底辺から始まった俺の異世界冒険物語!

ちかっぱ雪比呂

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第4章

第57話

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第57話

翌朝、起きるとまだ誰も起きてない様子で、昨夜から見なかったガガモを探す為にガガモが風呂に入っていた場所に行くとガガモは湯船に浸かって寝ていた。

「おいガガモ!まさか、一晩中風呂に浸かっていたのか?」

「ん~、あ、オークゴッドさん。おはようございます。何か様子が変ですけど、どうしたんですか?魔物だから変でもおかしくないのかな?」

「身体は大丈夫かい?一晩中風呂に浸かっていると身体に異変が起きるって聞くよ」

「え?そうなのですか?ブェックション。
うわ、寒い。オークゴッドさん寒いです。
それに身体が凄く疲れてます」

ガガモを心配して湯船で寝ていたガガモに声をかけると意外と寝起きって事もあってか、大丈夫そうだと思ったが、盛大なクシャミをした後、寒さと身体の疲れを訴えかけた。

「そうだろうね。ずっと温かい湯だったら良かっただろうけど、冷めてしまっているしね。
逆によく死ななかったね。風呂で寝ると風呂で溺死とか、冷たい水に浸かり過ぎて心筋梗塞になったりするのにね」

「オークゴッドさんの言っている事が何一つ分かりません!お願いします!温かいお風呂に今また入らせて下さい」

「良いけど、出発前には上がらなきゃだよ?」

「はい!今度は頑張って起きてます」

「じゃあ、温めなおすから一度風呂から出て」


ガガモは俺に言われるままに風呂から上がると、風呂の底には黒い砂のような物が点々と見え、汚くて風呂の水を異空間に全部捨てた。

「ああ!な、なにするんですか!」

「いや、なにって汚かったから水を張り直そうと思って」

「あ、そういう事ですか。それなら良いですよ。
早く張り直して風呂に入らせて下さい。
このままじゃ私、寒くて死んじゃいそうです」

我儘な奴だなっと思いながらも黙って新しい水を湯船に入れ、熱々になるくらいの火の玉を湯船に落として完成した。

熱過ぎたら冷まし用の水瓶を湯船の側に置いて、さっさとガガモの風呂場から退出したが、退出して直ぐに「ワァーーー熱い熱過ぎます!」ガガモの声が聞こえたが、火傷したら後で癒せばいいかと、今度は昨夜に首だけ出して埋めたグレムの仲間達の元に行くと全員、何故か頭に土が盛られて眠っていた。

なるべく起こさないように全員を埋められている土を足下から盛り上げる様、想像魔法で想像すると全員が上に勢いよく跳ね上がってしまった。

急いで真下にトランポリンを想像魔法で出すと、ボヨンボヨンとトランポリンに上で跳ね上がって一瞬で全員起きたが、バランスが取れずにトランポリンの上で色んな格好で跳ね続けた。

「わはははは、おっさん、何かあいつら楽しそうな事してるな」

グレムはいつの間にか俺の横にいて、バランスが取れずにトランポリンの上で跳ね続ける仲間達を見て楽しそうだと笑っている。

「いつ起きたんだよ。それならグレム、お前も一緒に乗ったらどうだ?」

「え?ちょ、おっさん、何掴んでんだよ!」

グレムの首襟を掴んで、トランポリンに放り投げるとグレムも一緒にバランスが取れずに跳ねたが、グレムは感覚をすぐに掴んだ分かったのか、足を下に向けてテンポよく自ら跳ねて楽しみだした。

「わぁ、おじさんおじさん、あれ何?
すっごい楽しそうだね」

「ほんとほんと、グレムさん楽しそう。
ミーツさん次、私達にもアレやらせて下さい」

「アマ、アミ、おはよう」

「あ、スミマセン!先に挨拶するの忘れてました」
「もう、アミ、そんなの別にいいじゃん。ね?おじさん」

「アマ!挨拶は大事だよ。兄様も普段から言ってるじゃない」
「もう、アミは真面目だなぁ。おはよ、おじさん」

アマはアミに挨拶について叱られ、渋々といった感じでこちらに手を上げて挨拶をすると再びトランポリンの方に向いて指を差しながら笑っていた。そんな中、俺の真横でシーバスが充血した目で俺を睨んでいた。

「ミーツさん、俺は一晩中起きていたのに何で最初に声を掛けてくれなかったんだ!」

「本当に起きてたんだね。
一晩中何してたんだい?」

「剣の素振りに筋肉トレーニングだ!
お陰で筋肉が痛くて堪らない」

「そ、そうなんだ。あー、風呂だったね。
多分あまり時間ないと思うけど出発までゆっくり浸かってると良いよ」


俺はシーバスにそう言うと、シーバスが最初に入った一人用の風呂の場所まで転移し、ガガモの時と同じ様に冷たくなった湯船の水を張り替えて少しの時間でも疲れが取れるように数種類のハーブ湯船に投入してシーバスに明け渡した。

シーバスに風呂を明け渡して数歩、歩くとシーバスのなんとも言えないような心底気持ち良さそうな溜息が聞こえ、出発はゆっくりしようと再びトランポリンの所に行くとアマとアミがトランポリンの上を楽しそうに飛び跳ねていたが、飛び跳ねる度にアマとアミの着ているローブが舞って下着が見える。まだ大人にもなっていない少女達の下着を見たからって特に欲情するわけでもないが、見ないように目を逸らして辺りを見ると、いつの間にかトランポリンから降りていた素っ裸のグレムの仲間達がトランポリンで遊んでいるアマとアミを眺めてニヤニヤしていた。

そんな奴等はグレムが全員の頭に拳骨をして制裁を与えた。グレムは俺を手招きをし、再び穴に埋める事を提案してきたが、埋めた所で反省はしないだろうと考え、頭を押さえて蹲っている男達を一人づつ身動きが出来ないように、うつ伏せで胴体を土で埋めて固めた。

そんな状態の男達の尻は剥き出しの状態で、俺は手加減をしながら男達の尻を一人づつ一発叩いて行った。『パーン』とドーム内に何とも気持ちの良い音が出たが、男達は叩かれた瞬間に痛みでなのか気絶してしまった。

「おっさん、それやり過ぎじゃねぇか?」

グレムは俺の肩に手を置きながら、俺の行動についてやり過ぎだと注意してきた。確かに、たかが少女達の下着を眺めていただけで剥き出しの尻を叩くのはやり過ぎたかもと、反省して男達を風呂に入れた後にでも尻を癒してやろうと気絶している男達を風呂場に転移させた。

風呂場に転移させた男達を冷めて冷たくなった風呂の水に火を入れて温めて直した後、気絶したままの男達を連続でポイポイと湯船に投げ入れると、男達は湯船に浸かった瞬間に叫び声を上げて湯船から芋虫のように這いずるように上がって真っ赤になった尻を恐る恐る触って悲鳴を上げていった。

「おっさん、ヒデェ事するな。さっき思いっきり叩いた尻を熱い湯に浸けるなんて拷問じゃねぇか」

男達の悲鳴を聞きグレムは真っ先に風呂場に覗きにきて、風呂場で仲間達の現状を見て酷いと非難してきた。

「うん。スマン、うっかりしてた。コイツらが土だらけで汚れてたから風呂に入れて汚れを落として叩いた箇所を癒そうと思っていたんだ」

「そうなのか?それにしてもヒデェな。
まぁコイツらもこれに懲りて、おっさんには今後逆らわないだろうし、丁度良かったのかもな」

俺はグレムと話しつつも男達に手を翳して真っ赤になっている尻を癒した。もう尻は癒したはずだが、未だに男達は尻に手を当ててヒィヒィ言いながら脱衣所まで芋虫のように這って行った。
そんな男達の様子をグレムは笑いながらも男達に肩を貸してグレムも風呂場から退出した。


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