5 / 8
5.アリシアの恋(後)
初めて侯爵家に来た時、私はすっかり怯えていた。
綺麗だけれど強引な王子、怖い顔をした侯爵閣下。
かろうじて泣き出さずにすんだのは、義兄になるジョナス様が一所懸命に私を笑わせてくれたからだ。
「父上は武骨だから、女の子の扱いなんてわからないんだよ」
反面教師にしてボクはモテる騎士を目指しているんだよ~という笑うジョナス様を、侯爵は大きな拳でゲンコツを落としていたのをよく覚えている。
侯爵から提案されてから三日後。
私は実家であるクローリン男爵家に向かう馬車に乗っていた。
男爵家の籍に戻るかどうかは置いておき、一度両親に顔を見せに行こうということになったのだ。
そして私の前の席には、侯爵閣下が座っている。
な、何故……?
「君のご両親に、改めて挨拶をしたい」
侯爵は馬車の窓から外を眺めながら、そうおっしゃった。
屋敷でのラフな格好でもない、仕事での軍服でもない、貴族としての服装の侯爵は新鮮だ。
細やかな刺繍が入った丈の長い上着、脚のラインが出るパンツ。侯爵家の家紋が刻まれた当主の指輪。華やかな衣装もとても似合うのだと知れて嬉しいけれど、同時に壁も感じさせられている。
当たり前だけど、侯爵は高位貴族。陛下にも信頼の厚い側近。
普段は武骨な雰囲気だけれど、必要な場面では洗練された態度も容易にとれる。生粋の侯爵閣下。
皮肉なことに、淑女教育が進んでいくにつれて、自分は高位貴族とは全く違う存在なのだと気付かされていった。殿下とお会いした当初は全く思い至らなかったことだった。
その教育の成果が囁く。
こんなに近くにいるけれど、これは仮初の関係。本来は、付け焼き刃の私は侯爵と同じ馬車に乗ることはないのだと。
ここ数日の、あまりに穏やかな時間で忘れかけていたことを思い出させられて、私は侯爵と同じように窓の外の流れゆく景色に目をやった。
クローリン男爵家は現在、アルクスフォート侯爵領にあるヘキトという街に居を構えている。
三年前に私がアルクスフォート侯爵家の養女になった時に、それまでの領地と屋敷を手放してヘキトに移り住んだのだ。収益の上がらない領地を捨て、王家からの支度金を元手に商売を始めるために。そこで侯爵が住む場所を提供してくださったらしい。
ヘキトは王都からさほど離れていない、街道沿いの賑やかな街だ。しかし周囲は森や湿地帯に囲まれていて、街の外には深い緑が迫っている。
途中の街で一泊してからまた馬車に揺られる。やがて景色が高い木々ばかりになってきた。
「そろそろだな」
道中、静かに固まっていた私を気遣ってばかりいた侯爵が、ふと呟くように言った。
顔を上げた私に、窓の外を指差して見せる。
「そろそろ木々の間から見えてくる頃だ」
「木々の間ですか?」
促されて外に目をやる私に、侯爵はどこか何かを懐かしむような声で言う。
「ここは睡蓮が咲き誇る池が多い、景勝地なのだよ」
睡蓮。
久しぶりに聞いた言葉にドキリとする。
泥の中に立ったままの睡蓮姫。私を揶揄する時に使われた言葉。
そういえば……
睡蓮姫と呼ばれだしたきっかけはなんだっただろうかと思い返してみると、侯爵が言い出したことだと気がついた。
『睡蓮のような娘だな』
初めて挨拶したあの時、憐れむような顔で呟いていた侯爵。
あの時私は、ただ怖くて震えているばかりだった。
そして今は……今もまた震えている。
「我が領地には睡蓮が咲く湖沼地帯が多い。……君を初めて見た時、すぐにあの花々を連想したものだ」
懐かしそうに語る侯爵の顔を、もう見ることが出来ない。真っ直ぐ見ようと決めたはずなのに。
殿下に婚約破棄を告げられた時、あんなに大胆に動けたのに、今は臆病風に吹かれて縮こまっている。
おかしなものだ。
侯爵のことを知れば知るほど、私の心は初めて会った時と同じように怖がっている。
どんなに努力しても、私は泥の中から出られない。侯爵閣下とは住む世界が違う存在なのだと思い知らされる。
そんな当たり前のことが、こんなに怖いなんて。
クローリン男爵家は思ったより大きかった。一部が事務所や倉庫になっているようで、様々な人々が通用門から出入りしている。
三年ぶりに会った両親は、以前より血色もよくふくよかになっていた。そして娘の帰還より侯爵の来訪の方が大事件のようで、閣下に輝かんばかりの笑顔を向けて歓待している。侯爵家からの援助額を思えば、無理もない。
「長らく貴殿らのご息女を取り上げてしまって申し訳ない」
侯爵は重々しく頭を下げれば、両親は飛び上がって否定する。
「とんでもないことでございます、閣下! クローリン家は一同、アルクスフォート侯爵家の下僕としてお仕え出来ることを光栄に思っております!」
「貴殿らは下僕なんかではない。もっと自由にしてくれていいのだ」
両親のあまりに卑屈な態度に、侯爵は戸惑い気味だ。傍で聞いていると少し恥ずかしい。
でもきっと、両親の態度が正しいのだ。もうほとんど名ばかりの男爵家で、むしろ商人と名乗った方がいいくらいの身分なのだし。
翌日、侯爵は侯爵家の馬車を置いたまま、騎馬で王都に戻っていった。
私はもちろん、両親の元に残っている。
別れ際、侯爵は両親の隙をつくように私に告げてきた。
『改めて伝えたい。君の努力は……君の存在は、我が侯爵家の誇りだ。これまでも、これからも』
そのことを忘れずに、これからのことを考えて欲しい。
……侯爵はなんて事をおっしゃるのだろう。
もしかして、馬車の中で感じていた壁なんてないのだろうか?
私は私を信じていいのだろうか?
ふわふわした気分のまま、私は森に向かった。一人でもいいのにと思ったけれど、使用人の一人が慌ててついてきた。道に迷うかもしれないと思うと、助かったかもしれない。
不思議な森だった。深いかと思えば、すぐに空き地がぽっかりと顔をのぞかせている。
所々に遊歩道が設置されていて、不慣れな人も森の散策が出来るようになっているのは、侯爵の発案らしい。
睡蓮の池は、すぐに見つかった。小さいせいか人々があまり立ち寄らないようで、シンと静かに水を湛えている。
池は思った以上に澄んでいて、小魚が泳いでいるのも見える。
朝早く出てきたおかげで、花が咲いているのを見ることが出来た。花弁の先が淡い紅色になっている花だった。
水面から顔を出して精一杯開く花――
しばらく池の周りを散策し、男爵家に戻る。
到着したとたんに、両親が騒ぎ出した。
「アリシアっ、どこ行っていたの!?」
「どこって……森に行くって言ったわよね?」
「ああ、もう、そんなことはいい! こっちへ来るんだ、アリシア! 着替えは――いい、時間がない!」
訳が分からないまま引きずられてきたのは、応接間だった。
「やあ、アリシア。会いたかった」
そこにいたのは、エルドレッド殿下だった。
綺麗だけれど強引な王子、怖い顔をした侯爵閣下。
かろうじて泣き出さずにすんだのは、義兄になるジョナス様が一所懸命に私を笑わせてくれたからだ。
「父上は武骨だから、女の子の扱いなんてわからないんだよ」
反面教師にしてボクはモテる騎士を目指しているんだよ~という笑うジョナス様を、侯爵は大きな拳でゲンコツを落としていたのをよく覚えている。
侯爵から提案されてから三日後。
私は実家であるクローリン男爵家に向かう馬車に乗っていた。
男爵家の籍に戻るかどうかは置いておき、一度両親に顔を見せに行こうということになったのだ。
そして私の前の席には、侯爵閣下が座っている。
な、何故……?
「君のご両親に、改めて挨拶をしたい」
侯爵は馬車の窓から外を眺めながら、そうおっしゃった。
屋敷でのラフな格好でもない、仕事での軍服でもない、貴族としての服装の侯爵は新鮮だ。
細やかな刺繍が入った丈の長い上着、脚のラインが出るパンツ。侯爵家の家紋が刻まれた当主の指輪。華やかな衣装もとても似合うのだと知れて嬉しいけれど、同時に壁も感じさせられている。
当たり前だけど、侯爵は高位貴族。陛下にも信頼の厚い側近。
普段は武骨な雰囲気だけれど、必要な場面では洗練された態度も容易にとれる。生粋の侯爵閣下。
皮肉なことに、淑女教育が進んでいくにつれて、自分は高位貴族とは全く違う存在なのだと気付かされていった。殿下とお会いした当初は全く思い至らなかったことだった。
その教育の成果が囁く。
こんなに近くにいるけれど、これは仮初の関係。本来は、付け焼き刃の私は侯爵と同じ馬車に乗ることはないのだと。
ここ数日の、あまりに穏やかな時間で忘れかけていたことを思い出させられて、私は侯爵と同じように窓の外の流れゆく景色に目をやった。
クローリン男爵家は現在、アルクスフォート侯爵領にあるヘキトという街に居を構えている。
三年前に私がアルクスフォート侯爵家の養女になった時に、それまでの領地と屋敷を手放してヘキトに移り住んだのだ。収益の上がらない領地を捨て、王家からの支度金を元手に商売を始めるために。そこで侯爵が住む場所を提供してくださったらしい。
ヘキトは王都からさほど離れていない、街道沿いの賑やかな街だ。しかし周囲は森や湿地帯に囲まれていて、街の外には深い緑が迫っている。
途中の街で一泊してからまた馬車に揺られる。やがて景色が高い木々ばかりになってきた。
「そろそろだな」
道中、静かに固まっていた私を気遣ってばかりいた侯爵が、ふと呟くように言った。
顔を上げた私に、窓の外を指差して見せる。
「そろそろ木々の間から見えてくる頃だ」
「木々の間ですか?」
促されて外に目をやる私に、侯爵はどこか何かを懐かしむような声で言う。
「ここは睡蓮が咲き誇る池が多い、景勝地なのだよ」
睡蓮。
久しぶりに聞いた言葉にドキリとする。
泥の中に立ったままの睡蓮姫。私を揶揄する時に使われた言葉。
そういえば……
睡蓮姫と呼ばれだしたきっかけはなんだっただろうかと思い返してみると、侯爵が言い出したことだと気がついた。
『睡蓮のような娘だな』
初めて挨拶したあの時、憐れむような顔で呟いていた侯爵。
あの時私は、ただ怖くて震えているばかりだった。
そして今は……今もまた震えている。
「我が領地には睡蓮が咲く湖沼地帯が多い。……君を初めて見た時、すぐにあの花々を連想したものだ」
懐かしそうに語る侯爵の顔を、もう見ることが出来ない。真っ直ぐ見ようと決めたはずなのに。
殿下に婚約破棄を告げられた時、あんなに大胆に動けたのに、今は臆病風に吹かれて縮こまっている。
おかしなものだ。
侯爵のことを知れば知るほど、私の心は初めて会った時と同じように怖がっている。
どんなに努力しても、私は泥の中から出られない。侯爵閣下とは住む世界が違う存在なのだと思い知らされる。
そんな当たり前のことが、こんなに怖いなんて。
クローリン男爵家は思ったより大きかった。一部が事務所や倉庫になっているようで、様々な人々が通用門から出入りしている。
三年ぶりに会った両親は、以前より血色もよくふくよかになっていた。そして娘の帰還より侯爵の来訪の方が大事件のようで、閣下に輝かんばかりの笑顔を向けて歓待している。侯爵家からの援助額を思えば、無理もない。
「長らく貴殿らのご息女を取り上げてしまって申し訳ない」
侯爵は重々しく頭を下げれば、両親は飛び上がって否定する。
「とんでもないことでございます、閣下! クローリン家は一同、アルクスフォート侯爵家の下僕としてお仕え出来ることを光栄に思っております!」
「貴殿らは下僕なんかではない。もっと自由にしてくれていいのだ」
両親のあまりに卑屈な態度に、侯爵は戸惑い気味だ。傍で聞いていると少し恥ずかしい。
でもきっと、両親の態度が正しいのだ。もうほとんど名ばかりの男爵家で、むしろ商人と名乗った方がいいくらいの身分なのだし。
翌日、侯爵は侯爵家の馬車を置いたまま、騎馬で王都に戻っていった。
私はもちろん、両親の元に残っている。
別れ際、侯爵は両親の隙をつくように私に告げてきた。
『改めて伝えたい。君の努力は……君の存在は、我が侯爵家の誇りだ。これまでも、これからも』
そのことを忘れずに、これからのことを考えて欲しい。
……侯爵はなんて事をおっしゃるのだろう。
もしかして、馬車の中で感じていた壁なんてないのだろうか?
私は私を信じていいのだろうか?
ふわふわした気分のまま、私は森に向かった。一人でもいいのにと思ったけれど、使用人の一人が慌ててついてきた。道に迷うかもしれないと思うと、助かったかもしれない。
不思議な森だった。深いかと思えば、すぐに空き地がぽっかりと顔をのぞかせている。
所々に遊歩道が設置されていて、不慣れな人も森の散策が出来るようになっているのは、侯爵の発案らしい。
睡蓮の池は、すぐに見つかった。小さいせいか人々があまり立ち寄らないようで、シンと静かに水を湛えている。
池は思った以上に澄んでいて、小魚が泳いでいるのも見える。
朝早く出てきたおかげで、花が咲いているのを見ることが出来た。花弁の先が淡い紅色になっている花だった。
水面から顔を出して精一杯開く花――
しばらく池の周りを散策し、男爵家に戻る。
到着したとたんに、両親が騒ぎ出した。
「アリシアっ、どこ行っていたの!?」
「どこって……森に行くって言ったわよね?」
「ああ、もう、そんなことはいい! こっちへ来るんだ、アリシア! 着替えは――いい、時間がない!」
訳が分からないまま引きずられてきたのは、応接間だった。
「やあ、アリシア。会いたかった」
そこにいたのは、エルドレッド殿下だった。
あなたにおすすめの小説
「いいよな。女は着飾ってにこにこしてりゃそれでいいなんて、羨ましい限りだ」と、言われましたので・・・
月白ヤトヒコ
恋愛
今日は、旦那様が数週間振りに帰って来る日。
旦那様に綺麗だって思ってもらいたいという女心で、久々に着飾って旦那様をお迎えしました。
今か今かと玄関先で旦那様を待って、帰って来た! と、満面の笑顔で。
「お帰りなさい、旦那様!」
そう言ったのですが・・・
「はっ……いいよな。女は着飾ってにこにこしてりゃそれでいいなんて、羨ましい限りだ」
歪めた顔で、不機嫌な様子を隠すことなくわたしへ言いました。
なのでわたしは・・・
から始まる、奥さん達のオムニバス形式なお話。
1.「にこにこ着飾って、なにもしないでいられるくらいに稼いで来いやっ!!」と、ブチギレる。
2.「ごめんなさい……あなたがそんな風に思っていただなんて、知らなかったの……」と、謝る。
3.「では、旦那様の仰る通り。ただ着飾ってにこにこすることに致しましょう」と、にっこり微笑む。
4.「ありがとうございます旦那様! では早速男性の使用人を増やさなきゃ!」と、感謝して使用人の募集を掛ける。
5.「そう、ですか……わかりました! では、わたしもお国のために役立てるような立派な女になります!」と、修行の旅へ。
1話ごとの長さはまちまち。
設定はふわっと。好きなように読んでください。
遊び人の侯爵嫡男がお茶会で婚約者に言われた意外なひと言
夢見楽土
恋愛
侯爵嫡男のエドワードは、何かと悪ぶる遊び人。勢いで、今後も女遊びをする旨を婚約者に言ってしまいます。それに対する婚約者の反応は意外なもので……
短く拙いお話ですが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
このお話は小説家になろう様にも掲載しています。
そんな事も分からないから婚約破棄になるんです。仕方無いですよね?
ノ木瀬 優
恋愛
事あるごとに人前で私を追及するリチャード殿下。
「私は何もしておりません! 信じてください!」
婚約者を信じられなかった者の末路は……
婚約者から悪役令嬢だと言われてしまい、仕方がないので娼婦になります。ところが?
岡暁舟
恋愛
あらぬ疑いをかけられて、婚約者である王子から婚約破棄されることになった。もう誰も面倒を見てくれなくなったので、娼婦になることを決意する。新たな人生が軌道に乗り始めた矢先のこと、招かれざる客人がやって来た。
もう我慢したくないので自由に生きます~一夫多妻の救済策~
岡暁舟
恋愛
第一王子ヘンデルの妻の一人である、かつての侯爵令嬢マリアは、自分がもはや好かれていないことを悟った。
「これからは自由に生きます」
そう言い張るマリアに対して、ヘンデルは、
「勝手にしろ」
と突き放した。
わたくし、悪女呼ばわりされているのですが……全力で反省しておりますの。
月白ヤトヒコ
恋愛
本日、なんの集まりかはわかりませんが、王城へ召集されておりますの。
まあ、わたくしこれでも現王太子の婚約者なので、その関連だと思うのですが……
「父上! 僕は、こんな傲慢で鼻持ちならない冷酷非道な悪女と結婚なんかしたくありません! この女は、こともあろうに権力を使って彼女を脅し、相思相愛な僕と彼女を引き離そうとしたんですよっ!? 王妃になるなら、側妃や愛妾くらいで煩く言うのは間違っているでしょうっ!?」
と、王太子が宣いました。
「どうやら、わたくし悪女にされているようですわね。でも、わたくしも反省しておりますわ」
「ハッ! やっぱりな! お前は僕のことを愛してるからな!」
「ああ、人語を解するからと人並の知性と理性を豚に求めたわたくしが悪かったのです。ごめんなさいね? もっと早く、わたくしが決断を下していれば……豚は豚同士で娶うことができたというのに」
設定はふわっと。
(完結)無能なふりを強要された公爵令嬢の私、その訳は?(全3話)
青空一夏
恋愛
私は公爵家の長女で幼い頃から優秀だった。けれどもお母様はそんな私をいつも窘めた。
「いいですか? フローレンス。男性より優れたところを見せてはなりませんよ。女性は一歩、いいえ三歩後ろを下がって男性の背中を見て歩きなさい」
ですって!!
そんなのこれからの時代にはそぐわないと思う。だから、お母様のおっしゃることは貴族学園では無視していた。そうしたら家柄と才覚を見込まれて王太子妃になることに決まってしまい・・・・・・
これは、男勝りの公爵令嬢が、愚か者と有名な王太子と愛?を育む話です。(多分、あまり甘々ではない)
前編・中編・後編の3話。お話の長さは均一ではありません。異世界のお話で、言葉遣いやところどころ現代的部分あり。コメディー調。
【R15】婚約破棄イベントを無事終えたのに「婚約破棄はなかったことにしてくれ」と言われました
あんころもちです
恋愛
やり直しした人生で無事破滅フラグを回避し婚約破棄を終えた元悪役令嬢
しかし婚約破棄後、元婚約者が部屋を尋ねに来た。