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第2章 消えた兄
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咲良の兄の名前は、蒼真(そうま)という。
「蒼いに、真実の“真”って書くの。お兄ちゃんは、名前の通り、すごくまっすぐな人だった」
咲良はそう言って、少しだけ笑った。けれどその笑顔は、どこか遠くを見ているようだった。
「五年前の春。お兄ちゃんは六年生だった。ある日、学校から帰ってこなくて……」
咲良の声は、途中でかすれた。悠は黙って耳を傾けた。
「最後に見たっていう人がいたの。放課後、時計塔の前に立ってたって。ひとりで、ずっと空を見上げてたって」
「警察は?」
「探したよ。町中を。山の中も。でも、何も見つからなかった。靴も、ランドセルも、何も」
「……まるで、消えたみたいに?」
咲良は頷いた。
「それから、町の人は時計塔の話をしなくなった。“あれは事故だった”って言う人もいた。“もう忘れろ”って言う人もいた。でも、私は忘れられなかった」
悠は、咲良の目を見た。そこには、五年間ずっと消えなかった疑問と、諦めきれない想いが宿っていた。 翌日、二人は再び塔の裏手に向かった。前回見つけた小さな窓から、悠が中を覗く。
「まだある。紙が、床に散らばってる」
「入れないかな……」
「鍵があれば」
「……お兄ちゃん、日記つけてたの。毎日、びっしり書いてた。失くなったとき、部屋に日記帳がなかったの。たぶん、持って行ったんだと思う」
悠は考えた。
「もしその日記が中にあるなら、何か手がかりがあるかもしれない」
「うん。でも、どうやって中に入る?」
悠は窓の縁を指でなぞった。木枠は古く、ところどころ腐っていた。
「……もしかしたら、壊せるかも」
「壊すって……」
「夜なら、誰にも見られない」
咲良は少しだけ躊躇したが、やがて頷いた。
「やろう。今度の金曜日、夜に」金曜日の夜。月は雲に隠れ、町は静まり返っていた。
悠は懐中電灯と軍手、そしてドライバーをリュックに詰めて家を出た。母には「図書館で勉強してくる」と言ってある。嘘をつくのは気が引けたが、今はそれどころではなかった。
時計塔の裏手には、咲良が先に来ていた。彼女もリュックを背負い、手には小さなバールを持っていた。
「これ、物置から持ってきた。父さんには内緒ね」
「うん。ありがとう」
二人は手分けして、窓の木枠を少しずつ外していった。ギシギシと音が鳴るたびに、心臓が跳ねた。
やがて、窓の一部が外れた。中は真っ暗だったが、懐中電灯を照らすと、埃をかぶった机や棚が見えた。
「入れるよ」
悠が先に体を滑り込ませた。咲良も続く。
塔の中は、思ったより広かった。壁には歯車がむき出しになっており、天井には太い鎖がぶら下がっていた。中央には、古い木製の机と椅子。そして、床には紙が散らばっていた。
「これ……」
咲良が一枚の紙を拾い上げた。そこには、子供の字でこう書かれていた。
「……お兄ちゃんの字だ」
咲良の手が震えていた。
「これ、日記の一部だよ。やっぱり、ここに来てたんだ」
悠は他の紙も拾い上げた。どれも、同じような内容だった。塔の中で聞こえる音、動くはずのない針、そして――
“誰かがいる気がする”
「ねえ、悠くん。これ、どう思う?」
咲良が一枚の紙を差し出した。
3月18日
今日、塔の中で声がした。
「時間を返して」って。
振り返ったけど、誰もいなかった。
でも、時計の針が、また動いてた。
逆に。
まるで、時間が巻き戻るみたいに。
「……“時間を返して”」
悠は、以前見た夢を思い出した。あの声と、同じだった。
「これって、幻聴じゃないよね?」
「わからない。でも、お兄ちゃんは嘘をつく人じゃなかった」
「じゃあ、本当に“何か”がいるんだ」
塔の中は、静まり返っていた。けれど、どこかで誰かが見ているような気配があった。
「この塔、何かを閉じ込めてるんじゃないかな」
「閉じ込めてる?」
「うん。“時間を盗む子供”って噂、ただの作り話じゃないかもしれない。もしかしたら、昔ここで何かが起きて、それが今も……」
そのとき、塔の上から、カチリと音がした。
悠と咲良は顔を見合わせた。
「……今の、何?」
「歯車の音……?」
悠が懐中電灯を上に向けると、塔の天井にある巨大な歯車が、ゆっくりと動いていた。
「動いてる……!」
「でも、誰も触ってないのに……」
その瞬間、塔の鐘が――鳴った。
カン、カン、カン――
三回。まるで、三時を告げるように。
けれど、時計の針は――逆に、回っていた。
鐘の音が止むと、塔の中は再び静寂に包まれた。だが、その静けさは、ただの“無音”ではなかった。空気が重く、どこかねじれているような感覚があった。
「……寒い」
咲良が小さくつぶやいた。悠も同じだった。まるで、空間そのものが冷えていくような、そんな異様な感覚。
「腕時計……」
悠が自分の腕を見ると、そこにあったはずのデジタル時計が、数字を逆に刻んでいた。
23:59 → 23:58 → 23:57…
「逆に……時間が戻ってる?」
「そんなこと、あるわけ……」
咲良の声が震えた。だが、目の前の現象は現実だった。塔の歯車が逆回転し、時計の針もまた、ゆっくりと逆行していた。
「ここ、何かおかしい。時間が……壊れてる」
悠はそう言いながら、塔の奥へと足を踏み出した。咲良も、躊躇いながらついてくる。
塔の奥には、もう一つの扉があった。木製で、取っ手は錆びていたが、鍵はかかっていなかった。
「開けてみる」
ギィィ……と音を立てて扉が開くと、そこには――
部屋の中は、まるで誰かの書斎のようだった。壁には本棚、中央には机と椅子。そして、机の上には一冊のノートが置かれていた。
「これ……」
咲良が手に取ると、表紙には「蒼真」と書かれていた。
「お兄ちゃんの日記……!」
ページをめくると、そこにはびっしりと文字が並んでいた。だが、途中から、内容が変わっていた。
「……どういうこと?」
咲良が呟いた。
「“僕の知らない僕”? それって……」
「分身? 幻影? それとも……」
そのとき、部屋の奥にある鏡が、ふいに光を放った。
「鏡……?」
悠が近づくと、鏡の中に、誰かの姿が映っていた。
少年だった。制服姿で、髪は咲良に似ていた。
「……蒼真?」
咲良が震える声で呼びかけた。
鏡の中の少年は、ゆっくりとこちらを見た。そして、口を動かした。
その瞬間、鏡が砕け散った。
破片が宙に舞い、部屋の空気が一変する。風が吹き荒れ、塔全体が軋む音を立てた。
「逃げよう!」
悠が叫び、咲良の手を引いた。二人は元の部屋に戻り、窓から外へ飛び出した。
塔の外に出た瞬間、風は止み、空気は元に戻った。
「……今の、何だったの?」
咲良が呆然と呟いた。
「分からない。でも、あの鏡の中にいたのは……君のお兄さんだった」
「……うん。私も、そう思う」
悠は空を見上げた。塔の針は、再び三時を指していた。
けれど、彼の腕時計は――止まったままだった。
蒼真の失踪は、単なる“行方不明”ではなかった。
時計塔の中には、時間が歪む空間が存在し、そこには“記憶”が閉じ込められていた。
悠と咲良は、塔の奥で“蒼真の影”と出会い、何かが始まろうとしていることを感じ取る。
だが、それはまだ、序章に過ぎなかった――。
「蒼いに、真実の“真”って書くの。お兄ちゃんは、名前の通り、すごくまっすぐな人だった」
咲良はそう言って、少しだけ笑った。けれどその笑顔は、どこか遠くを見ているようだった。
「五年前の春。お兄ちゃんは六年生だった。ある日、学校から帰ってこなくて……」
咲良の声は、途中でかすれた。悠は黙って耳を傾けた。
「最後に見たっていう人がいたの。放課後、時計塔の前に立ってたって。ひとりで、ずっと空を見上げてたって」
「警察は?」
「探したよ。町中を。山の中も。でも、何も見つからなかった。靴も、ランドセルも、何も」
「……まるで、消えたみたいに?」
咲良は頷いた。
「それから、町の人は時計塔の話をしなくなった。“あれは事故だった”って言う人もいた。“もう忘れろ”って言う人もいた。でも、私は忘れられなかった」
悠は、咲良の目を見た。そこには、五年間ずっと消えなかった疑問と、諦めきれない想いが宿っていた。 翌日、二人は再び塔の裏手に向かった。前回見つけた小さな窓から、悠が中を覗く。
「まだある。紙が、床に散らばってる」
「入れないかな……」
「鍵があれば」
「……お兄ちゃん、日記つけてたの。毎日、びっしり書いてた。失くなったとき、部屋に日記帳がなかったの。たぶん、持って行ったんだと思う」
悠は考えた。
「もしその日記が中にあるなら、何か手がかりがあるかもしれない」
「うん。でも、どうやって中に入る?」
悠は窓の縁を指でなぞった。木枠は古く、ところどころ腐っていた。
「……もしかしたら、壊せるかも」
「壊すって……」
「夜なら、誰にも見られない」
咲良は少しだけ躊躇したが、やがて頷いた。
「やろう。今度の金曜日、夜に」金曜日の夜。月は雲に隠れ、町は静まり返っていた。
悠は懐中電灯と軍手、そしてドライバーをリュックに詰めて家を出た。母には「図書館で勉強してくる」と言ってある。嘘をつくのは気が引けたが、今はそれどころではなかった。
時計塔の裏手には、咲良が先に来ていた。彼女もリュックを背負い、手には小さなバールを持っていた。
「これ、物置から持ってきた。父さんには内緒ね」
「うん。ありがとう」
二人は手分けして、窓の木枠を少しずつ外していった。ギシギシと音が鳴るたびに、心臓が跳ねた。
やがて、窓の一部が外れた。中は真っ暗だったが、懐中電灯を照らすと、埃をかぶった机や棚が見えた。
「入れるよ」
悠が先に体を滑り込ませた。咲良も続く。
塔の中は、思ったより広かった。壁には歯車がむき出しになっており、天井には太い鎖がぶら下がっていた。中央には、古い木製の机と椅子。そして、床には紙が散らばっていた。
「これ……」
咲良が一枚の紙を拾い上げた。そこには、子供の字でこう書かれていた。
「……お兄ちゃんの字だ」
咲良の手が震えていた。
「これ、日記の一部だよ。やっぱり、ここに来てたんだ」
悠は他の紙も拾い上げた。どれも、同じような内容だった。塔の中で聞こえる音、動くはずのない針、そして――
“誰かがいる気がする”
「ねえ、悠くん。これ、どう思う?」
咲良が一枚の紙を差し出した。
3月18日
今日、塔の中で声がした。
「時間を返して」って。
振り返ったけど、誰もいなかった。
でも、時計の針が、また動いてた。
逆に。
まるで、時間が巻き戻るみたいに。
「……“時間を返して”」
悠は、以前見た夢を思い出した。あの声と、同じだった。
「これって、幻聴じゃないよね?」
「わからない。でも、お兄ちゃんは嘘をつく人じゃなかった」
「じゃあ、本当に“何か”がいるんだ」
塔の中は、静まり返っていた。けれど、どこかで誰かが見ているような気配があった。
「この塔、何かを閉じ込めてるんじゃないかな」
「閉じ込めてる?」
「うん。“時間を盗む子供”って噂、ただの作り話じゃないかもしれない。もしかしたら、昔ここで何かが起きて、それが今も……」
そのとき、塔の上から、カチリと音がした。
悠と咲良は顔を見合わせた。
「……今の、何?」
「歯車の音……?」
悠が懐中電灯を上に向けると、塔の天井にある巨大な歯車が、ゆっくりと動いていた。
「動いてる……!」
「でも、誰も触ってないのに……」
その瞬間、塔の鐘が――鳴った。
カン、カン、カン――
三回。まるで、三時を告げるように。
けれど、時計の針は――逆に、回っていた。
鐘の音が止むと、塔の中は再び静寂に包まれた。だが、その静けさは、ただの“無音”ではなかった。空気が重く、どこかねじれているような感覚があった。
「……寒い」
咲良が小さくつぶやいた。悠も同じだった。まるで、空間そのものが冷えていくような、そんな異様な感覚。
「腕時計……」
悠が自分の腕を見ると、そこにあったはずのデジタル時計が、数字を逆に刻んでいた。
23:59 → 23:58 → 23:57…
「逆に……時間が戻ってる?」
「そんなこと、あるわけ……」
咲良の声が震えた。だが、目の前の現象は現実だった。塔の歯車が逆回転し、時計の針もまた、ゆっくりと逆行していた。
「ここ、何かおかしい。時間が……壊れてる」
悠はそう言いながら、塔の奥へと足を踏み出した。咲良も、躊躇いながらついてくる。
塔の奥には、もう一つの扉があった。木製で、取っ手は錆びていたが、鍵はかかっていなかった。
「開けてみる」
ギィィ……と音を立てて扉が開くと、そこには――
部屋の中は、まるで誰かの書斎のようだった。壁には本棚、中央には机と椅子。そして、机の上には一冊のノートが置かれていた。
「これ……」
咲良が手に取ると、表紙には「蒼真」と書かれていた。
「お兄ちゃんの日記……!」
ページをめくると、そこにはびっしりと文字が並んでいた。だが、途中から、内容が変わっていた。
「……どういうこと?」
咲良が呟いた。
「“僕の知らない僕”? それって……」
「分身? 幻影? それとも……」
そのとき、部屋の奥にある鏡が、ふいに光を放った。
「鏡……?」
悠が近づくと、鏡の中に、誰かの姿が映っていた。
少年だった。制服姿で、髪は咲良に似ていた。
「……蒼真?」
咲良が震える声で呼びかけた。
鏡の中の少年は、ゆっくりとこちらを見た。そして、口を動かした。
その瞬間、鏡が砕け散った。
破片が宙に舞い、部屋の空気が一変する。風が吹き荒れ、塔全体が軋む音を立てた。
「逃げよう!」
悠が叫び、咲良の手を引いた。二人は元の部屋に戻り、窓から外へ飛び出した。
塔の外に出た瞬間、風は止み、空気は元に戻った。
「……今の、何だったの?」
咲良が呆然と呟いた。
「分からない。でも、あの鏡の中にいたのは……君のお兄さんだった」
「……うん。私も、そう思う」
悠は空を見上げた。塔の針は、再び三時を指していた。
けれど、彼の腕時計は――止まったままだった。
蒼真の失踪は、単なる“行方不明”ではなかった。
時計塔の中には、時間が歪む空間が存在し、そこには“記憶”が閉じ込められていた。
悠と咲良は、塔の奥で“蒼真の影”と出会い、何かが始まろうとしていることを感じ取る。
だが、それはまだ、序章に過ぎなかった――。
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