スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった

Miiya

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第9章 温泉街リリーシア

第103話 討伐後

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先ほど戦線から離脱した冒険者たちが戻ってきた。

 「一体どういうことだよ。」

 「いや、リーダーまずはこの人たちにお礼を言いましょうよ。このたびは助けていただきありがとうございます。」

 「ああ、そうだな。俺からも礼を言う。本当に助かった。君達がいなかったら俺たちはもう壊滅していた。」

 「大丈夫ですよ、結果俺たちは倒せたんで。俺はシンジと言います。」

 「俺はヨーグ、[エルーリシア]のリーダーを勤めるものだ。」

この後俺たちはある程度の自己紹介をした。

 「君は冒険者ランクはいくつだ?見たこと無いがヒドラを倒すってことはかなり高いだろ?」

 「Cですね。」

 「「「Cーーーーー!?」」」

 「早くランク上げたいんですけどまだ冒険者になって日が浅いんですよ。」

 「冒険者になって何日なんだ?」

 「だいたい2~3ヶ月ですね。こちらにいるシルはまだ2日です。」

 「リーダー、なかなかやばい人が来ましたね。」

 「まあ、どんなやつであれ助けてくれたことに変わりない。」

 「それで、これどうしますか?」

俺は首の無いヒドラを指差し、この後のこれの処理について聞いてみる。

 「ああー、ヒドラとなるとギルドマスターへの報告が必要かもな。俺らはここ近辺の調査のために来てたんだが、そこでさっきのヒドラに遭遇したんだ。」

 「それで俺がヨーグさん達に会った。」

 「そういうことになる。それでこいつについては分け前はギルドマスターに判断を仰ぐことになる。」

 「わかりました、とりあえずこいつの解体しますか?」

 「ああ、そうだな。お前は疲れてるだろ?俺らがやるよ。」

 「アクアたち解体できるか?」

 「キュー!」

 「おいおい、スライム達に何話してるんだ......!?」

ここはヨーグさんの立場もあるかもしれないけどスライムたちに任せてもらう。エレノアさんに言われたスライムを広めるための一つの方法だ。

アクアたちはあれだけの戦闘を繰り広げたにもかかわらず完璧な仕事ぶりだ。ミニスライム達も細かな作業をしている。アクアがある程度の大きさに解体した部位を細かくしている。

 「すごいふわっふわね。」

 「ピイー♪」

ここにもまたルーの可愛さに魅了された女性がいた。ルーはまだ幼いためより可愛らしさをかもし出していた。

 「ところで、あのポーションはどこかに売られてるのか?」

 「いえ、あのポーションはうちのリーンが作ってくれた物です。」

 「あんな上質なものどうやって作るんだ一体!?」

 「ええーとリーン!これどうやって作ってるの?ふんふん、霊薬草にフーノー草を混ぜ合わせたポーションなのか。」

 「霊薬草!?」

あ、このまえのシルみたいな反応だ。

 「キュー!!」

 「お、終わったか。ご苦労様。」

 「リーダー、すごい光景ですね。スライムが解体したり遊んだり、と。」

 「ああ、でもあれだけの信頼があるからああやってスライムでもすごいことをやってるのかもな。」

このあと、ヒドラの素材を一旦カバンにいれて待ちに戻った。ちなみに俺たちの残りのクエストの鉱石についてはヨーグさん達が持ってたので回収しに行く必要がなくなった。

 「エルーリシアのヨーグだ、クエスト報告でギルドマスターに直接報告したいことがある。」

 「はい、なにがありましたか?」

 「ヒドラが出た。」

 「!?...わかりました、それではギルドマスターの元にご案内します。」

受付さんはヨーグさんに事態について聞くと途端に顔色を変え神妙な顔で案内し始めた。

~~~~~~~~~~~

トントン

 「おう、入れ。」

 「失礼します、エルーシア一団、それとほか二名を連れてきました。」

 「ヨーグか、何があった。」

 「はい、俺たちがここ近辺の調査していたところにヒドラが現れました。」

 「な!?ヒドラ、だと!?」

 「はい、確かにヒドラが出ました。」

 「そうか、よく戻ってくれた。」

 「いえ、彼らがいなければ今頃やつのはらのなかにいたことでしょう。」

 「君達は?」

 「シンジと言います、こちらは仲間のシルです。」

 「!?なるほどな、このことは俺たちだけの秘密にしておく。ヒドラが出れば国全体のおおごとだ。」

ヒドラってそんなにやばい相手だったのか。ドラゴンでもあれだけの騒ぎだったし。

 「解体したものがあるのでそれの査定をお願いします。全額シンジに渡してやってください。」

 「それについてはまた後日通達する。ヨーグたちは一旦退出してくれ。またなにかあれば呼ぶ。」

 「わかりました。シンジ、本当にありがとうな。」

ヨーグさんたちは受付さんと一緒に戻っていった。

 「さて、と改めましてシンジ君、いやシンジ=タダ君。俺はここのギルドマスターのデイブだ。」

 「!?何で俺の名前を?」

 「君についてはこの国の重鎮達にすでに知られている。ドラゴン討伐、レジェンダリースライムを従魔にもち、リヴァイアサンも討伐した、と。」

 「シンジ様そんなに強い方だったのですか。」

 「そんなに俺のことが知られてるんですか。」

 「ああ、最近魔王討伐のために各国が共闘するのは知ってるか?」

おれは縦に首を振る。

 「そこで国王たちや俺たちギルドマスターが共闘とともにお前のことも話された。」




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