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第1章『名もなき奇跡の始まり』
10.慈善の模倣品-2
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(そういえば……)
情報を欲しているエスメライとルーシオに、渡せるかもしれないものがあった。
とはいえ、これは推測にすぎない。話していいものかと悩みつつ、ロゼッタは口を開いた。
「その……ラズさんって、“馬乗り状態”が駄目だったり、しますか?」
あの黄金眼の男を気遣ったのもあるのだろうが、直前までの戦闘の様子を前提に考えれば、レヴィを庇って受けた初手の一撃以降は受け流せたように思う——となると、考えられる可能性はそれくらいだ。
ロゼッタの発言に、エスメライは目を丸くする。
「あんた、相当酷い現場見てきたろうに。そんな状況で、めちゃくちゃ周り見れてたんだな」
どうやら正解だったらしい。エスメライは再びラザラスの顔に触れ、ため息混じりで口を開いた。
「それ、ラズに対しては“やっちゃダメな行為”の1つなんだよね」
「え?」
「たぶん、フラッシュバック起こしたんだろな。それで上手く、動けなくなったんだと思う」
そういえば先程、ラザラスの症状について、エスメライは聞き慣れない単語を口にしていた。その意味を、ロゼッタは問う。
「その、さっき言ってた話って……心因性の呼吸困難、とか……」
「んー、そうだなぁ」
どう説明すればいいのか、と考えているのだろう。
エスメライは少し視線を泳がせたあと、口を開いた。
「ほら、精神的に追い込まれた時に呼吸が乱れることってあるだろ?
あれの重症化版、酷いやつって考えてくれたら良いよ」
「なるほど……」
「ラズはなー、メンタル的にはかなり脆くて、薬品の匂いなんかもダメなんだよ。“病院”を想起するもんはとにかく無理みたいで」
ちらりと、エスメライは傍らに置いた消毒液や湿布に視線を向ける。
どちらも、強い匂いを発するものだ——つまりラザラスは、必要不可欠な処置を受けることすら、ままならないということだ。
先ほど、エスメライは『都合よく意識を飛ばしてくれた』と言っていた。
一体何があったのかは分からないが、彼には何かしら酷いトラウマがあるのだろう。
……否、彼の過去を、察せられるものはあった。
(顔と、腕の古傷……)
あれが馬乗りになった相手による一方的な暴行だったとすれば、納得がいく。
あそこまでハッキリと痕が残るような怪我を負わされた出来事が、心の傷にならないはずがない。
(たぶん、復讐目的で間違いないと思うし、本人の希望でもあるんだろうけど……)
確かにラザラスは強い。彼に天性の才能があることは、間違いない——しかし、それでも。
(ラズさんを戦わせること自体が、“間違い”なんじゃないのかな……)
この考えはとてもではないが、エスメライ達の前では言えない。
黙り込んでしまったロゼッタの顔を見ながら、エスメライは静かに口を開く。
「分かってる。あたしらも、本意じゃないし、最初は止めたんだ……まあ、現状はラズに甘えまくってるから、言い訳にしかならないんだけどさ」
「!?」
考えていることを、読まれたのだろうか。
それほど、分かりやすく顔に出ていたのだろうか。
「えっ、えっと、あの……っ」
「はは、良いよ。当然だよ、そう思うのはさ」
申し訳ない、どうしようと悩むロゼッタを見て、エスメライは苦笑する。
そして彼女は、自身が着ている服のボタンを外し、胸元を少し露出させた。
「それ、は……」
彼女の左鎖骨下にあったのは、ライオンをモチーフにしたと思しきタトゥーだ。
大きさは、成人女性の手のひら程度だろうか。
縦に長いデザインのようで、見えたのは一部分だけだ。
「あんた、色んなもん見ちゃってるからねぇ……ここいらで、一度きっちり話しとく」
皮膚の奥まで刻みつけられたその模様は、まるで覚悟そのもののようだとロゼッタは思った。
服を元に戻しながら、エスメライは話を続ける。
「これは亜人解放団体『ステフィリオン』に所属する人間が入れてるもんなんだ」
亜人解放団体。
彼女らは、その団体に属する人間なのだろう。
思っていた通りの単語が出てきたことに安堵しつつ、ロゼッタは静かに頷く。
「皆さんの活動内容は、薄々察していました。戦ってる相手は、人身売買をやってる組織なんですよね?」
ロゼッタの問いに、エスメライは微笑んでみせる。
「やっぱりあんた、周りよく見てんね。そうだよ、相手は『ドラグゼン』っていう、亜人の違法取引をやってる団体。
遡ると、40年以上戦ってることになるのかな? もはや、あたしが産まれる前の話になっちゃうんだよね」
「40年以上……!?」
「そ。国を跨いだり、やり方を変えたり、色々あったみたいだけど……」
エスメライの声は、淡々としているのに、妙に重く感じられた。
「残念ながら今のステフィリオンは燃えカス、というか模倣品みたいなもんなんだ。
一度崩壊して……その後、あたしとルーシオが奴らへの“復讐”を目的に立ち上げ直した。10年前の話なんだけどね」
——復讐。
その言葉を聞いて、ロゼッタは息を呑む。
「……。ラズはさ、3年前に転がり込んできたんだよね」
呟くように、エスメライは語る。
「ラズも復讐目的だったわけなんだけど……当たり前だけど、殺し合いなんて知らない世界で生きてた人間だった。だから、あたしらは普通に反対したんだ」
彼女は意識のないラザラスの金髪に触れながら、言葉を続けた。
「こうなる前から、ちょっと交流はあってさ。ラズがそれなりに戦えるのは分かってた。
けど、それでも、人殺しなんて簡単にできるようなもんじゃないってか……普通の感性してたら、できるはずがない。正直、足手まといだって思ってた」
「……当たり前だと、思います」
この後に続く言葉は、分かっている。
それでもロゼッタは、口を挟まずにはいられなかった……エスメライ達の“痛いほどの葛藤”を、理解していたから。
「ラズはさ、戦えちゃったんだよね。今はどうだか、分からない。
でも、あの時のラズには、本来あるべき葛藤が、感性が……存在しなかったんだ。だから……止めようが、なかったんだ」
はは、とエスメライは力無く笑う。
「そうだね。復讐に囚われた——“復讐鬼”って表現が、たぶん一番近いかな」
その表情は、どこか悲しげで。
本当に避けたい選択肢であったのだろうと、それを察することは容易かった。
エスメライの言葉を引き継ぎ、ようやく顔を上げたルーシオが口を開く。
「どうせ聞いてたと思うが、今のステフィリオンには戦闘員が3人しかいない。
俺も諸々知った後、調べてみたんだが……旧ステフィリオンの戦闘員で、まともに戦える奴はもう残ってないみたいなんだ」
亜人解放団体として生まれた、旧世代のステフィリオン。
元の規模は、分からない。団体、というくらいだから、かなり大きな存在だったのかもしれない。
だが、そもそも“対抗する術”を失った団体が崩壊するのは当然のことだ。
「クロウとレヴィも俺らがスカウトしてきた外部の存在で、他の人間呼び込むのにはことごとく失敗して、新規育成すら上手くいかなくて……だから現状、ラザラスの存在にはめちゃくちゃ救われてるんだ」
「……」
「今の俺たちは、数多の復讐心を利用して成り立ってんだよ。元々は……」
ルーシオは言葉に詰まる。かなり思うところがあるのだろう。
「元々は部外者だった俺は、旧ステフィリオンのことは、詳しくは知らない。
だが、本来のステフィリオンはただ『純粋に亜人を救いたい』って目的で活動してた、崇高な組織だったらしい」
心底悔しそうな様子で、ルーシオはそう吐き捨てる。
「……それなのに、情けねぇよな」
もしかすると、クロウやレヴィ、それからヴェルも復讐目的で戦っているのかもしれない。
そうでなければ、こんな危うい状態で戦い続けようと思えるはずもない。
(復讐目的だ、情けない、とか言ってるけど……この人たちは、優しすぎるから。だから、思い悩んで、苦しんでるんだろうな)
嗚呼、どうして。
どうして、こんなにも他人を思える、優しい人達が苦しまなくてはならないのか。
彼らを復讐の道に進ませた、ドラグゼンの存在が、あまりにも憎い。
だからこそ、力になりたいと願う……しかし現状、自分に何ができるというのだろう。
今回はたまたま上手く行っただけで、自分は本来、ただ助けられるだけの、守られるだけの存在に過ぎないのではないだろうか?
(わたしの想いは……自己満足って、奴なのかな……)
——胸の奥が、ずしりと重く沈んだ。
「……」
沈黙が、場を支配する。
何か言うべきかと悩んでいると、部屋の中にレヴィが現れた。
「水竜種さん達の回収、完了しました。こっちは特に問題は無かったです……って、その……」
報告すると同時、困惑する羽目になった彼女を見て、エスメライは貼り付けたような笑顔を浮かべてロゼッタの背を押した。
「えっ!?」
「……よーし、疲れたろ? レヴィ、ロゼッタ連れて風呂入ってこい」
エスメライの表情を見たレヴィはこくりと頷き、ロゼッタの手を握る。
「ロゼッタさんは影の中では時間止めてたっぽいので綺麗ですけど、お風呂はお風呂で気持ちいいですからね! 命の洗濯って言うくらいですし!」
「えっ、えぇ!?」
「さ、行きますよ~!」
「ええぇえぇ!?」
恐らく空気を変えたかったのだろうが、他に方法は無かったのだろうか!?
レヴィに手を引かれ、半ば無理矢理にロゼッタは風呂場へと連れ込まれた。
情報を欲しているエスメライとルーシオに、渡せるかもしれないものがあった。
とはいえ、これは推測にすぎない。話していいものかと悩みつつ、ロゼッタは口を開いた。
「その……ラズさんって、“馬乗り状態”が駄目だったり、しますか?」
あの黄金眼の男を気遣ったのもあるのだろうが、直前までの戦闘の様子を前提に考えれば、レヴィを庇って受けた初手の一撃以降は受け流せたように思う——となると、考えられる可能性はそれくらいだ。
ロゼッタの発言に、エスメライは目を丸くする。
「あんた、相当酷い現場見てきたろうに。そんな状況で、めちゃくちゃ周り見れてたんだな」
どうやら正解だったらしい。エスメライは再びラザラスの顔に触れ、ため息混じりで口を開いた。
「それ、ラズに対しては“やっちゃダメな行為”の1つなんだよね」
「え?」
「たぶん、フラッシュバック起こしたんだろな。それで上手く、動けなくなったんだと思う」
そういえば先程、ラザラスの症状について、エスメライは聞き慣れない単語を口にしていた。その意味を、ロゼッタは問う。
「その、さっき言ってた話って……心因性の呼吸困難、とか……」
「んー、そうだなぁ」
どう説明すればいいのか、と考えているのだろう。
エスメライは少し視線を泳がせたあと、口を開いた。
「ほら、精神的に追い込まれた時に呼吸が乱れることってあるだろ?
あれの重症化版、酷いやつって考えてくれたら良いよ」
「なるほど……」
「ラズはなー、メンタル的にはかなり脆くて、薬品の匂いなんかもダメなんだよ。“病院”を想起するもんはとにかく無理みたいで」
ちらりと、エスメライは傍らに置いた消毒液や湿布に視線を向ける。
どちらも、強い匂いを発するものだ——つまりラザラスは、必要不可欠な処置を受けることすら、ままならないということだ。
先ほど、エスメライは『都合よく意識を飛ばしてくれた』と言っていた。
一体何があったのかは分からないが、彼には何かしら酷いトラウマがあるのだろう。
……否、彼の過去を、察せられるものはあった。
(顔と、腕の古傷……)
あれが馬乗りになった相手による一方的な暴行だったとすれば、納得がいく。
あそこまでハッキリと痕が残るような怪我を負わされた出来事が、心の傷にならないはずがない。
(たぶん、復讐目的で間違いないと思うし、本人の希望でもあるんだろうけど……)
確かにラザラスは強い。彼に天性の才能があることは、間違いない——しかし、それでも。
(ラズさんを戦わせること自体が、“間違い”なんじゃないのかな……)
この考えはとてもではないが、エスメライ達の前では言えない。
黙り込んでしまったロゼッタの顔を見ながら、エスメライは静かに口を開く。
「分かってる。あたしらも、本意じゃないし、最初は止めたんだ……まあ、現状はラズに甘えまくってるから、言い訳にしかならないんだけどさ」
「!?」
考えていることを、読まれたのだろうか。
それほど、分かりやすく顔に出ていたのだろうか。
「えっ、えっと、あの……っ」
「はは、良いよ。当然だよ、そう思うのはさ」
申し訳ない、どうしようと悩むロゼッタを見て、エスメライは苦笑する。
そして彼女は、自身が着ている服のボタンを外し、胸元を少し露出させた。
「それ、は……」
彼女の左鎖骨下にあったのは、ライオンをモチーフにしたと思しきタトゥーだ。
大きさは、成人女性の手のひら程度だろうか。
縦に長いデザインのようで、見えたのは一部分だけだ。
「あんた、色んなもん見ちゃってるからねぇ……ここいらで、一度きっちり話しとく」
皮膚の奥まで刻みつけられたその模様は、まるで覚悟そのもののようだとロゼッタは思った。
服を元に戻しながら、エスメライは話を続ける。
「これは亜人解放団体『ステフィリオン』に所属する人間が入れてるもんなんだ」
亜人解放団体。
彼女らは、その団体に属する人間なのだろう。
思っていた通りの単語が出てきたことに安堵しつつ、ロゼッタは静かに頷く。
「皆さんの活動内容は、薄々察していました。戦ってる相手は、人身売買をやってる組織なんですよね?」
ロゼッタの問いに、エスメライは微笑んでみせる。
「やっぱりあんた、周りよく見てんね。そうだよ、相手は『ドラグゼン』っていう、亜人の違法取引をやってる団体。
遡ると、40年以上戦ってることになるのかな? もはや、あたしが産まれる前の話になっちゃうんだよね」
「40年以上……!?」
「そ。国を跨いだり、やり方を変えたり、色々あったみたいだけど……」
エスメライの声は、淡々としているのに、妙に重く感じられた。
「残念ながら今のステフィリオンは燃えカス、というか模倣品みたいなもんなんだ。
一度崩壊して……その後、あたしとルーシオが奴らへの“復讐”を目的に立ち上げ直した。10年前の話なんだけどね」
——復讐。
その言葉を聞いて、ロゼッタは息を呑む。
「……。ラズはさ、3年前に転がり込んできたんだよね」
呟くように、エスメライは語る。
「ラズも復讐目的だったわけなんだけど……当たり前だけど、殺し合いなんて知らない世界で生きてた人間だった。だから、あたしらは普通に反対したんだ」
彼女は意識のないラザラスの金髪に触れながら、言葉を続けた。
「こうなる前から、ちょっと交流はあってさ。ラズがそれなりに戦えるのは分かってた。
けど、それでも、人殺しなんて簡単にできるようなもんじゃないってか……普通の感性してたら、できるはずがない。正直、足手まといだって思ってた」
「……当たり前だと、思います」
この後に続く言葉は、分かっている。
それでもロゼッタは、口を挟まずにはいられなかった……エスメライ達の“痛いほどの葛藤”を、理解していたから。
「ラズはさ、戦えちゃったんだよね。今はどうだか、分からない。
でも、あの時のラズには、本来あるべき葛藤が、感性が……存在しなかったんだ。だから……止めようが、なかったんだ」
はは、とエスメライは力無く笑う。
「そうだね。復讐に囚われた——“復讐鬼”って表現が、たぶん一番近いかな」
その表情は、どこか悲しげで。
本当に避けたい選択肢であったのだろうと、それを察することは容易かった。
エスメライの言葉を引き継ぎ、ようやく顔を上げたルーシオが口を開く。
「どうせ聞いてたと思うが、今のステフィリオンには戦闘員が3人しかいない。
俺も諸々知った後、調べてみたんだが……旧ステフィリオンの戦闘員で、まともに戦える奴はもう残ってないみたいなんだ」
亜人解放団体として生まれた、旧世代のステフィリオン。
元の規模は、分からない。団体、というくらいだから、かなり大きな存在だったのかもしれない。
だが、そもそも“対抗する術”を失った団体が崩壊するのは当然のことだ。
「クロウとレヴィも俺らがスカウトしてきた外部の存在で、他の人間呼び込むのにはことごとく失敗して、新規育成すら上手くいかなくて……だから現状、ラザラスの存在にはめちゃくちゃ救われてるんだ」
「……」
「今の俺たちは、数多の復讐心を利用して成り立ってんだよ。元々は……」
ルーシオは言葉に詰まる。かなり思うところがあるのだろう。
「元々は部外者だった俺は、旧ステフィリオンのことは、詳しくは知らない。
だが、本来のステフィリオンはただ『純粋に亜人を救いたい』って目的で活動してた、崇高な組織だったらしい」
心底悔しそうな様子で、ルーシオはそう吐き捨てる。
「……それなのに、情けねぇよな」
もしかすると、クロウやレヴィ、それからヴェルも復讐目的で戦っているのかもしれない。
そうでなければ、こんな危うい状態で戦い続けようと思えるはずもない。
(復讐目的だ、情けない、とか言ってるけど……この人たちは、優しすぎるから。だから、思い悩んで、苦しんでるんだろうな)
嗚呼、どうして。
どうして、こんなにも他人を思える、優しい人達が苦しまなくてはならないのか。
彼らを復讐の道に進ませた、ドラグゼンの存在が、あまりにも憎い。
だからこそ、力になりたいと願う……しかし現状、自分に何ができるというのだろう。
今回はたまたま上手く行っただけで、自分は本来、ただ助けられるだけの、守られるだけの存在に過ぎないのではないだろうか?
(わたしの想いは……自己満足って、奴なのかな……)
——胸の奥が、ずしりと重く沈んだ。
「……」
沈黙が、場を支配する。
何か言うべきかと悩んでいると、部屋の中にレヴィが現れた。
「水竜種さん達の回収、完了しました。こっちは特に問題は無かったです……って、その……」
報告すると同時、困惑する羽目になった彼女を見て、エスメライは貼り付けたような笑顔を浮かべてロゼッタの背を押した。
「えっ!?」
「……よーし、疲れたろ? レヴィ、ロゼッタ連れて風呂入ってこい」
エスメライの表情を見たレヴィはこくりと頷き、ロゼッタの手を握る。
「ロゼッタさんは影の中では時間止めてたっぽいので綺麗ですけど、お風呂はお風呂で気持ちいいですからね! 命の洗濯って言うくらいですし!」
「えっ、えぇ!?」
「さ、行きますよ~!」
「ええぇえぇ!?」
恐らく空気を変えたかったのだろうが、他に方法は無かったのだろうか!?
レヴィに手を引かれ、半ば無理矢理にロゼッタは風呂場へと連れ込まれた。
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