異世界召喚されて神様貴族生活

シロイイヌZ

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第三十一話

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 お互いに満足したので、俺のベッドの上で裸にタオルだけを巻いて、サナが作ってくれていた昼食を摂ることにする。
愛しの妻とキャッキャウフフしながら食べる、妻の手作りローストビーフサンドイッチは最高に美味しいな。

 遅めの昼食を終えて、サナがセーラー服に着替えるところをじっくりと鑑賞する。
紺色の膝上丈のプリーツスカートに同色のセーラーカラー。
桃色のリボン型のスカーフ。
夏らしい白い身頃と二本の襟ラインが眩しい。
いつも輝いているサナの可愛らしさが、より際立って見える。
 日本に於ける学校の制服であることは話してあるが、この世界の学校には制服は存在しないそうなので、敢えてサナのセーラー服は訪問着という扱いにすることにした。
「こんなに可愛らしい服が私専用の訪問着だなんて、すごく贅沢ですね」
ニコニコしながらその場でスカートをひらめかせてクルリと回るサナは、まさに『地上に舞い降りた天使』だ。
 あまりの可愛らしさと美しさに思わず抱き寄せてキスをしてしまう。
今すぐにこの服装のサナともセックスを楽しみたいところではあるのだが、これからサナのお母上にご挨拶に伺うという重大なミッションが控えているので、必死に耐え忍ぶ。
 そんな俺の我慢を知ってか知らずか、サナは嬉しそうに微笑んで「んっ♡ んン♡」と小さく喘ぎながら激しく舌を絡ませて唾液を交換してくれる。悩ましい。そして愛しい。
「サナ…。俺の愛しいサナのキスは最高に美味しいよ。柔らかでいい香りで、いつまででもしていたくなるね」
「英樹様のキスも、美味しくて柔らかな唇が気持ち良くて、愛しい英樹様の香りを間近で堪能できますから、私もいつまででも味わっていたくなります♡」
同じことを言葉を変えて伝えてくれる。これが『相思相愛』というヤツなのか。
 サナは自分の着替えを済ませると、俺の着替えを手伝ってくれる。
俺を立たせてお掃除フェラを済ませると、パンツを穿かせてくれる。
Tシャツを着せてくれて、薄手のシャツを羽織らせると今度はベッドに座らせる。
それさえも俺の手を取り、優しくだ。
そして俺の前に跪くと、片足ずつ自分の膝の上に載せて靴下を履かせてくれる。
 今朝から着替える際はサナがこのように着せてくれる。
「君は俺の妻であってメイドじゃないんだから、そんなことしなくていいよ」
と、止めたのだが
「私はメイドとしてお着替えを手伝っているわけではないですよ?愛する夫のお世話をしたくてお手伝いしてるんです。『やめろ』と言われるなら止めますが、泣きますよ?」
可愛いサナにとってもキュートな笑顔でそう脅迫されると、拒絶出来るはずもない。
ある条件を二つほど付けて、俺はありがたくサナの奉仕を受け入れることにしたのだ。

 サナと手を繋いで前庭に出る。お母上への手土産を車に積んでおこうと思ったのだ。
「英樹様、それはなんですか?」
「これかい?これはサナのお母様への贈り物だよ」
「そんな!私の母にまでお気遣いいただかなくて結構ですよ!」
両手を顔の前で左右にぶんぶん振って否定する。
「あのさ、大切な娘さんをこんな俺なんかの妻に貰ったんだよ?これくらいの手土産を持ってご挨拶に行くのは、俺の世界では当然のことだよ?」
「私の方こそ、こんな不束な私をめとっていただけるんですから、持参金を持ってお嫁に行くくらいでないと釣り合わないですよ…」
反論するサナの唇に人差し指をそっと当てて制する。
「サナは若くて可愛い。そして美しい。その上、料理も家事も得意だ。こんなに素晴らしいお嫁さんなんだから、持参金なんていらない。身一つで俺のお嫁さんになってくれればいいんだよ」
「英樹様…♡ やっぱり器が大きくていらっしゃいますね…♡ 惚れ直しました♡」
この世界では『男気』がモテ要素なのかもな。
でも、どれもこれも日本じゃ当然な気がするのだが…。
日本では嫁なんて貰ったことが無いから解らんけど。
「そりゃそうと…。教会で司教様のサインを貰うミッションは残ってるけど、俺とサナはもう夫婦なんだ。『英樹様』って呼ぶのは止めないか?俺は『サナ』って呼び捨てなのに、サナは俺を『様付け』で呼ぶのは、やっぱり平等じゃないよ」
サナはキョトンと不思議そうな顔をしているが、すぐに
「ん~…。英樹様の世界の妻たちは旦那様のことをどう呼んでるのですか?」
「夫のことも呼び捨てが多いな」
「それはダメです!こちらの世界では普通ではないです!人様の前で夫のことを呼び捨てになんて出来ないです!したとしても私がエリス姉さまに叱られますし、何より英樹様が妻の教育も出来ないだらしない人間だと思われてしまいます!」
「呼び捨てにし合うのも一つの愛の形ではあると思うけれどね…。でも、そこまで拒絶するなら無理強いはしないよ」
そう言うと、心底ホッとした顔をするサナ。可愛い。
「…そう言えば、俺の住んでる国ではないけど、外国では『ダーリン』って呼ぶ国もあるな…」
サナの目が一瞬だがキラッと光る。
「『ダーリン』…ちょっと可愛い響きですね。どういう意味なんですか?」
「確か、『私の愛しい人』とか『最愛の人』って意味だったと思うよ?」
「称号みたいな物でしょうか…?でも、素敵な意味のある言葉で呼ぶのですね…。英樹様の世界は本当に色んなことがオシャレですね」
顔を桜色にして噛みしめるように呟く。
「ダーリン…。ですか…。いいですね。英樹様のこと、二人きりの時だけですけど、そうお呼びしてもよろしいですか?」
「勿論!そう呼んでくれたら、もっとサナのこと愛しちゃう!」
「今でもたくさん愛していただいてるのに、これ以上愛していただけるんですか?それは是非ともダーリンってお呼びしないといけないですね!」
また可愛い『フンスッ』を見せてくれる。そんなサナの腰に手を回し抱き寄せる。
訪問客の前や出先ではこれまで通り『英樹様』らしいけれど、二人きりの時は『ダーリン』と呼んでくれるらしい。
様子を見てエリスたちの前でも…とのことなので、サナなりに譲歩してくれてのことだし、夫婦として一歩前進というところだろう。
「早速、呼んでみてよ。愛しいサナ」
「はい、ダーリン。私も心の底から愛してますよ♡」
そして唇を重ね、愛が溢れ出るほどの幸せなキスを交わす。
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