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第2章 成長と訓練編
第17話 リーンの働きっぷり
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ギルドマスター室を後にし、受付の方に戻り、素材の査定をしてもらいにきた。
「それでは素材のご提示をお願いします。」
「わかりました。」
ゴブリン、コボルト、モグラの素材を出す。だいたい3分の1を取り出したあたりで、
「あ、あの多すぎるので解体室に移動してください。ここよりも広いので。」
「あ、わかりました。」
受付さんに解体室に案内してもらう。たしかに結構広い。奥にはでかいモンスターを解体してる様子も見える。
「それでは、残りのものすべてを出してください。」
「わかりました。」
カバンから一気に取り出す。俺が取り出す様子を見て、リーンも手伝ってくれる。そしてアクアもリーンが手伝ってる様子を見て手伝ってくれる。
「あらあら、本当にいい子達ですね。」
「ええ、本当にそうです。」
2匹とも腕を伸ばし、カバンに突っ込みひょいひょいと魔石やら皮やらを出していく。
しばらくすると、リーンがカバンから素材を出すのをやめると、アクアがひょいひょいと適当に出していた物を一気に仕分けし始めた。
リーンが何か体をプルプル震わせると、体からシートのようなもの出して、そこに素材を並べている。シートを触るとスライムの感触がある。どうやらアイテム生成の力のようだ。
5分後、リーンの作ったシートには多分300は超える魔石に皮や牙もある。受付さんが必死で数えて、
「ゴブリンの魔石が186個、牙が56本、モグラの魔石が85個、爪が65個、コボルトの魔石が86個です。金額の方が、合計で68000ダリルとなります。それとダンジョン制覇料として30000ダリル追加で98000ダリルになります。」
「98000ですか。なかなか多いですね。」
「正直このランクのモンスターでこれだけの額はなかなかないですね。」
報酬を受け取って、ギルドを出る。まだ夕方前なので、少し買い物してから帰る。とりあえず武器屋に行こう。
「いらっしゃい、お、その様子だとダンジョンクリアできたようだな。」
「はい、おかげさまで無事に終わりました。」
「そうか、それで今日はどうした。」
「実は剣がかなり刃こぼれしてまして、新しくまた買おうかと思って。」
「そうか、そんじゃあこいつはどうだ。鉄なんだが、そこらのとは違いかなり純度が高い鉄だから軽くて硬い。代金は60000ダリルだ。」
受け取って、試しに振ってみる。
「たしかに前のより軽いな。」
これなら、前よりもプロレス技をよりやりやすくなるかもな。
「それじゃあ、これください。」
「あいよ、他にはどうする?」
「んー、あ、それじゃあ、あのグローブください。」
俺は並んでいた指ぬきグローブを指した。プロレス技の投げ技の負担が少し軽減されると思う。
「OK、これは7500ダリルだ。」
「はい。結構いい感じかな。」
はめてみると、かなりしっくりくる。
武器屋を出て、宿屋に戻ると新しくスライムが増えたことで結構驚かれた。他の冒険者にもみられたが、以前あの受付を一蹴したからか警戒の目で見てくる。部屋に戻る。
部屋に入ると、リーンが新鮮な気分がするのか部屋中をぴょんぴょんと跳ねる。すると俺の方に寄ってカバンを取って、かける場所にカバンを掛けた。本当にしっかり者だな。
「リーンは偉いな。」
「ピュー♪♪」
撫でると嬉しそうにプルプル震わせる。すると後ろからアクアが自分もと俺の方に寄ってくる。
「はいはい、アクアもな。」
「キュ~♪」
スライム達と部屋で遊んだ後は、飯を食いに下へ降りる。今日はイノシシ肉ステーキにロールパン、新鮮なサラダだ。
「いただきます。」
「キュキュ~」
「ピュ?ピュー」
どうやら俺のいただきますにアクアが反応してたから驚いたのかな。そのあとちゃんと反応するあたりかわいい。
リーンはやっぱり器用だった。一度スプーンやフォークで食べさせると、自分からスプーンやフォークを使って食べ始めた。
食べてるとリーンのサラダになにかがかかってる。リーンが腕から何かを垂らしてサラダにかけて食べている。
「リーン、なに掛けてるんだ?」
「ピュー、」
問いかけると、腕をニョーンと伸ばして、俺のサラダの皿に液体をかけていく。なにかの溶解液か?とりあえず食べてみる。
「ん!?これはドレッシングか。」
和風醤油な味だ。あ、さっきのイノシシ肉ステーキのタレから作ったのか。結構美味しい。
「うまいな、リーンさすがだな。」
「ピュ~♪」
えっへんという感じで体を張る。食べ終わると、いつものようにアクアがピョーンと皿の方に飛び乗り残りの油などを吸収していく。
部屋に戻って、ベッドの方に行くと、リーンが掛け布団をめくってくれる。すごい働きぶりだ。
「ありがとう。それじゃあ寝るよ~。アクア、リーン。」
「キュ!」
「ピュ!」
気持ち良いクッションが二つに増えて気持ちいい。この気持ち良さにいつのまにか落ちてしまった。
「それでは素材のご提示をお願いします。」
「わかりました。」
ゴブリン、コボルト、モグラの素材を出す。だいたい3分の1を取り出したあたりで、
「あ、あの多すぎるので解体室に移動してください。ここよりも広いので。」
「あ、わかりました。」
受付さんに解体室に案内してもらう。たしかに結構広い。奥にはでかいモンスターを解体してる様子も見える。
「それでは、残りのものすべてを出してください。」
「わかりました。」
カバンから一気に取り出す。俺が取り出す様子を見て、リーンも手伝ってくれる。そしてアクアもリーンが手伝ってる様子を見て手伝ってくれる。
「あらあら、本当にいい子達ですね。」
「ええ、本当にそうです。」
2匹とも腕を伸ばし、カバンに突っ込みひょいひょいと魔石やら皮やらを出していく。
しばらくすると、リーンがカバンから素材を出すのをやめると、アクアがひょいひょいと適当に出していた物を一気に仕分けし始めた。
リーンが何か体をプルプル震わせると、体からシートのようなもの出して、そこに素材を並べている。シートを触るとスライムの感触がある。どうやらアイテム生成の力のようだ。
5分後、リーンの作ったシートには多分300は超える魔石に皮や牙もある。受付さんが必死で数えて、
「ゴブリンの魔石が186個、牙が56本、モグラの魔石が85個、爪が65個、コボルトの魔石が86個です。金額の方が、合計で68000ダリルとなります。それとダンジョン制覇料として30000ダリル追加で98000ダリルになります。」
「98000ですか。なかなか多いですね。」
「正直このランクのモンスターでこれだけの額はなかなかないですね。」
報酬を受け取って、ギルドを出る。まだ夕方前なので、少し買い物してから帰る。とりあえず武器屋に行こう。
「いらっしゃい、お、その様子だとダンジョンクリアできたようだな。」
「はい、おかげさまで無事に終わりました。」
「そうか、それで今日はどうした。」
「実は剣がかなり刃こぼれしてまして、新しくまた買おうかと思って。」
「そうか、そんじゃあこいつはどうだ。鉄なんだが、そこらのとは違いかなり純度が高い鉄だから軽くて硬い。代金は60000ダリルだ。」
受け取って、試しに振ってみる。
「たしかに前のより軽いな。」
これなら、前よりもプロレス技をよりやりやすくなるかもな。
「それじゃあ、これください。」
「あいよ、他にはどうする?」
「んー、あ、それじゃあ、あのグローブください。」
俺は並んでいた指ぬきグローブを指した。プロレス技の投げ技の負担が少し軽減されると思う。
「OK、これは7500ダリルだ。」
「はい。結構いい感じかな。」
はめてみると、かなりしっくりくる。
武器屋を出て、宿屋に戻ると新しくスライムが増えたことで結構驚かれた。他の冒険者にもみられたが、以前あの受付を一蹴したからか警戒の目で見てくる。部屋に戻る。
部屋に入ると、リーンが新鮮な気分がするのか部屋中をぴょんぴょんと跳ねる。すると俺の方に寄ってカバンを取って、かける場所にカバンを掛けた。本当にしっかり者だな。
「リーンは偉いな。」
「ピュー♪♪」
撫でると嬉しそうにプルプル震わせる。すると後ろからアクアが自分もと俺の方に寄ってくる。
「はいはい、アクアもな。」
「キュ~♪」
スライム達と部屋で遊んだ後は、飯を食いに下へ降りる。今日はイノシシ肉ステーキにロールパン、新鮮なサラダだ。
「いただきます。」
「キュキュ~」
「ピュ?ピュー」
どうやら俺のいただきますにアクアが反応してたから驚いたのかな。そのあとちゃんと反応するあたりかわいい。
リーンはやっぱり器用だった。一度スプーンやフォークで食べさせると、自分からスプーンやフォークを使って食べ始めた。
食べてるとリーンのサラダになにかがかかってる。リーンが腕から何かを垂らしてサラダにかけて食べている。
「リーン、なに掛けてるんだ?」
「ピュー、」
問いかけると、腕をニョーンと伸ばして、俺のサラダの皿に液体をかけていく。なにかの溶解液か?とりあえず食べてみる。
「ん!?これはドレッシングか。」
和風醤油な味だ。あ、さっきのイノシシ肉ステーキのタレから作ったのか。結構美味しい。
「うまいな、リーンさすがだな。」
「ピュ~♪」
えっへんという感じで体を張る。食べ終わると、いつものようにアクアがピョーンと皿の方に飛び乗り残りの油などを吸収していく。
部屋に戻って、ベッドの方に行くと、リーンが掛け布団をめくってくれる。すごい働きぶりだ。
「ありがとう。それじゃあ寝るよ~。アクア、リーン。」
「キュ!」
「ピュ!」
気持ち良いクッションが二つに増えて気持ちいい。この気持ち良さにいつのまにか落ちてしまった。
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