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お付き合いちゅ
No.4 恋人ごっこ
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最後の一組になるまで二人で夜景を見てた。
「どっか入って何か食おう」
そう言われて連れていかれたのはファミレスで、お子さま仕様だと新垣さんが笑った。
私は少しむくれたふりをした。
なんだかドラマのワンシーンのように現実味がない。
優しい新垣さんは、想像してた以上に甘くて…。
歩く時は肩や背中に手が回されているし、会話は終始 嫌味なくスマートに進んでる。
向かい合わせに座ると穏やかな笑顔で私の話を聞いてくれていた。
…ヤバイな~(泣)
こんなに見つめられてたらゴハン食べにくい。
私はがっつりハンバーグセットを頼んだことを後悔した。
「き、今日の新垣さん なんか変です!!」
「ああん?」
口調は、いつも通りなのに やっぱり優しくて調子狂う。
「何か悪いものでも食べたんですか?」
「俺が食ったとしたら、お前の弁当だけなんだが何か入れたのか?」
さも愉快そうに目を細める。
…なんなんだ。
デザートのプリンにスプーンをぶっこんで唸る。
「怒るなよ。これは、俺なりに考えた恋人ごっこのあり方なんだよ」
恋人、ごっこ?
「これがお気に召さないとなると、さて どうしたものか…」
考え込む新垣さんの顔を食い入るように見てしまう。
…嘘でしょ?
新垣さんなりに考えてくれてるとは思ってたけど、ここまで真剣だったなんて…。
口が悪いから うっかり忘れてしまうけど、元来この人はクソ真面目なのだ。
「あわわわ!!」
沸々と込み上げる温かな感情と同時に後悔の波も押し寄せてきた!!
「な、なら最初から言ってくださいよ!!新垣さんがおかしくなったのかとビクビクして半分も楽しめなかったじゃないですか!!」
そうだと分かっていたら もっといっぱい甘えたのに!!
「はぁ?お前が今日デートしろって言ったんじゃね~か」
呆れたようにコーヒーを飲む。
「も、戻りましょう!!さっきの夜景から やり直しましょう!!」
「アホか」
え~ん(泣)
だって、さっきゴハン食べたら送るって言ってた。
このままデートが終わるのなんて絶対イヤだ~!!
ちびちびとプリンを食べていると、新垣さんが笑った。
「お前ほんと分かりやすくていいな」
…それは単純て言いたいんですか?
短い距離だけど車まで手を繋いで歩いた。
新垣さんは嫌そうだったけど、肩を抱かれるより手を繋ぐ方が嬉しい。
そっと寄り添ってみたりして至福の時を過ごした。
「新垣さんて彼女さんにも こんな感じで接してるんですか?」
素朴な疑問だけど、なんとなく言って後悔した。
瞬時に聞きたくないと思ったから。
「やったことね~な~」
「ええ!?」
「夜景だなんだってのは行ったことあるけど、そん時は若かったからな。こんな軟派野郎がするような事、奥歯が浮いて出来なかったわ」
そう言いながら、さっきの自分を思い出したのか頬が赤く染まってる。
「じゃあ今は?今なら恥ずかしくないんでしょ?」
だって私に出来たんだし。
「アホ。そんなんアイツにしたら頭おかしくなったのか?って病院に放り込まれるわ」
…どんな関係なんだろう、真剣に聞いてみたいわ。
恋人同士ってのは、いつまでもラブラブなんだと思ってた。
新垣さんの口から出るリアルな恋人同士の関係は私の規格外だ。
「…それでも、結婚、するんですよね?」
「…する」
するんだ…。
変なの。変なの~。
「私なら おばあちゃんになったって新垣さんがしたい事は喜んで一緒にするのにな…」
頭おかしくなったなんて思わない。
きっと嬉しくて泣いちゃう。
「…お前は何にも知らないからだよ」
新垣さんが困ったように笑った。
「どっか入って何か食おう」
そう言われて連れていかれたのはファミレスで、お子さま仕様だと新垣さんが笑った。
私は少しむくれたふりをした。
なんだかドラマのワンシーンのように現実味がない。
優しい新垣さんは、想像してた以上に甘くて…。
歩く時は肩や背中に手が回されているし、会話は終始 嫌味なくスマートに進んでる。
向かい合わせに座ると穏やかな笑顔で私の話を聞いてくれていた。
…ヤバイな~(泣)
こんなに見つめられてたらゴハン食べにくい。
私はがっつりハンバーグセットを頼んだことを後悔した。
「き、今日の新垣さん なんか変です!!」
「ああん?」
口調は、いつも通りなのに やっぱり優しくて調子狂う。
「何か悪いものでも食べたんですか?」
「俺が食ったとしたら、お前の弁当だけなんだが何か入れたのか?」
さも愉快そうに目を細める。
…なんなんだ。
デザートのプリンにスプーンをぶっこんで唸る。
「怒るなよ。これは、俺なりに考えた恋人ごっこのあり方なんだよ」
恋人、ごっこ?
「これがお気に召さないとなると、さて どうしたものか…」
考え込む新垣さんの顔を食い入るように見てしまう。
…嘘でしょ?
新垣さんなりに考えてくれてるとは思ってたけど、ここまで真剣だったなんて…。
口が悪いから うっかり忘れてしまうけど、元来この人はクソ真面目なのだ。
「あわわわ!!」
沸々と込み上げる温かな感情と同時に後悔の波も押し寄せてきた!!
「な、なら最初から言ってくださいよ!!新垣さんがおかしくなったのかとビクビクして半分も楽しめなかったじゃないですか!!」
そうだと分かっていたら もっといっぱい甘えたのに!!
「はぁ?お前が今日デートしろって言ったんじゃね~か」
呆れたようにコーヒーを飲む。
「も、戻りましょう!!さっきの夜景から やり直しましょう!!」
「アホか」
え~ん(泣)
だって、さっきゴハン食べたら送るって言ってた。
このままデートが終わるのなんて絶対イヤだ~!!
ちびちびとプリンを食べていると、新垣さんが笑った。
「お前ほんと分かりやすくていいな」
…それは単純て言いたいんですか?
短い距離だけど車まで手を繋いで歩いた。
新垣さんは嫌そうだったけど、肩を抱かれるより手を繋ぐ方が嬉しい。
そっと寄り添ってみたりして至福の時を過ごした。
「新垣さんて彼女さんにも こんな感じで接してるんですか?」
素朴な疑問だけど、なんとなく言って後悔した。
瞬時に聞きたくないと思ったから。
「やったことね~な~」
「ええ!?」
「夜景だなんだってのは行ったことあるけど、そん時は若かったからな。こんな軟派野郎がするような事、奥歯が浮いて出来なかったわ」
そう言いながら、さっきの自分を思い出したのか頬が赤く染まってる。
「じゃあ今は?今なら恥ずかしくないんでしょ?」
だって私に出来たんだし。
「アホ。そんなんアイツにしたら頭おかしくなったのか?って病院に放り込まれるわ」
…どんな関係なんだろう、真剣に聞いてみたいわ。
恋人同士ってのは、いつまでもラブラブなんだと思ってた。
新垣さんの口から出るリアルな恋人同士の関係は私の規格外だ。
「…それでも、結婚、するんですよね?」
「…する」
するんだ…。
変なの。変なの~。
「私なら おばあちゃんになったって新垣さんがしたい事は喜んで一緒にするのにな…」
頭おかしくなったなんて思わない。
きっと嬉しくて泣いちゃう。
「…お前は何にも知らないからだよ」
新垣さんが困ったように笑った。
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