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第2章『黙した傷の在処、語らぬ想い』
29.未完を宿す推論-3
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「ん……? ロゼッタ、か……?」
「あれ? 見えてなかった? いるよ」
「……」
クロウはちらりとエスメライの後ろを、ロゼッタに視線を向ける。
目覚めたばかりで視力強化を使っていなかったのか、今さらロゼッタが帰っていないことに気づいたらしい。
(んー……わたしのこと、見落としたんだろな。話しにくそう)
……恐らく、クロウは全く同じことを考えている。
だからこそ、ロゼッタの前では言いにくいのかもしれない。クロウは帰って欲しそうにしているが、ここで帰る気は、ない。
「……エスラさん、ある程度まで物心がつくまで親元にいた子じゃないと、『お母さんが言ってたんだ』ってフレーズは出ないと思います。そう吹き込まれて育ったなら話は変わりますが」
ロゼッタ自身、親の顔を覚えていない——あの日、もし「助けて」と叫んでいたなら、誰の名前を呼んでいたのだろう?
(考えるまでもない、か)
きっと、誰の名前も叫べなかった。助けてくれそうな人なんて、いなかった。そんな、人生だった……そんなことを考えてしまい、少し悲しくなった。
とにかく、説明を続けよう。
「例えば、わたしなら『先生が言ってたんだ』とか言ったと思います。
たとえ愛玩奴隷であっても、わざわざ指導員を母親と認識させる必要は無いと思うので」
「……っ」
エスメライより先に、クロウが気まずそうに目を泳がせた。
そういえば、自分が“何の用途に使われる奴隷であったか”は彼に伝えていない気がするし、エスメライ達もわざわざ言わないだろう。
(んー、クロウからしたら、不意打ち判明だもんね。全然平気だし、変に気を遣われたくないんだけどな)
とりあえず、まずは安心させた方が良いか。そう思い、ロゼッタはクロウを見る。
「大丈夫。わたしは“教育”が本格化する前に逃げ出してるもん。というか、こんな見た目だからかな?
繁殖場の端に追いやられてた時期の方がずっとずっと長かったの。今にして思うと——」
「分かった! 分かったから! それ以上、言うな!」
クロウが叫ぶ。その結果、彼は酷く咳き込んでしまった。ロゼッタは「無理するから……」と半分呆れながらも、自身の違和感に気づく。
(今にして思うと、の後。わたし、何を言おうとしてたんだっけ?)
彼に止められなくても、話し続けることはできなかったかもしれない。
頭を働かせるが、何も出てこなかった……何かを、思い出しそうになったのに。
咳き込むクロウの背を撫でながら、エスメライが口を開く。
「ごめんな、ロゼッタ。言いにくいこと話させて……でも、確かにそうだな。
その子の『お母さんが言ってたんだ』は妙だ。ナイフ持たせたのはドラグゼンの人間で間違いないだろうが、気になるな」
「……。わたし、今の話をしてて、思ったことがあるんですよね」
「思ったこと?」
エスメライの問いを受けて、ロゼッタはぜいぜいと荒く呼吸を繰り返すクロウに視線を向ける。
「あえてクロウの前で言う。これで“おあいこ”ってことにしよ?」
「……分かった。このタイミングなら恐らく、オレが考えていることと同じだろうしな。構わねぇから、容赦なく言ってくれ」
ロゼッタは頷く。そして、流石に罪悪感を覚えながらも、ロゼッタはクロウの左半身を指差した。
「わたしなら、アルビノの特徴じゃなくて、クロウの左半身の特徴を言います。
小さい子どもにはきっとその方が分かりやすいですし、間違えようがないと思うんで」
左翼と左腕の欠損、顔の左上部の火傷痕。
悲しいほどに分かりやすいこれらの特徴が、簡単に重なる人間がそういるとは思えない。“色”で説明するよりも効果的だろう。
ロゼッタの話を補足するように、クロウが話し始めた。
「あの子達の“お母さん”の言葉が、8年前のオレを示している可能性もあるにはあるのですが、それだと別の部分がおかしくなるんですよ」
「そっちだと、今度は時系列が合わないからな。8年前だとその子、下手すりゃ産まれてすらないわけで」
「ただ単にカラス種に対する迫害意識を刷り込まれて育った可能性は否定できませんが、それはそれで、今度はオレを狙ってきた意味が分からないんですよね」
「カラス種案件だとすればレヴィが狙われないのはおかしいし、その場合は言ってることがおかしくなるんだよな……」
子ども達の攻撃が「クロウを狙ったもの」だと仮定すると、どうしても何かしら矛盾が生じる。大なり小なり、奇妙な部分が出てくる。
(それにしても、カラス種に対する迫害意識……そんなのが、あるんだ)
恐らく、クロウが生まれ育ったオブシディアン共和国由来の案件だ。
だが、レヴィならともかくクロウには「一見するとカラス種には見えない」という特徴がある。実際問題、ロゼッタもすぐには分からなかった。
彼の種族を外見だけで見抜くには、遠い先祖である竜人族の血を強く引いているからこそ発現した、長く尖った耳を見るしかないだろう。
「オレは耳さえ隠せば種族の誤魔化しが効きました。だから、村を出る時は必ずそうするように、していました。
そもそも、オレはドラグゼンの恨みはアホほど買ってると思いますが、『そいつが全部悪い』と言われるほど、竜人族の恨みを買うようなことはしていない。何も、してないはずなんです」
クロウの事情を、すべて知っているわけではない。だが、諸々の話を繋げていくと……1つの、可能性に行き着く。ロゼッタは、口を開く。
「数万分の1って話、でしたけど……逆に言うと、ゼロでは無いんですよね?」
——クロウではない、アルビノの人間が背後にいるかもしれない。
ゼロではない。
その時点で、“可能性”として考慮すべきだ。
諸々の指摘を受けて、エスメライも「なるほどなぁ」と頷いている。
「分かった。最近、追跡班が元気だしね。ルーシオに頼んで、アルビノの人間を探すように伝えとく。
あとは普段『幻貌』使ってアルビノに化けてる人間がいないか、とかもかな。とりあえず、一通り探してみるよ」
「お願いします」
だが、エスメライはどこか浮かない顔をしているようにも見える。
理由を問おうかと思ったが、何となくロゼッタは躊躇ってしまった。
そのままクロウに別れを告げ、部屋を出る。
部屋を出て、喫茶店エリアに着いた時点で……エスメライが屈み、ロゼッタと目線を合わせてきた。
「あ、ロゼッタ。大事なこと忘れてた……クロウの体質の件は、絶対にラズには伏せてくれ」
先程の浮かない顔が気になっていたのだが、もっと気になる案件が飛んできてしまった。
(え……?)
ロゼッタが首を傾げると、エスメライは「良いか?」と人差し指を立てて話し始めた。
「1つはクロウが心底嫌がるから。ただ、これに関してはクロウのプライドもあるが……あいつもバカじゃない。分かってんだ、知られたら変なことになることくらい」
「へ、変なこと?」
「2つ目の理由はラズがバカ真面目なことだ」
なんとなく、分かったような気がする。
エスメライはなんだか、悟ったような顔をしていた。
「3つ目。バカ真面目なラズが、クロウの体質の話を聞いたとする。どんな行動起こすと思う?」
「うわぁ……」
クロウの真実を知れば、ラザラスは間違いなく、自分が全部背負おうとするだろう。
それこそ、文字通り“死ぬ気”で。嫌すぎる結論が出てしまった。
やる。あの男は、絶対にやる。
そこまで考えて……ロゼッタは、気づいた。
「ところで、なんですけど」
「ん?」
「ラズさんとクロウって、結構似たもの同士ですよね?」
……精神的に脆いこと込みで、とは流石に言えなかった。
流石のロゼッタでも、分かる。
過去がとてつもなく闇に満ち溢れていることが原因なのは分かっている。だからこそ、責める気は一切ない。
だがクロウは精神的には相当に、それこそラザラスに匹敵するレベルで“儚い”気配しかしない。
(そう、クロウのはちょっと突っつかないと出てこないだけで……ラズさんの病院恐怖症みたいに、分かりやすくないだけで……)
ラザラスとの差は、クロウは日常生活にはギリギリ支障が出ていなさそうなことだけだ。
むしろ、それしか差別化ができない気がする。
正直、彼はラザラスのことをあれこれ言えるような立場ではないだろう。
指摘する気は、一切ないが。
(それが、ドラグゼンがクロウに対して精神攻撃仕掛けてくる理由でもあるだろうしね。
単純に精神攻撃受けまくった結果、脆くなってる可能性もあるけど……)
ロゼッタはおずおずとエスメライの目を覗き込んだ——もう、魂が抜けたような目をしていた。
「それ絶対にクロウには言うなよ、口論に、なるだけだからな……」
「あ……すみません……」
何とも言えない空気感。
だが、とりあえずやるべきことは終わった。
「えっと、えっと……か、帰りますね!」
「おう、助かったよ。ありがとな」
もはや隠れる気すらなかった。ルールも何もなかった。
かくれんぼとは何だったのか状態のまま、最初から最後まで姿を現したまま、ロゼッタはラザラスの家に帰っていく。
「……」
その謎に頼りになる小さな背中を見送ったあと、エスメライは虚無に向かって呟いた。
「ルーシオがね、あんたのこと……“爆発物処理係”って言ってたよ……」
「あれ? 見えてなかった? いるよ」
「……」
クロウはちらりとエスメライの後ろを、ロゼッタに視線を向ける。
目覚めたばかりで視力強化を使っていなかったのか、今さらロゼッタが帰っていないことに気づいたらしい。
(んー……わたしのこと、見落としたんだろな。話しにくそう)
……恐らく、クロウは全く同じことを考えている。
だからこそ、ロゼッタの前では言いにくいのかもしれない。クロウは帰って欲しそうにしているが、ここで帰る気は、ない。
「……エスラさん、ある程度まで物心がつくまで親元にいた子じゃないと、『お母さんが言ってたんだ』ってフレーズは出ないと思います。そう吹き込まれて育ったなら話は変わりますが」
ロゼッタ自身、親の顔を覚えていない——あの日、もし「助けて」と叫んでいたなら、誰の名前を呼んでいたのだろう?
(考えるまでもない、か)
きっと、誰の名前も叫べなかった。助けてくれそうな人なんて、いなかった。そんな、人生だった……そんなことを考えてしまい、少し悲しくなった。
とにかく、説明を続けよう。
「例えば、わたしなら『先生が言ってたんだ』とか言ったと思います。
たとえ愛玩奴隷であっても、わざわざ指導員を母親と認識させる必要は無いと思うので」
「……っ」
エスメライより先に、クロウが気まずそうに目を泳がせた。
そういえば、自分が“何の用途に使われる奴隷であったか”は彼に伝えていない気がするし、エスメライ達もわざわざ言わないだろう。
(んー、クロウからしたら、不意打ち判明だもんね。全然平気だし、変に気を遣われたくないんだけどな)
とりあえず、まずは安心させた方が良いか。そう思い、ロゼッタはクロウを見る。
「大丈夫。わたしは“教育”が本格化する前に逃げ出してるもん。というか、こんな見た目だからかな?
繁殖場の端に追いやられてた時期の方がずっとずっと長かったの。今にして思うと——」
「分かった! 分かったから! それ以上、言うな!」
クロウが叫ぶ。その結果、彼は酷く咳き込んでしまった。ロゼッタは「無理するから……」と半分呆れながらも、自身の違和感に気づく。
(今にして思うと、の後。わたし、何を言おうとしてたんだっけ?)
彼に止められなくても、話し続けることはできなかったかもしれない。
頭を働かせるが、何も出てこなかった……何かを、思い出しそうになったのに。
咳き込むクロウの背を撫でながら、エスメライが口を開く。
「ごめんな、ロゼッタ。言いにくいこと話させて……でも、確かにそうだな。
その子の『お母さんが言ってたんだ』は妙だ。ナイフ持たせたのはドラグゼンの人間で間違いないだろうが、気になるな」
「……。わたし、今の話をしてて、思ったことがあるんですよね」
「思ったこと?」
エスメライの問いを受けて、ロゼッタはぜいぜいと荒く呼吸を繰り返すクロウに視線を向ける。
「あえてクロウの前で言う。これで“おあいこ”ってことにしよ?」
「……分かった。このタイミングなら恐らく、オレが考えていることと同じだろうしな。構わねぇから、容赦なく言ってくれ」
ロゼッタは頷く。そして、流石に罪悪感を覚えながらも、ロゼッタはクロウの左半身を指差した。
「わたしなら、アルビノの特徴じゃなくて、クロウの左半身の特徴を言います。
小さい子どもにはきっとその方が分かりやすいですし、間違えようがないと思うんで」
左翼と左腕の欠損、顔の左上部の火傷痕。
悲しいほどに分かりやすいこれらの特徴が、簡単に重なる人間がそういるとは思えない。“色”で説明するよりも効果的だろう。
ロゼッタの話を補足するように、クロウが話し始めた。
「あの子達の“お母さん”の言葉が、8年前のオレを示している可能性もあるにはあるのですが、それだと別の部分がおかしくなるんですよ」
「そっちだと、今度は時系列が合わないからな。8年前だとその子、下手すりゃ産まれてすらないわけで」
「ただ単にカラス種に対する迫害意識を刷り込まれて育った可能性は否定できませんが、それはそれで、今度はオレを狙ってきた意味が分からないんですよね」
「カラス種案件だとすればレヴィが狙われないのはおかしいし、その場合は言ってることがおかしくなるんだよな……」
子ども達の攻撃が「クロウを狙ったもの」だと仮定すると、どうしても何かしら矛盾が生じる。大なり小なり、奇妙な部分が出てくる。
(それにしても、カラス種に対する迫害意識……そんなのが、あるんだ)
恐らく、クロウが生まれ育ったオブシディアン共和国由来の案件だ。
だが、レヴィならともかくクロウには「一見するとカラス種には見えない」という特徴がある。実際問題、ロゼッタもすぐには分からなかった。
彼の種族を外見だけで見抜くには、遠い先祖である竜人族の血を強く引いているからこそ発現した、長く尖った耳を見るしかないだろう。
「オレは耳さえ隠せば種族の誤魔化しが効きました。だから、村を出る時は必ずそうするように、していました。
そもそも、オレはドラグゼンの恨みはアホほど買ってると思いますが、『そいつが全部悪い』と言われるほど、竜人族の恨みを買うようなことはしていない。何も、してないはずなんです」
クロウの事情を、すべて知っているわけではない。だが、諸々の話を繋げていくと……1つの、可能性に行き着く。ロゼッタは、口を開く。
「数万分の1って話、でしたけど……逆に言うと、ゼロでは無いんですよね?」
——クロウではない、アルビノの人間が背後にいるかもしれない。
ゼロではない。
その時点で、“可能性”として考慮すべきだ。
諸々の指摘を受けて、エスメライも「なるほどなぁ」と頷いている。
「分かった。最近、追跡班が元気だしね。ルーシオに頼んで、アルビノの人間を探すように伝えとく。
あとは普段『幻貌』使ってアルビノに化けてる人間がいないか、とかもかな。とりあえず、一通り探してみるよ」
「お願いします」
だが、エスメライはどこか浮かない顔をしているようにも見える。
理由を問おうかと思ったが、何となくロゼッタは躊躇ってしまった。
そのままクロウに別れを告げ、部屋を出る。
部屋を出て、喫茶店エリアに着いた時点で……エスメライが屈み、ロゼッタと目線を合わせてきた。
「あ、ロゼッタ。大事なこと忘れてた……クロウの体質の件は、絶対にラズには伏せてくれ」
先程の浮かない顔が気になっていたのだが、もっと気になる案件が飛んできてしまった。
(え……?)
ロゼッタが首を傾げると、エスメライは「良いか?」と人差し指を立てて話し始めた。
「1つはクロウが心底嫌がるから。ただ、これに関してはクロウのプライドもあるが……あいつもバカじゃない。分かってんだ、知られたら変なことになることくらい」
「へ、変なこと?」
「2つ目の理由はラズがバカ真面目なことだ」
なんとなく、分かったような気がする。
エスメライはなんだか、悟ったような顔をしていた。
「3つ目。バカ真面目なラズが、クロウの体質の話を聞いたとする。どんな行動起こすと思う?」
「うわぁ……」
クロウの真実を知れば、ラザラスは間違いなく、自分が全部背負おうとするだろう。
それこそ、文字通り“死ぬ気”で。嫌すぎる結論が出てしまった。
やる。あの男は、絶対にやる。
そこまで考えて……ロゼッタは、気づいた。
「ところで、なんですけど」
「ん?」
「ラズさんとクロウって、結構似たもの同士ですよね?」
……精神的に脆いこと込みで、とは流石に言えなかった。
流石のロゼッタでも、分かる。
過去がとてつもなく闇に満ち溢れていることが原因なのは分かっている。だからこそ、責める気は一切ない。
だがクロウは精神的には相当に、それこそラザラスに匹敵するレベルで“儚い”気配しかしない。
(そう、クロウのはちょっと突っつかないと出てこないだけで……ラズさんの病院恐怖症みたいに、分かりやすくないだけで……)
ラザラスとの差は、クロウは日常生活にはギリギリ支障が出ていなさそうなことだけだ。
むしろ、それしか差別化ができない気がする。
正直、彼はラザラスのことをあれこれ言えるような立場ではないだろう。
指摘する気は、一切ないが。
(それが、ドラグゼンがクロウに対して精神攻撃仕掛けてくる理由でもあるだろうしね。
単純に精神攻撃受けまくった結果、脆くなってる可能性もあるけど……)
ロゼッタはおずおずとエスメライの目を覗き込んだ——もう、魂が抜けたような目をしていた。
「それ絶対にクロウには言うなよ、口論に、なるだけだからな……」
「あ……すみません……」
何とも言えない空気感。
だが、とりあえずやるべきことは終わった。
「えっと、えっと……か、帰りますね!」
「おう、助かったよ。ありがとな」
もはや隠れる気すらなかった。ルールも何もなかった。
かくれんぼとは何だったのか状態のまま、最初から最後まで姿を現したまま、ロゼッタはラザラスの家に帰っていく。
「……」
その謎に頼りになる小さな背中を見送ったあと、エスメライは虚無に向かって呟いた。
「ルーシオがね、あんたのこと……“爆発物処理係”って言ってたよ……」
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