底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂

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第4章

第2話

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第2話

 関所みたいな所を通過した後、臨戦態勢をとっている姐さんとシオンに、何で臨戦態勢をとっているのかを聞いてみる事にした。

「なぁ、姐さんにシオン、何で臨戦態勢をとっているんだ?」

「この先は、盗賊が多いのよ。あの国で稼いで黄金を持った冒険者や商人、貴族が多いから今はまだ国境の境目で兵士の人達がいるから良いけど、しばらくしたら出てくるわよ」


成る程、でも黄金なんて城の地下で管理されているから簡単に持ち出せないのではないのか?
それとも、あの城の地下以外にも黄金が採取できるダンジョンがあるのかも知れない。


「ミーツ様、前方5km先で戦闘が行われています」


唐突にソルトが口を開いたからビクッとなってしまったけど、戦闘?誰かが既に襲われてるのか?


「ソルトには見えるのか?
襲われてる人は殺されたのか?」

「回答、見えます。今のところはまだ殺されてはいませんが、盗賊らしき人達と馬車を守る護衛らしき人達で戦っているみたいです」

「よし!なら俺が先に走って加勢に行ってくるから、お前は姐さんがいるから心配ないけど、警戒しながら追いついてこいよ」


俺はそう言うと、素早くダッシュしながら見える範囲で転移を繰り返すと、10秒かからない内に盗賊の元に着いた。

丁度、冒険者らしき人と盗賊が戦っているけど、多勢に無勢で押され気味みたいだ。
見たところ、冒険者が4人で盗賊は20人以上いるみたいだ。


「なあ、加勢が必要か?」

一応、念のために戦っている冒険者の1人に、加勢が必要か聞いた。

「手伝ってくれ~、し、死にたくない」

「了解」

手始めに、現在押され気味の冒険者から助ける事にした。

あの時はブチギレて殺してしまったけど、なるべく盗賊とはいえ、人を斬りたくないと思っているから素手でいこう。
またジャイアントスイングで飛ばしてもいいが、生死が分からなくなるし止めて別の方法で試す事にしよう。

デコピンだと物凄く力を抜いて弾かなきゃいけないから、人差し指一本で倒そうと思い、両手を一本だけ突き出して構えた。

「ギャハハハハ、オッサンが指突き立て何やってんだよ」

戦ってない盗賊に笑われてしまったけど、構わず近くの戦ってる盗賊の腹部に指を突き刺すと、指が腹に深々と刺さってしまった。

どこかの漫画の殺し屋みたいな事をしてしまって反省反省っと。
とりあえず、直ぐに想像魔法で突き刺した盗賊を癒して、太腿に指を突き刺して行動不能にして、素早く現在戦っている盗賊全員を行動不能にすると、冒険者も回りで見ていた盗賊も呆然としている。


「兄さん大丈夫か?」

呆然としていて、腕や脚に切り傷を付けてる冒険者の1人に声をかけてみるが反応がない。
仕方ない、先に盗賊をなんとかするか。


「おい!盗賊ども、まだこの人等を襲うなら、そこに転がっている、お前達の仲間みたいに行動不能にするぞ」

俺がそう盗賊達に言うと、盗賊達は我に返って真っ赤な顔をさせて一斉に俺に向かって剣や槍を振り上げて襲いかかってきた。

「警告はしたからな」

襲いかかる盗賊の太腿や腕を次から次へと指で突き刺して行き、襲いかかってきた盗賊全員を突き刺し終えると、ようやく自分が刺された事に気付いた盗賊達が一斉に地面に転がった。

全員で20人くらいだと思っていたけど、実際は30人もいたけど、俺の超スピードと瞬間転移でサクサクッと終わらせた。

「な、なあ、アンタ凄いな」

助けた冒険者の1人が声を掛けてきた。

「そうか?盗賊が油断してくれていたから、倒せたのは偶々だよ」

「いや、それでも、俺達は全員Aランクだったのに苦戦したからさ」

「そうなのか?じゃあ俺と一緒だ。
俺もBランクだからさ」

「「「「はぁ?嘘だろ?ありえねぇよ!こんな時に冗談言うなよ」」」」


助けた冒険者全員に総ツッコミされてしまった。


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