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酔っぱらい
「今日したいの?」
ハルは優しく問うてくる。
「…いや…そういうんじゃ…なくて。あのハル…」
当たり前だが、やはり押し倒したぐらいではハルの余裕は消えない。
そして、頭がクラクラして思考力が回らない。
「ハル」
「うん?なあに?」
同じことを繰り返してしまう。
ニコニコ笑っているハル。
グルンッ!と世界が回った。
「な…に…」
ハルの身体の上に、ボスンッと倒れる。
ポンポンと、背中を軽く叩かれた。
優しい振動が伝わる。
…クラクラ…する
ハル…?
「ロンは…」
ハルは酒の瓶に、一瞬目をやる。
そしてロンの、ボッーとした顔を見て「ふふふっ」と嬉しそうに笑った。
ハルに、「よしよし」と頭をなでられる。
「ロンは、お酒強い方みたいだけど…お酒の種類によって、とても弱いよね。」
嬉しそうに言う。
「把握してないみたいだけど」と続けた。
ハルは「よいしょ」とロンを抱きながら、体を起こす。
「…ヒヒッ」
ロンの変わった笑い声。
「ご機嫌だね。ロン」
酒瓶を掴むロンを制する。
「いあだあ…はなして」
「だめだよ。これ以上は。飲みすぎる。」
ロンが掴んでいる酒瓶を取り上げた。
「いやだあ…」
クラクラと、酔いが完全に回っているようだ。
「かえ…して」
舌っ足らずの話し方。
「だめだよ。」
ロンの口にキスをした。
「なんれぇ~」
ロンは、俺の肩に頭を預けた。
駄々をこねるように、イヤイヤと俺の腕の中で頭を振る。
グリグリと、頭を擦り付けられた。
「よしよし」と、頭をなでてあげる。
気持ちよさそうに、「もっと」と催促された。
「はいはい」
嬉しそうにハルは答える。
ハルもロンも、機嫌が良さそうに笑っていた。
コショコショと、ロンの頬を触る。
嬉しそうにロンは「ヒヒッ」と上機嫌で笑った。
◇
「こんなもの買って、俺を酔わせて何するつもりだったんだか…」
スースーと静かに眠るロン。
最初の頃を思い出した。
また逃げる気か…?
心がザワザワと音をたてる。
大きな不安が襲ってくる。
「…愛してるよ」
寝ているロンの耳元に、そっとつぶやく。
「ん…」
「起こした…?ごめんね。ロン」
静かに言った。
「ハ…ウ…?」
「うん。ハルだよ。」
「は…る…ふふふっ…はるぅ~」
とても機嫌が良さそうに笑うロン。
よしよしと頭をなでた。
ロンはその手を掴み、自分の頭に俺の手を擦り付けた。
嬉しそうに「キャッキャッ」と笑っていた。
「…かわいいね。ロンは」
指でコショコショと刺激する。
くすぐったそうにして、クスクスと笑った。
「なんれ…?」
「ん?なにが?」
優しく言った。
「なん…れ?ぼくのおと好きになった…の…?」
ハルは優しく問うてくる。
「…いや…そういうんじゃ…なくて。あのハル…」
当たり前だが、やはり押し倒したぐらいではハルの余裕は消えない。
そして、頭がクラクラして思考力が回らない。
「ハル」
「うん?なあに?」
同じことを繰り返してしまう。
ニコニコ笑っているハル。
グルンッ!と世界が回った。
「な…に…」
ハルの身体の上に、ボスンッと倒れる。
ポンポンと、背中を軽く叩かれた。
優しい振動が伝わる。
…クラクラ…する
ハル…?
「ロンは…」
ハルは酒の瓶に、一瞬目をやる。
そしてロンの、ボッーとした顔を見て「ふふふっ」と嬉しそうに笑った。
ハルに、「よしよし」と頭をなでられる。
「ロンは、お酒強い方みたいだけど…お酒の種類によって、とても弱いよね。」
嬉しそうに言う。
「把握してないみたいだけど」と続けた。
ハルは「よいしょ」とロンを抱きながら、体を起こす。
「…ヒヒッ」
ロンの変わった笑い声。
「ご機嫌だね。ロン」
酒瓶を掴むロンを制する。
「いあだあ…はなして」
「だめだよ。これ以上は。飲みすぎる。」
ロンが掴んでいる酒瓶を取り上げた。
「いやだあ…」
クラクラと、酔いが完全に回っているようだ。
「かえ…して」
舌っ足らずの話し方。
「だめだよ。」
ロンの口にキスをした。
「なんれぇ~」
ロンは、俺の肩に頭を預けた。
駄々をこねるように、イヤイヤと俺の腕の中で頭を振る。
グリグリと、頭を擦り付けられた。
「よしよし」と、頭をなでてあげる。
気持ちよさそうに、「もっと」と催促された。
「はいはい」
嬉しそうにハルは答える。
ハルもロンも、機嫌が良さそうに笑っていた。
コショコショと、ロンの頬を触る。
嬉しそうにロンは「ヒヒッ」と上機嫌で笑った。
◇
「こんなもの買って、俺を酔わせて何するつもりだったんだか…」
スースーと静かに眠るロン。
最初の頃を思い出した。
また逃げる気か…?
心がザワザワと音をたてる。
大きな不安が襲ってくる。
「…愛してるよ」
寝ているロンの耳元に、そっとつぶやく。
「ん…」
「起こした…?ごめんね。ロン」
静かに言った。
「ハ…ウ…?」
「うん。ハルだよ。」
「は…る…ふふふっ…はるぅ~」
とても機嫌が良さそうに笑うロン。
よしよしと頭をなでた。
ロンはその手を掴み、自分の頭に俺の手を擦り付けた。
嬉しそうに「キャッキャッ」と笑っていた。
「…かわいいね。ロンは」
指でコショコショと刺激する。
くすぐったそうにして、クスクスと笑った。
「なんれ…?」
「ん?なにが?」
優しく言った。
「なん…れ?ぼくのおと好きになった…の…?」
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