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第1章 落ちたタオル(2)
次々と客を仰ぎ、中段へ移動した時だ。「20回でお願いします」体格の良い常連客が言う。この男はいつも多めにリクエストし、たっぷりと熱波を浴びたがるタイプだ。藤政は「了解しました!」と叫び、さらに大きく身体を捻ってタオルを振りかぶった。全身の筋肉が連動し、胸板が膨張する。汗が飛び散り、熱気が身体を包む。
ブンッ!
4回目に勢いよくタオルを振り下ろした瞬間、腰の感覚がフッと軽くなった。遠心力に負けたバスタオルが、バサリと音を立てて床に落ちた。藤政の股間が、完全に露わになる。サウナの熱気と運動による血流で、平常時よりも一回り大きく膨張し、重く垂れ下がった陰茎が、照明の下で無防備に揺れた。薄い陰毛の奥で、仮性包茎の亀頭がピンク色に顔を覗かせ、先端がわずかに湿っている。陰嚢が汗で光り、太ももの内側に触れる感触が、藤政自身を驚かせる。藤政自身、性器の小ささを気にしていたが、こんなところで晒すなんて、想像もしていなかった。
「あっ」
藤政の顔がカッと沸騰し、慌ててタオルを拾おうと手を伸ばしかけた。心臓が喉元まで跳ね上がり、視界が揺れる。客たちの視線が、一気に股間に集中するのを感じ、身体が熱くなる。だが、常連客の声がそれを遮った。
「そのまま続けていいよ。あと16回残ってるしね。お願いします。」
見上げると、客たちは驚くどころか、軽くニヤニヤ笑いながら藤政の慌てる様子を見つめていた。最前列の男の目は、陰茎の揺れを追うように動く。
「気にしないで続けて」
「ここでは皆タオルなしだし」
「俺たちも隠してないから、お兄さんも気にしないで」
他の客たちも口々に言う。サウナの文化では全裸が普通だが、藤政はインストラクターだ。羞恥で頭が真っ白になるが、逃げ場はない。
「え、ですが」
「最後までお願いしますよ」
「5、6、7!」
客たちがカウントを再開する。藤政の脳裏に、部活の先輩・片岡の言葉が蘇る。『見られて興奮するだろ?』。あのアダルト動画の撮影以来、藤政の身体はそんな感覚を覚え始めていた。羞恥心で震えながらも、藤政の身体は命令に従うように動き出した。
「くっ、了解しました!」
藤政は全裸のまま、再びタオルを振り上げた。脚を大きく開き、腰を入れてタオルを振るたびに、股間の陰茎が上下左右に揺れる。太ももに軽く当たる感触とパチンという音が、タオルを振る音に混じって藤政の耳に響く。汗が陰毛を濡らし、亀頭の先端から透明な液がわずかに滲む。客たちの視線は熱波よりも熱く、藤政の全身を突き刺しているような気がする。中段の客を仰ぐ藤政の股間のすぐ横には、最前列の客の顔があり、ニヤニヤと笑いながら、弾む藤政の男性器を至近距離から眺めている。藤政がタオルを振り、胸筋が波打って腹筋が収縮するたび、陰茎の根元が引きつる。
「8! 9! 10!」
タオルを振る動作は、まるで自身の陰茎を客に見せつけるためのもののように感じられた。上体を捻ると、陰茎が微かに太腿に触れ、ビクンと跳ねる。熱気と視線で、陰茎は意思に反して鎌首をもたげ始め、半勃起状態になる。客の一人が「いい身体してるな」と呟き、他の者が笑顔で頷く。藤政の顔は紅潮し、息が荒くなるが、熱波を送ることを止めるわけにはいかない。
「はぁ、はぁ、ありがとうございました!」
最後の客まで仰ぎ終え、藤政はようやくタオルを拾い、腰に巻いた。拍手が起き、藤政は頭を下げると、逃げるようにサウナ室を飛び出した。冷水シャワーを浴びながら、自身の陰茎が完全に勃起していることに気づき、壁に手をついて震えた。先端から糸を引く先走りが、シャワーの水に混じって流れる。
「俺、仕事中に、全裸で、こんなに硬くして…」
胸の奥で疼くのは、恥ずかしさでも後悔でもなく、強烈な「見られる快感」だった。客たちの視線が、身体の芯を熱く溶かした。あの瞬間、陰茎の揺れと視線の熱さが、部活での記憶と重なり、興奮を呼び起こしたのだ。
冷たいシャワーで汗を流し、股間の熱さをなんとか宥めた後、藤政は浴槽の縁に腰を下ろした。スタッフ専用のシャワールームがないため、インストラクターも客と一緒に入浴することが認められている。熱がりな藤政は、湯船でのリラックスを長く楽しみたいので、足だけを湯に浸けてゆっくりと過ごすのが習慣だ。しかし、今日は目を閉じると先ほどのサウナ室での出来事を思い出してしまう。
『人前で全裸になってチンポ振り回す姿を晒すなんて…。半勃ちしちまったのは、物理的な刺激のせいだよな。知らない人たちにチンポ見られてることに興奮したんじゃねぇし。俺、そんなんじゃないよな…。でも、あのお客さん、俺のチンポガン見してたよな。ヤバい、考えてたら、なんかまた勃ってきた…』
気がつくと、藤政の目の前の湯船には数人の男たちが浸かっていた。藤政の位置は彼らの目線より少し高くなっており、脚を広げて湯に足を浸していることから、股間が正面から丸見えになっている。いつもは気にならなかったが、藤政の正面で湯に浸かる2人連れの男たちが、話をしながらチラチラとこちらを見ていることに、初めて気づいた。
『あっ、見られてる。俺のチンポ、半勃ちなの丸見えだ』
藤政の顔が熱くなり、慌てて脚を閉じようとしたが、身体が動かない。代わりに、胸の奥から熱いものが込み上げてくる。見られているという事実が、羞恥とともに奇妙な興奮を呼び起こす。陰茎が再び疼き始め、藤政は息を潜めてその感覚に耐えた。半勃起していたそれは、さらに角度と硬さを増してくる。『ヤバい』ーー頭では分かっているが、なぜか動けない。こんなところで、客に勃起した陰茎を見られているのに、いや、見られているからこそ、身体が熱くなる。顔を上げられない藤政は下を向いたまま、正面の客が笑いながらささやきあう声を聞く。
「おい、見ろよ」
「うわっ、ヤバい。チンポ、ビクビクしてる」
「すげぇな、こんなところで。ほら、だんだん上向いてきた!」
「若いから元気なんじゃね?」
それでも藤政は見せつけることをやめられなかった。
ブンッ!
4回目に勢いよくタオルを振り下ろした瞬間、腰の感覚がフッと軽くなった。遠心力に負けたバスタオルが、バサリと音を立てて床に落ちた。藤政の股間が、完全に露わになる。サウナの熱気と運動による血流で、平常時よりも一回り大きく膨張し、重く垂れ下がった陰茎が、照明の下で無防備に揺れた。薄い陰毛の奥で、仮性包茎の亀頭がピンク色に顔を覗かせ、先端がわずかに湿っている。陰嚢が汗で光り、太ももの内側に触れる感触が、藤政自身を驚かせる。藤政自身、性器の小ささを気にしていたが、こんなところで晒すなんて、想像もしていなかった。
「あっ」
藤政の顔がカッと沸騰し、慌ててタオルを拾おうと手を伸ばしかけた。心臓が喉元まで跳ね上がり、視界が揺れる。客たちの視線が、一気に股間に集中するのを感じ、身体が熱くなる。だが、常連客の声がそれを遮った。
「そのまま続けていいよ。あと16回残ってるしね。お願いします。」
見上げると、客たちは驚くどころか、軽くニヤニヤ笑いながら藤政の慌てる様子を見つめていた。最前列の男の目は、陰茎の揺れを追うように動く。
「気にしないで続けて」
「ここでは皆タオルなしだし」
「俺たちも隠してないから、お兄さんも気にしないで」
他の客たちも口々に言う。サウナの文化では全裸が普通だが、藤政はインストラクターだ。羞恥で頭が真っ白になるが、逃げ場はない。
「え、ですが」
「最後までお願いしますよ」
「5、6、7!」
客たちがカウントを再開する。藤政の脳裏に、部活の先輩・片岡の言葉が蘇る。『見られて興奮するだろ?』。あのアダルト動画の撮影以来、藤政の身体はそんな感覚を覚え始めていた。羞恥心で震えながらも、藤政の身体は命令に従うように動き出した。
「くっ、了解しました!」
藤政は全裸のまま、再びタオルを振り上げた。脚を大きく開き、腰を入れてタオルを振るたびに、股間の陰茎が上下左右に揺れる。太ももに軽く当たる感触とパチンという音が、タオルを振る音に混じって藤政の耳に響く。汗が陰毛を濡らし、亀頭の先端から透明な液がわずかに滲む。客たちの視線は熱波よりも熱く、藤政の全身を突き刺しているような気がする。中段の客を仰ぐ藤政の股間のすぐ横には、最前列の客の顔があり、ニヤニヤと笑いながら、弾む藤政の男性器を至近距離から眺めている。藤政がタオルを振り、胸筋が波打って腹筋が収縮するたび、陰茎の根元が引きつる。
「8! 9! 10!」
タオルを振る動作は、まるで自身の陰茎を客に見せつけるためのもののように感じられた。上体を捻ると、陰茎が微かに太腿に触れ、ビクンと跳ねる。熱気と視線で、陰茎は意思に反して鎌首をもたげ始め、半勃起状態になる。客の一人が「いい身体してるな」と呟き、他の者が笑顔で頷く。藤政の顔は紅潮し、息が荒くなるが、熱波を送ることを止めるわけにはいかない。
「はぁ、はぁ、ありがとうございました!」
最後の客まで仰ぎ終え、藤政はようやくタオルを拾い、腰に巻いた。拍手が起き、藤政は頭を下げると、逃げるようにサウナ室を飛び出した。冷水シャワーを浴びながら、自身の陰茎が完全に勃起していることに気づき、壁に手をついて震えた。先端から糸を引く先走りが、シャワーの水に混じって流れる。
「俺、仕事中に、全裸で、こんなに硬くして…」
胸の奥で疼くのは、恥ずかしさでも後悔でもなく、強烈な「見られる快感」だった。客たちの視線が、身体の芯を熱く溶かした。あの瞬間、陰茎の揺れと視線の熱さが、部活での記憶と重なり、興奮を呼び起こしたのだ。
冷たいシャワーで汗を流し、股間の熱さをなんとか宥めた後、藤政は浴槽の縁に腰を下ろした。スタッフ専用のシャワールームがないため、インストラクターも客と一緒に入浴することが認められている。熱がりな藤政は、湯船でのリラックスを長く楽しみたいので、足だけを湯に浸けてゆっくりと過ごすのが習慣だ。しかし、今日は目を閉じると先ほどのサウナ室での出来事を思い出してしまう。
『人前で全裸になってチンポ振り回す姿を晒すなんて…。半勃ちしちまったのは、物理的な刺激のせいだよな。知らない人たちにチンポ見られてることに興奮したんじゃねぇし。俺、そんなんじゃないよな…。でも、あのお客さん、俺のチンポガン見してたよな。ヤバい、考えてたら、なんかまた勃ってきた…』
気がつくと、藤政の目の前の湯船には数人の男たちが浸かっていた。藤政の位置は彼らの目線より少し高くなっており、脚を広げて湯に足を浸していることから、股間が正面から丸見えになっている。いつもは気にならなかったが、藤政の正面で湯に浸かる2人連れの男たちが、話をしながらチラチラとこちらを見ていることに、初めて気づいた。
『あっ、見られてる。俺のチンポ、半勃ちなの丸見えだ』
藤政の顔が熱くなり、慌てて脚を閉じようとしたが、身体が動かない。代わりに、胸の奥から熱いものが込み上げてくる。見られているという事実が、羞恥とともに奇妙な興奮を呼び起こす。陰茎が再び疼き始め、藤政は息を潜めてその感覚に耐えた。半勃起していたそれは、さらに角度と硬さを増してくる。『ヤバい』ーー頭では分かっているが、なぜか動けない。こんなところで、客に勃起した陰茎を見られているのに、いや、見られているからこそ、身体が熱くなる。顔を上げられない藤政は下を向いたまま、正面の客が笑いながらささやきあう声を聞く。
「おい、見ろよ」
「うわっ、ヤバい。チンポ、ビクビクしてる」
「すげぇな、こんなところで。ほら、だんだん上向いてきた!」
「若いから元気なんじゃね?」
それでも藤政は見せつけることをやめられなかった。
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