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1章
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ここはバイゼリアン。緑におおわれたとても美しい世界だ。そんな世界の外れ、マッシャー王国の森の中を2人の男が歩いていた。
ぐー
片方の男が空腹に叫ぶ腹を抱えてうずくまった。赤みのある長髪をだらしなく垂らしてうつむいている。
そんな赤髪の男の少し前を歩いていたもう一人が立ち止まり、ふりかえった。こちらは赤髪の男とは対象的にかなり小柄だ。赤髪の男の腰くらいしか身長がない。ゴツゴツした硬そうな灰色の肌からも、赤髪とは違う種族なのがわかった。
「だらいないな~。もう少しで小さな町があるよ。そこまでなんとかがんばってよ」
小さな男はそう声をかけた。
赤髪の男はうーうー言いながら腰袋に手を突っ込み、棒の先に砂糖菓子がついたものを取り出して口に放り込んだ。
「その甘味料は貴重なんじゃないの?」
小さな男はあきれたようにため息をつきながら言った。
「うるせー。人間の俺はお前とは身体の作りが違うんだよ。コッコ、お前のように石だけ食ってりゃそれで満足ってわけにはいかないの!」
コッコと呼ばれた方はさらに深いため息をついた。
「別に満足ってわけではないよ。僕たちドワーフはもともと行きていくのに食べ物をあまり必要としないんだ。でも、一応お腹はへるよ」
「ったく。面白みのねー身体だぜ」
やれやれと首をふるコッコに赤髪はぶっきらぼうにそうつぶやいた。
「それに、ボイジャーがえり好みしすぎなのもいけないと思うけど? 朝早くに見つけたあのトカゲを捕まえて食べればよかったじゃない」
コッコはつい数時間前の事を思い出しながら言った。
「あれはダメだ! あのヨコアルキトカゲ。あれは今の時期は産卵を終えたばかりで身はスカスカのカチカチ。食うならあと半年ほど待って冬眠の前を狙わないと」
コッコは今日一番のため息をついて先を歩き出した。ボイジャーと呼ばれた赤髪の男は慌ててコッコの後を追った。
30分ほど歩くと小さな町に着いた。ジャングルを一部切り開いて作ったこじんまりとした町だ。
「じゃあ、僕はいつものように仕事にとりかかるよ」
コッコはボイジャーに向き直るとそう言った。
「じゃあ俺は食材を見て回るぜ。腹減ったし」
ボイジャーはワクワクを抑えきれないように目を輝かせながらそう答えた。
そんな二人の様子を見ていた町の住人が声をかけた。
「旅の者かい?この町にはどのようなご要件で?」
コッコは声をかけてくれた初老の男性に丁寧にお辞儀をして答えた。
「僕は鍛冶師なんです。皆さんのお手伝いができないか、と旅をしてるんです」
コッコの言葉を聞いて初老の男性は目を輝かせた。
「それは助かる。遠い昔に王国から買い集めた鉄製の器具があるのだが、ここ数年使い物にならなくてな。寿命じゃとあきらめていたのだが。見てもらえんか?」
初老の男性はコッコとボイジャーを町外れの倉庫に案内した。そこには地面を耕すクワや外敵と戦う槍、森を切り開く斧などが十数本立てかけてあった。どれも汚れやサビでボロボロだ。
「これはやりがいがありそうだ」
コッコはそうつぶやくと、さっそく斧の一本を手に取った。
その時だった。ぐーっと腹の虫が盛大になった。みんなの視線がボイジャーに集まる。
「それよかぁ、腹減ったぜ……」
ボイジャーはヘナヘナとその場に崩れ落ちた。
「あはは。それじゃあまずは腹ごしらえをしようか。たいしたもてなしはできんが、食事を用意しよう」
しばらく待つと男性はお盆に食事を入れて運んできた。黒ずんだ干し肉と、こぶし大の黄色い木の実だ。
「こ、これはカバチャの実か?」
ボイジャーはカバチャの実を一つ持ち上げ、指で押して柔らかさを確かめる。煮たのか蒸したのか、火は通ってそうだ。
「こっちはトゲウサギの干し肉じゃ」
男性はよく乾燥した肉を摘み上げた。
トゲウサギは大陸全土に生息している小さな動物だ。すばしっこいが、知能が低く、罠を仕掛けると簡単に捕まえることができる。
「さぁ、食べてくれ」
男性は両手を広げて進めてくる。
ボイジャーはゆっくりとした手つきで干し肉を手に取ると口に運び、一口噛み切る。
味付けはないに等しい。塩味が足りない。干す過程もあまり意識してないのか無駄に乾燥してしまっており、ジューシーさもない。パサパサだ。幸い、トゲウサギの肉本来の持つ旨味は、噛み続けることにより口の中にあふれてきた。
ボイジャーは次にカバチャの実に手を伸ばす。
本来は皮を剥いて食べるのが一般的な木のみだが、ボイジャーはあえて皮のままかぶりついた。普通のカバチャの実の味だ。カラカラに乾き、ボソボソとした食感に口の中の僅かな水分を持っていかれる。後味の渋みがなんとも言えない。一言で言うとまずい。
男性を見ると特に表情を変えないでカバチャの実を口に運んでいる。この町では、これが一般的な食事なのだろう。
ボイジャーは食べかけのカバチャの実をお盆に置くとため息混じりでつぶやいた。
「せめて、ちゃんと調理すりゃあな。おじさん、この町では料理をする習慣はあるのか?」
男性は驚いたように顔を上げた。
「り、料理。久しく聞かない言葉じゃな。暗黒の時代後期には廃れた文化じゃ。この町だけじゃない。世界から料理をする余裕を奪われた。今じゃあ、そんな文化世界中どこにも残っておらん」
まだ、魔物が力を持ち、この世界を支配していた暗黒の時代。人類は生きるのに必死だった。少ない食料をなんとか探し出し、命を繋いでいた。料理をし、食事を楽しむ余裕なんてなかったのだ。
「俺は料理人だ。みんなにもう一度料理を届けるために世界を回っている」
ボイジャーは男性に笑顔を向けた。
不信な目を向けている男性を置いて、ボイジャーはグッと伸びをして言った。
「しっかし、カバチャの実と干し肉じゃ、どうもな。うまい料理を食えるようにひと働きするか」
ボイジャーはコッコに言った。
「コッコ。フレイムエレファントの巣に潜りたい。手伝ってくれ」
そう言うボイジャーにコッコはやれやれといった表情を浮かべながら立ち上がった。
「フ、フレイムエレファントだって?かなり凶暴な魔物だぞ?瘴気がなくなったとはいえ、討伐軍でも下手に近づけんぞ」
男性は魔物の名前を聞いて顔色を変えた。そんな男性にボイジャーは笑いながら答える。
「別に討伐しようってんじゃないからな。まぁ、大丈夫。あんたらには迷惑はかけない。それよりも、サイコーにうまい食い物を食わせてやるよ」
ボイジャーは真っ白い歯を剥き出し、親指を立てた。
ぐー
片方の男が空腹に叫ぶ腹を抱えてうずくまった。赤みのある長髪をだらしなく垂らしてうつむいている。
そんな赤髪の男の少し前を歩いていたもう一人が立ち止まり、ふりかえった。こちらは赤髪の男とは対象的にかなり小柄だ。赤髪の男の腰くらいしか身長がない。ゴツゴツした硬そうな灰色の肌からも、赤髪とは違う種族なのがわかった。
「だらいないな~。もう少しで小さな町があるよ。そこまでなんとかがんばってよ」
小さな男はそう声をかけた。
赤髪の男はうーうー言いながら腰袋に手を突っ込み、棒の先に砂糖菓子がついたものを取り出して口に放り込んだ。
「その甘味料は貴重なんじゃないの?」
小さな男はあきれたようにため息をつきながら言った。
「うるせー。人間の俺はお前とは身体の作りが違うんだよ。コッコ、お前のように石だけ食ってりゃそれで満足ってわけにはいかないの!」
コッコと呼ばれた方はさらに深いため息をついた。
「別に満足ってわけではないよ。僕たちドワーフはもともと行きていくのに食べ物をあまり必要としないんだ。でも、一応お腹はへるよ」
「ったく。面白みのねー身体だぜ」
やれやれと首をふるコッコに赤髪はぶっきらぼうにそうつぶやいた。
「それに、ボイジャーがえり好みしすぎなのもいけないと思うけど? 朝早くに見つけたあのトカゲを捕まえて食べればよかったじゃない」
コッコはつい数時間前の事を思い出しながら言った。
「あれはダメだ! あのヨコアルキトカゲ。あれは今の時期は産卵を終えたばかりで身はスカスカのカチカチ。食うならあと半年ほど待って冬眠の前を狙わないと」
コッコは今日一番のため息をついて先を歩き出した。ボイジャーと呼ばれた赤髪の男は慌ててコッコの後を追った。
30分ほど歩くと小さな町に着いた。ジャングルを一部切り開いて作ったこじんまりとした町だ。
「じゃあ、僕はいつものように仕事にとりかかるよ」
コッコはボイジャーに向き直るとそう言った。
「じゃあ俺は食材を見て回るぜ。腹減ったし」
ボイジャーはワクワクを抑えきれないように目を輝かせながらそう答えた。
そんな二人の様子を見ていた町の住人が声をかけた。
「旅の者かい?この町にはどのようなご要件で?」
コッコは声をかけてくれた初老の男性に丁寧にお辞儀をして答えた。
「僕は鍛冶師なんです。皆さんのお手伝いができないか、と旅をしてるんです」
コッコの言葉を聞いて初老の男性は目を輝かせた。
「それは助かる。遠い昔に王国から買い集めた鉄製の器具があるのだが、ここ数年使い物にならなくてな。寿命じゃとあきらめていたのだが。見てもらえんか?」
初老の男性はコッコとボイジャーを町外れの倉庫に案内した。そこには地面を耕すクワや外敵と戦う槍、森を切り開く斧などが十数本立てかけてあった。どれも汚れやサビでボロボロだ。
「これはやりがいがありそうだ」
コッコはそうつぶやくと、さっそく斧の一本を手に取った。
その時だった。ぐーっと腹の虫が盛大になった。みんなの視線がボイジャーに集まる。
「それよかぁ、腹減ったぜ……」
ボイジャーはヘナヘナとその場に崩れ落ちた。
「あはは。それじゃあまずは腹ごしらえをしようか。たいしたもてなしはできんが、食事を用意しよう」
しばらく待つと男性はお盆に食事を入れて運んできた。黒ずんだ干し肉と、こぶし大の黄色い木の実だ。
「こ、これはカバチャの実か?」
ボイジャーはカバチャの実を一つ持ち上げ、指で押して柔らかさを確かめる。煮たのか蒸したのか、火は通ってそうだ。
「こっちはトゲウサギの干し肉じゃ」
男性はよく乾燥した肉を摘み上げた。
トゲウサギは大陸全土に生息している小さな動物だ。すばしっこいが、知能が低く、罠を仕掛けると簡単に捕まえることができる。
「さぁ、食べてくれ」
男性は両手を広げて進めてくる。
ボイジャーはゆっくりとした手つきで干し肉を手に取ると口に運び、一口噛み切る。
味付けはないに等しい。塩味が足りない。干す過程もあまり意識してないのか無駄に乾燥してしまっており、ジューシーさもない。パサパサだ。幸い、トゲウサギの肉本来の持つ旨味は、噛み続けることにより口の中にあふれてきた。
ボイジャーは次にカバチャの実に手を伸ばす。
本来は皮を剥いて食べるのが一般的な木のみだが、ボイジャーはあえて皮のままかぶりついた。普通のカバチャの実の味だ。カラカラに乾き、ボソボソとした食感に口の中の僅かな水分を持っていかれる。後味の渋みがなんとも言えない。一言で言うとまずい。
男性を見ると特に表情を変えないでカバチャの実を口に運んでいる。この町では、これが一般的な食事なのだろう。
ボイジャーは食べかけのカバチャの実をお盆に置くとため息混じりでつぶやいた。
「せめて、ちゃんと調理すりゃあな。おじさん、この町では料理をする習慣はあるのか?」
男性は驚いたように顔を上げた。
「り、料理。久しく聞かない言葉じゃな。暗黒の時代後期には廃れた文化じゃ。この町だけじゃない。世界から料理をする余裕を奪われた。今じゃあ、そんな文化世界中どこにも残っておらん」
まだ、魔物が力を持ち、この世界を支配していた暗黒の時代。人類は生きるのに必死だった。少ない食料をなんとか探し出し、命を繋いでいた。料理をし、食事を楽しむ余裕なんてなかったのだ。
「俺は料理人だ。みんなにもう一度料理を届けるために世界を回っている」
ボイジャーは男性に笑顔を向けた。
不信な目を向けている男性を置いて、ボイジャーはグッと伸びをして言った。
「しっかし、カバチャの実と干し肉じゃ、どうもな。うまい料理を食えるようにひと働きするか」
ボイジャーはコッコに言った。
「コッコ。フレイムエレファントの巣に潜りたい。手伝ってくれ」
そう言うボイジャーにコッコはやれやれといった表情を浮かべながら立ち上がった。
「フ、フレイムエレファントだって?かなり凶暴な魔物だぞ?瘴気がなくなったとはいえ、討伐軍でも下手に近づけんぞ」
男性は魔物の名前を聞いて顔色を変えた。そんな男性にボイジャーは笑いながら答える。
「別に討伐しようってんじゃないからな。まぁ、大丈夫。あんたらには迷惑はかけない。それよりも、サイコーにうまい食い物を食わせてやるよ」
ボイジャーは真っ白い歯を剥き出し、親指を立てた。
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