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第4章
第4話
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第4話
「ありがとう」
姐さんにお礼を言って、盗賊の縛り方を教えて貰った俺は早速一番強そうな盗賊の縄をナイフで切り、自分で縛り直そうと試みる事にしたが、縄を解いた途端に盗賊は暴れて、俺が足元に置いたナイフを拾い上げて切りかかって来た。
「死ねぇぇ!」
ありきたりなセリフを吐きながら切り掛かってきたが、手刀で軽く手首を叩くつもりで振り落とすと、そのまま手首から先が落とされてしまった。
咄嗟の事で思わず手刀が出てしまった瞬間だったけど、前に作って保存していた失った身体の部位を回復するポーションを飲ませると、たった今切り落とした手が手首の切り傷から再生しだした。
「ミ、ミーツちゃん?それは…」
俺が飲ませたポーションを指差して、姐さんが引き攣った顔で聞いてきた。
あれ?これも言ってなかったけかな。
姐さんだけじゃなく、周りの盗賊達も矢鱈と驚いた顔で俺を見ている。
シオン達はと、視線を探すとシオンと冒険者達には見えなかった様だ。
というか、元騎士の冒険者達はシオンしか見えてないのか、シオンと握手したりしてシオンに釘付け状態だ。
冒険者達の護衛対象の商人も、馬車内に引っ込んでいるから、俺の出したポーションは見てはいないだろう。
「姐さん、この薬は…」
「詳しい話は今度改めて聞くわ。でも、ミーツちゃんも今回みたいに気軽に出しちゃダメよ」
姐さんは口元に人差し指を立てて、注意して今回はスルーしてくれるみたいだ。
とりあえず、未だに驚いたままの盗賊達を黄金のダンジョンに転移しよう。
「じゃあ、行ってくるから少し待っててくれ。ソルトも大人しく待ってろよ」
俺は盗賊の縄を手に取り、ダンジョンの最下層のセーフティゾーンに転移した。
「な、何なんだ!
一瞬で場所が変わった⁉︎」
先程、暴れて俺に斬りかかってきた強面の盗賊が驚いて叫んだ。
この盗賊を始め、次々と覚醒した盗賊が叫び出したところで、素早く動いて全員の縄をちぎって行き、コイツらが手の届かない様に、3m程の高さのお立ち台を想像魔法で作って、今この場にいるのはダンジョンの最下層ボス前のセーフティゾーンだと説明した。
「はぁ?何でそんな場所に俺達は居るんだ?」
やっぱりコイツが盗賊の頭か?
転移前からコイツとしか話してない。
「それは俺のスキルでこの場所に転移したからだ。ここから移動するのは自由だから好きに出て行っても構わないけど、先に進むと、かなり大きめのダンジョンボスがいるし、戻ろうと思えば素早いゴーレムとリザードマンの群れがいるけど、好きにしたらいいよ。
一応節約すれば、ひと月はもつだけの食料を置いて行くから、俺が大きな町に着くか、お前達を任せられる人に出会えば連れて行くから、落ち着くまでの間はこのダンジョンに居てもらう」
そう言うと騒ついて、怒鳴ったり俺のお立ち台によじ登ろうとした奴がでだしたところで食料だけ、適当にセーフティゾーンの隅に山盛りに出して姐さん達の元に転移した。
転移して元の場所に戻れば、シオンと冒険者達の会話は終わっていてシオンは俺たちの馬車に寄り掛かっていて、他の冒険者達は剣を磨いたり、道具の確認と傷の手当をしていた。
そして、先程まで居なかった冒険者達の依頼人であろう商人が表に出ていた。
商人が俺を見つけると近寄ってきた。
「どうも、盗賊から守って頂きありがとうございました。私が雇った冒険者達では不安なので貴方も冒険者なら、依頼料は払いますから、目的地までの護衛をお願いしたいのですが」
「ちなみに目的地は何処なのでしょうか?
私は大和に行くのですが、そこを大きく外れる様なら遠慮したいです」
一応、丁寧な喋り方で対応したけど、俺が丁寧な対応した為か一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに笑顔になった。
「問題ないです。この先もう2~3日ほど行った所に村がありますが、更にその先を進めば大きな町があります。その町までの護衛をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」
まぁ、問題ないかな?
念の為、姐さんとシオンの方に顔を向けると、2人とも頷いているし、護衛を引き受けても大丈夫そうだ。
「良いですよ。ただし、此方も馬車がありますので、そちらの後方に着く形で付いて行くって事で良いですか?」
「勿論、それで構いませんよ。
むしろ、後方の安全を確保できるなら願っても無い事です」
別に変な人とかじゃなくて良かった。
因みにどんな品物を売りにしているのだろうか?服とか扱ってないかな?
一応聞いてみるか。
「ところで、どの様な商品を扱っているのですか?」
「色々日用品からクリスタル国の扱っている品と服を少々ですね」
「え!服あるんですか?
お金はちゃんと支払いますから少し見せて貰ってもいいでしょうか」
「え、ええ、構いませんよ。
貴方の服では絡まれ易いでしょうし」
んん?絡まれ易い?
俺がオッサンだから絡まれ易いんじゃないのか?
「その様子だと自覚ないようですね。
貴方の着ている服は昔、不幸な貴族が作らせた服なんですよ。
その貴族は不幸な事が起こり、没落してしまいましたが、その貴族が作らせた服や貴族が着ていた服は、呪いでもかかっているのではないだろうかってくらい不幸な目に合うんですよ。
私も一時期、その貴族の物を取り扱っていましたが、不運が続いたのでタダ同然で他の行商人に譲ったんです」
なんてこった!
俺が何の事か分からずに首を傾げていたら、俺が着ている服の説明をしてくれたが、そんな曰く付きの服だと思わなかった。
つまり、俺の運が低いのも服の所為って事だよな。
早速服を見せて貰う為に、商人の馬車に移動する事にした。
「ありがとう」
姐さんにお礼を言って、盗賊の縛り方を教えて貰った俺は早速一番強そうな盗賊の縄をナイフで切り、自分で縛り直そうと試みる事にしたが、縄を解いた途端に盗賊は暴れて、俺が足元に置いたナイフを拾い上げて切りかかって来た。
「死ねぇぇ!」
ありきたりなセリフを吐きながら切り掛かってきたが、手刀で軽く手首を叩くつもりで振り落とすと、そのまま手首から先が落とされてしまった。
咄嗟の事で思わず手刀が出てしまった瞬間だったけど、前に作って保存していた失った身体の部位を回復するポーションを飲ませると、たった今切り落とした手が手首の切り傷から再生しだした。
「ミ、ミーツちゃん?それは…」
俺が飲ませたポーションを指差して、姐さんが引き攣った顔で聞いてきた。
あれ?これも言ってなかったけかな。
姐さんだけじゃなく、周りの盗賊達も矢鱈と驚いた顔で俺を見ている。
シオン達はと、視線を探すとシオンと冒険者達には見えなかった様だ。
というか、元騎士の冒険者達はシオンしか見えてないのか、シオンと握手したりしてシオンに釘付け状態だ。
冒険者達の護衛対象の商人も、馬車内に引っ込んでいるから、俺の出したポーションは見てはいないだろう。
「姐さん、この薬は…」
「詳しい話は今度改めて聞くわ。でも、ミーツちゃんも今回みたいに気軽に出しちゃダメよ」
姐さんは口元に人差し指を立てて、注意して今回はスルーしてくれるみたいだ。
とりあえず、未だに驚いたままの盗賊達を黄金のダンジョンに転移しよう。
「じゃあ、行ってくるから少し待っててくれ。ソルトも大人しく待ってろよ」
俺は盗賊の縄を手に取り、ダンジョンの最下層のセーフティゾーンに転移した。
「な、何なんだ!
一瞬で場所が変わった⁉︎」
先程、暴れて俺に斬りかかってきた強面の盗賊が驚いて叫んだ。
この盗賊を始め、次々と覚醒した盗賊が叫び出したところで、素早く動いて全員の縄をちぎって行き、コイツらが手の届かない様に、3m程の高さのお立ち台を想像魔法で作って、今この場にいるのはダンジョンの最下層ボス前のセーフティゾーンだと説明した。
「はぁ?何でそんな場所に俺達は居るんだ?」
やっぱりコイツが盗賊の頭か?
転移前からコイツとしか話してない。
「それは俺のスキルでこの場所に転移したからだ。ここから移動するのは自由だから好きに出て行っても構わないけど、先に進むと、かなり大きめのダンジョンボスがいるし、戻ろうと思えば素早いゴーレムとリザードマンの群れがいるけど、好きにしたらいいよ。
一応節約すれば、ひと月はもつだけの食料を置いて行くから、俺が大きな町に着くか、お前達を任せられる人に出会えば連れて行くから、落ち着くまでの間はこのダンジョンに居てもらう」
そう言うと騒ついて、怒鳴ったり俺のお立ち台によじ登ろうとした奴がでだしたところで食料だけ、適当にセーフティゾーンの隅に山盛りに出して姐さん達の元に転移した。
転移して元の場所に戻れば、シオンと冒険者達の会話は終わっていてシオンは俺たちの馬車に寄り掛かっていて、他の冒険者達は剣を磨いたり、道具の確認と傷の手当をしていた。
そして、先程まで居なかった冒険者達の依頼人であろう商人が表に出ていた。
商人が俺を見つけると近寄ってきた。
「どうも、盗賊から守って頂きありがとうございました。私が雇った冒険者達では不安なので貴方も冒険者なら、依頼料は払いますから、目的地までの護衛をお願いしたいのですが」
「ちなみに目的地は何処なのでしょうか?
私は大和に行くのですが、そこを大きく外れる様なら遠慮したいです」
一応、丁寧な喋り方で対応したけど、俺が丁寧な対応した為か一瞬驚いた顔をしたけど、すぐに笑顔になった。
「問題ないです。この先もう2~3日ほど行った所に村がありますが、更にその先を進めば大きな町があります。その町までの護衛をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」
まぁ、問題ないかな?
念の為、姐さんとシオンの方に顔を向けると、2人とも頷いているし、護衛を引き受けても大丈夫そうだ。
「良いですよ。ただし、此方も馬車がありますので、そちらの後方に着く形で付いて行くって事で良いですか?」
「勿論、それで構いませんよ。
むしろ、後方の安全を確保できるなら願っても無い事です」
別に変な人とかじゃなくて良かった。
因みにどんな品物を売りにしているのだろうか?服とか扱ってないかな?
一応聞いてみるか。
「ところで、どの様な商品を扱っているのですか?」
「色々日用品からクリスタル国の扱っている品と服を少々ですね」
「え!服あるんですか?
お金はちゃんと支払いますから少し見せて貰ってもいいでしょうか」
「え、ええ、構いませんよ。
貴方の服では絡まれ易いでしょうし」
んん?絡まれ易い?
俺がオッサンだから絡まれ易いんじゃないのか?
「その様子だと自覚ないようですね。
貴方の着ている服は昔、不幸な貴族が作らせた服なんですよ。
その貴族は不幸な事が起こり、没落してしまいましたが、その貴族が作らせた服や貴族が着ていた服は、呪いでもかかっているのではないだろうかってくらい不幸な目に合うんですよ。
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俺が何の事か分からずに首を傾げていたら、俺が着ている服の説明をしてくれたが、そんな曰く付きの服だと思わなかった。
つまり、俺の運が低いのも服の所為って事だよな。
早速服を見せて貰う為に、商人の馬車に移動する事にした。
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