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第6章
第33話
しおりを挟む用務員の仕事であるあのダンジョン調査から数日が経った頃、俺の仲間たち全員が揃ったところで、俺が改装という名の元の原型がないダンジョンの探索に仲間たち皆んなで行く事になった。
魔物たちの配置や、どんな魔物を出すかは、魔石の大きさと魔石に含まれている魔力の多さで、俺が今まで戦った魔物しか造り出せないものの、俺もそれなりに沢山の種類の魔物と戦ったから、大概の魔物は造り出せた。
一階層は学園生も入る事を想定して、ゴブオーガに普通のオーガを沢山配置し、二階層は複雑な迷路なのに、ゴブリン女王を二階層の終わりくらいに配置して、ゴブリンが倒された側からゴブリンを召喚させまくる。
三階層は中々面倒な罠を複数作り、魔物は一切出さないようにし、四階層も二階層並みの迷路にして、罠も三階層みたいに作り、魔物も罠に引っかからないように配置した。
四階層の魔物は主に、小型の暴食竜や土竜(どりゅう)と呼ばれる翼がない硬い竜など、竜縛りで配置した。
五階層は、最後にボスとして俺が一番最初に戦ったミスリルのミノタウロスを配置し、少々特別な仕様のミノタウロスにした。
この考えを一緒にアマとアミがいる時にやったら、複雑そうな表情をしていた。
理由としては、二人では絶対攻略出来ないとのことに俺は首を傾げ、今度仲間たちに探索してもらって結果を聞こうとしたのだった。
普通の人工ダンジョンには踏破した場合の報酬はダンジョンで倒した魔物の素材くらいで、他は何もないが、俺の所は踏破したら六階層にて身体の一部が欠損しても回復できる回復薬三本に、魔力が全回復し、尚且つ魔力の最大値が少し上がるドリンクを一本を出すように設定した。ダンジョンの核は元々最下層にあったのだが、そこは普通に行けば誰も辿り着くことが出来ないような場所に設定してある。黄金のダンジョンでの核に辿り着く方法に似せて作ってあるため、普通は誰も辿り着かないだろう。
後で気付いたが、意識的にダンジョンの事を考えたら、脳内で黄金のダンジョンも今回手掛けたダンジョンも、わざわざその場所のダンジョンに魔力の供給に行かなくても魔力を送ることができることが分かった。
これは他のダンジョンの制作者も同じ事ができるのだと知って、俺が特別ではないことに少し残念だった。
「ミーツさん、本当に滅茶苦茶なダンジョンじゃねえんだろうか。アマに聞いてもはぐらかされるばかりで、ちゃんと聞けてねえんだけどよ」
「まあまあ、シーバスちゃんも、皆んなで探索したら怖くなんてないわよ。ミーツちゃんも、そんな無茶なダンジョンなんて作らないはずよ」
「どうだろうな。お前、忘れたのか?ミーツが辺境の村を作る時、全く自重しなかったのをな」
「今回、僕はアキラの世話もありますし、留守番してますね。って、ちょっとシーバスくん!何で僕の服を掴むの!嫌だ!絶対、ミーツさんのことだから、変なダンジョンに決まってる!僕は嫌だああああ!」
俺の仲間たちはそれぞれ思い思いを言葉にして話し、探索を嫌がる士郎の服を掴んだシーバスが引きずってまで連れて行く。
無口のヤスドルはニヤけているところ、彼は楽しみにしているようだ。
皆んなが揃って準備が出来たことで、念の為、俺は仮面を装着し、アキラは俺が抱っこして一斉にダンジョンの入口まで転移した。
アマとアミは俺に寄り添って、仲間たちにダンジョンがどのような作りで、どのような魔物が現れるかを言えない立場なため、俺と一緒にいるのだ。
「じゃあ、俺と彼女たちはダンジョンの核がある部屋で様子を見させてもらうから、踏破後に意見を聞かせてね」
「兄ちゃんたち頑張ってねー」
「私たちがご一緒できなくて済みません」
そう俺たちは仲間たちに言い転移した。転移する直前に探索中に本当に危険と感じたら、その時点でリタイアさせると言い残して核の部屋で仲間たちの戦いを見守る。
「いったいミーツさんは、どんなダンジョンにしたんだよ。俺も随分と実力は付いたけどよ、流石に怖いな」
「魔法使えるのが俺とヤスドルしかいねえのが痛いな。まあ、でもなんとかなるだろ。
ただ、油断はするなよ」
「そうよ。いくらミーツちゃんでも、そんな酷いダンジョンなんて作らないわ」
「ぼぼぼ僕は、今からでもリタイアしたいですよ。ミーツさんのことだから、絶対まともじゃないはずです」
「俺、楽しみ」
まだ一階層の扉も開けてないのに彼らの会話を聞く限り、酷い言われようである。
各々が話してようやく一階層の扉をシーバスが少し開けた瞬間、安堵した表情になって大きく扉を開けたら大きな声で叫んだ。
「何だこりゃあああああ!ミーツさん早速やってくれたなああ!」
おそらく、彼が扉を少し開けて見たのがゴブオーガだったため、安堵して大きく開けたらフロア中に夥しいほど色んなオーガがいたから叫んだのだろう。そこからは各々が好き勝手にオーガを屠って行く。
嫌だ嫌だと言っていた士郎さえも、オーガの頭を踏み台に飛び回りながら、隙を見つけては蹴りなどの攻撃して倒していた。
最初に叫んだシーバスは思うように剣を振るえない上に、叫んだからオーガたちの標的になっており、そんなシーバスを後方からヤスドルと姐さんが援護して殺されないよう支援する。
シオンはといえば、両手を合掌して魔法を唱えていた。
「お前ら目を閉じろ!」
そうシオンが声を張り上げると光がフロアいっぱいに広がった。だが、一部のオーガたちも彼の言葉を理解しており、言葉を理解しているオーガは目を閉じていて、言葉が分かっていない下級のオーガのみが目を押さえて叫んでいた。
「畜生!ミーツの野郎!なんて魔物がいるダンジョンを作りやがる。一階でこれか!」
「だあああ!ミーツさん!後で絶対殴る!」
「まあまあ、これくらいは難なく倒さなきゃ、上のランクなんて夢のまた夢よ?」
「だから嫌だって言ったんですよ!」
「俺、楽しい!」
ヤスドルは変わらずといった感じだが、姐さん以外のそれぞれが俺の作り直したダンジョンに不満を持っているようだ。
だが、彼らも俺が居ない間に実力もランクも上げているため、不満を漏らしながらも徐々にオーガ共を屠って数が少なくなっていき、最後の一体を倒し終わってシーバス、シオン、士郎の三人はその場で座り込んだ。
ヤスドルは軽く呼吸が乱れているくらいで、姐さんは言わずもがな余裕そうだ。
「ミーツちゃん!今回のダンジョンが終わったら、あたしも含めた皆んなからの制裁を受けなさいよ!」
突然、姐さんが天井を見上げてそう言った。
「おじさん、ダンク姉ちゃんにお仕置きされちゃうの?」
「た、多分大丈夫だと思うけど、どんな感じだかの感想を聞いてから制裁を受けるかね」
同じ映像を見ていたアマが俺に気を遣って聞いてきたものの、大丈夫だと返事をして苦笑いしながらも彼らの二階層に降りて行くのを見守る。二階層に降り立った彼らは、またも物凄い数のゴブリンに硬直するも、今度はゴブリンばかりだから安心できるな!っとシーバスを筆頭にシオンも士郎も安堵したようだ。
そんな彼らも先を進むにつれ、一階層の時と同じ文句を言うことになる。ゴブリンの弱いながらも、倒しても倒してもキリがないゴブリンの群れ、それに加えて複雑な迷路に正直うんざりした様子の仲間たちに両隣で見ていたアマとアミが一言、可哀想と言った。
「何が可哀想なんだい?」
「だって、ゴブリンでもあれだけの数だし、散々倒して進んだ通路の先が行き止まりだったら、流石に兄ちゃんらも可哀想だよ」
「私たちみたいに魔法で一掃したり、通路の先が分かっていたら、攻略の仕方が変わってくるのでしょうが、現状ではシオンさんとヤスドルくんの二人しか魔法使えないですし、かなり厳しいと思います」
彼女たちが言った可哀想について聞いてみたら、そう返ってきたことに納得するも、二階層の攻略は意外と簡単で、それに気付くかどうかで難易度が変わってくるのだ。
因みに彼女たちにこの階層を攻略するとしたら、どう攻略するか聞いたところ、水魔法で一気に流し込んだあとに凍らせてゴブリンの上を歩きながら、新たに現れるゴブリンを凍らせながら進むとの回答に思わず吹き出したら、アマにポカポカと叩かれた。
アミに、じゃあ俺ならどうするかを聞かれた。
「この階層はね、壁が薄いんだ。
どんな複雑な迷路でも壁を壊してしまえば、簡単だろ?何も全ての壁が薄いわけじゃない。
極端に薄いところと、厚いところとがあるから、薄い壁ばかりを壊して行ったら簡単に攻略出来るってことさ」
俺の答えに、アマはズルイと言いながらまたも叩いてくるのに対して、アミは顎に手を置いて、なるほどと言いながら考え込んだ。
「発想の転換ですね」
「そうだね。ダンジョン=壊れない、壊せないと思い込んでいると先進むのが大変なんだよ」
「でもでも、そんなのズルイよ!兄ちゃんたち絶対気付かないって!」
そう彼女たちと会話していると、向こうでは雑魚とはいえ、永遠にやってくるゴブリンにうんざりした様子の面々であったが、八つ当たりで壁を殴ったシーバスが壊れる壁に気付いた。
その瞬間、彼らの時間が一瞬止まり、迫り来るゴブリンを倒しながらシーバスとシオンと士郎は一斉に叫んだ。
「「「なんだこりゃあああああ!」」」
「これは無いわ。これは嫌がらせとしか思えないわね」
「弱い、魔物ばかり、楽しくない」
彼らは俺の仕掛けに呆れたように壁を殴って先に進んで行った。最後の壊せる壁を壊したときに、ゴブリンを召喚し続けるゴブリン女王と遭遇し、ゴブリン女王は瞬殺されるも、まだまだ残っているゴブリンの群れが後方から迫りくるのを見ながら三階層に降りていく仲間たち。
「ミーツちゃんが作ったダンジョンだから、ゴブリンたちが降りて来ちゃうかもだから、このまま先進みましょ」
「だな。あいつのことだ。この三階も碌な階層じゃないだろうからな」
「だから言ったんですよ!僕はなんとなくですけど、まともじゃないと思ってたんですよ」
「俺、まだ、平気」
彼らはそう愚痴りながら三階層を進んで行く。俺の作り直したダンジョンでは、魔物は階層を自由に行き来できるようにしようかと思ったけど、それをやってしまうと三階層の罠がことごとく無効にされてしまうから、その階層の魔物は他のダンジョン同様に出られないようにしたから、姐さんのゴブリンが降りてくるかも知れないというのは間違いである。
三階層がどのような階層か分からない彼らは武器を構え、慎重に進んでいたら先頭を進むシーバスが転倒した。
彼は何につまずいたか足元を見たところ、岩の出っ張りに足を取られたのに一同笑った。
「ははは、お前足元くらいよく見ろよ。初心者か」
「ふふふ、シーバスちゃんも緊張し過ぎね」
「クスクス、ミーツさんの作り直したダンジョンだからって」
「フン!馬鹿がいる」
一緒に行動してきた仲間たちがシーバスを見て笑うのに、顔を真っ赤にして恥ずかしそうに笑うなよと怒る彼は急いで立ち上がったら、またも罠が発動して彼を見て笑っていた他の仲間たちの足元の地面が抜けて、落とし穴に落ちた。落とし穴は一メートルくらいで、穴の中には糞などの汚物が入っているから落ちたらしばらく臭いことになる。
落ちたのは、シオンと士郎だけで、咄嗟に横壁を掴んで回避したのは姐さんとヤスドルだけだった。そんな回避した彼らも、壁がツルツルに滑る壁に変化したのにはどうする事も出来ず、最初に落ちた彼らと一緒のところに落ちた。
「うわ!何だこりゃあ、臭え!」
「ゔゔゔ、これウンコじゃないですか。
シーバスさんを笑った罰がこれって、酷くないですか」
「ミーヅぢゃん~!あたしにこんな仕打ちをするなんて、もう許せないわ!」
「臭い」
「ははは、俺を笑うからそうなるんだ」
落とし穴に落ちた面々は、またも俺に対して文句を言い、それを見て笑うシーバスだったが、彼の足元の地面も迫り上がって彼も糞が溜まった落とし穴に落ちた。
「クソったれが!なんで俺まで!」
彼らの映像を見ていたアマとアミは絶句していた。
「あたしだったら泣いちゃう」
「私も」
「死なないだけマシじゃないか?」
俺は彼女たちにそう言うと、信じられないという風に俺を見つめる彼女たち。
なんで俺がそんなに責められるんだと思いながらも、彼らが穴から這い出て先に進む映像の続きを見てみる。
彼らは文句たらたらで先に進むも、草原じゃないのに草の輪っかが地面にあって、それに引っ掛かっては転倒する面々、怒りに冷静さを忘れた姐さんすらも転倒するのが意外だった。
それにより更に怒りを募らせながら進んで行く彼らに待ち受けるのは、後方の天井から鉄の塊の大玉が転がりながら迫ってきて逃げる彼らは落とし穴に落ちて難を逃れるも、落とし穴はまたも汚水がたっぷり入った落とし穴だったため、這い出た彼らは全身びしょびしょに濡れていた。
匂いも相当臭いことだろう。
先に進むにつれ疲労感が見て分かる彼らが待ち受けていたのは、部屋に閉じ込められて天井がゆっくりと落ちてくる仕掛けで、その場に全員が座り込めば天井の落下が止まるという仕掛けだが、全員が焦って皆んなで天井を押し上げてしまったのは、俺も意外だった。
他にも何もない通路を歩けば、両側の壁が押し寄せてきて先に走って進むも、前方の壁が急に現れて激突し、後方に逃げようとしても後方も同じく壁が現れて、狭い空間に数分閉じ込められるだけの仕掛けに引っかかったり、砂利道を歩けば、跳び石と呼ばれる防犯などに使われる踏めば跳ね上がる小石が靴やブーツの中に入るといった、俺でも引っ掛かると嫌な仕掛けに皆んなが引っ掛かったり、地面がトランポリンのように跳ね上がって天井に激突したりと散々な目にあっていく彼らに、段々とやり過ぎたと反省をする俺。
「流石にやり過ぎたね」
「本当だよ。兄ちゃんらが可哀想だよ。おじさん四階も同じような仕掛けで、しかも魔物まで出す予定だったよね?」
「そうだね。じゃあ、もう彼らは四階層は飛ばして五階層に行ってもらおうかね」
やり過ぎたことを独り言のように呟いたら、アマが仲間たちが可哀想だと言ったことで、疲労感たっぷりの彼らを三階層の途中で五階層に転移させた。
「ミーツちゃん!どういうつもりよ!
哀れんでこんなことしたの!」
「そうだそうだ!俺たちを舐めるなよ!」
「ミーツ、お前俺たちを舐め過ぎだ」
「ゔゔ、僕はもう帰りたいです」
「ミーツ、やり過ぎ。俺も、帰りたい」
彼らは俺に対しての不満の文句を天井に向けて怒鳴ったあと、前方にただならぬ気配を感じて構える。壁の松明が手前から奥に向けて燃えて付いて行き、奥にいる魔物の姿が彼らの目に入った。ヤスドルは少し残念そうにしているものの、他の面々は、あれが普通のミノタウロスでないことを察知して、それぞれ連携を取ってミノタウロスに攻撃していく。
「クソがあ!なんて硬さだ!」
「これがミーツがあの国で戦ったというミスリルのミノタウロスか。だが、明らかにミスリルの硬さじゃないな」
「そうね。あたしの自慢の拳も痛いもの」
「ダンクさんでも痛いんですから、僕の手は折れてますね。さっきからずっと痛いですから」
「楽しい」
俺が配置したミノタウロスは全身はミスリルだが、所々の急所にあたる箇所にオリハルコンでカバーしてあるから、一筋縄では倒せない仕様にしてある。これは姐さんたち用に用意したミノタウロスだ。普段は普通のミスリルのミノタウロスを配置する予定である。
彼らは悪戦苦闘しつつ、シオンの光の魔法を当てて視界を奪ったり、ヤスドルの氷魔法で足を凍らせたりして頑張って傷付けながら、なんとか姐さんの気を溜めた一撃で倒した。
「はあ~~、やっと、やっと終わった」
「ははは、お疲れさん。後でミーツの野郎はぶちのめしてやろう」
「本当よ、ミーツちゃんはお仕置きが必要よ。
これって、あたしがいなきゃ全滅の可能性があったわ」
「はあ~、最初から僕は嫌だって言ったんですけどねえ。両手の指が折れちゃいましたし、後で回復薬飲むにしても赤字ですよ」
「それでも、俺、楽しかった。また、今度、一人で、やりたい」
ミノタウロスは姐さんの一撃で内部から弾けて肉片が所々に飛び散って回収が面倒そうだったため、ダンジョンに吸収された風に見せかけて俺で回収しておいた。
それによって、こんなにも早くダンジョンに吸収されるのかよと憤るシーバスやシオンは、倒したことで現れた階段を急いで降りる。
六階層に降りたシーバスとシオンだったが、六階は宝箱一つと地上に戻るための魔法陣しか置いてないため、彼らは天井に向かって叫んだ。
「おいミーツ!お前まだ何処かで見てるんだろ!出てこい!」
「そうだそうだ!俺もミーツさん、あんたに言いたいことがある!」
「あらあら、シオンちゃんとシーバスちゃんったら、おかんむりね。でも、あたしもよ」
彼らの前に姿を現すのは気が引けるが、ずっと姿を現さないわけにもいかないから、六階に設置している魔法陣の上に彼女らを連れて転移した。
「この野郎!やっと姿を現しやがったな!
一発殴らせろ!」
「シオンとシーバス、滅茶苦茶怒ってるね。
そんなにこのダンジョンは大変だった?
てか、臭っ!皆んな凄く臭いね」
「誰のせいだと思ってんだ!ミーツさん、あんたがこんなふうに作ったからだろうが!」
「あたしは早くお風呂に入りたいけど、先にミーツちゃんのお仕置きしなきゃね」
「僕はもういいです。早くお風呂入ってアキラに抱き着いて帰りたいです。今の僕は汚すぎますから、ミーツさんに抱かれているアキラを触れないですけど」
「てなわけで、アマちゃん、アミちゃん、ミーツちゃんを押さえつけておいてね」
シオンが殴りかかってくるも、彼の拳を受け止めて、足を引っ掛けて転倒させた直後に姐さんからの一言で彼女たちが俺の両腕に絡みついて俺が抱いているアキラをアミが受け取って地面に下ろして、再び俺に抱き付いて身動き出来ないようにされた。
下手に振り解いても幼い子供であるアキラが足元に居るため、怪我させてしまうと考えて仕方なく姐さんのお仕置きとやらを受け入れることにしよう。
俺は目を閉じると同時に頬に激しい痛みを感じて目を開けたら、鬼の形相をしたシオンが殴っていた。
「俺はもうこれでいい。お前、こんなダンジョンを学園生に入らせたら間違いなく死ぬぞ」
彼はそれだけ言ってその場に座り込んだ。
次にシーバスが殴り、シオンは一発だけだったが、シーバスは十発殴って姐さんに止められた。そのまた次は姐さんの番だが、俺の拘束を解かして手合わせという形で制裁を行うと言い出した。
「手合わせって、俺があの時のままの弱いと思っているのかい?下手したらダンク姐さん、君を大怪我させてしまうかも知れないのに」
「あら、それならあたしの鍛錬不足だから問題ないわ。ミーツちゃんが戻ってきてから、何かと忙しくて手合わせ出来なかったじゃない?
ヤスドルちゃんとの手合わせをしているのは何度か見た事あったけど、あれってだいぶ手加減してるでしょ?あたしはミーツちゃんの本気が見たいわ。もちろん素手でね」
姐さんは本気で手合わせを願っているようだ。目が真剣そのものだからだ。
「分かった。それなら皆んなには安全のため、ダンジョンの核がある所に転移させるから、そこで見ていてくれ。
その前に疲労や臭いで負けたとか言い訳されても困るから、その姿をどうにかするよ。ついでにシオンたちもね」
そう俺は姐さんの本気の手合わせを了承し、この場にいる皆んなの怪我や疲労の回復をし、臭い匂いと汚れた衣服の清掃も想像魔法で身綺麗にした。
「あらあら、そんなことして大丈夫なのかしら?随分と余裕のようね。
だったら、あたしは本気の本気で殺らせてもらうわ」
「最後のヤらせてが殺らせてに聞こえたのは俺だけかな。まあ、俺はとりあえず手加減をしつつ、本気で出来るか見定めさせてもらうよ。
その前に転移させるね」
そう俺は姐さんから目を逸らさずに、姐さんと俺以外の仲間たちを核がある空間に転移させた。
「さ、いつでもいいよ」
「あたしを舐めんじゃないわよ!」
姐さんはそう言うと殺気を込めた拳を突き出す。俺の防御力はHPが豊富にあっても紙装甲であるため、あの拳を喰らえば瀕死になってしまうだろうと推測し、まだ届かない姐さんの拳を軽く叩いて軌道を逸らす。
「あらあら、あたしが殺気を込めた拳をそんな軽く逸らされると、ちょっとショックだわ」
「まあ、俺は姐さんのあんな一撃でも喰らうと瀕死になっちゃうからね」
「あら、それならこれならどお?」
姐さんは残像を作り出すほどの拳を突き出し、これらの拳は残像にも殺気が込められていて、先ほどのように叩き逸らそうとしたら残像だったことが何度もあって、このままでは当てられると思い、残像も含めた全ての攻撃を避け、こちらも殺気を込めた平手打ちを姐さんの顔面目掛けて叩いたら、すんなり防御もなく入った。
叩かれた姐さんは二転三転と転がって壁まで飛んで激突して、ぐったりとした。
俺は慌てて姐さんに近付いて容体を確認しようとした瞬間、近付いたら終わると感覚的に感じて離れた。
「惜しかったわ。あー、久しぶりに良いのが入ったわ。ミーツちゃん良いわ、素晴らしいわ。
ここからはお話無しで行くわよ。あたしか、貴方が参ったと言うか、死ぬまで殺るわよ」
姐さんはそう言った直後、視界から消えた。
消えたというのはその場で跳び上がったからだが、仲間の中で俺以外の人には消えたと思うだろうが、跳び上がった姐さんはそのまま、蹴り下ろすが、俺は数歩引いて避ける。
自分が俺より劣ると思ってないようだから、俺も本気の殺気を振り撒いて拳を握り、顔面に当たるスレスレで寸止めした。
寸止めした瞬間、風圧が顔に当たり、髪が舞い上がり顔の皮膚が揺れた。
それによってその場で座り込む姐さん。
「ま、参りました。なんて殺気なの。
本気であたしを殺そうとしたの?」
「はは、そんな訳ないじゃないか。
ただ、本気の殺気を込めた拳を寸止めしただけだよ」
「あれがミーツちゃんの本気。あたし、寸止めされるまでの間、今まで生きてきた過去の記憶が出てきたわ」
「それって走馬灯じゃないの?」
「走馬灯?ミーツちゃんの世界の言葉で、そういうの?」
「そうだよ。死ぬ直前に見ると言われているけど、俺はまだ見たことないかな。
それで?姐さんの負けでいいんだよね?」
「ええ、あたしの負けよ。あたしもまだまだだってことが分かって良かったわ。
時々でいいから、本気の手合わせをしてもらえるかしら?」
「えー、嫌だなあ。俺はなるべく仲間に手を上げたくないんだよ。それに、そもそも姐さんにとって不利な戦いだったんだよ」
俺の言葉にどういうことか首を傾げる姐さんに、姐さんが普段から使用している武技の型を幾つか披露した。
これらは、石板で覚え学んだことであるが、俺は姐さんの武技はもちろんのこと、姐さんも知らないであろう技も知っているため、手合わせは俺に有利であることを告げたのだ。
「ふふ、やっぱりミーツちゃんは甘いわね。
それでこそっていうべきなのかしら、でもミーツちゃんがその気になるよう、あたしも頑張るわ。
今のミーツちゃんになら言えると思うから教えてあげるけど、あたしは昔、武技の師匠がいたのよね。
その人に短い間だったけど、色々学んだわ。
でも、とある時のスタンピードで現れたキマイラによって殺されちゃったの。だからあの時キマイラが現れた時は嬉しかったわ。
あの時と違う個体だったとしても、ほとんどあたし一人で倒せたんだもの。今度、あたしが知らない技について教えてね」
姐さんはキマイラとの因縁について話してくれたあと、握手を求めてきた。
それを俺は握り返したら、そのまま流れるように一本背負された。
「これでダンジョンでのお仕置きは終わりね。
さっき、シオンちゃんが言ってくれたけど、このダンジョンって学園生が作ったものをミーツちゃんが手直ししたのよね?
それで、ここを一般公開するんだったら、高ランク専門にするか、もっと手直しをして簡単に攻略できるようにしなきゃ」
「なるほど、具体的にどの辺りがキツイと感じた?」
「それは人それぞれだと思うから、皆んなの意見を聞いた方がいいと思うわ。あたし的には三階の罠の階層が辛かったわ」
姐さんの言い分はもっともだと思い、核のある空間にいる仲間たちを俺たちがいる階層に転移して意見を聞いたところ、シーバスと士郎は最初から最後までが辛かったと言い、シオンは姐さんと同じく三階が辛かったと言った。
複雑な迷路や多くの魔物は、他のダンジョンでもよくあることだからそこまで大変ではなかったらしいが、四階層が二階と三階の合わせた階層だと知った時のアマとアミ以外の仲間たちの反応はマジかといった反応だった。
「お前の判断は間違ってなかったというわけか、あのままお前が作ったという四階層に行ってたら、俺はお前のパーティを抜けていただろう」
「そうね。あの罠ばかりの階層に魔物がいるって考えられないわ」
「俺もシオンさんと同じ考えだ。俺もあんたに付いて行けなくて抜けていただろう」
「僕は抜けるもなにも、ミーツさんに助けられたし、今後のことを考えたらミーツさんに付いていった方がなにかと生きやすいだろうし、こういう無茶なことされなければ抜けることはないです」
「俺は、少し、楽しめた」
各々のダンジョン踏破についての感想は、今後の参考にすると言って、ダンジョンを出ようと地上に転移したら、俺の肩にシオンとシーバスががっしりと掴んだ。転移する前にコソコソと耳打ちしていたのが見えたが、それが今まさにこういうことをするための耳打ちだったのだろう。
「お前が作ったんだ。お前も入ってみないと分からない点があるんじゃないか?」
「そうだシオンさん、ついでにハンデとしてアマとアミも連れて行ったらいいんじゃねえか」
「別にいいけど、俺は攻略法を知ってるから、なんの参考にもならないよ。それに、アマたちにも攻略するならどうする?ってシオンたちが攻略中に度々聞いていたから、分からない点と言われても大して無いと思う」
そう俺は率直に言うも、彼らはいいからさっさと行って、今度は俺たちが見守る番だと俺に蹴りを入れた。
彼女らは嫌々と拒否するも、姐さんもシオンらに同意していってらっしゃいと威圧を込めて言うものだから、仕方なく彼女らも行かなく行けなくなって、シオンらを核がある空間に転移して俺たちはダンジョンの入口を開けて入った。
「ありえねえ!あんなのインチキだ!」
そう叫ぶシーバス。
入って最初の一階層は、早々に彼女たちの魔法で色んな種類のオーガを一掃。その間、俺は彼女たちが攻撃されないようにシールドの結界を張る。
二階層は俺が壊せる壁だろうが壊せない壁だろうが、お構いなしで壁をぶち破って、その間の魔物は彼女らが討伐し、二階層も難なく攻略。
三階層に至っては、事前に彼女らに飛行魔法を同調を使って憶えさせていたため、落とし穴や跳び石関連は無効で、壁の押し出しや天井落下や大玉鉄球などの罠は、俺が殴り時々想像魔法で壊した。
四階層も二階と三階の融合階層であるため、二階の時と同様に壁を壊しながら飛行して難なく攻略。
その間、魔物は小型の暴食竜など、狭い通路でも勝手が利く魔物を配置していたものの、俺には雑魚同然であるため、壁を破壊する際、一緒に討伐。
ボスがいるミスリルのミノタウロスは最初こそ、彼女たちに任せていたものの、彼女たちでもミノタウロスの倒し方は思い付いてなかったらしく、俺と交代してミノタウロスの顔を水で覆って溺死させて終了。
これをダンジョンに入ってものの三十分も掛からずにやったことで、彼が怒っていたのだ。
怒っているのは彼だけで、他のメンバーは、俺が制作したから攻略して当たり前だとか、俺存在そのものが異常や反則だから仕方ないとか、散々なこと言われた。
彼を宥める仲間たちによって、彼は落ち着きを取り戻し、このダンジョンは仲間うちで話し合った結果、高ランク専用との看板を設置して、ミノタウロスも普通のミノタウロスに設定しようかとも思ったが、ミスリルのミノタウロスに戻した。
どうせ高ランク専用なら暴食竜か、ドラゴン系の何かをダンジョンボスにしたかったのだが、それは仲間たちに猛反対されたことで却下されたのだった。
のちにSSSランクに昇格するためのダンジョンとして、学園都市でのダンジョン街でも有名なダンジョンになるのだが、これはまた別の話である。
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そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
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旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
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助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
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小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
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