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第3章
第25話
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第25話
ガメニに六階層が広いと聞いていた通り確かに広い。
と言うか、天井があって密閉空間にあるから、今までと違って広く長く感じる。
多分、天井部分を取り除けば、二階から五階までのダンジョンと大した変わり映えしないのではないだろうか?
後は魔物がそれぞれの階層で違うくらいかな?
今の所、この六階層ではアル魔ジロとゴールドスコーピオンに黄金蜂くらいだ。
「なあ、ガメニ、この六階層では何に苦戦していたんだ?今の所変わった魔物いないよな?」
「あ、あぁ、今の所はな!
でも、オレ達にとって黄金蜂もゴールドスコーピオンも面倒な敵なんだけどな」
「ミーツ様、前方に大部屋があります。
そこに大きな敵の反応があります」
スカルブが又も索敵をして教えてくれた。
「どんな魔物か分かるか?」
「回答、巨大のレッドモスです」
この階層でレッドモスの巨大化と遭遇するなんて、レッドモス自身もこんな密閉空間では本領発揮出来ないだろうにな。
とっとと、最初に倒した時みたいに突風の魔法で終わらせようと大部屋に入ると、一匹しか居ないと思ってたレッドモスが壁一面だけでは無く、天井や横壁と通路を塞いだ状態で張り付いていて、既に赤く染まっている状態だ。
「ミーツ様!鱗粉が飛んで来ます!
警戒して下さい」
スカルブが言った直後に俺は突風の想像魔法を使ったが、鱗粉が部屋中に舞っただけで多分、レッドモスは倒せなかっただろう。
鱗粉が俺の腕に付着したが、何ともない様だ。
そう思っていたら急に、付着した部分が爛れてケロイド状となったが、俺の自然治癒力のスキルが働いて、ジワジワと治るが治って行く側から鱗粉が付着して爛れるといった地獄のような痛みが続いた。
しかも痺れも発症しだして、動く事も出来なくなりそうだった俺は、一旦広場から足がまだ動く内に退出する事にした。
俺は痺れながらも腕に水を掛けて鱗粉を取り除こうと試みたが、中々鱗粉が取れないで、もどかしい思いをしているとガメニが何やら液体を掛けてくれた。
その液体は付着した鱗粉を綺麗に取り除いてくれただけでは無く、痺れまで無くしてくれた物だった。
「ガメニ、済まない、ありがとう助かったよ。ところでコレは何の液体だ?」
「良いよ。やっと役に立てたよ。
聞くか?聞かない方が良いと思うけど?」
「何だ?何か変な液体なのか?
怒らないから言ってみ?」
「このダンジョン内での魔物のオシッコを混ぜた物だよ」
「小便だとー!でも助かったし、約束もしたし怒るに怒れないな。何の小便なんだ?」
「黄金鴉とアル魔ジロと苦魔のを混ぜた混合オシッコだよ」
「苦魔って熊の事か?」
「そうだよ、熊の魔物だよ。
この階層から出る魔物だけど、コレが強いんだ。腹立つ事にトドメを刺さないで、人の苦しむ姿を見て楽しむんだ。
ある程度楽しんだら、オシッコを顔面に掛けて去って行くんだけど屈辱だろ?」
「何なんだよ!そんな恐ろしい魔物が出るのかよ。流石にそんな魔物と出会ったら瞬殺しなきゃいけないな。
助かったけど、やっぱり聞かなきゃ良かった。先ずは、あの大きなレッドモスを何とかしなきゃいけないな」
突風じゃ鱗粉が舞うだけで、小さなレッドモスと違って倒せないのは分かった。
ならば、火で一気に燃やすか?
それとも一度水責めでもするか?
「ガメニ達はレッドモスと遭遇したら、どうやって倒しているんだ?」
「あの大きな奴はまだ倒した事ないけど、普通の奴は火で燃やしているよ。
火で燃やしてるから、最初にミーツさんが倒した時に出た赤金にならないんだ。
それに、鱗粉が舞っていたら、逃げていたけど、どうしてもさっきのミーツさんみたいに付いちゃう時があるんだ」
「そっか、ありがとう」
成る程な、やっぱり火で一気に燃やすのが正解か、でも問題は鱗粉か。
火で燃やすのは最終的に使うとして、俺は水で流す事に決めた。
「やっぱり使うとしたら鉄砲水かな」
「回答、ではレッドモスの部屋の前にシールドを張って、塞き止める役を私が行います」
独り言のつもりで呟いたら、スカルブが反応して水を塞き止めると言ってくれた。
多分、俺一人でも出来るだろうが、今回はスカルブに頼って任せようと思う。
「頼むよ、スカルブ助かる」
「ミーツ様のお役に立てるのを光栄に思います。ようやく役に立てる事を嬉しく思います」
スカルブはニコリともしないが、どこか嬉しそうだ。
「では、シールドを展開いたします」
スカルブは片手を前に突き出すと、二重、三重に重なった魔法陣を展開させて、ここからは見えない位置の所にシールドを張ってくれた様だ。
「ミーツ様の魔法の水に耐えられる様に作りましたので、いつでも発射されて下さい。
私はシールド維持の為に動けないので、私に構わず水を出して下さい」
スカルブはそう自分に構わずに水を放てと言っているが、俺はそんなスカルブを片手で抱き抱えながら、後退しつつ魔法で水を繰り出した。
後退している時、時折分岐点があったがそれぞれの分岐点全てに、スカルブがもう一つの手を突き出してシールドを張ってくれた。
「ミーツ様、そろそろ最初のシールド以外の耐久度が限界を迎えます」
「分かった。なら合図と共にレッドモスの部屋前のシールドを解け!」
俺は3、2、1とカウントして「今だ!」そう叫ぶと同時に俺も片手を前に突き出して、特大の水を発射した。
ガメニに六階層が広いと聞いていた通り確かに広い。
と言うか、天井があって密閉空間にあるから、今までと違って広く長く感じる。
多分、天井部分を取り除けば、二階から五階までのダンジョンと大した変わり映えしないのではないだろうか?
後は魔物がそれぞれの階層で違うくらいかな?
今の所、この六階層ではアル魔ジロとゴールドスコーピオンに黄金蜂くらいだ。
「なあ、ガメニ、この六階層では何に苦戦していたんだ?今の所変わった魔物いないよな?」
「あ、あぁ、今の所はな!
でも、オレ達にとって黄金蜂もゴールドスコーピオンも面倒な敵なんだけどな」
「ミーツ様、前方に大部屋があります。
そこに大きな敵の反応があります」
スカルブが又も索敵をして教えてくれた。
「どんな魔物か分かるか?」
「回答、巨大のレッドモスです」
この階層でレッドモスの巨大化と遭遇するなんて、レッドモス自身もこんな密閉空間では本領発揮出来ないだろうにな。
とっとと、最初に倒した時みたいに突風の魔法で終わらせようと大部屋に入ると、一匹しか居ないと思ってたレッドモスが壁一面だけでは無く、天井や横壁と通路を塞いだ状態で張り付いていて、既に赤く染まっている状態だ。
「ミーツ様!鱗粉が飛んで来ます!
警戒して下さい」
スカルブが言った直後に俺は突風の想像魔法を使ったが、鱗粉が部屋中に舞っただけで多分、レッドモスは倒せなかっただろう。
鱗粉が俺の腕に付着したが、何ともない様だ。
そう思っていたら急に、付着した部分が爛れてケロイド状となったが、俺の自然治癒力のスキルが働いて、ジワジワと治るが治って行く側から鱗粉が付着して爛れるといった地獄のような痛みが続いた。
しかも痺れも発症しだして、動く事も出来なくなりそうだった俺は、一旦広場から足がまだ動く内に退出する事にした。
俺は痺れながらも腕に水を掛けて鱗粉を取り除こうと試みたが、中々鱗粉が取れないで、もどかしい思いをしているとガメニが何やら液体を掛けてくれた。
その液体は付着した鱗粉を綺麗に取り除いてくれただけでは無く、痺れまで無くしてくれた物だった。
「ガメニ、済まない、ありがとう助かったよ。ところでコレは何の液体だ?」
「良いよ。やっと役に立てたよ。
聞くか?聞かない方が良いと思うけど?」
「何だ?何か変な液体なのか?
怒らないから言ってみ?」
「このダンジョン内での魔物のオシッコを混ぜた物だよ」
「小便だとー!でも助かったし、約束もしたし怒るに怒れないな。何の小便なんだ?」
「黄金鴉とアル魔ジロと苦魔のを混ぜた混合オシッコだよ」
「苦魔って熊の事か?」
「そうだよ、熊の魔物だよ。
この階層から出る魔物だけど、コレが強いんだ。腹立つ事にトドメを刺さないで、人の苦しむ姿を見て楽しむんだ。
ある程度楽しんだら、オシッコを顔面に掛けて去って行くんだけど屈辱だろ?」
「何なんだよ!そんな恐ろしい魔物が出るのかよ。流石にそんな魔物と出会ったら瞬殺しなきゃいけないな。
助かったけど、やっぱり聞かなきゃ良かった。先ずは、あの大きなレッドモスを何とかしなきゃいけないな」
突風じゃ鱗粉が舞うだけで、小さなレッドモスと違って倒せないのは分かった。
ならば、火で一気に燃やすか?
それとも一度水責めでもするか?
「ガメニ達はレッドモスと遭遇したら、どうやって倒しているんだ?」
「あの大きな奴はまだ倒した事ないけど、普通の奴は火で燃やしているよ。
火で燃やしてるから、最初にミーツさんが倒した時に出た赤金にならないんだ。
それに、鱗粉が舞っていたら、逃げていたけど、どうしてもさっきのミーツさんみたいに付いちゃう時があるんだ」
「そっか、ありがとう」
成る程な、やっぱり火で一気に燃やすのが正解か、でも問題は鱗粉か。
火で燃やすのは最終的に使うとして、俺は水で流す事に決めた。
「やっぱり使うとしたら鉄砲水かな」
「回答、ではレッドモスの部屋の前にシールドを張って、塞き止める役を私が行います」
独り言のつもりで呟いたら、スカルブが反応して水を塞き止めると言ってくれた。
多分、俺一人でも出来るだろうが、今回はスカルブに頼って任せようと思う。
「頼むよ、スカルブ助かる」
「ミーツ様のお役に立てるのを光栄に思います。ようやく役に立てる事を嬉しく思います」
スカルブはニコリともしないが、どこか嬉しそうだ。
「では、シールドを展開いたします」
スカルブは片手を前に突き出すと、二重、三重に重なった魔法陣を展開させて、ここからは見えない位置の所にシールドを張ってくれた様だ。
「ミーツ様の魔法の水に耐えられる様に作りましたので、いつでも発射されて下さい。
私はシールド維持の為に動けないので、私に構わず水を出して下さい」
スカルブはそう自分に構わずに水を放てと言っているが、俺はそんなスカルブを片手で抱き抱えながら、後退しつつ魔法で水を繰り出した。
後退している時、時折分岐点があったがそれぞれの分岐点全てに、スカルブがもう一つの手を突き出してシールドを張ってくれた。
「ミーツ様、そろそろ最初のシールド以外の耐久度が限界を迎えます」
「分かった。なら合図と共にレッドモスの部屋前のシールドを解け!」
俺は3、2、1とカウントして「今だ!」そう叫ぶと同時に俺も片手を前に突き出して、特大の水を発射した。
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