して投稿していきます
一匹狼と、たったひとりのラナ
揺木しっぽ
恋愛
絶滅危惧種となった「人間」のラナ。 その希少さゆえに、あらゆる種族から欲望の対象として狙われる日々に、彼女は心を擦り減らしていた。
そんな彼女を救ったのは、一人の狼男・リゲル。 他の男たちとは違う、彼の大きくて温かな手に、ラナは初めて希望を抱くが――。
獣の本能と、孤独な少女。 密やかに育まれる、甘く濃密な執着の物語。
※本作には一部、経血に関する執着描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。
毎日21時頃、全12話完結まで更新いたします。
俺様上司と複雑な関係〜初恋相手で憧れの先輩〜
せいとも
恋愛
高校時代バスケ部のキャプテンとして活躍する蒼空先輩は、マネージャーだった凛花の初恋相手。
当時の蒼空先輩はモテモテにもかかわらず、クールで女子を寄せ付けないオーラを出していた。
凛花は、先輩に一番近い女子だったが恋に発展することなく先輩は卒業してしまう。
IT企業に就職して恋とは縁がないが充実した毎日を送る凛花の元に、なんと蒼空先輩がヘッドハンティングされて上司としてやってきた。
高校の先輩で、上司で、後から入社の後輩⁇
複雑な関係だが、蒼空は凛花に『はじめまして』と挨拶してきた。
知り合いだと知られたくない?
凛花は傷ついたが割り切って上司として蒼空と接する。
蒼空が凛花と同じ会社で働きだして2年経ったある日、突然ふたりの関係が動き出したのだ。
初恋相手の先輩で上司の複雑な関係のふたりはどうなる?
表紙はイラストAC様よりお借りしております。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
ヤンデレ王子を闇落ちから救ったら愛執まみれの独占欲に囚われました
大江戸ウメコ
恋愛
幼い頃に精霊の祝福である未来視の力が開花し、「夫である第二王子ナハルドに殺される」という己の運命を知った伯爵令嬢ツィーラ。この悲惨な未来を変えるべく、ツィーラは彼を避けようとしたが、ひょんなことから婚約者に選ばれてしまった! ならば、ナハルドが将来闇落ちしないよう、側で彼を支えることを決意する。そんな努力の甲斐あって、ツィーラへの好意を隠さず伝えてくるほど、ナハルドとの関係は良好になった。だけど、彼の並々ならぬ執着心のすべてを、ツィーラはまだ知らなくて――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる